名探偵の事件簿(ケース・ファイル) -コナンVS金田一少年-   作:ワニ夫くん

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8:『地獄の傀儡師』

 

 

 

○不動山市・不動第一中央公園・石門塔(こくもんとう)

 

 相変わらず大量の捜査員が派遣されている。

 

コナン「あっ! ねえ、トメさん。今回は一体どんな事件が起きたの?」

 

トメさん「ん? ああ、コナンくん。今回の事件は……」

 

明智「――今回の事件の被害者は、本田秀樹。検察官ですよ。心臓をナイフで刺された後、至近距離から足を撃たれています。死亡推定時刻は、先ほど、午後三時半。犯人の目撃情報も出ていますが、ヘルメットにライダースーツで、特定には至りませんでした」

 

金田一(あ、明智警視……!)

 

コナン「本田さんって、検察官だっけ? どんな事件を担当したの?」

 

明智「きみにそこまで教えるわけにはいきませんが、ひとまず前回の被害者と繋がる事件とだけ言っておきましょう」

 

コナン「それって、もしかして半年前の雪割荘ミステリーツアーの事件!?」

 

明智「……ご存知なんですか? 江戸川コナンくん」

 

コナン「新一兄ちゃんから聞いてるんだ、今回の事件はその事件に関係してるかもしれないって!」

 

明智「……なるほど。工藤新一も噂に違わぬ直観力のようだ。しかし、先ほども言った通り、そんな事をあなたのように子供には教えません。無論、私も教えるわけにはいきませんね」

 

コナン「え、えへへ……そっかー。それより、刑事さんは誰? あんまり見かけないけど、この前金田一さんのところに警察の人が来た時もいたよね?」

 

明智「……私は、警視庁の明智健悟警視です。米花自然公園の殺人事件の合同捜査を担当しています。今回より、広域連続殺人へと切り替わりましたがね。よろしくお願いします、コナンくん」

 

コナン「よ、よろしくね……明智警視」

 

コナン(なんだこの人……すべてを見透かしているような瞳。まるで出会った頃の白鳥刑事だ……まさか俺が工藤新一だって気づいてるわけじゃねえよな……)

 

コナン「あ……でも、明智警視! ぼく、金田一さんは、絶対犯人じゃないと思うな」

 

明智「ほう? それは何故」

 

コナン「えっと、それは……」

 

 

 後ろから、マスクを脱いだ金田一が現れる。

 

金田一「俺にはそん時のアリバイがきっちりあんの! 残念だったね、明智サン!」

 

明智「……ほう、学校をサボっていると思ったら、随分と愉快な恰好をしていますね、金田一くん。それは新しい趣味ですか?」

 

金田一「ちげーよ! あんたたちに見つからない為に、こうして阿笠博士のところに泊めてもらってたんだ!」

 

明智「……阿笠博士?」

 

 阿笠たちが現れる。

 

阿笠「ほっほっほっ……わしの事じゃよ。まさか、彼が警察に追われている身とは知らなくての。どうしても泊めてほしいと言われたから、一日だけうちに泊めていたんじゃ。しかし、昨日からずっと彼と行動していたアリバイがある以上、彼は犯人ではないようじゃな」

 

哀「アリバイなら、私も証言するわ。その時間なら、ちょうど私や江戸川くんも一緒に、米花自然公園の方で野次馬をやってたわよ」

 

光彦「あ、それなら僕たちもいました!」

 

元太「すっかり姉ちゃんだと思ってたけどな!」

 

歩美「すっごくキレイだったんだよ、金田一ヨーコさん!」

 

金田一「あはは……できれば忘れてほしいんだけど。……でも、とにかく、一応目撃者がこれだけいるんだ、俺は犯人じゃないの!」

 

 少年探偵団たちが険しい顔で明智を見る。

 

明智「ふぅ。……なるほど。ともかく、私の中ではシロとしておきましょう」

 

金田一「な、なんだよ、ともかくって」

 

明智「今は言えません。証拠品のナイフは指紋がついていて、当日米花町に来ていた。そうした証拠を見るに、あなたに容疑はかかり続けます。どうしてそこまで怪しいのかは、今の内に聞いておきたいですがね」

 

金田一「……ナイフの事は知らないけど、米花町に来ていた理由なら大した事じゃないぜ」

明智「ほう。聞かせてもらいましょうか」

 

金田一「米花自然公園の前にマンションがあるだろ。あそこに住んでる高校の先生に、課題を提出してたんだよ。調べりゃわかるぜ。午後十一時半、本当に提出期限日にギリギリ提出したんで、流石に先生も慌ててたね。でも、こっちはあの課題に留年がかかってたからさ。それからしばらく話して、先生に車で家まで送ってもらってたんだ。さすがに栗本先生も覚えてるはずだ」

 

明智「それはそれは。そんな事でわざわざ先生の自宅まで……迷惑を考えない人ですね」

 

コナン(だはは……まったくだぜ)

 

明智「とにかく、その教師についてはあとで私の方で調査します。二件の事件のアリバイを証明する手がかりになりますからね」

 

金田一「なあ、それより、俺の指紋がついたナイフがあったって話……!」

 

明智「……実は、その件ですが。もしかしたら、我々は『あの男』が関わっている可能性を考慮しなければならないかもしれません」

 

金田一「まさか……! あいつが!? そんな!」

 

コナン「?」

 

明智「尤も、今はまだ何とも言えません。もう一つの可能性もないとは言い切れないのですが……とにかく、そちらは我々に任せて、あなた方は出来る事ならばまだ表に出ずに、独自調査をお願いします。調べたいところもあるでしょう?」

 

金田一「ああ、わかったよ。それから、明智サン。俺が課題を提出した先生なんだけど、実は……」(耳打ちする)

 

明智「えっ? まさか……」

 

金田一「ああ。そっちの方も念のため洗っておいた方がいいかもしれないぜ」

 

明智「わかりました。あとで、連絡を取ってくれれば、情報は提供します」

 

金田一「サンキュー、明智サン」

 

明智「それでは、私は捜査に戻ります。あなたは、すぐにここから去ってください」

 

阿笠「言う通りにした方が良さそうじゃ、退散退散」

 

 金田一一向、そこから立ち去る。

 

金田一「ん? 待てよ?」

 

回想・明智『あなた方は出来る事ならばまだ表に出ずに、独自調査をお願いします』

 

金田一「『あなた方』って、一体……?」

 

コナン「ねーねー! さっき話してた『あの男』って誰? 金田一さん!」

 

金田一「! えっ?」

 

金田一(まさか……明智さんが言ってた『あなた方』って……いや、まさかな……)

 

金田一「どうしても、『あの男』について知りたいか? コナン」

 

コナン「う、うん。できれば、知ってる事全部、新一兄ちゃんに伝えないと。新一兄ちゃんと協力すれば、もっと早く犯人に辿り着くかもしれないでしょ?」

 

金田一「そういや、工藤と知り合いなんだっけな。俺一人だってかまわないけど……まあいいや、教えてやるよ。でも、お前はあんまり面倒な事に関わるなよ?」

 

コナン「うん。だから教えて!」

 

金田一「その男は…………地獄の傀儡師、高遠遙一だよ」

 

コナン「……何っ!?」

 

哀・光彦・阿笠「!?」

 

元太「誰だ? その地獄の振り込め詐欺師って」

 

光彦「……もう、元太くん。地獄の傀儡師ですよ! 元・幻想魔術団のマネージャーで、同じ魔術団の団員たちを立て続けに殺害した事件の犯人です!」

 

元太「えっ!?」

 

哀「更に、その後に多くの社会的事件にトリックを提供し、劇場型犯罪を演出した犯罪プロデューサー。香港での日本人殺人事件――通称巌窟王事件や、獄門塾生徒の殺人事件も彼の仕業と言われているわ……」

 

歩美「……こ、怖い人なんだね」

 

哀「大丈夫よ。江戸川くんが守ってくれるんでしょ」

 

コナン「……バーロー。それより、よりによって、何故あの高遠が関わってるなんて!」

 

金田一「以前起こった、その香港の巌窟王殺人事件だ。あいつは俺が殺人犯だと思わせるように、トリックを使って俺に疑いを向けた事があったんだ!」

 

コナン(なるほど、佐藤刑事が言っていた、金田一を陥れようとした犯罪者ってのは、高遠の事だったのか……!)

 

金田一「……だが、今回の事件……奴の事件にしては、何だかどうも引っかかる!」

 

 ふと、ベンチに座っていた彼らの前に、奇術師がいる。

 

奇術師「さて、ここからがお楽しみだよ。二人の探偵は、この恐るべき犯人を捕まえられるのかな?」

 

そこらへんの子供「えー!? どうなるのかなー」棒読み

 

そこらへんの子供「楽しみだなー」棒読み

 

そこらへんの子供「きっと犯人を捕まえてほしいわー」棒読み

 

歩美「あれーっ! 面白そうな人形劇やってるよ!」

 

光彦「今時、公園で人形劇なんて珍しいですね!」

 

元太「お、おい、待ってくれよ!」

 

奇術師「おっと、ごめんよ、今回の劇はここでもう終わりなんだ。この続きはまた来週ね。……そうだ、代わりに君たち三人と、そっちのお兄さんたちには……別のショーを見せる事にしようかな」

 

 そう言って、先にショーを見ていた子供たちがどこかへ行ったのを見届けると、奇術師はマスクを外す。そこにあったのは、高遠遙一の顔である。

 

金田一「高遠……!」

 

高遠「やれやれ……。心外ですね、この稚拙な連続殺人の仕掛け人が私だと疑われているとは……」

 

コナン「何っ!? 高遠っ!?」

 

哀「まさか、本物の高遠遙一なのっ!? こんな捜査員の多い公園で!?」

 

歩美「コ、コナンくん、この人怖い……!」

 

高遠「――しっ! ……あまり声をあげると、たとえ子供でも容赦はしませんよ。私も極力、面倒な目には遭いたくないのでね」

 

 高遠がナイフを取り出す。

 歩美たち三人は震えて動けない。既に彼がナイフを投げられる射程にいる。

 

歩美「ひっ!」

 

金田一「何だと……!? お前……! 歩美ちゃんたちから離れろ!」

 

コナン「……くっ!」

 

高遠「言った通りですよ、金田一くん。ここには多くの捜査官が派遣されていますから。正体を知る人になるべく声をあげられたくはありません。あなたたちはいずれも、私のナイフの射程にある」

 

元太「う、お、おい……光彦、こいつ見た事あんぞ!」

 

光彦「ええ……手配書の写真そのままです! 間違いなく地獄の傀儡師ですよ!」

 

コナン「黙ってろ、元太、光彦! こいつ本気かもしれない! 騒いだら本気で俺たちを……もしそうだったら一瞬だぞ!」

 

高遠「さすが江戸川コナンくんだ。私が殺し慣れているのをよく知っている。……しかし、私はあまり子供を傷つけるのは好みません。彼らは、私のショーの最も純粋な観客ですからね。そう……出来るなら、殺さずに済ませたい」

 

金田一「おまえは、一体何が狙いなんだ、高遠!?」

 

高遠「勘違いしないでください。今回、私は一切、殺人に関与していません。ただ、私が過去に演出した事件の凶器が、本件に流用されているという話を聞きましてね。その情報をあなたに提供しに来たんです」

 

金田一「凶器、だと?」

 

高遠「どうやら、香港で君が明智警視を『刺した』あのナイフが最初の被害者を刺した凶器のようです」

 

金田一「馬鹿なっ! あの時はあんたがそういう風に見せかけただけで、俺は……!」

 

高遠「しかし、あのナイフには指紋がべったりとついている。犯人は、ライダースーツを着てヘルメットを被った人物でしょう? その恰好で犯行を起こす人物が、ナイフに指紋を残すような事はありませんよ。そう……そのナイフに元々指紋がついていない限りはね」

 

金田一「じゃあ、今回の凶器はあの時のナイフだっていうのか? 警察が保管している筈じゃないのか?」

 

コナン「凶器が流用って! まさか警察内部の不正があったって事っ!?」

 

金田一「何だと!?」

 

高遠「さあ? 私はそこまでは知りません。続きの真実は、あなた方……探偵で見つけてください」

 

金田一「高遠っ! なんであんたは、危険を冒してまで、こんなところにそんな情報をっ!?」

 

高遠「……私は二度も同じやり方であなたを追い詰めるほど愚かではない。それに、今回のように観客のいないつまらない殺人劇など犯すつもりはありません。それを伝える為ですよ」

 

金田一「あんたは本当にそれを伝えるだけの為にここに来たのか!?」

 

高遠「ふっ……それに、たとえ捜査官が多くいる状況だとしても、私にとっては少々骨が折れても、別に『とても危険な事』ではない。それだけの事ですよ」

 

金田一「高遠……」

 

 不敵に笑って立ち去ろうとする高遠。それを追おうとするのを、金田一が躊躇する。

 しかし、そこでコナンが声を出す。

 

コナン「……おいおい、本当にそうか? ここの刑事から逃げられないとしても、俺からは逃がさねえよ!」

 

 コナン、にやりと笑って時計型麻酔銃から麻酔針を射出する。

 

高遠「!」

 

 しかし、高遠は麻酔銃の向けられた部分に手のひらをかざす。

 

金田一「コナン!」

 

 高遠の手で、麻酔針は薔薇になる。

 

コナン「何っ!?」

 

高遠「言った筈です。たとえ子供であっても、騒げば容赦はないと!」

 

 薔薇はナイフとなって、コナンの方へと投擲される。

 金田一が、慌ててコナンを抱えて転がる。

 

金田一「危ないっ!」

 

コナン「!」

 

 そこに少年探偵団が駆け寄る。

 

元太「大丈夫か、コナン!」

 

光彦「金田一さんも!」

 

金田一「ああ、なんとか! コナン、お前も刺されてはないよな!?」

 

コナン「ああ!」

 

歩美「良かった……コナンくん」

 

金田一「だが、あの高遠が狙いを外すなんて……」

 

コナン「いや、今のは逃げる為の時間稼ぎだっ! くそっ!」

 

 高遠は、既に隠してあったバイクにまたがっており、逃走の為にエンジンをかけている。

 

高遠「Good Luck! 金田一くん、それに小さな探偵の皆さん」

 

コナン「逃がすかよっ! 高遠っ!」

 

哀「あ、ちょっと江戸川くんっ!」

 

金田一「コナンっ!!」

 

 ターボエンジン付きスケートボードに載ったコナンが音を立てて走り出す。

 

金田一「なんだあのスケボー!? って、言ってる場合じゃねえ……あのバカ、首突っ込んだら危ないって言ったのに!! くそ、あいつを追う方法がねぇっ!!」

 

阿笠「金田一くん!! それなら、これを使えっ!!」

 

 阿笠は何かを金田一に投げた。

 

金田一「阿笠博士、何だこりゃっ?」

 

阿笠「いまコナンくんの使っているターボエンジン付きスケートボードの大人用じゃよ!」

金田一「おい、いいのかよ! これ!!」

 

阿笠「考えている時間はないぞっ。このままじゃ犯人に逃げられてしまう!」

 

金田一「あ、ああ……わかってるよ! くそっ……!! 仕方ないっ!!」

 

 金田一、スケートボード起動。

 

金田一「うおっ……!」

 

 あまりのスピードに体がよろけて転びそうになる。

 

金田一「ったく、無茶しやがって! あのガキ!」

 

 

 

 

 

 

○不動山市・公道

 

 

 金田一、木にぶつかったりよろけたりしそうになりつつもコナンに追いつく。

 

金田一「あぶねっ! うわっ!」

 

コナン「あ、何しに来たんだ、金田一っ! そのスケボーは!?」

 

金田一「こっちの台詞だよ、あいつは俺に任せて博士たちのところへ戻れ!」

 

コナン「奴は何人も殺してきた連続殺人犯だ! 逃がすわけにはいかねえんだよっ!!」

 

金田一「人の話を聞けっ!! だいたい、お前、何者なんだよ!! こんな……っ!」

 

 コナンは金田一の方を向く。

 

コナン「――江戸川コナン……探偵さ!」

 

金田一「探偵……うわっ!」

 

コナン「……金田一さん! 僕はこのまま追うから、金田一さんは向こうから回り込んで!」

 

金田一「ったく! ほんとにどうなっても知らねえぞ!」

 

 金田一が仕方なく、別口から回り込み、路地に消える。

 追われている高遠はミラーを見る。そこにコナンが映る。

 

高遠「なるほど、あくまで追って来るか……。なら、今度こそほんとうに容赦はしませんよ」

 

 高遠のバイクから、大量の煙が噴き出される。

 

コナン「ちっ!」

 

 犯人追跡メガネの精度を上げ、煙の向こうの映像を見る。

 トラックが煙で視界を遮られて逆車線に飛び込んできているが、コナンは寸前で避ける。

 その前にいた高遠を視認。

 自転車用の狭い橋の上に来る。隣の橋では車が進んでいる。下は川。

 

コナン「逃がさねえよっ! 高遠っ!!」

 

高遠「やはり、ただの少年ではないようですが、これでゲームオーバーです!」

 

 高遠、銃を取り出してコナンに向けて発砲。

 コナンは上手く避けていく。が、目の前を撃たれ、バランスを崩して倒れる。

 

高遠「これでもう私を追えませんね、江戸川コナンくん」

 

金田一「いや、もう逃げ道はないぜ! 高遠!」

 

 前方からスケボーで走ってきて、高遠の退路を断つ。

 

金田一「あんたの逃亡歴もここまでだ! 今回こそ逃がさない! 大人しく刑務所に戻れ! 高遠!」

 

コナン「へへっ。悪ぃが、監獄という名の地獄に帰ってもらうぜ! 地獄の傀儡師さんよ!」

 

 立ち上がっていたコナンがボールをベルトから射出し、キック力増強シューズのエネルギーを充填する。

 

コナン「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

高遠「ふっ!」

 

 高遠がそれを避ける為、ひらりと身をかわして真下の川へと飛び込む。

 ボールはそのまままっすぐ飛んでいく。

 

コナン「何っ!? あ、避けろ、金田一っ!」

 

金田一「えっ!? ぐわっ!!」

 

 ボールは金田一に軽く激突する。

 慌てて金田一に駆け寄るコナン。

 

コナン「くそっ……大丈夫か! 金田一!」

 

金田一「!! ダメだ……来るなコナンっ! そのバイクはっ!」

 

コナン「え!? そうか、しまった!!」

 

 そう言った瞬間、高遠のバイクが音を立てて爆発する。

 高遠が証拠隠滅を図ったのだ。

 

コナン「うわあっ!!」

 

 コナンも直撃こそしなかったが、爆風に吹き飛ばされる。

 

高遠「私はそう簡単には捕まりませんよ、工藤新一くん……。それから、先ほどの情報で、ジゼルの件は完全に貸し借りナシですよ……金田一くん! Good Luck!!」

 

 高遠は川の中から真上の光景を見上げ、水の中へと潜り、消えていく。

 

 

 

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