青薔薇に憧れて   作:天澄

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EX.おまけ
#.あとがき


 六兆年と一夜物語、キツすぎねぇ?サビ超えたところで力尽きるんじゃが……。

 

 そんなこんなでお疲れ様です、作者の天澄です。というか本当に作者がお疲れなんですが。音楽経験なし、まともな恋愛経験もなしの作者がバンドリ原作恋愛ものとかハードルが高過ぎたんだ……。

 まぁそんな愚痴は置いといて。まずは最初に、ここまでお付き合いくださった読者の皆様、ありがとうございました。悠一たちの物語はこれからも続いていきますが作品としてはここでおしまい、続きは皆様の想像にお任せするという形で……。

 

 と、真面目な話はここまでで、こっからはあとがきという名の反省会と裏話を展開していこうと思います。表に出なかった設定とかもあるんで暇だったら読んでってな。

 

 とりあえず最初はこの作品のコンセプト、というか執筆理由でも。

 元々はこの作品、バンドリ原作で書きたかったというわけではないのです。この作品で試そうとしていたのは流行を狙って書くことでどれだけ読者が掴めるか、ということで、ちょうどランキングに何作か載っていて、かつライブも近かったバンドリが選ばれた、というわけです。そして見事にEwigkeitのライブビューイングでやられて衝動のまま投稿したわけですが。

 なのでEwigkeitに合わせていたのもあってヒロインがリサというのは最初から決まっていた流れでした。というか今回のこの作品、ほぼほぼプロット通りなんですが。

 そんな風に遠藤ゆりかさんへの感謝なども込められていた本作なのですが、もう一個目的があって、毎日投稿することでどれだけ読者が付くか、というのも試してました。総計二十四話、最後だけ連投したんで二十三日間。三週間ちょっと書き続けたわけですが、まぁ成功と言えるのではないでしょうか。

 そもそも他に完結作品がないので比較対象がないと最近気づいたのですが。

 それでも結構お気に入りしてくれた人もいたしランキングにも載ったんで上々でしょう。何よりの収穫は自分自身が毎日書く楽しみを知ったことなんですけども。いや、正直何か書いてないと落ち着かねぇ……。

 そんなわけでかなり試験的な目的を持った本作でした。

 

 あとは先程も言った通りこの作品は内容自体はプロット通りに進んだのですが……まともにプロット用意したの、本作が初めてだったりします。いやプロットあると本当に書きやすいね!大事だよプロット……。

 つまりこの長さで終わったのもプロット通りなのです。基本的にあんまり延びすぎても蛇足感が出てダレてしまう、と考えているので終わるときはスパッと終わらせてしまうつもりでした。バンドリのキャラも、自分のキャラも大好きなんで本当はずっと書いていたいんですけどね。それでも物語としてはここで終わらせるのがいいと判断して終わりにさせていただきました。

 ただプロット通りいかなかったところも無論あって。おう、オメーだよ瀬田薫。何勝手に動いてんだ。何が儚いじゃ、鳴き声か。でもいいキャラしてて凄い好き。

 

 まぁ作品自体の話はここまでにして、そろそろキャラの話に入っていきましょうか。

 無論最初は主人公の藍葉悠一。ちなみに名字の発音がストイック師匠の中の人と一緒のことには名前をつけてから気づきました。どうにも考えてる時に既視感があるとは思ったんだ……。面倒なんでそのままにはしたんですけども。なので名前に深い意味はなかったりします。シンプルにいきたかったので名前には特に意味は込められていないのです。

 そんな悠一くんは、本作ではひたすら悩んでいただきました。自分はガンダムXのガロードみたいな好きな女の子のためにひたすら頑張る男の子が好きなので、作中の悩みというか問題はほぼほぼ悠一くんに背負ってもらいました。ストーリーの都合上、ちょびっとだけリサにも悩んでもらったのですが。

 で、ここら辺から裏設定の話になってくるのですが、作中で明言はしなかったんですけど彼は基本的に納得できるかどうかを大切にしています。元々何か一つのことに夢中になれないからこそ、せめて納得できるまではやろう、という考えがあり、それが根付いた結果ですね。だから友希那とリサの二人を好きになったときに自分の感情が本物か納得できなくなってしまったためにあそこまで悩んでしまった、というわけです。ここはもうちょっと作内で触れていれば分かりやすかったかな、と反省点の一つ。

 

 あとは悠一関連であれば彼の歌についてですかね。作中友希那が称したように彼の歌は燃え上がるように熱い歌です。実はこれ、イメージ元があって、ちょびっとだけ作中に名前があったのですが、遠藤正明さんをイメージ元にさせていただきました。いや本当あの人の歌格好いいよね。勇者王誕生とか大好き。悠一がライブで歌う曲、空色デイズじゃなくて勇者王誕生にするかで悩んだ。まぁどうあがいてもネタにしかならないからやめたけども。遠藤正明さん知らない人は聞いてみてね。RoseliaもカバーしてるETERNAL BLAZEとかもカバーしてるから。

 

 次は翔馬について。彼は言ってしまえば便利キャラでした。悠一のことは友人だけども、その思いや苦悩は自分では理解できないからせめてフォローだけはしよう、と考えて彼は行動していました。だから明確な手助けはなしで、基本的にはアドバイスで留めています。ここにはあくまで悠一の物語だからという作品的な都合もあったのですが。あとは場を和ませる役目も担っていて、ちょいちょい彼にはバカになってもらう場面もありました。

 だからまぁ、翔馬と紗夜については本当におまけでしかありません。裏で勝手に仲良くなって、勝手に付き合って、最後にはオチを担当してもらいました。ちなみにこの二人の話を書く気はほぼほぼありません。だって作者の脳内ではこいつら普通の恋愛しかしてないから……。特別なことも何もなく、至って普通の恋愛をしてたからなぁ……。

 

 続いて、何故か最後イケメン化したストイック師匠と最終的に大勝利したリサ。ヒロインの二人ですね。最後の友希那は書いてて本当に作者が友希那の女にされそうでした。勢いって、怖いね。

 この二人と悠一の恋愛にはそれぞれコンセプトがあって、まず友希那と悠一の恋は明確なトリガーのある燃え上がる恋です。今回の場合のトリガーは互いの歌ですね。自覚したタイミングはともかくとして、二人とも互いの歌とその姿が切っ掛けとなっています。それからは互いを意識すると、胸がドキドキしてしまうような恋でした。ここら辺、友希那は全く表に出さず、悠一よりも上手だったポイントですね。

 逆にリサと悠一の恋は落ち着いて緩やかな、けれど確かに暖かさのある恋、と考えていました。明確な切っ掛けなんてない。ただ二人で過ごす時間がどうしようもなく心地よくて、ずっと一緒にいたいと思ってしまうようなそんなイメージ。だから二人はずっと、恋人らしいことでもしなければドキドキなどもせず、ひたすら落ち着いた時間を過ごしていました。それは相手のことを考えてときめくような恋ではないけども、暖かさに溢れた素敵な恋なんじゃないか、なんて勝手に思ってたりします。

 

 そして悠一は最後にリサを選ぶわけですが、その決め手としては感想で指摘していた人もいたんですが、友希那に対する思いに憧れが混じっていたことです。確かに友希那に対する思いは恋で間違いないのだけれど、そこには憧れも混じっていてだから最終的に友希那の隣に並び立てたとして、そこから先を悠一は思い描けなくなってしまったのです。無論、一人のボーカルとしては友希那と並び立つだけでなく、追い抜きたいと悠一は考えています。ですが、恋人としてだと隣に立ち、共に歌って……そこで満足できてしまったのです。自分は、憧れに届いたぞ、と。それに対しリサとは、明確なイメージなどないがそれでもただ、どんなことにも二人で一緒に向き合っていきたいと、朧気ながらもずっと先までイメージできたため、悠一はリサを選びました。

 

 ーーーま、作者が単純にリサ推しってのもあるんだけどね!

 

 んで、残りは全部まとめて話しましょう。

 まずあこと燐子。この二人には本当に申し訳ないことをした。本筋に関わらないから完全におまけ扱いだったのだ……すまぬ……すまぬ……。

 それから、オリキャラズのバンドメンバー。ベース担当の高校時代のクラスメイト女子。ドラム担当の高校大学共に後輩の男子。それから悠一が序盤で別れた元カノ。彼らは多少の設定はあれど、キャラが増えすぎると把握するのが大変だろうという判断から明確な描写をなくしてしまいました。彼らには申し訳ないと思いつつも、やはり本筋に関わらないということでこんな扱いで終わってしまいました。君たちも、すまない……。

 逆にハロハピ、お前らは仕事し過ぎじゃ。次の回にまでくい込んでくるんじゃねぇ。ただ何よりも動かしていて楽しいキャラたちではありました。だからついつい書きすぎてしまった……。

 特に薫はお気に入りで、悠一と薫と千聖が幼馴染というのは完全に趣味です。実は悠一の淡い初恋は薫だったり……。

 あとは名もなきおっちゃんは個人的にお気に入りです。わたあめ売りのおっちゃん、結構いいキャラしてたじゃろ?次回作ではこういう素敵なモブを沢山出したいなぁ……。

 

 と、反省やら振り返りやらはここまで。

 あと少しだけ、個人的な話をして終わりにしようと思うのでしばしお付き合いください。

 

 まずは、軽い宣伝をば。Twitterアカウントの方でちょいちょい次回予告とか裏話とか、そういう情報公開してるんでよかったらフォローしてください。結構ポロリと設定とか言ってます。直近だと青薔薇のおまけについてとか。遠慮なく絡んできてええんやで。普通にそういうの楽しい人なんで。リンクはハーメルンでのプロフにあります。

 それに今度暇な時間に青薔薇の誤字修正作業をツイキャスか何かでやるから、よかったら見に来てください。そこで作品の質問とかあったらある程度は答えます。このまま順調に行けば木曜かなぁ……。

 

 それから次回作について。次はヒロアカ原作だよ。バンドリ原作はまたいつか、ということで一旦チェンジ。次回作の設定とかもさっき言ったようにTwitterでいくらか出してます。

 

 ……というわけで、うん。今後多少のおまけはあっても、『青薔薇に憧れて』これで本当におしまいです。連載している間はとても充実した時間で、作者も悠一たちとお別れするのが寂しいものですが……それが物語というものなのでしょう。

 一応、仲のいい絵師さんとかができれば青薔薇に挿絵追加したのを同人イベントとかで出したいなぁ、なんて思ったりもしてますが何時になることやら。そんな感じなのでおまけ以外では青薔薇が動く、ということは予定していません。

 ただ正直最近は小説を書いていないと落ち着かないので、次回作もすぐに出ると思われます。なのでとりあえずは、次は明日更新予定の青薔薇のおまけで。それではまた。

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