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「織斑先生、連邦の機体について一言どうぞ」
「・・・なんの話だ?」
IS学園の職員室で発せられた七瀬の一言に呆気にとられる千冬。
「織斑から先生の部屋に連邦の機体のプラモデルがあったと聞いたものですから」
一夏は千冬の部屋でプラモデルを見つけたとき、七瀬が千冬にプラモデルを勧めたのかと思ったようだ。
だが千冬の部屋でプラモデルを見つけたことを七瀬に話すと、七瀬は自分が勧めたわけではないと言うのでその出所が気になったようである。
「あれは私の知り合いから勧められたものだ。
肩の力を抜いて何かを創作することも娯楽になる、とな」
「自分も中学時代の苦悩の中でプラモデルに助けられた場面は多くあります。
あれがなければ学校で日々のストレスが爆発していましたよ」
七瀬の場合、プラモデルへの執着が異常である。かつては食費を削ってまで新作に手を出すほどに。
「しかし、説明書を読んでもひとつの部位を作るのでさえ時間が掛かってしまった。
やはり手先が不器用な私には難しい」
「先生にもそんな弱点があるんですね」
「私とて完璧ではない。人間弱点のひとつやふたつあるさ。
…だが、何かを作るということの苦難や悦楽を知ることができたことはよい経験になったと思っている」
七瀬にそう語る千冬。
「それはそれとして…依頼した届け出は持って来たのだろうな?」
「はい。こちらです」
七瀬は千冬に一枚の紙を渡した。
『改造報告書』と書かれているそれには『プロト・オーガント』の改造に貢献した者の名前が書かれていた。
そこには勿論、手書きのオーガントの設計図とスペックデータが添えられていた。
【プロト・オーガント】
和名:鬼面
世代:第二世代
形式:???
国家:IS学園訓練機
分類:近距離格闘型
仕様:改良型新型ゼロフレームの採用
装備:
両腕部近接格闘用装備『ドリルブレイカー』
両腕部有線射出攻撃機構『ラケーテン・フィンガー(戦術実証型)』
胸部特殊爆炎砲『インフェルノ・アンガー(戦術実証型)』
近接格闘用メイス『ランチャーメイス』
「今回の機体は委員会の技術班から返還されたばかりの『打鉄・零式』を使ったそうだな」
「はい。しかし、中身を真打に似せたためにあの機体のフレームは零式のものではありません」
「どういうことだ?」
七瀬の言っている意味が分からずに聞き返す千冬。
「ようするに、返還されてきた零式のフレームを真打のフレームに似せて改造したんです。
ですが真打のスラスターやブースターはほとんどが委員会の新規設計だったために今の学園の機材では再現できませんでした。そのため、『エクス・トルーパー』で使用したスラスターや高機動ブースターをそのまま流用しています。
しかし、その恩恵により機動力の向上に成功。そのため、普通の真打のフレームよりも操縦の安定性が落ちた代わりに機動力の向上したフレームとなりました」
「結局は元である打鉄・零式の扱い辛さが残ったか。
エクス・トルーパーから部品を使ったということは、あの機体は『アサルトソルジャー』に戻したのか?」
「はい。エクス・トルーパーとアサルトソルジャーの違いはブースターやスラスターを変えただけであって、フレームを弄ったわけではないのですぐに元に戻すことができました。機体のモジュールの初期化もしてあるのでご心配なく。
・・・OSや機体で得られたデータは回収させて頂きましたが」
プロトオーガントにはエクス・トルーパー同様に『グストーイ・トゥマン・モスクヴェ』のOSやソフトウェアが使用されている。しかしこれは七瀬がこれらを弄る技術を持ち合わせていないために採用されているに過ぎず、本来のオーガント用のOSやソフトウェアが完成すればオーガントは更なる力を発揮することができる。
ISのデータというものは操縦者の操縦スタイルに合わせて最適化されていくものだが、それは専用機の場合に限る。そのため、学園の機体を使って実験を行っている七瀬は、戦闘データを得てそれを既存のものと組み合わせるという方法で最適な組み合わせを模索している。
オーガントはこれだけの力を持っていながらも未だに未完成の機体だというのだから教師も生徒も俄然として注目し始めたのだ。
「この特殊装備はなんだ?こんなものは零式にも真打にもなかった筈だが」
「新たに取り付けました。
もともとこれは3年生の先輩が使用している専用機の破損したパーツだそうです。捨てるのも勿体無いと思ったので修復して使わせていただきました」
「3年生の専用機持ちで火炎放射機を持つ機体…確か『ダリル・ケイシー』の専用機だったか」
「はい。『ケルベロスver2.0』という機体だそうです。
そのケルベロスの肩部に搭載されている火炎放射機を改造してオーガントの胸部フレームに取り付けています」
「フレームだと?あれは
「この装備のパワーの根元はISコアから直接供給されるエネルギーです。そのため血管の役割を果たすエナジーバイパスとの接続数も多いために後付けにして弱点を露出するわけにはいかないんですよ」
「つまり、この特殊装備を使う際にそこを狙われれば終わりということか」
「はい。ですが威力は知っての通り、あの無人機はおろか自分の装甲まで溶解させるほどです。ISコアからコンデンサを経由せずに直接供給されるエネルギーが生み出す力は伊達ではありません」
オーガントの特殊爆炎砲『インフェルノ・アンガー』の威力の秘密はISコアから直接供給されるエネルギーにある。
通常、ISコアから供給されるエネルギーはフレームの各部にあるコンデンサに供給され、その蓄えられたエネルギーからエナジーバイパスを通して使用されていくのだが、この装備の場合は先ほど挙げた過程を全て省略し、胸部の砲台にエネルギーを一点集中させることによって恐るべき破壊力を持つ兵装としている。
だが、火力があまりにも集中しすぎるがために爆炎砲を打ち出す際は防御に使うシールドエネルギーをも使ってしまい無防備な状態になる上に、一発打ち出すだけで砲台の砲身が溶解してしまう始末である。
「また整備に問題の掛かる機体を作ってくれたな」
「大丈夫です。この装備を使える人間は限られているので」
「なんだと?」
「この装備、装備名を声量85以上で叫ばなければセーフティが解除されないようになってるんですよ。
大の大人や高校生が声量85…すなわち子供の全力の叫び声程度の声量で装備名を叫ぶなんてことはやりたがらないでしょうからね」
付け足すと、ISの操縦において武器名を叫ぶというのは量子変換してある装備を呼び出す際にイメージを固めるために使われる初心者用の手法であるため誰もやりたがらないのである。
「手の込んだことをしてくれたな。だが、こうでもしてもらわなければ使われる度に整備しなければならなくなるから助かる」
「どうせ俺や織斑が使いまくりますけどね」
「そのときは謹慎処分か使用を禁止するか選ばせてやろう」
千冬に言われ後退る七瀬。
千冬は七瀬の持ってきた資料をデスクに置き、七瀬の方を向いた。
「あの機体、じきに行われる学年別個人トーナメントに使うつもりか?」
「はい!是非とも!!今から楽しみですよ。我々の技術集大成がどこまで通用するのかが!」
目を輝かせながらそう言う七瀬に千冬は衝撃の一言を告げる。
「楽しみにしているところに水を差すようで悪いが、お前があの機体を使うことはできないだろう」
「・・・それはどういうことですか?」
「学園の機体を使う権利は上級生が優先だ。
アリーナでの戦いを知っている者なら真っ先にあの機体を使用すると言い出すはずだ」
「手のひら返しもいいところですね。散々蔑んできた俺の設計した機体を使うなんて」
「そんな手を使っても尚、勝とうとする理由があるんだろうな、今回は。
それに専用機を持たない生徒にとってはこれが最初で最後のチャンスだ。それをみすみす見逃す馬鹿はいないだろう」
生徒たちの
そのこともあって最近では三年生がオーガントを使用し始め、駆け出しと言われる一年生がオーガントを使用することはできなくなっていたのである。
「俺たちが作った機体だというのに...」
「コアは学園のものだ。故に、使い方を決めるのも学園だ。それは致し方ない」
「今週なんて5回も使用許可申請出しているんですが、全部断るってのはどういうつもりなんですかね」
「その代わりといってはなんだが、今ならお前がさんざん使いたがっていた『ラファール・リヴァイヴ』の使用許可なら出ると思うぞ」
「それは勿論嬉しいです。しかし、学年別個人トーナメントでもリヴァイヴが使えるかどうかは分からないので暫くは自室で大人しくプラモでも作っていることにします」
「そうか。なら私の仕事も増えずに済む」
七瀬の一言に安堵する千冬。
無人機襲撃事件の後始末に負われていたために、これ以上の苦労は負いたくなかったためである。
「先生もご苦労なさっているようで」
「皮肉か」
「まさか」
千冬に睨み付けられ、一瞬心臓を掴まれたかのようなプレッシャーを感じた七瀬はすぐにそう答えた。
「お前も私の労を労うくらいなら私の仕事を一つくらい消化して見せろ」
「先生の仕事ですか。一体どんな...おっと」
すると、千冬は七瀬に紙の束を投げた。七瀬はそれをキャッチして開いてみる。
「新聞ですか。どれ...」
その新聞の大見出し記事として取り上げられていたのは金色の髪を持つ少年であった。
「フランスで第三の男性操縦者が見つかった。そいつが明日ここに転入してくる。
まぁ、ようするに転校生の面倒をみてやれということだ」
「こういうのは俺より向いてるやつがいるでしょうに...」
「だがこれはお前にとってチャンスだ。
「...聞いてたんですか」
「よもやお前があんなことで悩んでいるとはな」
七瀬の弱点、それは自分から相手に歩み寄れないということだった。
本音の場合も、一夏の場合も、七瀬の人間関係の始まりはいつも相手から歩み寄ってくれたことからだった。
七瀬はそれに気づいたときから、いつかは自分からも相手に歩み寄れるようにならなければならない。そう思っていたのだ。
大層な理由を並べているが、つまりはコミュ障を脱却したいということである。
「今回の相手は人間関係がゼロの状態だ。最初のお前と同じで頼れる相手もいないことから不安を感じているはずだ。その苦労を一番よく知っているのはお前だろう?」
「しかしそれはただの同情にしかならないのでは?」
「人間関係の始まりなど結局はスタート地点にすぎない。
ましてや学生時代の人間関係などその後の過ごした時間次第でどうとでも挽回できる。
そして今お前に必要なのはスタート地点に立つことだ」
「簡単に仰いますね。結構大事だと思いますよ、第一印象は」
「簡単に言っているつもりはない。私も教師として自分の人生経験から選別してアドバイスしているつもりだ。
それに難しく考えることはない。お前は相手から歩み寄ってもらえた経験がある。なら同じようなことをしてやればいいだろう。
では、
そう言ってデスクに置いてあったコーヒーを口に運ぶ千冬。
一応の用事を済ませた七瀬は千冬に一礼してから職員室を出た。
「相手との関係のスタート地点に立つこと、ね…」
七瀬は新聞の一面を飾っている金髪の少年を見ながら千冬に言われたことについて考えるのだった。
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「なぁ、知ってるか?今日転校生が来るらしいぜ!」
「お前はどこからその情報を手に入れてきたんだ」
一夏の一言にそう言う七瀬。
転校生のことは七瀬しか知らない筈である。なのになぜ一夏が知っているのか、七瀬には分からなかった。
「その言い方だと七瀬も知ってたみたいだな。
なんで教えてくれなかったんだよ?」
「いろいろと理由があってな。
それでお前はどこからその情報を持ってきた」
「応接室!さっき千冬姉と一緒にいるのを見たんだ!」
「転校生くらいでよくここまで喜べるな…小学生か」
「当たり前だ!なんたって今回の転校生は──」
「おい、今ここでそれを言えば大騒ぎになるぞ」
「あ、そっか」
口振りからするに一夏も転校生が男子だということを知っているようだ。
しかし、この場でそれを口にしてしまえばクラス中が湧いてしまうので黙らせる。
「はぁ…!やっと俺たちの仲間が増えるぞ、七瀬!」
女子校であるこの学園において数少ない、且つ整った容姿のせいで目立つ一夏にとって同じ境遇の人間が増えることは余程嬉しいことらしい。
「皆さん、席についてください。HRを始めますよー」
二人がそんな話をしていると担任の山田先生が教壇に立った。
「今日は転校生を紹介します!しかも二人です!」
「「……は?」」
転校生が来るのを知っていた二人だったが、その転校生が二人もいるということは知らなかったようである。
「(転校生…二人もいるなら普通はクラスを分けるものではないのか?)」
七瀬と全く同じ疑問を持つ生徒たちが異例の同時転入にざわつく。
「皆さん、お静かに!確かに今までにないことではあると思いますが、それが原因で転校生を不安にしてはいけませんよ?」
山田先生がそう言うとクラスは静まった。
クラスを静めた山田先生が教室のドアを開けて転校生に一声掛ける。
「失礼します」
「・・・」
山田先生の後ろを着いてくるようにしてクラスに入ってきた二人の転校生を見て、先程まで静まっていたクラスが再びざわつき始める。
それもその筈、そのうちの一人が男子だったのだから。
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いと思いますが、皆さんよろしくお願いします」
静まっていたクラスをざわつかせた転校生、シャルルははにかみながら一礼した。
中性的に整った顔立ちに、首の後ろで束ねられた金色の髪。まさに貴公子という言葉が似合う彼にクラスの誰もが視線を釘付けにされる。
『男の子…?』
クラスの誰かが確認のためか、そんな声を挙げた。
それに対してシャルルは頭を上げて返答を返す。
「えっ…はい!こちらに僕と同じ境遇の方々がいると聞いて本国より転入を──」
『きゃあああああああ──っ!!』
シャルルが返答を終える前に歓声が挙がる。
その気迫に七瀬も一夏も、返答をしていたシャルルでさえも圧倒される。
『男子!しかも三人目!』
『美形!守ってあげたくなる系の!』
『しかも熱血系の織斑君、マッドサイエンティストの東君とは違う王子様タイプ!』
女子たちの歓喜の叫びに圧倒されていた男子三人にツッコむ勇気はなかった。ひとつだけ変な単語があっただろう、と。
「皆さんお静かに!まだ自己紹介は終わっていませんよ!」
クラスの反応に呆れている千冬に代わって山田先生が咎めるが、こうなったクラスの女子たちを止めることは誰にもできなかった。
「…挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教か──いえ、織斑先生」
先程のことですっかり蚊帳の外だったもう一人の転校生が前に出た。未だに聞いていない者もいたが、もう一人の転校生は無視して自己紹介を進める。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
シャルルとは正反対の色、銀色をした髪に宝石のような赤い瞳。そしてなによりも左目に着けている眼帯が目立つ。
シャルルの自己紹介の後でなければ彼女ももっと注目を浴びていたことだろう。
「・・・」
「あの、以上ですか…?」
「あぁ。以上だ」
何も言わないラウラに対して山田先生は声を掛けたが、彼女はそれ以上の言葉を持ち合わせてはいなかったようだ。
「(何だ?あの転校生から発せられている殺気のようなものは…)」
七瀬は先程から自分を睨み付けるようにして見ている銀髪の転校生の雰囲気に違和感を感じていた。
「(どう感じても敵に向ける目だ。…なぜ俺にそれを向けているかは知らんが)」
彼女の気迫に圧されている七瀬。
そんな七瀬の前に殺気のようなものを放っていた本人である彼女が歩み寄ってきた。
「おい」
「・・・何だ?」
たったそれだけの会話。それが騒いでいたクラスを黙らせた。
彼女のドスの効いた声が、クラスメイトたちに今まで感じたことのないプレッシャーを与えたのだ。
「貴様が織斑一夏か?」
彼女の口から出たのはそんな言葉だった。
しかしその言葉を向けられたのが七瀬だったことにクラス中がざわつく。
「(俺と織斑を間違えているとは。この殺気は織斑一夏という人物に向けられたものなのか?)」
一瞬の間に七瀬の頭に様々な考えが浮かんだ。
この殺気の矛先をこのまま自分に向けさせるか否か、沈黙を続けるか。
七瀬は自分の頬を伝う冷や汗に、目の前の少女の殺気に怯えているということを知らされた。
「待て、そいつは──」
明らかに異常だった雰囲気を感じた一夏がラウラに真実を伝えようとした。
だが、七瀬は飛び火を避けようとしたのかこんなことを言っていた。
「そうだ。俺がお前の抱えている殺気の対象だ」
「っ!!」
七瀬がそう言った瞬間、乾いた音が教室に響いた。
七瀬はしばらくして自分がラウラに叩かれたということに気がついた。
そして席から立ち上がり、ラウラに叫んだ。
「殴ったね…親父にもぶたれたことないのに!!」
『は…?』
場違いすぎる七瀬の言葉にクラスメイトたちが素っ頓狂な声を挙げた。
「父親にも殴られずに生きてきた坊やごときがあの人の弟だと…!?」
恨めしそうに七瀬を見るラウラ。先程より殺気も増しており、七瀬は予想外の展開に困っていた。…というよりこうなるのが必然的なのだろう。セシリアのときの場合は別だが。
「ふむ…ネタが通じない上に地雷を踏んだようだ。俺が持てるコミュニケーションの限りは尽くしたんだがな」
「お前のコミュニケーションはロボットアニメネタだけかよ!!
…ってそれより、頬大丈夫か!?」
一夏が七瀬にそう叫んだ。
またしても一人蚊帳の外にされたラウラはそれに対して怒りを露にした。しかし、それ以上は事を起こさせまいとする者がいた。
「はぁ…ボーデヴィッヒ、一応言っておくがその変態は織斑ではないぞ」
「なっ…!?」
「これ以上続けるなら転校早々お前を停学処分にせざるを得ないが…どうする?」
「・・・くっ」
千冬の言葉に反論できなくなったラウラは本物の千冬の弟…一夏を見た。
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか!!」
突然の宣言に驚く一夏とぶたれた頬を擦る七瀬。二人は一人席に向かう彼女の背中を見送っていた。
「(ラウラ・ボーデヴィッヒ…織斑一夏の顔を知らないとは。どんな環境で育ったんだ?)」
自分と一夏を間違えるなど普通の環境で育っていればあり得ない。ニュース等で散々男性操縦者について報道されているからだ。
「(転校生のことは任せた、ですか。なるほど、織斑先生は性格が悪すぎる)」
七瀬はそのときになって自分が任された相手を知った。シャルル・デュノアだけでなくもう一人の転校生、ラウラ・ボーデヴィッヒも千冬が七瀬に任せた対象であるということに。
自分と一夏の二人を見て口元を釣り上げていた千冬に向けて、七瀬はやられたと言わんばかりに両手を挙げるのだった。
「(僕はどうしてこんなところに来てしまったんだろう…?)」
自己紹介から始まり、突然こんなことに巻き込まれたシャルルは不安を抱きながら学園生活の一日目を送ることとなった。
次はシャルルとラウラですね。この話は少しありきたりな展開になってしまったかと思っていますが大丈夫でしょうか...?
一応今作品のヒロインは決まっています。一夏と変態七瀬のヒロインは誰になるのかお楽しみに!
今回もありがとうございました!
ロボット愛を込めた熱い感想、高評価、お待ちしております!