身体はパンで出来ている。   作:hasegawa

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親戚のおじさん。

 

 

「それはそれは♪ またこっぴどくフラれたものだな? ギルガメッシュよ♪」ニッコリ

 

『 やかましいぞ言峰ぇえええええーーーーーーーッッッ!!!! 』

 

 

 病院のベッドの上、ギブスの右足を高く固定した態勢で。

 リンゴのように顔を真っ赤にしながらリンゴを剥いているとても豊作な感じの英雄王に、言峰は言う。

 

「まっさか、あ~んなにも熱烈な¨プロポーズ¨をしておいてアンパンマンに

 フラれるとは! アンパンだけに『あ~ん』なにも熱烈な……。

 ってん゛ぐぶぶっ!! ん゛ん゛ん゛~~っほっほっほっほギルガメッシュよ!

 やめてくれ……! ……っ傷が開いてしまうっ!!!!」ニッコリ

 

 ギルガメッシュの赤い顔はクラスアップし、英雄王から完熟王となった。

 

「……しっ、しかもお前っっ!! 言葉の意味がまったく伝わっておらず

 普通に『え、ぼくそろそろ家に帰るんです。ごめんね』とか言って

 断られたあげくッ、まさか断られるとはツユとも思わず『………え、ん?』

 となってオロオロしッ!!」

 

「(ぷすー!!)…あ、あげくの果てにっっ!!

『えっ、童(こども)相手に我、怒ったりとか出来ない、どうしよう』となり

『……あ~~~。…えっと、…我な?』と親身になってどうにか

 説得を試みようとしたもののっっ!!」

 

「そこに『アンパンマーン!帰るよ~!』ってどこからか女の子の声がしてッッ!!

 それにアンパンマンが『はーい!』って言ってッッッ!!

 まさかそのまま飛ぉおんでっ帰って行くのを、ただぼけっと

 見守ってしまったとはなぁあああああああ~~~~~っっっ♪』(大爆笑)

 

 

 

「¨民¨とか言うからだろうが」「素直に『我がお前を守るよ』って言えよ」と大爆笑する言峰。

 

 完熟王はついに立っている事に耐えられず、膝から崩れ落ちた。

 

 

…………………

………………………………………………

 

 

「あ、ぴんぽーんっと♪ ………あ、こちらは衛宮さん家のお宅であるか?

 我はサーヴァントのギルガメッシュであるのだが。

 あ、今アンパンマンは家におるか? ………おーそうかそうか。

 大儀である。では連れてまいれ。」

 

 

 ギルガメッシュは、衛宮家を訪れた。

 

「おお久しいなアンパンマン! 元気にしておったか?

 この前は名前も名乗らなくてよきに許せよ? 大人にも、雰囲気作りとか

 なんかそんな感じの物があるのでな? では改めて名乗ろう¨童¨よ。

 我は英雄王、ギルガメッシュである。」

 

「こんにちはギルガメッシュさん。また会えましたね」ニコッ

 

 ギルガメッシュは、素直で優しい子供が大好きだ。

 

「この前、なんか我がアンパンマンに……なんかよくわかんないような

 事を言っていたであろう? あれはな、違うのだ。

 端的に言うとだなアンパンマン

 

「えっとごめんなさいギルガメッシュさん。¨たんてき¨って

 どうゆう意味の言葉ですか? ぼく知らなくて」

 

「ああ! 良い良いそんな事! それはな、アンパンマンよ?

 ¨簡単に言うと¨みたいな意味で使う言葉であるゆえな。覚えると便利であるぞ」

 

「そうだったんですね。ありがとうございますギルガメッシュさん♪」

 

 そろそろギルお兄さんの鼻の下が、でれっでれになってきた。

 

 

「それでなアンパンマンよ? この前我が言いたかったのは、

『我はアンパンマンとこれから仲良くやって行きたいぞ』と言う事だ。

 この聖杯戦争は何かと危険があるゆえな? だからその聖杯戦争がある間はな?

 我と! アンパンマンがっ! そぉーう!きょぉ~~りょくして!

 一緒に俗物や雑種共を蹴散らしていこうとい

 

「ごめんなさい…ギルガメッシュおにいさん。あの、¨俗物¨と¨雑種¨って

 

「……いやっっ!! よいよいよい! よいのだアンパンマンよ!!

 ああアンパンマンよ、よきに許せよ? 我は今、少しばかり変な言葉を

 使ってしまっていたゆえな。こぉ~んなの別に覚えずともよ~いのだぁ~♪ もぉ~♪」

 

 すごくやさしいおにいさんだな、とアンパンマンは思った。

 

 

「お前はいったい誰なんですかギルガメッシュッッッ!!」バンッ!

 

「うるさい黙らんかセイバーよッ!!(裏声)

 貴様ちょ~っと見んウチに、へにゃへにゃしよってからにっ!!

 騎士の誇りとやらは何処へやりおったこの馬鹿者がぁ!!」

 

「貴方に言われたくないですよこの完熟王!! 貴方の事、

 この前言峰が凛達に言いふらしてましたよ!!」

 

「ぬぅあ~~~にをしておるのだアイツはあ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーーっっっ!!!!」

 

 

「むきー!!」とばかりにギルおにいさんを引っかくセイバー。

「童(こども)の前で暴力はやめろ!」と、逃げるギルおにいさん。

 

 ギルさんとセイバーさんはとっても仲が良いんだね、とアンパンマンは思った。

 

 

「………いや許せよアンパンマン。今のはけして喧嘩ではないゆえな?

 ほら、我は今笑顔であろう? 仲良くあそんでいたのだ我とセイバーは。

 ところでなアンパンマン? ちょっと我、今日大事な話をお家の人達と

 しにきてな? ばいきんまん君とジャムおじさんは、家におるか?」

 

 

………………………………………………

 

 

 

 結論だけ言うと、英雄王ギルガメッシュの所持するなんかよくわからない程に凄い道具とばいきんまんのメカによって。

 

 聖杯汚染の問題は、全て解決した。

 

 

 

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