空立つ”飛”の独器と男   作:阿久間嬉嬉

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◎技紹介コーナー

●仁


 ・弾足(ブルレタートルムス)

 仁の遠距離技の一つ。浮かせた、またはくり抜いた岩塊や建築物をぶつける。[飛](トバシ)の力により強化されているため、並のモノは愚か上級魔法でも容易には砕けない。

 所謂『念動力による浮遊』が近い。

 名前の元ネタは、日本語に訳すと「神速」となるラトビア語、bullet ātrums



 ・潰脚(アトベールトカーユ)


回転力+脚力+突進力を合わせ、回転踵落としやオーバーヘッドを喰らわせる技。
 仁の技の中でも高威力の部類に入る。
 紬を生かすという制約がなければ、威力は作中で描写されていたものを上回っていたであろう。

 所謂そのまま『空中回転かかと落とし』。だが軌道修正が出来るという、他には無い利点もある。

 名前の元ネタは、日本語に訳すと「開脚」となるラトビア語、atvērt kāju



 ○[飛]の奥ノ手、“空轍”《そらわだち》・黒龍爪翔(くろたつそうしょう)


 奥ノ手とは、普段は放出しているのみの力を纏うことにより基礎力を大幅に挙げる行為の事。
 本質は違うのだが、おおむね上記の説明で間違いはない。
 本編中で出た技は、奥ノ手状態で放つ、地盤をまるごと大規模にくり抜き、コウモリの爪の様な形状にして仁自身が蹴り押し、圧し潰すと言うものである。

 名前の元ネタは、コウモリの大群が黒い竜に見えるという、ある国での夕刻時の出来事から。



●紬


 ・届かない愛(ミスト・プロテクト)

 高密度の煙により、自身を防御する技。
 だがこの煙は爆発性のものへも変わるため、この盾を出されて防がれたら、独器使いでない限り次に取るべき行動は “離れる” である。
 もし爆発性に変えられなかったとしても、強固にも程があるため攻撃など続けないほうが無難である。

 見た目は様々あるが、四角形い煙が最も多い。

 名前の元ネタは、届かないを防御とかけ、日本語で煙と関係する英語を入れたもの。



 ・恋心への狙い撃ち(フューム・シュート)

 煙で出来た弾丸を撃ち放つ技。煙なので大きさの変更などお手の物。毒性のあるものにして身体に打ち込み拡散させて侵したり、当たると同時に爆破することもできる。勿論、たまだけでもかなりの威力を持つ。

 所謂、操作可能&大規模破壊可能な『炸裂弾』である。

 名前の元ネタは、煙関係の英語と、狙い撃ちと銃撃をかけたもの。




 ・爆ぜる愛憎(スモーク・デトネイション)

 紬の主力技。仁が爆発を受けてもそれなりに無事なので気付きにくいが、27巻でラカンが放った気を込めた槍の爆発と同等以上の威力を普通に叩き出せる。
 ステルス性の煙と混ぜて放たれたが最後、高位の魔法使いでも気付きもせず、障壁ごと消し飛んで終わりである。

 所謂、『粉塵爆発』や『ガス煙による爆発』が近い。

 名前の元ネタは、煙と爆ぜるを表す英語。



 ・食欲にすり変わる恋情(ヘイズ・イーター)

 煙の顎を作り出し、相手を挟み込んでから圧縮された爆炎をお見舞いする技。
 普通なら、挟まれた時点で粉砕骨折+内臓破裂する程の威力を持っている上、たとえ障壁等で耐え切ったとしても爆破による木っ端微塵は避けられない。

 名前の元ネタは、煙関係の英語と、食べちゃたいくらい可愛いを物理的に捉えたものから。



[煙](ケブタシ)の奥ノ手、銃撃に変わる盲愛《ブラインド・ラブ》・一途な瞳(オンリー・アイ)

 これもまた仁と同様、強化形態にあたる。
 本編中に出た技は、『食欲にすり変わる恋情』以上に圧縮された目玉のような砲弾を、砲口と化した右掌から撃ち放つというもの。
 まず砲弾自体防ぐことが困難なのに、その上で爆発など喰らわせられればたまったものではないだろう。

 名前の元ネタは、瞳(英語でアイ)と愛をかけたもの。




・・・以上が新たに登場した技です。



 それでは、本編をどうぞ。



決着は……

 

 

「オイオイ……なんじゃこりゃあ…………?」

 

 目の前に広がっている光景に、ラカンは冷や汗流れる苦笑いのまま声を漏らす。

 

 あれから、張り付いて離れなかった癖に、いきなり消えた悪寒の正体が、そして雲海を切り裂いた謎の衝撃波がどうしても気になり、ネギ達はハルナの船で悪寒を感じた方向へ向かってみた。

 

 そうして数十分後、次代の観光名所とも期待されていたらしい旧王国後につく。

 そこに広がっていたのは―――――

 

 

 

 地図にも載っていない岩山や峡谷、泥湖に平原にクレーターの数々。

 文明の跡など遠くにちょこんと見える、逆さに刺さった塔のてっぺん部分しかない。

 言うまでもなく……清水の類も、深緑の類も一切無い、枯れ果てた土地だった。

 

「茶々丸、元の光景の、頼めるか?」

「…………少々お待ちください―――ありました、元の光景がこれ……です」

 

 確認のため画像をアップするものの……映し出した茶々丸でさえ、絶句してしまう。

 

 元々あった王宮は影も形もなく、浮いているはずの島々や岩塊も、落ちた島と共に消え失せている。

 緑がいっぱい写っているが、そんなもの面影すら残っておらず、宝石のように青く染まる湖は、周りの水晶はおろか周辺の大地ごと蒸散してしまっている。

 

 平坦なだらかであった筈の土地なのに―――――山あり谷ありの険しい土地となってしまっているのだ。

 

「そんな……これって……」

「ち、地形がモロ変わってんじゃないのよ!?」

「建物なんて、あのチッコイ塔の先端しかないアルよ!?」

「いや待ってクーちゃん、写真からするに、あの塔はこの元王国跡の中でも一番高い塔の先端みたいよ」

「よく見れば建物の破片らしきものは散らばっているようですが…………それだけですね」

「ももっ、も元の建物が、判別できないですー……!?」

「……生物すら、おらぬでござるな」

「マジで何なんやこれ!?」

 

 写真とのあまりの違いに開いた口がふさがらないネギ達。

 が、そんな彼らを見ながらも更に何かを調べていた茶々丸と和美が・・・平坦な表情を分かり易いほどに崩し、ラカンがそれに気付いたらしく声をかけた。

 

「どうしたお前ら、似合わねぇ顔して」

「いえ……あの……それが」

「……ちょっとね」

 

 皆も茶々丸の異変に気付き、どうかしたのかと寄ってくる。

 茶々丸は本当に似合わない程に顔をしかめ、たっぷりと時間を置いて考えたあと、ようやくゆっくり口を開いた。

 

「皆さん、今から三つの事柄を言いますが」

「覚悟をしておきなよ? ……もうさ、トンでもないから」

「もうこん(自然)なん(破壊)見たあとだから、そんなに驚かねぇと思うが……何だ?」

「一つは……このような大規模的に激変した地は、今見えるものだけではありません」

「つーことは、周囲数キロが変わっていると――――」

「ううん、数キロじゃないよ」

 

 

 戦慄(わなな)かせながら、和美は千雨の言葉を遮り、茶々丸が重い声色で紡ぐ。

 

 

「周囲、200km(・・・)をとっくに超えています。……そして恐らくは、最低でも二百数十km以上相当の範囲で、この大規模な地形変化が起きて、いるのです」

「な…………!」

「「「「「「「はああぁぁぁああぁぁっ!!!??」」」」」」」

 

 周囲200km以上、最低二百数十㎞相当。

 ―――――簡単に言うならば、大阪市から京都市までの距離をとっくに越えている、といえばいいだろうか。

 もっと言えば、日本列島の数分の一超の範囲でもある。

 即ち、仮に彼等の目の前でこのレベルの諍いが起きた場合、逃げる事も出来ずに粉微塵にされてしまうのだ。

 

 しかも茶々丸は、これでも、“最低でも” といった。

 つまり……下手をせずともそれ以上の範囲で、地形が激変しているということになる。

 

「マジかよ……! 俺とナギの奴が()った時だって、周り焦土にしてそれでお互い全力投球だったってのに。……大方戦ってる最中に何回も移動してたんだろうが、それにしたってトンデモねぇな」

「でも、二百数十㎞以上に相当ってことは、さ」

「ああ。この王国跡が其処らへん。遺跡やらダンジョン見てぇな魔窟を含めた元領土の大きさはもっとあるが、様子から見る限りは……この王国跡はとっくに全滅しちまってるかもな」

「そん、な……!」

 

 驚愕し、騒ぎ出す彼らに、茶々丸がもう一つ衝撃の事実を伝えてきた。

 

「そして、二つ目……。これだけの大規模な破壊をしているというのに、魔力と気が “全くと言っていいほど” 感じません。クレーターはともかく、あそこの『足型のような』大きな窪みは、少なくとも何も無しの “素の脚力” で穿たれたことになります……弁解しようもありません」

「うっそぉおおっ!?」

「よく見てみりゃあ傷跡からいって、これはホンの十数分前に付けられたもんだな。しかも」

「し、しかも、なんですか?」

 

 一つ間を置き、ラカンが苦い顔と声で続きを口にする。

 

「規模からは信じにくいが、戦艦も見えないし警報も出てなかったし、多分1対1で付けられたもの。つまり、これは個人間での争いの結果だって可能性が高いわけだ」

「ありえへんてソレ!?」

「これが個人の戦いって、何処のサ○ヤ人同士の戦いよ!?」

 

 大魔法を使い続ければ、この魔法世界でも数十㎞を破壊することができるだろう。

 しかし、そんなもの国を攻める時にですら滅多に使わないし、そもそもダメージを与える魔法にしてはリスクが大きいため、使う必要が元よりない。

 

 ここで戦った者達は、それを常時使えるというのだから、常識ハズレもいいところだろう。

 そして『素の力』や『魔力なし』であることに鑑みると、下手をすれば前準備など手足を振りかぶる予備動作それだけで、済んでしまう可能性すらある。

 

 

 もう驚愕しすぎで棒立ちになってしまっている皆に、今までゴーレムで探り続けていた和美が何かを発見したらしく……今度は若干大きめな声で話しかける。

 

「みんな聞いて! どうやらさよちゃんが、この先でとんでもない物を見つけたみたいなの。あと人もいるみたいよ」

「人が?」

「なにか情報が聞けるかもしれんな」

「もしかしたら、怪我人かもしれませんね」

「そん時はうちの出番やな」

 

 

 取り敢えず気を引き締め直した一同は、さよのいる場所へ船を進める。

 

 そして王都遺跡の端まで来た時、一度皆は沈黙する。

 何故ならば、奇妙に削り取られた何かの『端っこ』が見えたからだ。

 恐らくはそれがさよの言っている“とんでもない物”の一部なのだと知り、そのま、ま船を進める―――ものの、それなりの速度で航空しているにも拘らず、中心は未だ見えてこない。

 

 軍隊の存在が背後に有る為、皆が焦れ始めた、その時―――ようやく見えたその中心を見て、三度、絶句。

 

 

 

 そこにあったのは、半径が数十㎞などとっくに届き、尚その半径を余裕で追い越している、今まででは最大規模の大きさと深さの『クレーター』。

 片方は焼け焦げて一部真っ赤になっており、片方は物理法則を無視したかのように無茶苦茶に組みあがった岩塊群となっていた。

 

 対極的ともいえる別れっぷりを持つそのクレーターは、紛れもなく広範囲へ破壊をもたらす『何か』がぶつかり合った証だろう。

 

 更にその近辺の空間には奇妙な景色が薄らとだが被さっており、片方は雲一つない不気味な暗さを持つ青空が。

 片方は逆に毒々しい桃色と灰色の雲しか無い空が広がっている。

 徐々に消えていき薄っすらとしか見えなくなるが、それでもまだ “残っている” あたり、見間違いではないのは確かだった。

 

 直にすべてが消えてくれるのだろうが……それでも、何故だか言い知れぬ不安を感じてしまう。

 

「あ!」

 

 そしてその中央部付近に、確かに、居る。

 

 誰かが、岩組みに腰掛けている。

 近づいてみてわかった顔―――その顔に、ネギ達は本日何度目かわからない驚愕を受ける。

 

 

「仁さん……なん、ですか?」

「……お前らか」

 

 その人物とは、彼らを砲撃や鎌風で幾度となく助けてくれた人物。

 白髪まじりの青年。

  “仁” だったのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――ネギ達出発の数分前――――

 

 

 

 お互いの奥ノ手発動による大技のぶつかり合いで、今まで破壊してきた場所と同様―――いやそれ以上に、周りの大地を激変させてしまった。

 余波で大岩すら転がり吹き飛び、歪なクレーターの円形に局地的な更地をも作り出している。

 

 上空を覆っていた雲海も全て吹き飛び、陽の光を直に降り注がせていた。

 

 

 そんなぶつかり合いを行っても尚。

 まだまだ力が有り余っているらしく、仁と紬は未だだ力を溜めたまま睨み合っている。

 

「……っ」

「………」

 

 元よりそれぞれ事情ある身な事を念頭に置けば、やはり、というべきなのか。

 感情面は兎も角、この闘いは全てにおいて心血注いだモノとは、言えないらしかった。

 それは奥ノ手を使っても、尚の事。

 現に二人は、先の一発限りで既に解いている

 

 掛け値なしはもちろん、今以上の力ぶつけ合うにも、一捻りがいるのだろう。

 ……その結果でこれなのだから、余りにおぞましい。

 

 

「…………耐えやがるか」

「シブトインダネェ? 解ッテタケド」

 

 お互いに余裕ではない雰囲気のまま、怒りと笑顔の正反対の表情を浮かべるも、不意に紬は余裕たっぷりの不敵な “笑み” へと表情を変えた。

 

 それを見た仁は、嫌な予感を覚える。

 

「何がおかしい」

「イヤ~……ネ? 思イ出シチャッタンダヨネ~? ―――奥ノ手の先(・・・・・)ヲサ?」

「!!」

 

 それを聞いた仁は、嫌な予感が的中したのを感じるとともに、彼女との最初の戦闘を思い出していた。

 そう……経験さとダメージにより追い詰められた紬が、自分と相打ちになった、その最大の要因。

 

 奥ノ手の先、謂わば“禁ジ手” とも呼べる代物を。

 

「させるかよ、んな面倒くせぇ事を……!」

 

 それを発動してしまえば、自分は負ける。いやそれどころか、今でさえとてつもない規模を破壊したというのに、それ以上の破壊を許す(・・・・・・・)ことになってしまう。

 

 

 だが、仁の妨害を予期していた紬は煙に包まれていくと共に、妨害用の高密度・高質量の煙を縦として使い、一歩も進ませない。

 

 

「クソッ、……があっ!!」

「ウフフフ――――(ケブタシ)の『禁ジ手』―――――――」

「やめっ……ろおっ!!」

 

 

「[恋と愛を伝える(テスカ)――――]

 

 

 煙が何かの形を作り出し始め、紬の姿が見えなくなった・・・・・まさにその瞬間。

 

 

 

「ア! アギアラガアアアアアッ!? ァアツアアアアアアァァァアア!!??」

「っ!?」

 

 煙は突如として霧散し、奇妙な叫び声を上げながら顔面を抑えて苦しみ始めたのだ。なんの前触れもなく起きたその出来事に、仁は目を丸くする。

 

 が、その驚きを超えることが、次いで起きた。

 

 

「え―――ア……? じ、ん……な―――ノ?」

「! つ、むぎ!? ……紬か!?」

 

 口調と雰囲気がとても柔らかいものに、何も裏を含んでいないものに……狂う前の、彼の知っている本来の紬(・・・)が、顔を覗かせたのだ。

 

 しかしそれも数瞬。

 

「ぬぐっ、オオオオオッ!! ……ングゥ…………ハァ、ハァ。ア~ブナカッタァ……」

「……ッ」

 

 すぐさま狂気の迸るものへ変わってしまった。

 

「ケドッ、ダメダネ。コレジャ、酷シイ……ネェ……!」

「何が―――」

「トイウ訳デ! ジャアマタネ仁♥ ……シャシャシャ! 『貴方の愛情は盲目』(スモーキー・ハイド)☆」

「ぬおっ!?」

 

 

 先程と同じ高密度・高質量の、しかしステルス性を二つ掛けてより強力にした視界封じを撒かれて、結局仁は紬を逃がしてしまった。

 

 

 追いたくとも気配がないため追えず、術式は苦手な部類の上独器の気配も隠された為アテにできない。

 

「何が、起きたってんだ……紬……」

 

 空を見上げながら、すっかり面影など消え失せた地を見ながら、仁は地獄への入口のようなクレーターの中央で、腰を下ろす。

 

 

 その数分後、ネギ達がやってきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――――」

「……………………」

 

 

 微妙な沈黙に包まれる中、最初に口火を切ったのは、仁を知らない為一番同様の少ないラカンだった。

 

 

 

「なぁ兄ちゃん、単刀直入に聞くぜ。この、地形をモロに変える戦闘をを起こした内の一人は、あんたか?」

「……あぁよ。その通りだ」

「オイオーイ、そりゃマジかい。こりゃさすがの俺様もビックラこいたぜ……!」

 

 次に口を開いたのは、ネギ。困惑が九割覆っている顔で、ブリキの人形のごとく言葉を発する。

 

「仁さん……! 何で、何でこんな……そもそも、コレを引き起こしてしまうあなたは、一体……!?」

「……」

 

 

 再び辺りを支配する沈黙。何時も通りのキッカリ十秒よりも、長く時間を取ったあと、ようやく仁は口を開いた。

 

 

「もう、教えとくわ。全部、誤魔化さずに」

「何を、ですか?」

「俺の本当の力や出自、それについてな」

「……え……?」

 

 ポカンとした顔になるネギ達だが、それに構わずに仁は自身の正体を語りだす。

 

 

 

 

 それと同時に思い返していた―――自分の出発点、独器入手の経緯、本性と偽りの記録、恩師との出会い。

 

 そして……相棒たる少女、紬との思い出を。

 

 

 




次回より、仁の過去話になります。

ネギま本編が―――今の時点でも相当なのに―――本気で関係無くなってくるので、苦手な方はご注意ください。



◎(正直なところ、多分いらない)自問自答コーナー



・Q,実際のところ、仁と紬ってどっちが強いの?

・A,筋力・スピード・技量・咄嗟の判断力は仁が上ですが、技の多彩さ・火力・規模・能力の相性は紬の方が上。しかし、総合的に見れば、仁の方に天秤が傾きます。
 状況にもよりますが、基本的に仁>紬となります。



・Q,なら仁とナギでは?

・A,仁が勝つ可能性の方が高いです。ナギも作中最強クラスですし、手も足も出ないなんて事は無いでしょうが、力を溜めながら不規則に移動したり、アンチョコを見ながら唱えている最中にそれを奪ったり、思いもよらぬ不意打ちで集中力を乱すことができる仁が、やはり上手(うわて)でしょう。作中でクウネルが言っていたように、分身を作っても飛ばされて終わりですし、それどころか、逆に武器として使われてしまうのがオチかと。



・Q,紬って元からヤンデレじゃないの?
・A,元は、仁に恋心を抱く、独器使いだということを除けば普通の少女でした。原初の偽器を手に入れた時より変わってしまったようですが、仁が彼女の恋心にもっと早く気付いていれば、こうなることもなかったと思います。



 以上、自問自答コーナーでした。
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