Fate /World Record~樹海聖杯探索~ 作:片倉 陸翔
なかなか時間がありません
では、どうぞ('ω')ノ
「あ、先生!!」
森を抜けると、集合場所が見えてきた。
鳥居の近くでロザリアが手を振っている。
「すまない。待ったか?」
「いいえ、それより、先生どうしたんですか?泥だらけですよ!?」
「サーヴァントに襲われてな」
「ええ!?そんな。クラスは?」
「バーサーカーだ。だが、もう倒された。だから...」
「まだよ」
ふと、ウェイバーの背後から声がした。
すると、その場に人が現れた。
いや、正確に言えばサーヴァントだ。
「まだということはどういうことだ?キャスター」
キャスターと呼ばれた女性は、軽く微笑むと、
「あの狂戦士はまだ生きている。魔力が途絶えていないもの」
「・・・・・・・そうか」
「あら?あまり、驚かないのね?」
「いや、十分に驚いている。そんな宝具の持ち主は初めてだからな」
「あの~」
ロザリアが声をかける。
「彼女は...」
「ああ。今回の私のサーヴァントだ」
「いいの?見た感じ彼女もマスターよ?」
「彼女は私の協力者だ。ロザリア、君のサーヴァントは?」
「はい。アーチャー」
すると、突然彼女の横に深緑のローブを被ったサーヴァントが現れた。
「ほいほい。出てきましたで。えーと。あんたがお嬢の協力者かい?」
「ほお」
ウェイバーが感心したようにロザリアのサーヴァントを見た。
「おおっと、旦那。それ以上の散策はやめてくれよ。こちとら、職業がらあんまり人さまに知ら
れるのは嫌でね」
「ふーん。なかなかね」
キャスターが呟く。
「何がだよ」
聞こえていたらしく。アーチャーが聞き返した。
「あのバーサーカーに比べたら、なかなかの戦士よね~でも、もっと表に出ればいいのに」
「俺にはそんなの向かねえよ。日影が似合うもんでね」
嫌そうに顔をそむけた。
「さて、集合できたことだ。一端ホテルに戻って作戦会議といこうか」
「はい」
ロザリアが返事を返す。しかし、
「いやよ」
キャスターである。
「私は自由にさせてもらうわ。今までは、単なる気まぐれ、これからは自由にさせてもらうから」
「いや、待て。そんなことできるか。第一サーヴァントがマスターから離れて行動するなど、アー
チャークラスでなければできないことだ」
すると、彼女はたちまち不機嫌な顔をした。
「何?貴方私に逆らうの?」
「逆らうも何も、君はサーヴァント、私はマスターだ。それくらいは守ってくれ」
「じゃあ、貴方が付いていればいいのね?」
にやりと笑うと、ウェイバーの前に進むと、
「じゃあ、一緒に行きましょ?」
「・・・・・・・・・・」
ウェイバーもまた不機嫌な顔を浮かべた。
「先生。私たちは先に戻っていますから、先生は彼女とどうぞ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「先生?」
「お前は少し似ているが、似ていないな」
「え?」
「わかった。先に戻っていてくれ」
「わかりました」
「ふふふ。貴方物分かりいいじゃない」
「慣れているだけだ。昔もこんな感じとは言わんが振り回されたからな」
「へ~」
「ほら、いくぞ」
そういうと、二人は階段を下りて行った。
二人を見送る彼女に、アーチャーが話しかける。
「いいんですかお嬢?」
「先生なら大丈夫。それよりアーチャー。準備は」
「言われた通り。ここ一体の地形の観察と、仕掛けは終わったぜ」
「そ、じゃあ私たちも行こうか。なんか食べてく?」
「いや。あんまりばれるのは」
「わかった。じゃあ、行こうか」
ロザリアが言うと、アーチャーは霊体化し、ロザリアは階段を下りて行った。
今のところ、サーヴァントは三体出てきています。
真名が分かったら、感想のところにかいてみてください。
読んでいただきありがとうございました。