比企谷八幡は、ぼっちである。
ぼっちなりに強制参加させられた部活で成果を残し、ぼっちなりに考えて、ぼっちなりに答えを出してきた。そんな彼が求めたものは"本物"で、部活仲間の少女二人も、その言葉を真摯に受け取った。そうして新しい一年が始まるはずだった。

ふとした事件で前科持ちになってしまった八幡は、総部高校から東京の秀尽高校への編入を余儀なくされる。
求めた答えを、居場所を奪われ、送り出された監獄で彼はこの世界の裏側に迷い込む。


「──あなたのオタカラ、頂戴します。ってか」


彼の、彼らの世直しが始まる。


この作品は、ペルソナ5とやはり俺の青春ラブコメは間違っている。のクロス小説となります。
P5主は出てきませんので、ご容赦ください。
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