闇と光より産まれし兄妹   作:エルナ

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遅くなり大変申し訳ございませんでした
m(_ _)m
私がサボっている間にアニメが終わってしまった(´;ω;`)
映画を楽しみにしておこう。

それより原作が進んだことにより重大な問題が発生しました。エスタロッサが、魔神族じゃないッ。エスタロッサが兄妹の両親を殺したことにしようと思っていたのにッ。
まあ、マエルが殺したことにしますか。そうすればゴウセルの記憶改竄でエスタロッサが殺したことになりますし。後ついでにリュドシエルも殺したことにしましょうか。……あいつ嫌いだし。いつか兄に殺させたいですが原作の進み方によっては出来ないかなぁ。マエル?あいつはほっといても死にそうじゃん。記憶は戻ったみたいだけど戒禁取り込んだままだし、拒絶反応は起こったままなんじゃないかな。



第3話 悪夢

森の中の小さな小屋。台所で料理をする最愛の母。庭で剣を打ち合う最愛の父と兄。それを見る自分の膝や肩に居る小動物達。

 

自給自足の生活。貧しく、大変なこともあったが、平和で幸せだった日々。……呆気なく消え去り、もう2度と戻らない日々。

 

景色が切り替わる。黒い炎に包まれる森。降り注ぐ光。無数の黒と白の翼を広げる簒奪者(魔神と女神)達。その中で一際強力な4つの気配。

 

額に黒い太陽のような模様を浮かべる、身の丈の倍以上の大剣を持つ金髪の少年とその少年に似た顔立ちの黒髪の少年。更に銀髪の男性。2対4枚の白い翼を広げる長い黒髪の男性。

 

無数の魔神と女神に精一杯抵抗したが、完全に包囲され、最凶の魔神に最強の四大天使相手に敵うはずがなかった。

 

(……?最強の四大天使?マエルは居なかった、は、ず?)

 

景色が乱れる。そして、ブラックアウトする。そして次の場面では両親をリュドシエルとエスタロッサに殺された場面だった……。

 

絶望し、憎しみに囚われる自分と兄。それにより、メリオダスの「慈愛」の戒禁によって力を失う自分達。

 

それにより、微かな抵抗すら出来ずに捕らえられる自分達。

 

再び、景色が切り替わる。そこは魔神と女神から身を隠す為の隠れ家。聖戦が始まり、追っ手の数が激減し、自分は平和に暮らせると思っていた。しかし、優しかった兄は変わり、魔神と女神を根絶しないと気が済まないらしい。少なくとも親の仇だけは確実に取ると殺気立っている。

 

最後の1人の家族まで失いたくないと必死に説得をしたが、耳を貸さず、戦場を駆け回った。血塗れで帰ってくることは日常茶飯事で、時には重傷を負って帰ってくることもあった。

 

そして、ある日恐れていたことがついに起きた。〈十戒〉率いる軍勢と〈四大天使〉率いる軍勢が激突した戦場に横槍を入れた兄は両陣営から攻撃を受け、死にかけ、光の聖痕(スティグマ)に囚われたのだ。

 

最後の家族まで失うと、動揺した自分はなりふり構わず光の聖痕(スティグマ)が拠点としている妖精王の森へ向かった。

 

その途中で兄によって戦いが中断となり、帰還途中の魔神族達に遭遇した。〈十戒〉が率いていた為、苦戦し、そのまま捕らえられてしまった。

 

牢屋の中で兄のことを想っていると、兄が2人の魔神族と女神族を連れて助けに来てくれたのだ。

 

〈十戒〉と交戦しながらなんとか逃げ出すと2人の魔神族と女神族——メリオダスとエリザベスは自分達を匿ってくれると言ってくれた。

 

兄は信用しなかったが、自分は信じた。メリオダスはかつて自分達を捕らえようとし、戦ったこともあったがあの時とは雰囲気が穏やかなモノに変わっていた。

 

理由は恐らくエリザベスだと思った。不思議な人だった。一緒にいるだけで落ち着き、安心出来た。

 

この人なら変わってしまった兄を元に戻してくれると確信した。そして、それは間違っていなかった。

 

最初は全く信用していなかった兄も徐々に心を許すようになり、憎しみしかなく、自分すら写っていなかった瞳も憎しみが薄れ、自分を見てくれる優しい兄に戻っていったのだ。

 

もちろん、魔神族と女神族への憎しみが完全に消えたわけではないが、それでも、戦場へ横槍を入れる無茶はしなくなった。

 

ようやくまた、穏やかで楽しい日々を過ごせた。しかし、それも長くは続かなかった。

 

魔神王と最高神がメリオダスとエリザベスに罰を与えようとしたのだ。

 

自分達はもちろん反発したが、神々の圧倒的な力には成すすべもなく、自分と兄は封印されることになった。

 

封印される直前に見た光景は傷だらけで自分達を取り返そうとするメリオダス達と引き離される兄の姿だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

イヤアアアァァァァァァアア‼︎

 

ベッドで寝ていたジブリールは泣き叫びながら飛び起きた。

 

ガラン戦での傷や消耗で気絶していたジブリールだったが悪夢によって目を覚ました。

 

「どうした⁉︎ジブリール‼︎」

 

メリオダスがジブリールの叫び声で駆け込んで来た。しかし、ジブリールは目の焦点が合っておらず、泣きながら震えているだけだ。

 

その様子にメリオダスは駆け寄る。

 

「ジブリール!しっかりしろ!」

 

メリオダスに肩を揺さぶられ、ジブリールの目がメリオダスを捉える。

 

「メリオダス、さん?」

「ああ、大丈夫か?」

 

ジブリールはメリオダスの問いには答えず、メリオダスの服を掴み、震えながら言う。

 

「いなく、ならないで、ください。もう、大切な人がいなくなるのは嫌なんです」

 

泣きながら震えるジブリールにメリオダスは抱きしめ、頭を撫でながら言った。

 

「安心しろ。オレ達はずっと一緒だ。お前の兄貴も絶対見つけてやる。落ち着いたらまた4人で暮らそう。な?」

 

メリオダスの言葉にジブリールは落ち着きを取り戻した。

 

「……すみません。取り乱しました。怖い、夢を見たので」

 

涙を拭いながら言うジブリールにメリオダス安心して、ジブリールの頭をポンポンと叩き、ジブリールを離した。

 

 




話がッ、進まないッ!次回は進みます。

ちなみにマエルとリュドシエルが兄妹の両親と戦っている間、メリオダスとゼリドリスは兄妹と戦っています。……手加減しつつ、圧倒してました。
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