名探偵の事件簿(ケース・ファイル) -コナンVS金田一少年- 作:ワニ夫くん
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○不動山市
コナンと蘭が並んで歩いている。放課後らしい。
蘭「……不動高校、思ったよりも近くにあったのね。電車で三十分くらいだなんて。これならもっと早く会いに行ってみても良かったかな」
コナン「まあ、東京は狭いからね。その代わり、人も多いけど」
蘭「ところで、コナンくん。なんでコナンくんもついてきたの?」
コナン「うん。金田一耕助の孫なんて、どんな人かちょっと気になったから……」
蘭「そっか。うん、結構、面白い人だったし、コナンくんとは気が合うかもね。楽しみにしててね、コナンくん」
コナン「えへへ、楽しみだなー」
コナン(とは言っても……半年前に俺も会ってるけどな。もう一度、会ってみたいというのも事実だが……この姿じゃ、思い出話の一つもできねえか)
走っている覆面パトカーを横目にするコナン。
コナン(しっかし、やけにパトカーが多いな今日は。何かあったのか?)
◆
○放課後、不動高校
廊下を歩いている金田一と美雪。
職員室からの帰りに話している。
金田一「……え? 手紙? そういえば、なんかそのようなものが家のポストにそんなもんが入ってたような……入ってなかったような」
美雪「え、今日の朝起こしに行った時に、私の手でちゃんと渡したでしょ! あの変な手紙よ!」
金田一「んな事言ったって、俺昨日寝たの三時半だぜ? あんな時間に起こされたって夢と現実の区別つかねえよ」
美雪「あれ以上のんびり寝てたら遅刻でしょっ!」
金田一「そんな、一度や二度の遅刻くらいで……」
美雪「一度や二度じゃないでしょ! 今月に入ってから何度目よ! もうっ!」
金田一「……ん?(窓を見る)」
美雪「? どうしたの、はじめちゃん?」
金田一「なあ、美雪、あそこの女の人、どっかで見た事ないか?」
廊下の窓から見える校庭を指さす。美雪が目を細める。
そこには、蘭とコナンがいる。
美雪「よく見えるわねー」
金田一「……ほら、あそこの他所の制服の」
美雪「あら、ほんと。どこの高校かしら。小学生の男の子と一緒みたいね」
金田一「うーん。なーんか、どっかで見た事あんだよな、あの美人。……なあ、美雪。そういえば前にも似たようなミステリーゲームだかツアーだかの手紙が来た事なかったか?」
美雪「確かにあるけど、えーーーっと……どの?」
金田一「今回と同じ、若い探偵をナントカってやつだよ。……そうだよ! あの人は、その時俺たちみたいに犯人に招かれていた毛利蘭さんだ!」
美雪「あ、思い出したわ! 空手でインターハイの出場した……私もちょっとだけ教わったのよね」
金田一「ああっ! 道理でさっき俺を起こした一撃も痛ぇわけだ!」
美雪「……でも、蘭さん。急にどうしたのかしら」
金田一「ん。……もしかすると、あの人も、俺たちと同じく、ミステリーツアーの招待状を貰ったのかもな」
美雪「え? そんな事でわざわざ?」
金田一「ああ、タイミングからすると、たぶんそうだよ。人を呼ぶにしては日付も書いてない……なんだか妙な手紙だったし、半年前にほとんど同じ手紙があって事件に巻き込まれただろ? それで今回、また呼び出されるなんて、まるで嫌がらせだぜ。あの時の犯人が捕まってるのに、またこうして手紙が来るなんて妙じゃないか?」
美雪「それもそうね。それでも、わざわざやってきてくれるなんて。帝丹高校って案外近所だったのかしら」
金田一「……まあ、そんな事より、あそこの子供……なんか違和感あんだよな。ただの子供にしては、なんつーか……」
美雪「? ただの可愛い男の子じゃない」
金田一「……そうかな」
コナン、ふと上を見上げる。
窓から覗く金田一と視線が重なる。
コナン(金田一、一……!)
金田一「……それに、なんだか、見た事あるような」
金田一、思いはせる。
◆
○回想、雪割荘
半年前。外は土砂降りの雨。
最初の一人の被害者が出た部屋で、推理を行う鬼沢。呼ばれている探偵は、松山美紀、時任新奈、深海十四郎、そして黒須宗男。金田一、新一、美雪、蘭、和美もいる。
玄関から王の部屋までがびしょ濡れで、その部屋の中で王は撲殺死体となっていた。
鬼沢「――そう、犯人は、おそらくこの部屋に招かれた後で、衝動的に王さんを殺害したんです! 実際、ここにいる皆さんは、黒須さんを除いて誰も王さんとの接点はないでしょう? そして、決定的なアリバイのある黒須さんは犯人ではない」
鬼沢「この現場の状況を見たところ、ずぶぬれで雪割荘に戻ってきた犯人に、王さんは親切心から、『玄関から近いこの部屋の風呂を使ってくれ』とでも声をかけたんでしょう。……しかし、それが仇となって犯人に侵入されてしまった。そのすぐあとに、犯人と王さんの間には何かのトラブルがあって、王さんは衝動的に撲殺された」
鬼沢「犯人はレインコートを着ていたので、返り血はすべて偶然、そのレインコートに付着する。ひとまず、血痕のほかに指紋やDNAのついているレインコートを処分しなければならないが、事が終わってから警察が調べたら、誰に支給されたレインコートが隠滅されているのかわかってしまう。そこで、犯人は全員分のレインコートを盗み、後から処分した……そんなところでしょう」
新一「おい、それは違っ……」
金田一「――それは違うよ」
新一と鬼沢が同時に金田一を見る。
鬼沢「どうしてそう言い切れるんだい? 金田一くん」
金田一「簡単だよ。今回の事件は、明らかに計画的な犯行だ。鬼沢さん、残念だけどあんたの推理にはかなり穴があるぜ」
時任新奈「彼の推理に穴が? どういう事?」
新一「……」
鬼沢「聞かせてもらおうか、金田一くん」
金田一「まず、いくら、雨で濡れていてすぐに風呂に入りたいからって、膝下まである長いレインコートを着てこの部屋まで歩いてくるなんて、無理があるよ。玄関にはハンガーや、誰も使っていないコートかけだってあったんだから、いくら近くても流石にレインコートはそっちにかけてからここに上がって来るのが自然じゃないかな」
松山美紀「あ、それもそうね! あたしもレインコートはすぐに玄関でかけたわ! さっきまで泥だらけのレインコートがいっぱいあったし」
時任「でも、それくらいの距離なら、あたしは歩くかもしれないな。玄関から部屋まで二メートルくらいだし、面倒に思うかも!」
金田一「そうかい? ……でも、王さんの部屋を見ると、着替えには一切手を付けられていないんだ。レインコートを着てたって、あの嵐だったらびしょ濡れになる。犯人がびしょ濡れのままこの部屋から出た形跡はないし、まさか裸で自分の部屋に帰ったり、死体と一緒に乾くのを待ってたりなんてするはずもない。勿論、玄関から直行している以上、着替えを持って上がったとは考えにくい。犯人は、おそらく、この部屋で王さんを殺害した後で、犯人が外から玄関から上がってきたように見せかけたんだ!」
時任「そ、それじゃあ、金田一くんには今回の事件の犯人は見当がついているの?」
金田一「いや……そこまではまだわからない。でも、これだけは言える! 王さんが殺されたのは、もっと周到に計画された殺人によるものだ!」
一同、圧倒されて少し沈黙する。
少し悔しそうに、鬼沢が口を開く。
鬼沢「……。なるほど。さすがは金田一くんだ、まったく見事だよ。完敗だ。すっかり言い任されてしまったけど、不動高校・推理小説研究部のOBとしては、鼻が高いな」
和美「アキくん……」
鬼沢「どうやら、俺はまったく的外れな推理をしてしまったらしい。疲れているのかもな。和美ちゃん、もう一度捜査し直そうか」
和美「あ、うん……そうしよう、鬼……沢くん」
工藤「……」
深海「それじゃあ、私も部屋に帰りますよ。皆さんの運命を占う為にね……当たるかはわかりませんけど」
黒須宗男「わ、私も部屋に戻る! だが、いいか? 何があっても私の部屋を開けるなよ! 絶対だぞっ!」
松山「私も、この中にそんな殺人鬼がいるかもしれないのに一緒にはいられないわ。自分の部屋に戻るから、夕ご飯の時間になったら呼んで頂戴」
時任「……バイバイ」
早々に部屋から去っていく周囲を金田一が見送る。新一はそんな金田一を興味深そうに見つめる。
◆
○回想、雪割荘
自動販売機の設置されたロビーで、金田一は思案気にジュースを握っている。ずっと何かを考えて一人になっていたらしい。
そんな彼の隣に、新一が座る。
新一「よっ、名探偵の孫。なかなかの名推理じゃねえか」
金田一「あんたは確か……工藤新一?」
新一「ああ、まさか、折角の推理をあんたに取られちまうとはな……。まあ、推理は早い者勝ち。今回は俺の負けだぜ」
金田一「そんなもん関係ねえよ。ああして人が死んだ以上、誰が先に推理しようが、結局は真実にたどり着かないといけない。鬼沢さんの推理はちょっと無理があった。だから、それに気づいてああ言っただけさ。……でもなー、その結論がまだわかんねえんだよな……どうしてあの人はあの時、とか、あの状況でこれは……とか。うーん……」
金田一が髪を搔き始める。その様子を見て新一が笑う。
新一「ふっ。なるほど。真実はいつも一つ……だから、推理には勝ちも負けも関係ないってわけか」
金田一「そんな大層な話じゃないけどね。でも、それにしちゃ、アンタも目立ちたがってるの見え見えだぜ。今話題の高校生探偵、工藤新一だろ」
新一「お、俺の事知ってんのか?」
金田一「そりゃあ、さすがにアンタは有名すぎるからね。高校生探偵とか言って、新聞に出て変なポーズなんか決めてさ。うちの部室でも何度か見たよ」
新一「誰が変なポーズだよ。……でも、俺もあんたの事は警察の噂で知ってたぜ! なんでも、ついこの前の怪盗紳士の窃盗事件や、露西亜館の殺人事件を解決したのも、本当はあんただって言うじゃん!」
金田一「……まあ、一応ね。あんたみたいに、わざわざテレビや新聞に出て目立つつもりはないけど」
新一はふと、見上げる。
新一「でもな……俺はこう思うぜ! 探偵はそこに存在して、真実を明かし続ける事で、犯罪を止める力になれる。……こうしてこの現実にもホームズみたいな探偵がいるんだ。だから、どんな犯罪を起こそうとしても、どんな嘘を通そうとしても、真実は必ず見抜かれる。隠す事はできない。そんな事を、悪い奴らに示してやる一番手っ取り早い方法が……」
金田一「ユーメージンってわけね」
新一「そーゆー事♪ だから、どんな事件だって迷宮入りにはさせねえ。最後に絶対バレるとわかってもらえれば、犯罪なんて最初しない。そうだろ?」
金田一「そうか? ……殺人っていうのは、本当に止むに止まれない人間の、最後の手段だと思うけどな。それに、悪いけど俺には、あんたはただ気取ってるようにしか見えないね!」
新一「……ふっ、まあないってワケじゃないんだよな! ホームズみたいな名探偵に憧れちまうのも俺の宿命さ。なんだかんだ言っても、難事件であればあるほどワクワクしちまうんだ。あんただってそうだろ? ほんとは名探偵の血が騒がないか? 探偵って一度やったらやめられねーだろ!? な、金田一!」
金田一「さあね。……俺には、理解できねーよ。そこらへんは、どうぞ、ご勝手に」
新一「……。なんつーか、おめー、案外嫌な奴だな」
金田一「あんたにだけは言われたくねぇよ。どっかの誰かさんに、ホンットそっくりな奴だね」
新一「? どっかの誰か?」
金田一「――で、それはそれとして、工藤。あんたはこの事件、どう思ってる?」
新一「え?」
金田一「犯人の動機は、一体なんだと思う? わざわざあんたや黒須さんみたいな有名な探偵を招いて、その中で元警察の王さんを殺したのか……。強い動機があるような気がしてならないんだ。俺も色んな事件に巻き込まれてきたけど、今回の事件にはなんだか……自分自身の罪を誰かに暴いてほしいような、そんな葛藤があるように思えてならない……」
新一「……それは俺もまだわからねえな。殺人犯の気持ちなんて、納得できねえし、したくもねえよ。犯人はただ俺たちに挑戦したい愉快犯かもしれないだろ」
金田一「……」
新一「何より、やっぱり許せねえんだ……俺があこがれ続けた『名探偵』っていう称号を、血みどろに汚しちまう、この事件の犯人が! この事件の真犯人は、……間違いなく、俺たち探偵役の中にいる!」
◆
○現代に戻る。警視庁、米花自然公園殺人事件対策本部
明智警視が大勢の捜査官の前に立っている。
明智健悟「――これより、米花自然公園殺人事件合同対策本部の指揮を執る事になった、明智健悟です」
捜査官たちが各所で噂をし始める。
高木刑事は隣の佐藤刑事に耳打ちしている。
高木「あ、あれが……剣持警部の上司っすか? なんだか随分若いような」
佐藤「明智健悟。東大法学部卒のキャリア警視よ」
高木「えっ!? あれ東大っすか!?」
佐藤「それだけじゃないわ。都内屈指の名門校・秀央高校で学年トップを取り続けた真正の天才。文武両道で、何をやらせてみてもプロ級のスーパー超人だそうよ。婦警の間でも人気が高いけど…私は性格のイヤミが強すぎて好みじゃないわね」
高木「佐藤さん……」
明智「高木巡査部長、佐藤警部補。人の噂話で親睦を深めるのは後にしてもらえますか」
佐藤・高木「は……はいっ!」(立ち上がる)
明智「……では、立ち上がったついでに高木巡査部長。事件の報告をお願いできますか」
高木「あっ……えーと……被害者は、戸塚美津子。職業は、ゲーム会社『マガデーゲームス』の事務員。三ヶ月前に就職したパート社員のようです……。年齢は四十二歳。独身、結婚歴もありません」
高木「死因は、刃物で胸を刺された事による刺殺。その後、どういうわけか頭部に一発、銃撃した痕が残っています。そちらの銃は、S&W M66と思われます」
高木「死亡推定時刻は、昨日午後十一時から十二時の間。公園は夜間にゲートを閉めてましたが、入ろうと思えば入れない事もないようです。ちなみに、血痕の様子から、現場は米花自然公園内の広場の付近で間違いありません。今のところ、犯人らしき目撃情報はナシ」
剣持「すみません。高木くんの意見に捕捉いたします。えー、この戸塚美津子氏ですが、半年前は、『黒須探偵事務所』の事務員をやっとったようです。この事務所の経営者である黒須宗男、王剛は、半年前、とある事件で殺害されており、それにより事務所が倒産。職を失っていたところで、マガデーゲームスに準社員として就職したとの事。念のため、半年前に発生した、この通称『雪割荘事件』との関連も念のために調べております」
明智「わかりました。高木巡査部長、佐藤警部補は着席して構いません。……では、剣持警部、雪割荘事件についての報告をお願いします」
目暮、手を挙げる。
目暮「あ、その事件ならば私が!」
明智「何を言ってるんですか、目暮警部。私は剣持警部に聞いているんです」
目暮「は、はい……?」
明智「剣持くん、報告を」
剣持「え、あ、はいっ……えー、なんといいますか、雪割荘事件は、半年前に私の友人が巻き込まれた事件でして、そのー……確か、死体がバラバラだったやつかと」
剣持が曖昧な知識を見せたため、場が冷える。
明智「……ふぅ、要するに、あなたは雪割荘事件についてはあまり具体的に把握できていないわけですね」
剣持「は、はあ。すみません。何分、昨日の今日でして。当時目暮警部が事件を担当したとの事だったので、私の方からは調査はあまり進めておりません。も、申し訳ありません……」(その場で屈辱そうに頭を下げる)
明智「構いませんよ。現状の情報共有具合は、今のあなたの回答で把握できました。要するに、こちらで掛け合ってわざわざ合同捜査をさせてはみたものの、あなた方はまだ結束や情報共有には至っていないと。……それでは、雪割荘事件については、代わりに私の方から説明させていただきましょう。着席してください、剣持警部」
剣持「は、はい……。……ぐぅぅ……この野郎……絶対いつかぶん投げてやる……」
目暮(まったく、噂通り嫌味な奴だな……剣持警部の気苦労が計り知れんよ)
目暮が剣持の姿を横目に呆れ気味に言う。
明智「雪割荘事件。長野県にある雪割荘にて発生した二件の殺人事件です。殺害されたのは、王剛、黒須宗男の二名。それぞれ撲殺、刺殺。犯人の名前は、鬼沢誠人。当時二十四歳。現在も服役中。動機は、怨恨によるものです。以上の事件は、高校生探偵の工藤新一によって暴かれ、ここにいる目暮十三警部によって逮捕された。間違いないですね、目暮警部」
目暮「は、はい。間違いありません!」
明智「――ところで、目暮警部。資料を見るに、あなたはこの工藤という少年をよほど頼っていたようですね」
目暮「は? はぁ……確かに工藤くんはかなり頼りにしてましたが」
明智「同じ警察組織としては、あまり関心はしません。民間人の少年を巻き込み、あまつさえ先を越されるなどとは。……これは、うちの剣持警部も同様ですが」
目暮「はぁ……面目ない」
剣持(あんたもだろ……)
明智「尤も、とうの工藤新一はこの頃姿を現さず。どこにいるのか、行方は知れず……。生存はしているようですが、いつまでも頼るわけにはいかなかったというわけです。不甲斐ない我々のメシアは、一体いまどこへいるのやら……。私には案外、見えないだけで近くにいるような気がしてなりませんがね」
女性捜査官「かっこいい……!」
女性捜査官「あれが噂の明智サマの華麗なるポエムよ……!」
目暮(くっ、嫌味な上に、なんてキザな奴だこいつ……!)
その時、突然、ドアが開く。千葉刑事が現れる。
千葉刑事「――すみません! 会議中のところ、失礼します! 緊急の情報です!」
目暮「なんだね、千葉くん!」
千葉「たった今、米花駅の監視カメラの映像や、公園内に落ちていたナイフの指紋から、本件の容疑者が一名浮かび上がりました!」
目暮「何ぃっ!? それは本当かね?」
千葉「ええ、どうやら半年前の事件の容疑者の一人で……」
剣持「そいつの名は!?」
千葉「容疑者は、少年です! 現在、私立不動高校に通う二年生……」
剣持「不動高校? まさか……!」
千葉「容疑者の名前は、金田一一!」
モニターに金田一の生徒手帳の写真やパーソナルデータが映り、警察官たちがざわめく。
剣持は思わず立ち上がる。
剣持「またあいつかよ~っ! 何回殺人犯にされりゃ気が済むんだ!」
明智「……やれやれ、どうやらもう一人の高校生探偵の方も、我々警察が頼るべきではなかったようですね」
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