「……ん、ここは?」
「よ、起きたかジブリール?」
「メ、メリオダスさん⁉︎こ、これは一体どういう…っ」
目を覚ましたジブリールはメリオダスに背負われていた。
「何、魔力回復の反動で気絶してたから背負ってやってただけだよ。いやだったか?」
「い、いえいえ!いつもはエリ——ムゴッ!」
エリザベスと言おうとしたジブリールへメリオダスが頭突きをする。
「言葉には気をつけな」
ジブリールが周りを見るとエリザベスを含めた全員がいた。
「す、すみません」
謝りながら、メリオダスから離れ、宙に浮かぶ。
「えっと、ここは」
ジブリールが周りを見回すとドルイドの聖地の外の岩が乱立している場所だった。
「聖地での用は終わったからな。2人がお前によろしくって言ってたぜ」
「そうでしたか」
と2人が話している後ろで、ギルサンダーがツノが生えたり、尻尾が大きくなったり微妙に変化しているホークへ話しかける。
「と…ところでホークさん!メリオダスの闘級って…」
「やはり気になるかね、少年‼︎実は私もだよ!どれどれ……闘級3250!!!…ん?」
「やっぱりメリオダスはすごいよな‼︎な⁉︎」
「コラコラメリオダス‼︎〝力〟が戻ったわりに前の3370よか下がってんじゃん‼︎」
メリオダスへ詰め寄ったホークにマーリンが話しかける。
「一桁0をつけ忘れているぞ、ホーク殿?」
「「へ?」」
「…ってことは闘級…3万2500!!!!?」
それを聞いたメリオダスは笑いながら言う。
「にししっ、ジブリールの闘級見てみろよ」
「ん?なになに、げぇ‼︎と…闘級6万3000!!!!?」
それを聞いた全員が驚く。
「さてさてさーて。それじゃ、次は——…エスカノール探しだな‼︎」
「大罪最後の1人か。いまさら探して役に立つのかよ?もう、お前ら2人で十分じゃね?」
「エスカノールは俺らより強えぞ?」
それを聞いて再び驚く。
「わ、私やメリオダスさんより強いってそれ人間ですか?」
ジブリールが恐る恐る聞く。
「おう。正真正銘の人間だ。ちょっと特殊だけどな」
「す、すごいですね」
そうして、メリオダスたちは旅を再開した。
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おまけ:ジブリールの酒癖
3000年前……
「ジブリール、酒呑むか?」
メリオダスがジブリールへ話しかける。ジブリールは“何故か”兄に酒を飲まして貰えないのだ。
「え?いいんですか‼︎やったー!お兄ちゃんがいると飲まして貰えないんですよね」
そう言いながら、メリオダスからコップを受け取り、一口……そう“一口”だけ飲んだ。
「なんでだろうな?確かに見た目は幼いがそれでも一応大人なのにな?」
「ぶー!一応ってなんれるすか!
完全に呂律が回っていないジブリールに驚き、メリオダスはジブリールを見る。
ジブリールは顔を真っ赤にしながら頰を膨らませていた。
「ジ、ジブリール。お前もう酔ったのか?」
「む〜、
そう言うとジブリールは残りを一気飲みした。
「ほら、
「ちょ、もうやめとけって」
コップを掲げるジブリールをメリオダスが止める。
「
そう言うとジブリールは魔力を使って暴れ始めた。
「ちょ、お、落ち着けって!」
「
メリオダスの声が聞こえてないのかそう叫んで暴れ続ける。
ジブリールの魔力は強大だ。それを使って暴れられると凄まじく迷惑だ。
「く、クソ!いい加減にしろ!」
メリオダスが今度は力づくで止めにかかる。
…………。
そして、出かけていた兄とエリザベスが帰った時には、ボロボロで疲れた様子のメリオダスと同じくボロボロだが酒瓶を抱いて幸せそうに寝ているジブリールの姿があった……。
それから、ジブリールは兄だけでなく、メリオダスとエリザベスにも酒を禁止された。
何も覚えていなかったジブリールは、理不尽だと頰を膨らませた。
ジブリールの闘級内訳
闘級(通常時):63000
魔力(通常時):59100
武力(通常時):900
気力(通常時):3000
闘級(魔神化時):71500
魔力(魔神化時):67000
武力(魔神化時):1000
気力(魔神化時):3500
強いね。だけど兄はこれより強いですよ。我ノールや
そして今回初のおまけはいかがでしたか?文字数足りなかったので書いてみました。ジブリールが酒にめちゃくちゃ弱いです。しかも満足するまで飲まさないと全力で暴れます。闘級6万3000が暴れたらもう災害というか天変地異ですよw
ちなみに兄は酒には結構強いです。メリオダスやマーリン程ではありませんが。