Fate /World Record~樹海聖杯探索~ 作:片倉 陸翔
いろいろとオリジナル設定が登場します。
では、どうぞ('ω')ノ
ホテルのロビーに入ると、ロザリアがソファーに座っていた。
ウェイバーに気付くと、荷物を抱えて走ってきた。
「すまない。待ったか?」
「いいえ。フロントにあったパンフレットとか見てたので、そこまでは」
「そうか、すぐに受付に行こう。召喚は夜だから、それまでは自由にしていいぞ」
「いいんですか?やったー!!」
子供のように喜ぶ彼女をウェイバーはおかしく思い苦笑いを浮かべた。
「ぶ~~~。なんですか。その笑いは」
「いや、最初あってからだいぶ変わったな。こっちが素か?」
「そうです。それがなんですか」
ぷうっと頬を膨らませるロザリア。
それをなだめると、受付のカウンターに向かう。
「いらっしゃいませ。当館へは何拍されますか?」
「三週間を予定している」
「わかりました。本日はご家族での旅行でしょうか?」
「ん?」
「あら?違いますか?」
ここにきてウェイバーはやっと気づく確かに周りからすると、父と娘の二人旅行のように見えるだろう。隣ではロザリアが笑っているが隠せていない。
「ああ。違う。部屋は別だ」
「ということは、会計は別になりますが...」
「構わない」
「ッひ!?わかりました」
何かを感じた受付の人は、早々会計を済ませると、鍵を渡した。
「で、ではごゆっくり」
顔が少し青くなっていたがウェイバーは気にせず鍵を二つ受け取り、片方を渡した。
「えへへ。家族だそうですよ」
「うかつだった。考慮すべきだった」
「いいじゃないですか?」
「なんで嬉しそうなんだ?」
「えへへ」
彼女に疑問を浮かべるが、早くこの場を去りたい思い勝った。
「はあ、行くぞ。三階だ」
彼女に鍵を渡し、二人は階段を上がっていった。
すると、突然ウェイバーの携帯が鳴りだした。
「ッー」
問題は誰から来たかだ。正直このままだとこの婆はうるさい。
「なんだ」
『ああ、繋がった繋がった。どうだ坊主。スマホは便利だな』
「切っていいか」
『まてまて、ちゃんと話すから』
「その口調をやめろ。お前の娘と全然違う」
『まあ、ハルカは夫に似たのかな千里は寡黙だから』
「それで、どうなんだ。アイーシャ・マルキアヌス・フルンボルト」
彼女―アイーシャ・マルキアヌス・フルンボルトは時計塔のロードの一人だ。
考古学科を受け持つ彼女は、若くして階位『色位』となり、神代のマナ量の減少など研究する第一人者だ。
ただ、彼女は興味のあることにしか手を出さないため、会議にも顔を出さないこともある気分屋だ。
『ご丁寧にどうも。それで、これなんだけど。かなりのレアもんだ』
電話の向こうから彼女の嬉々とした声が聞こえてくる。どうやらお気に召したようだ。
これというのは、ウェイバーがガーネットとと別れる際に貰った箱の中に入っていたものだ。
黒んずんだ、何かネックレスのようなものだ。アーティファクトに疎いウェイバーは知り合いのロードに写真を送ったのだ。
「そんなにか?」
『おうさね。確かその女の出身は確か...』
「ああ、彷徨海だ」
『まあ、あたしらとあそこは仲悪いから...変な改造してなかった?』
「してないな。以前聞いたが、彷徨海の研究には興味はなかったそうだ。あいつらの研究施設を借りて、研究をしたかったらしい。五年前にぬけたそうだ」
『じゃあ今は、フリーランスか?』
「いや、一般大学の講師をしていたぞ」
『ほへ~。よくわからないね』
『それはそうと』と彼女は話を切り出した。
『初めから言うと、確実に触媒にはなる。もしこれが
「ほお」
『もしな。それなら。これが何かははっきりする』
「それは」
『まあ、召喚せんことには始まれんだろ』
「私にこれを使えと?」
『研究者としては願ってもないが、まあ坊主の好きだ。坊主が決めろ』
「教えないのか?」
『確証がないと言ってくれたまえ。まあ、召喚したら連絡をくれその時いうよ』
『それじゃ』と彼女は電話を切った。
「ウェイバーさん。どうしたんですか?」
上からロザリアの声がする。どうやら時間をかけてしまったようだ。
彼女と話しておきたいことはまだあるので、ウェイバーは急いで階段を上がった。
まだまだ、オリジナル設定が登場します。
頑張ります。
読んでいただきありがとうございました。