速水さんとは気が合わない。   作:バナハロ

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喧嘩するほど仲が良い、というか、喧嘩してても仲が良い。

「この、ドアホ」

 

 折れてた。脚。

 あの後、撮影は何とかこなした。というのも、足が怪我したのだから当然、足も遅くなり、新田さんでも追いつけるようになったので、無事に終わった。俺の役は次の登場が7話目なので、しばらく間が空いたのは幸運だった。

 

「あなた、何を聞いてたの? バカなの? 死ぬの? 結婚式を前にして足折って、足折れてるの気付かないで撮影を無事に終えるって、本物のバカなの?」

「うるせーな……」

「うるせーな、じゃないわよ。あなた自分の立場わかってるの? 今朝の話の後にこれとかふざけてるの?」

「……」

 

 ……やべぇ、何も言い返せねえ。

 

「……はぁ、まぁ良いわ。あなたが怪我をするの、割と昔からよくあったし……もうお世話するのは慣れたものよ」

「いや、足折れてるだけで生活は普通に出来るよ」

「それもおかしいのよね……松葉杖使わずに歩いて帰って来てたし……って、そういう問題じゃないの。今朝の忠告を結果的に無視してたのは許されないし、罰を受けると思って大人しくお世話されなさい」

「ん、おお……」

 

 大学時代は、基本的に飲み会とかに誘われるのは奏だけで、俺は誘われないから行く事はない。

 その代わり、その度に俺は奏を迎えに行っていたが、潰れた日なんかは俺がしっかり介抱していた。……と、同時に、参加していた男どもに威嚇も忘れなかった。

 まぁ要するに、俺が酔い潰れて介抱されるより、奏を介抱する回数の方が多かったのだ。身体の強さも違うから、俺は病気しないけど、奏はたまにしてた。

 そういう時は、俺の方が面倒を見ることが多かったのだ。だから、怪我の時は奏が面倒を見る側に回るので、張り切るのだ。昔から。

 

「さ、ご飯にしましょう?」

「ん、おお」

 

 そう言うと、奏は飯の準備に移った。

 

 ×××

 

 結婚式の準備は順調に進んだ。色んな人の協力で、招待客のリストアップを終え、式場も決まった。

 奏の方はたくさんの人を呼んだらしいが、その中でも奏が自分で名前を挙げたのは、もうほとんどアイドル。Lippsの面々に、鷺沢文香、橘ありす、プロデューサー……などなどと、とにかく沢山と両親。

 一方で、俺は両親と最初の撮影の時に声をかけてくれた人と、高校の時のバイトからなんやかんや連絡取ってる奴のみ。人徳の差がはっきり出過ぎててつらい。

 今日は、俺が怪我したこともあってウエディングドレスを決めるのは延期になり、代わりに披露宴の中身を決める事になった。

 ……まぁ、決めるというか……俺達自身で決めるべきところだけね? 

 

「で、何かしたいことあるか?」

「私は特に……あ、キスしたい」

「それは式の方ですんだろが……」

「良いでしょう? そうね……披露宴の演目が進む度に一回、キスするとかは?」

 

 随分と前から、キスキスとファーストキスの前から言っていた奏だが、案の定、それからもキスが大好きになってしまった。一日に一回はせがんできたり、何かと理由をつけてキスをさせようとしてくる。

 

「そんな恥ずかしいことできるかよ……。結婚式って言っても、割と仕事の関係者が半分を占めるだろうし、お前はともかく、俺はイメージを崩すわけにいかないでしょ」

「あなたのイメージなんて、まだ何も定着してないから平気よ」

「いや、ゴリヤン言われてただろうが。……逆にお前良いの? ゴリラとキスするの」

「あなたはゴリラじゃないでしょ。……てか、自分でゴリラって言うのやめなさいよ。私、そのゴリラのお嫁さんなんですけど」

「あ? 俺自身が気にしてねえんだから良いだろうが。そもそも、それを言ったら俺だってキス魔の旦那だぞコラ」

「私、キス魔じゃないから! あんたにしかしないから!」

「キス魔ってのは誰かにしかしないとか、そんなんじゃなくて他人が『あいつはしょっちゅうキスしてるな』って思われた時点でキス魔なんだよ!」

「そんなにしょっちゅうしてないわよ!」

「いや毎日してんだろうが! それとは別でも、俺より早く起きた日は毎日、寝てる俺にしてくるだろうが!」

「何で知ってるのよ! もしかして、寝たふりしてたわけ? 信じらんない!」

「お前の唇の感触が頬でも唇にでも触れられてのんびり寝ていられるわけがあるか! すぐ目が覚めるわ!」

「あんたが敏感過ぎるのよ! この前だって車の中で、少し肩を噛んだだけで興奮して! あんたその風貌でマゾなわけ⁉︎」

「テメェ今なんつったコラァッ‼︎ 俺の三倍は多く絶頂したお前に言われたくねえんだよ!」

「はぁっ⁉︎」

「ああッ⁉︎」

「……!」

「……!」

 

 ……テメェっつーか、俺も何言ってんだ大きな声で……。

 一気に羞恥心とあの日の記憶が蘇ってきて、俺も奏も顔を真っ赤にして俯いてしまう。

 

「……ごめん、俺が悪かった」

「いえ……そ、その……私も、ごめんなさい……」

「なるべく、あの日のことは喧嘩に出さないようにしようか……」

「そ、そうね……」

 

 いや、嫌なことがあったわけじゃない。ぎこちなかったと思うけど「もう二度とごめん」とか、変態的なプレイをしたわけではない。

 ただ、その……何? そもそも車の中でシてしまったって事とか、あとお互いにやっぱり少し恥ずかしかったってのもあって……うん。思い返すとちょっと、うん……。

 

「……とりあえず、結婚式についてはもう少し考えましょう」

「だ、だな。そういや、二次会の方は幹事から何か聞いてる?」

「いえ、周子達がいろいろ、企んでくれてるけど、一切教えてくれないのよ……」

「誰だっけ、幹事?」

「Lipps全員」

「……まぁ、城ヶ崎さんがいりゃ平気か」

「そうね」

 

 てか、他三人も一緒と言うのが考えられない。お前の人選どうかしてるよ悪いけど。

 

「てか、文香さんだっけ? あの人に頼まなくて良かったのか?」

「文香にそんな事できると思うわけ? 未だにリンスとトリートメントとコンディショナーの違いが分かってない子よ?」

「いや、幹事のそれとは別じゃね?」

「しっかりしているか、していないのかが定着するイメージはそういう日常的な面から来るものよ?」

 

 そう言われるとその通りかもな……。勉強できるバカって多いし。

 

「ていうか、あなたは結婚式に何かしたいことないの?」

「足治してから考えるわ」

「何する気なのよ……?」

「強いて言うなら……そうだな。披露宴は動物園でやりたいかな……」

「獣くさい披露宴なんて嫌よ! あなたそれでよく私のキスにダメ出しできたわね⁉︎」

 

 うん、知ってる。だから俺は抑えてるの。

 

「そういうんじゃなくて……あ、そうだ。簡易的なヒーローショーとかやりたくないわけ? 私は見てみたいわよ、新郎衣装のあなたが殺陣をやるの」

「いや、大人しか来ない結婚式にそんなんやっても盛り上がんねえだろ」

「大人だけじゃないわよ」

「え、なんで?」

「文香のとこはお子さん連れて来るんじゃないの?」

「……」

 

 その子一人のためにヒーローショーをやれと? ……いや、まぁ良いんだけどよ。

 

「まぁ……やれって言うなら良いけど……怪我治ってからな?」

「分かってるわよ。ていうか、やるにしても危ない真似は無しだから。刃物もエアガンも爆発もセット破壊も無しだからね」

「わーってるわ。……てか、爆発とセット破壊は普通に無理だろ」

 

 結婚式どころじゃないわ。

 

「ちょっとトイレ」

「ん、はいはい」

 

 立ち上がろうとする俺だが、その前に奏は俺の手を首の後ろに担ぎ上げる。

 

「え、何?」

「トイレでしょ?」

「いや、一人で立てるし」

「大人しくお世話されるって約束よね?」

「……へいへい」

 

 奏に肩を借りるような形でトイレまで歩く。別にこれくらい何の問題もないってのに……いや、罰を受けると思ってって言われてたし、これ以上、愚痴っぽい事を考えるのはよそう。

 そのままトイレの前まで運ばれる。割と綺麗好きな俺なので、座って用を足し終えて手を洗って廊下に出ると、奏はわざわざ待っていた。

 

「さ、戻るわよ」

「お前、わざわざ面倒じゃねえの?」

「むしろ、すこし楽しいくらいよ。あなたの身体は本当、変態的に頑丈だから、こういう機会は滅多に無いし」

「本当はマッチョの身体に触りたいだけだったりハブっ⁉︎ て、テメェ骨折してる脚を蹴る嫁があるか⁉︎」

「珍しく体罰が通用するのも悪くないわね」

 

 この女、本当ロクでも無いのな……。再び肩を借りてソファーまで戻った。

 

「そうだ。コーヒーおかわりいる?」

「飲む。かなり飲む」

「お砂糖入り?」

「うるせえバカ」

 

 一々、茶化すなよ。

 

「お待たせ」

「サンキュー」

「で、結婚式で……あと、挿入歌とか、料理とか……」

「料理は式で使うホテルのコース料理でしょ」

「あ、そっか」

「少しずつ決めていきましょう」

 

 のんびりと二人で式の日程を決めて行った。

 

 ×××

 

 大体、何をどうするかが決まっていき、今日が終わった。晩飯を終えて、奏が風呂に入っている間、俺は日課のトレーニング(簡易版)を済ませる。怪我してる時にトレーニングしてるのバレたらまた怒られるからね。

 それを終え、ソファーでのんびりしていると奏が戻って来た。

 

「お待たせ」

「ん、おお。じゃ、風呂に……」

「待って」

「何? ……ああ、肩?」

「違うわよ」

 

 俺の隣に奏は座り、こちらに顔を近づけてくる。

 ジトーっとした目で俺の額を観察し、クンクンと鼻を動かす。

 

「な、何……?」

「あなた……少し運動したでしょ」

「えっ……?」

「汗の香りがする」

「汗の香りってなんだよ⁉︎」

「あなた、そんなに結婚式に怪我したまま出たいわけ⁉︎」

「無理が祟るような運動はしていません! 足首に負担かからない奴に絞ってるんで大丈夫のはずです! 仕事に必要なことなんです!」

「……」

 

 すると、奏はしばらく俺をジト目で睨む。本当に? と疑い続けている目だ。しかし、そればっかりは本当だ。

 

「……無理しない程度にしなさいよ」

「お、おっす!」

「でも、コソコソやってたのは万死に値するわ。後で覚えていなさい」

「え、万死に値するの……?」

 

 この歳になると筋肉落ちるの早いから、怪我しててもある程度はやっておかないといけないんだけどね……。

 何をするつもりなのか、奏は俺の方に身を預けてくる。

 

「映画見ましょうか」

「え、万死は?」

「後で良いわ。アマプラで面白そうなの見つけたのよ。一緒に見ましょう?」

「ん、お、おお……」

 

 なんかよう分からんけど……まぁ良いか。

 

 〜二時間後〜

 

 はい、出たよ。ホラーでしたー。この女ホントふざけんなよ……。何が、万死は後で良い、だ。全力全開で嫌がらせしてんじゃねーか……。

 

「っ、た、大したことなかったわね……」

 

 しかも自爆してまでやるか! たまにバカだなこの子! にしても、マジで怖かったな今の映画……。映画は好きだけど、基本ホラーと恋愛は見ない俺にとって、ホラーはマジで死んじゃう。

 いまだに頭の中で怖かったお化けがフラッシュバックしている中、奏は隣で足を震わせながら立ち上がった。

 

「じゃ、私もう寝るから」

「え、いや……え? 別で寝るの?」

「いや? だってあなた、お風呂まだでしょ?」

「……あっ」

 

 ま、マジ……? いや、そういえばその通り……一人で、風呂入るの……? この足じゃ、お化けが出てきたら戦えない……。

 

「ちょっ、奏……!」

「じゃ、お風呂でちびらないようにね?」

「誰がちびるかOL!」

「もうそのくらいの年だから、その悪口効かないわよ」

 

 口を減らすこともせず、奏は寝室に引っ込んでいった。あの女、いつかぶっ飛ばす……。

 てか、俺はいつまでガキでいるつもりなんだ。風呂に入るしかないんだから、さっさと入った方が良いに決まってんだろ。

 大体、お化けなんて世の中にいないんだ。あの世にいるんだから。

 いい加減、気を引き締めろ。死にかけるような目に遭ってきたのは、これが初めてじゃないんだ。男を見せろ! 

 

 ×××

 

 シャワーを浴び終えた後は、割とリラックスできた。正確に言えば、シャンプーとトリートメントと洗顔を終えた後だ。視界が潰れている時は背後に気配を感じていたが、体洗っている時はブラシを手に持っていたし、後方から急襲されても回避しボディにブラシを打ち込み、顎にアッパーを当てれば勝てる。

 そう落ち着かせると、なんだか恐怖心は収まり、今は湯船の中。いやー、割と良い感じよ、お風呂。やっぱ、日本人が心を落ち着けるには、座禅と温泉だよなぁ……。

 

「ふむ……暇だし、奏と結婚して良かったこと10選を挙げてみようか……」

 

 いつも喧嘩してるんだし、たまには口に出さないとな。まぁ、本人に聞かれたくはないわけだが。

 

「奏の飯は美味い。朝も、昼の弁当も、晩飯も、ずーっと美味しいご飯を用意してくれる」

 

 異常だよ、あいつの飯。愛妻弁当とはまさにこのことか。

 

「奏は、割と細かく家計簿を付けられる」

 

 俺はあんな風には無理。ちょいちょいマメとはいえ、基本的に俺はガサツだし大雑把だ。その日の買い物のレシートを取っておいて、ノートに記帳するなんて出来てもやりたくない。

 それが出来る奏は本当にすごい。嫁力高い。

 

「奏は、羞恥心を忘れない」

 

 何せ裸を何度見ても見せたがらないからな。結婚したとしても、だ。そういう羞恥心は大事だと思う。うちのお袋とか、たまに風呂上がり、下着姿でのうのうと居間に来ることもあったし。

 そういういじらしさがまた可愛いというか何というか……それに、お淑やか。

 

「奏は、基本的に俺より早く起きて朝の準備をしておいてくれる」

 

 たまに俺の方が早いパターンもあるけど、基本的には先に起きて、俺にキスしてから朝飯を作っておいてくれたりする。そういう気遣いは嬉しい。俺も料理くらい出来るようになって、早起きして飯作っといてあげられるようにしないとな。

 

「あと、奏はー……」

「っ……!」

 

 直後、ガタンっと扉の向こうで音がして、俺の心臓は跳ね上がった。

 ……え、ちょっ……なに今の音。まさか……やっぱり霊的な何かか? ……いや、今の俺は簡単には死なんぞ。やる気ならやってやる。テメェが俺になんの用か知らねえが、祓ってやると。呪霊のように。

 湯船から上がり、音を立てないようにブラシを手に取り、ドアノブに手をかける。

 やるからには……速攻勝負だ! 

 

「かかって来いやああああああッッ⁉︎」

「きゃあああああああああああッッ⁉︎」

「あああああれ奏?」

「あだっ……!」

 

 扉の奥にいたのは、体育座りしていた奏だった。悲鳴を上げた奏は、後退りながら背中を後ろの台に強打し、背中を押さえて蹲る。

 ……え、何してんのこいつ? 夫婦になって覗き? 

 

「……何してんの?」

「こっちのセリフよ!」

「俺はてっきりお化けかと思って殺しに来たんだが……」

「……」

「え、覗き?」

「違うわよ!」

 

 じゃあ何? と、視線で問うと、奏は頬を赤らめて目を逸らす。口にするのも恥ずかしい事なのか、言うか言うまいか、しばらく悩んだあと、恥ずかしそうにつぶやいた。

 

「……とりあえず、パンツ履いて」

「え? ……あっ、わ、悪い!」

 

 完全に忘れてた! でも、やっぱあんま気にならない辺り、俺もお袋似なんだな……。

 なんかもう湯船に浸かる気分でもないので、バスタオルを取って風呂場で身体を拭く。

 

「で、どうしたの?」

「そ、その……一人で寝室にいた方が、怖くなっちゃって……」

「……」

 

 どんだけ可愛い奴なんだよお前は……。なんかもう、その尊さにはこっちまで恥ずかしくなってくるわ……。

 俺も赤くなった顔を誤魔化すように、タオルで拭く。壁越しだから、奏には俺の顔色なんてわからないだろうに。

 そのまま身体を拭き終えたが、そこで問題に気づく。

 

「あ、奏。パンツ取って」

「え、あ、そ、そうよね。はい」

「どうも」

 

 棚の中のパンツを取ってもらい、履いた。

 そのまま着替えを済ませ、再び足に包帯を巻かなければならない。すぐに巻こうとした俺だが、その包帯を奏がとってしまった。

 

「包帯は、私がやってあげる」

「ん、ああ。どうも」

「はい、肩貸して。ソファーでやりましょ」

 

 少しお互いに羞恥心が混ざっているからか、少し会話がぎこちない。ソファーの上で横になり、脚を隣に座っている奏の膝に乗せる。やわらかい。

 そのまま足に包帯を少しずつ巻いてくれた。無言なのが気になったが、しばらくして急に奏がぽつりとつぶやくように言った。

 

「あー……コホン」

「どした?」

「ひ、暇だし……私が、優衣と結婚して良かったこと10選、挙げていくわね……?」

「ブフーッ!」

 

 い、いきなり何言い出して……って、テメェさっきの聞こえてたんかコラ⁉︎

 

「か、奏……! おまっ、さっきの……!」

「まず一つ、買い物が楽になったわね。二人で出かけた時は、必ず荷物を持ってくれるもの。何も言わずに」

 

 やめてー! お願いだからやめてー! 

 

「二つ、料理、正直何度か失敗しちゃってるけど、何でも美味しいって食べてくれる。そのご飯を頬張ってる顔が可愛いのよねこれが。あと、必ず感想を言ってくれる所も好き」

「やめろって! なんで⁉︎ 公開処刑か⁉︎」

「三つ目、車の運転の安定感が違う。運転に慣れてるからかしら、事故りそう、って感じが全然、しないのよね」

「かーなーでー!」

 

 勿論、次の日には俺も奏も揃って恥ずかしくなり、一言も会話できなくなった。

 

 


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