『麻帆良生徒、および一般の皆様、麻帆良武道会予選会場へようこそ! 突如として復活した伝説の武道会、にも関わらずこれほどの人数が集まっていただけたこと、感謝致します! 栄えある優勝者に送られるのは、伝説の大会の優勝という栄誉と一千万と言う莫大な賞金! 伝統ある大会での優勝、頂点に上がるのは誰か!?』
「あ! あれって朝倉さん?」
「あ、ほんとだ。なんで司会なんか……」
ネギとアスナは、自分達のクラスメイトが武道会の司会をやっていることに少々驚く。隣にいる仁は彼らのクラスメイトやこの大会の歴史など興味なく、さっさと予選を初めてくれという気持ちでいっぱいだった。
途中から出てきた
しかし、それは次の言葉とネギ達の反応で引き戻された。
『私は宣言する、今ここに最盛期のまほら武道会を復活させる! とネ。 大まかなルールはたった二つ……刃物及び飛び道具の使用禁止、そして―――
「なっ!?」
「え、ちょ、いいの!?」
「一般人の前でなんてことを……!」
「ヒュウ♪(やるやないか)」
(! ……チッ、なんか厄介事の種を握ってる奴だったみてぇだな……)
学園長から仁は、魔法は一般人には絶対に秘密にしろと(元々守っていない傾向が強いが)言われていたため、どれほど重大なものかはわからないが厄介な事になる事だけは分かっていた。
『なーに、心配しなくて良いヨ。この時代は映像記録でもないと、信じるどころか知ることもない。加えて大会中の龍宮神社にはカメラやビデオカメラ、携帯等を使えなくする電子的措置を施させてもらうネ。表の者は勿論のこと、裏の者も存分に力を発揮してほしい! 以上!!』
『ありがとうございました! では、詳細の説明へと映らせていただきます!』
「よくわからねぇけどよ……ようするにルールなんざ無用ってこったろ!」
「裏の世界……上等じゃねぇか! 何が来ようとぶちのめしてやるぜ!」
開会宣言を本当に理解して居ない者達は、不明なところがあれどもかなりの盛り上がりを見せている。反対に彼女の発した言葉の内容を理解している者達は、どうでもイイといった風情の仁と、面白いと口笛を吹く小太郎の二人を除き、皆険しい表情になっていた。
「あわわわ……いいのかなぁ……!?」
「なーに、楽しみな事に変わりはないやんけ!」
「そういうことじゃないよぅ!?」
「……くぁ~…」
三者三様の反応をする少年(正確には一人は青年)3人組。そんな彼らに、後ろから声がかかる。
「ふふ……中々複雑になってきているようだな」
「にょほほ、私も来たアルヨ、ネギ坊主」
「ニンニン♪」
「た、龍宮さん! 古老師! それに楓さん!?」
「これはまた面白そうになて来たアル」
「一千万とはまた魅力的だな……私達も出てみるか?」
「まぁ、バレない程度なら大丈夫でござろう」
「さ、三人ともで、出るんですか……?」
「そうするでござるよ」
「こんな大会で一千万ならボロい儲けだ」
「強そな奴一杯いるアル! 逃す手はないアルヨ!」
「!!!」
ショックのあまり言葉が出ないネギに対し、小太郎はますますやる気が出てきたと燃えている。仁は言わずもがなだろう。
「ちょちょちょちょっとコタロー君! これっていいの!?」
「何が来ようと俺は負けんわ!」
「だからそういうことじゃないってば!?」
「ならどういう事やねんな」
「古老師は僕の拳法の師匠だし、コタロー君だって楓さんにコテンパンにされたんでしょ!?」
「俺だってあれから修行を怠ってへんわ! 絶対に負けへん!」
「龍宮さんに至っては……こ、殺されてしまうかも……!?」
「たつみー姉ちゃんは拳銃使いやろ、素手勝負ならわからへんわ。もう少し落ち着けいっちゅうに」
「それに考えてみたら仁君も―――あの砲撃の人だったんだからかなりの実力を持ってるだろうし……僕とコタロー君なんか、どう考えたって五位、六位がいいほうだよぉ!?」
「勝手に負けることにすんなやーっ!」
会場の盛り上がりとは別の意味で騒ぎ出す彼らから視線と意識を外し、会場では飲食禁止だという旨を伝えている朝倉の方に、仁は意識を向けている。
やたら大げさな説明を交えながら諸注意は進んでいき、まだ朝倉の側にいた(主催者だから当たり前かもしれないが)超鈴音が、思い出したようにマイクを取った。
『そうだ、一つ言い忘れてたネ。この大会が形骸化する前―――即ち実質的に最後となる二十五年前の大会で優勝したのは……ナギ・スプリングフィールドと名乗る当時十歳の、フラリと現れた異国の少年だたらしいヨ。この名前に聞き覚えがあるものは、より一層頑張ってくれると嬉しいネ!』
(……飾ネギの奴に名前が似てるな……関係者か?)
「コタロー君! 仁君! 僕、この大会に出るよ!!」
「お? お、おう! 当たり前や!」
「ん? ああ……あ、チッ……」
そこで仁は、なんで肯定的な返事なんかしたんだとちょっと後悔する。そんな仁へと、いつの間に来ていたのかエヴァンジェリンが声をかけた。
「お前も出るとはな、仁」
「……あんたも出るのか、エヴァンジェリン」
「まあな。ぼーやの成長を見るいい機会だ。―――それよりも」
「……んあ?」
「お前、その体にだいぶ苦戦しているようじゃないか。ヘルマンとやらの戦いでも、体の小ささのせいで鎌風も砲撃もそこまで威力が出ていないように見えたがな?」
「……当たり前だっての……所謂幻術の一種だから筋力等は殆ど落ねぇが―――リーチやバランスは変わってくる。砲撃はともかく鎌風は俺の元の体があってこそなんだよ。小せぇ絵この体じゃ、遠距離攻撃よりも近距離の方が向いてるかもな……つーか見とったんかい…」
「ああ、見ていた。しかし、調子が出ない理由がこれで納得がいったな―――――まぁ、それはそれとして、調子の出ない体のせいで、精々予選で負けないように気を付ける事だ」
「……ご忠告どうも」
自分が気になったことのみ聞いて去っていくのは相変わらずだと、仁はエヴァンジェリンを途中までみやり目線を外した。
それと同時に諸注意を終えたらしい朝倉が、一際大きな声で告げる。
『予選はクジによる組み分けで決められた、一組二十人で行われるバトルロワイヤルです! 参加制限は一斉なし!! 老若男女奮ってご参加を! では、参加希望者は前に出てクジを引いてください!!』
(……ここまできたらしゃーねぇ……悪あがきせずにクジ引くか…)
参加者と思わしき団体の後ろへ、仁はため息を一つ吐いた後ついていくのだった。
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くじ引きの番が来た仁は、一足先に引いたらしいネギと小太郎に引っ張られるようにして舞台付近へ流れていく。
(……引いたクジは――― “A” か。もう少しで集まるみたいだな……)
「ネギ、お前クジのアルファベットは?」
「あ、僕は “B” だったよ」
「俺は “E” や。仁、お前は?」
「…… “A” だ…」
「とりあえず、予選は当たらずに済みそうだね」
「なんかツマラン気もするけどな~」
雑談をしながら時間を潰している彼らだったが、くじを引く人の流れから予想よりも早く出番が来そうに見える為、少々早めに準備をしておこうと小太郎と仁は年齢詐称役を手に取った。
「ネギ、そろそろ準備しとこうや。俺らの出番もうすぐ来るで」
「ごめん、僕年齢詐称役は使わないことにしたよ」
「ん? なんでや?」
「僕の父さんが、僕と同じ十歳の時にこの大会で優勝したんだ……だから、僕もこのままで行きたい」
「……大人になったらリーチも伸びるし得なことも結構あるんやけど―――そやな! この姿でやってこそや!」
「……いや、俺は―――」
「うん! やってやろう! コタロー君! 仁君!」
「ああ!」
(……俺はちげーっちゅうに…もういいや、めんどーせぇ……)
『村上小太郎さん!ステージに上がってください!』
「あれ? エントリーし直さないの?」
「別にええやろ。偽名やし……ネギ、仁。予選なんかで負けんなよ」
「勿論だよ」
『ネギ・スプリングフィールドさん、ステージへ上がってください!』
『仁さん! ステージへ上がってください!』
「……俺たちも呼ばれてんぞ…」
「うん! 行こう!」
「俺っちもついて行くぜ、兄貴!」
「頑張ってくださいです」
「三人とも頑張るえ~!」
ネギはカモを肩に乗せ、仁は首を回しながらステージへと上がっていく。そうして三人がステージへ上がると同時に、周りから笑い声が上がる。
『おっと、A、B、Eグループで何か動きがあったようですが――――何とこれは!? こ、子供です!! 場違いとしか思えない小学4~6年の子供が三人、各グループに一人づつ! 会場が笑いに包まれ、彼らに生暖かい微笑みと視線が送られています! こればかりは仕方ない!』
「おいおい、遊びじゃないんだぞ~、ぼーず」
「頑張れ子供先生ー」
「あれって、噂になってる謎の少年じゃない?」
ギャラリーが皆苦笑しながら見つめる中で、小太郎はそんな視線よりも厄介な者を見つけていた。
「おや、コタロー殿ではないか」
「うげっ、あんたかいな楓姉ちゃん」
「そんな顔をせずとも良いでござろう? 別に今勝負を決めようと言う訳ではないのでござるから」
「むっ……!」
一方、ネギの居るB グループ。
彼は、まるで壁のように立ちはだかる選手の面々を見て、かなり緊張していた。
(うっわ~……大きくて強そうな人達ばかりだよ…か、勝てるのかな~?)
そんなネギに、選手達の方から声がかけられる。
「ぼ-ず、本気で出場するつもりか?」
「怪我したって知らないぞ? お兄さん達手加減はしないからな?」
「は、はい! 僕も本気で行かせてもらいます!」
そのネギの言葉を受けて、彼らは一斉に笑い出す。含み笑いをしているものから苦笑しているものまで様々だが、笑われているのに変わりはなかった。
「わ、笑われちゃったよ……」
「ま、しょーがねーわなぁ、こりゃ。それより兄貴、魔力供給を忘れんなよ。仁の坊主じゃあるまいし、何も無しの兄貴じゃ撮み出されちまうからな」
「う、うん! ―――『
ネギは魔力を体に送り、身体能力を強化した。そうして、一旦気持ちを落ち着け用とした矢先―――
『Bグループ20人揃いました! では、試合開始です!!』
「わ!?」
唐突に戦いの幕が上がった。どうしようかと悩むネギに、2メートルはありそうな巨漢が近づいてくる。
「さて、ぼーずが怪我をしないうちに場外へ持っていくか」
「うわわっ……(教え通り、教え通りっ)」
迫り来る腕をネギは左右の腕を振り下ろして叩きつけることで止め、一瞬の隙を逃さず懐へと入ると―――
「絶招・通天砲!!」
「うおっ?」
拳を打ち込み、体格差のある相手を逆に場外へと吹き飛ばした。
『これは、これは何ということだぁ!? 体格差が倍では済まない相手を、ネギ選手は場外へと殴り飛ばしたぁ!! それもその筈、子供先生・ネギ選手は、古菲選手の一番弟子との情報が入っています!』
「そーか! 菲部長の!」
「それなら納得だぜ!」
あまりの事態に呆然とするギャラリーだったが、古菲の一番弟子だと聞くととたんに今まで以上の盛り上がりを見せる。
と、その盛り上がりにさらに拍車をかける出来事が起きた。
『おっとぉ! Eグループでも異常事態発生! 長瀬選手が2、3……いや4人いる! これはかの有名な分身の術なのか、これこそほのぼのクラブ “さんぽ部” 究極技法とでも言うのかーっ!?』
「なんの! 負けへんで! ―――おりゃっ、五つ身分身や!」
「やるでござるなぁ……ならこちらは12人♪」
「くそっ!! 七人が限界や~っ!!」
『夢幻でも見ているのか! っていうかあんたら試合はーーっ!?』
イレギュラーがあったものの、ネギや小太郎は順調に敵を倒していく。
「……つ、強い……!」
(よし、あと少しだっ!)
もう少しで相手を倒しきれるとネギが喜んだ寸前、彼の顔面に数発何かが命中する。
「あうっ!?」
「な、なんだ今のは!?」
「……遠当てのようですね」
「え?」
何が飛んできたと慌てる彼らに、後ろから話しかける者が一人。声からして男のようだったが、素顔はフードで隠されている。
「彼ですが……見かけによらずかなり鍛錬を積んでいるようです。気をつけてください」
「あ、あなたは―――」
誰なのか、そう聞く前に戦いは再開してしまう。黒髪リーゼントヘアに学ランの青年が、声を張り上げてきたからだ。
「悪いなぼーず、侮ってたぜ! だがこっからは、この豪徳寺薫、本気で行くぞ! 覚悟しな!」
「! は、はい!」
ネギの答えに豪徳寺はニッと笑い、そして腕を振りかぶって引き絞る。
「これが、喧嘩殺法
「! 、は、はぁっ!!」
向かってくる豪徳寺の気弾に、ネギは
「な、なにっ!?」
「やあっ!」
「うごっ!!」
そして起きた小規模の煙幕に身を隠し、ネギは見事な一撃を豪徳寺に打ち込んで、彼を吹き飛ばす。
「や、やるじゃねぇかぼーず……! 本選も、気張っていけよっ……!」
「はい! 豪徳寺さん!」
『さ、先程のは一体何なのか……!? しかし、Bグループ本戦出場選手が決定! フードをかぶったクウネル選手と、なんとまさかの子供先生ネギ選手だーっ!!』
謎の光弾の打ち合いに驚くギャラリーだったが、次いでものすごい勢いで来た何かが、彼らの目の前を、そしてネギの目の前をも通過した。
「うわあっ!?」
「こ、今度はなんだよっ!?」
「……今のは―――」
『な、なんというキック! なんという脚力だAグループ、仁選手!! 自分よりはるかに大きな巨漢を数人まとめて水平に蹴っ飛ばし、別のステージへと放り込んだぁ!! 謎の少年は伊達ではないということかぁ!?』
「うっひゃ~……コリャ仁の坊主の仕業かよ」
「やっぱりすごいよ! 仁君!」
(知り合いでしたか)
その話題となっているAグループの仁は、流石に欠伸しながら相手をするのは失礼だろうと、珍しく重心を落として構えている。
「……なんだ、今のは!?」
「子供先生といい、少年忍者といい、化物ぞろいかよ!?」
(……否定はできねぇが……化物ってーのは…………)
自分たちよりも巨大な男達がまとめて数人、しかも水平に吹っ飛ばされたのを見て、Aグループの選手達はもはや呆然では済まないほど驚き、口をあんぐり開けている。
だがそんな中で、まるでターミ○ーターを思わせる風貌の男が、迷わず仁へと向かっていく。
(……スゲェなこいつ、マジもんのターミ○ーターじゃねぇか……ん?)
と、仁は彼の背中から伸びる不可思議なコードに目がいった。それをたどっていった先には――――なんとソケットがある巨大なバッテリーと思わしき物体が、見てくださいと言わんばかりに鎮座していた。
(……訂正、ロボットかよ、こいつ…!? まぁ、そっちの方がやり易いわな)
そう思うが早いか、仁は『飛』の力を使ってターミ○ーター(仮)を少しながら浮かせ、蹴り飛ばしたように見せかけるため、キックに合わせてターミ○ーター(仮)をすっとばし、場外へとあっさり放り出した。
―――本当は普通に蹴っても別に苦もなく蹴り出せるのだが、楽できるならそっちを選んだほうがいいだろうという、何とも仁らしい選択をとったようだ。
(……使わんでいい体力は極力使わん……と)
「うげっ! あいつも一発かよ!」
「ターミ○ーターが、ターミ○ーターが負けるとはっ!」
「……ダっ!」
「しまギャアアア!!」
アホなことをつぶやいている間に、仁は再び数人いっぺんに蹴り飛ばす。
視界の端では金髪の青年が別の選手に柔術と思わしき技をかけて放り出し、別の相手を柔術の応用と思わしき技で叩きつけて気絶させているところが目に入った。
周りを見渡すと彼以外にもう人がいない。どうやら、先ほど金髪の青年が叩きつけた選手が、最後の一人だったようだ。
『Aグループの本戦出場選手は、謎の少年・仁選手と、山下慶一選手に決定しましたっ!』
「うひゃ~……やっぱり仁君すごいねんな~…」
「先生もそうですが……彼のほうがもっと子供とは思えない馬鹿力を持ってるです」
「別に危なげもなく、本戦出場やな!」
「いや、すごいでござるなぁ、あれで気も魔力も無しでござるか」
ステージから降りて行く仁に、ネギ達が駆け寄っていく。
「すごいよ仁君!」
「でも、ブッ飛ばす方向は考えて欲しかったよな~…」
「……知るかい…」
「それよりも、本選はどうなっとるんや?
「まだ後二試合ほど残っていますね、結果はそれまで待ちましょう」
刹那の言葉から数秒後、残り二試合は同時に開始された。
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二試合が終わったあとも本選トーナメントの抽選のため少々時間を設けられることになり、仁はそろそろ面倒くさくなってきていた。
もう帰って後で誰かに聞くかと仁が思い始めた時、ようやく抽選が終わったらしく、朝倉がマイクを片手に主催者側ステージへと上がる。
『お待たせいたしました! 先ほど申し上げたように本選は明朝八時より龍宮神社特別会場で行われますので、それまでにお越し下さい! では、大会側の厳正なる抽選の結果決定したトーナメント表を発表いたします!』
「だ、誰になるんだろう……!?」
「誰だろうとぶっ飛ばすだけや!」
(……帰りてぇ…)
「高畑先生と当たりませんようにっ……!」
「どうなるんでしょうか?」
「一回戦からとんでもない人物と当たったりしてな」
「それは有り得るアルネ!」
『――――こちらです!』
第一試合 佐倉愛衣 対 村上小太郎
第二試合 大豪院ポチ 対 クウネル・サンダ-ス
第三試合 長瀬楓 対 中村達也
第四試合 龍宮真名 対 古菲
第五試合 仁 対 高音・D・グッドマン
第六試合 ネギ・スプリングフィールド 対 タカミチ・T・高畑
第七試合 神楽坂明日菜 対 桜咲刹那
第八試合 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル 対 山下慶一
「た、タカミチィ!? 無理だよぉ!!?」
「時間無いが練習でもしとくかネギ?」
「一千万、無理かもなぁ~…」
「……高音・D・グッドマンて、誰だよ…」
「真名と戦うとは……師匠の威厳が保てるアルカ?」
「ま、気負うな、気楽に行こう」
「刹那さんと!?」
「アスナさんとですか!?」
「夕映! どっち応援したらええんやろか!?」
「さ、さぁ?」