Game of Vampire   作:のみみず@白月

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The Magician

 

 

「……さて、と。」

 

疲労からか天文台の床に仰向けに倒れ込んでしまった霧雨を背に、パチュリー・ノーレッジは視界を『飛ばして』戦況を確認していた。南側の軍勢は湖の住人たちに足止めを食らい、東の亡者は霧雨の働きで全壊。城の上空を飛び回る吸魂鬼は障壁を越えられず、西側に回り込んだ人狼の集団にはリーゼが近付いている。

 

うん、概ね想定通りの展開だな。西はもう無視して構わないだろう。高々四十人程度ならリーゼが片付けてくれるはずだ。……となると、残るは南側の本隊だけか。私がそちらに両の瞳を向けたところで、巨人たちの中の半分ほどが大イカを無視して突っ込んで来るのが見えてきた。

 

ふむ、死喰い人からの指示でもあったか? 触手に捕らわれた少数の不運な巨人は見捨てることに決めたようだ。『水難』を逃れた幸運な巨人たちは、喧しい雄叫びを上げながら陣形を組んだ石像に向かって突撃をかましているが……ほら、ホグワーツと契約を結んでいるのは水中人だけじゃないんだぞ。巨人たちの叫びを塗り替えるかのように、夜闇を引き裂く角笛の音が鳴り響く。

 

「……びっくりしました。何の音なんですか?」

 

「森の管理者たちの角笛よ。見てれば分かるわ。」

 

近付いてきた咲夜の疑問に答えた瞬間、東南の森から一斉にケンタウルスたちが飛び出してきた。七十人ほどのケンタウルスは手に手に弓や投げ縄を持ち、凄まじい速度で巨人たちの横合いに雪崩れ込むと、数人がかりで彼らに投げ縄を引っ掛けて引き倒し始める。

 

これはまた、草原の覇者の面目躍如だな。動き続けて、捉えさせない。強靭な馬の下半身を十二分に活かした戦術だ。引き倒した巨人へと通り過ぎざまに弓を撃ち込んだり、踏み付けたり。攻めたかと思えば漣のように退いていく。

 

大変結構。『騎兵突撃』に混乱する巨人たちへと、今度は私が石像の軍勢を差し向けた。盾を構えた騎士像たちを前列に並べ、ゆっくり、ゆっくりと進軍させる。騎兵で混乱させて、歩兵で押し潰す。使い古された古典的な戦術というわけだ。

 

「なんか、昔の戦争みたいですね。」

 

「私としては進歩を感じられないのがちょっと不満なんだけど……まあ、偶にはこういうのも乙なもんでしょ。ホグワーツの良い『宣伝』になるしね。」

 

実際のところ、開戦直後に大規模魔法で一気に片付けても良かった。でも、私もダンブルドアも遠からずこの城を去ってしまう。もう二度と関われないほどに遠くへと。……だから、これは私から母校へのささやかな餞別だ。

 

リーゼにもレミィにも教えていないが、ホグワーツ自体の力を示すことこそが今回の私の目的なのである。私たちが居なくなった後も、ドラゴンの鼻先を擽る愚か者が現れないように。この城が少しでも安全でいられるように。

 

……これでチャラだぞ、ホグワーツ。私がこの城で学ばせてもらった分は、今回の一件で返せたはずだ。私はきちんと借りを返す魔女なんだからな。よく覚えとけ。天文台の地面をつま先でコツコツ叩きながら鼻を鳴らして、再び眼下の戦場へと意識を戻す。

 

「……あら、今更動くの? 決断力不足ね。」

 

見れば、後方で待機していた死喰い人たちが飛翔術を使って巨人の援護に向かっているようだ。私ならこの時点で撤退を選ぶんだが……うーむ、敵からしたらそうもいかないか。これだけの被害を出したのにも関わらず、こちらの損害はほぼ無し。指揮官が誰なのかは知らんが、こんな惨状をおめおめとリドルに報告するわけにもいかないのだろう。

 

そして肝心の巨人たちは半壊状態。石像一体一体は大した戦力ではないが、なにせ数が数なのだ。おまけに時折入るケンタウルスたちの妨害もある。頑張って石像を壊しまくってはいるものの、壊滅は時間の問題だな。

 

よし、そろそろ幕引きにするか。ホグワーツの力は存分に示せたし、領域の守護者たちがきちんと契約を守ることも確認できた。……ならば、後は私の力を示すだけだ。世を捨てた私にだってプライドの欠片は残っている。ここらで一つ『本物の魔法』ってやつを見せてやろう。

 

「ちょっと集中するから、質問は後に回して頂戴ね。」

 

「へ? ……はい!」

 

素直な子だな。私の言葉を聞いた咲夜が慌てて返事をしてくるのに苦笑してから、周囲を包む七つの元素に自分の魔力を伝播させていく。月、火、水、木、金、土、日。七曜の属性。世界に揺蕩う根源の力だ。

 

時に反発し合い、時に高め合うそれらを正しく導いていくと……よしよし、いいぞ。徐々に纏まり、強まってきた。馴染んだ力に安らぎを感じながらも、懐から賢者の石を取り出してそれを砕く。貯め込んだ魔力を使うためだ。ちょっと勿体無いし、使わなくてもなんとかなりそうだが、折角なんだから派手にやるべきだろう。

 

複雑に絡み合う属性たちを、膨大な魔力で誘導する。……今宵は満月。月の力が最も高まる日だ。だから静謐で、優しげで、どこか酷薄な月の力を高めていく。魔女としての視界を青白い月の力が覆い尽くし、私に操り切れるギリギリの強さになった瞬間、思いっきり腕を振り上げて魔法を発動させた。

 

「……嘘だろ、おい。そんなのアリかよ。」

 

微かに聞こえた霧雨の呟きを受けながら、編み上げた大魔法の出来に大きく頷く。久々だったが、思った以上に上手くいったな。出現したのはホグワーツの上空を埋め尽くす無数の青白い魔法陣だ。一つ一つも巨大なそれが満天の星空を遮ったところで、振り上げたままだった右腕を勢い良く振り降ろすと──

 

「はい、幕引きよ。」

 

夜空を覆う無数の魔法陣から、数え切れないほどの光の柱が一斉に降り注いだ。……音という音もなく、どこか優しげにすら感じられる青白い光柱。柔らかくて静謐な光を湛えたそれらは、余さず敵だけに向かって差していく。今や戦場の誰もが立ち止まって空を見上げ、注ぐ光を呆然と見つめている。

 

そしてその光が巨人や吸魂鬼、死喰い人や僅かに残った亡者たちに触れた途端、彼らの身体は細かい灰になってボロボロと崩れ落ちてしまった。……どこまでも神秘的で、故に残酷。温かさの欠片もない超常の力。それが月の魔力なのだ。

 

「……これが、お前の『切り札』なのか?」

 

天から注ぐ無数の光柱を見ながら聞いてきた霧雨に、肩を竦めて返答を送る。ちょっと自慢しちゃおうかな。今だけは許されるはずだぞ。

 

「どうかしら。基本的には七つ、発展させれば四十二あるうちの一つだから、『切り札』とは言えないかもね。……まあ、そうそう使えない大魔法なのは確かよ。細かい準備もしてたし、環境条件だっていくつかあるわ。」

 

「にしたって、これは……気が遠くなるぜ。これが魔女の魔法か。」

 

「大規模魔法は私の十八番だからね。細やかさで勝負する魔女だって居るし、手数で勝負するヤツも居るわ。一概にこれが正しい『魔女の魔法』だとは思わないで頂戴。重要なのは規模じゃなく、深さよ。」

 

なにせ魔女の在り方なんて本当に人それぞれなのだ。何かを目指して深みに入り、目的の為に人間性を捨てる。それが私の思う魔女の定義なのだから。……そう考えると、リドルはちょっと惜しかったな。方向としては悪くなかったが、あの男がたどり着いた場所は深みと言うには浅すぎた。

 

あるいは、もっと相対的なものなのかもしれない。魔女の定義なんて曖昧なものだ。個々人で勝手に定義すればいいだろう。絶対に決着の付かない議論を脳内で打ち切っていると、首を傾げた咲夜が問いを放ってくる。

 

「えっと……これで勝ち、なんですか?」

 

「ま、もう組織的な抵抗は無理でしょ。色々な状況を想定して、城内の魔法やトラップなんかも大量に起動してたんだけど……全部無駄になったわね。一番楽なケースに当たっちゃったみたい。」

 

ちょっと準備に拘りすぎたかな? ……まあいいさ。備えあれば憂いなし。今回使わなかった仕掛けも、いつの日かホグワーツを救ってくれるかもしれない。マクゴナガルたちなら無駄にはしないはずだ。

 

「……なるほど。楽なケース、ですか。」

 

私の返答に咲夜がちょっと呆れたような表情を浮かべたところで、降り注ぐ光が徐々に細くなって薄れ始め、空を埋め尽くしていた魔法陣も崩れるように消え去った。派手で美しい魔法だが、効率はあんまり良くないな。やっぱり魔力効率では杖魔法に一歩譲ることになるか。

 

そして、後に残ったのは少数の死喰い人だけだ。『優先順位』を一番下にしたから運良く生き残れたらしい。……運悪く、かな? ま、何でもいいか。故郷の牢獄で精々喧伝してくれ。ホグワーツに手を出すことの愚かさを。

 

静けさの戻りつつある戦場を一瞥してから、パチュリー・ノーレッジはそっと文庫本を取り出すのだった。

 

 

─────

 

 

「ふん。」

 

徐々に紅い霧の薄れていくロンドンの街並みを眺めながら、レミリア・スカーレットは小さく鼻を鳴らしていた。もう日の出が近いんだから早く終わってくれ。夜が終われば私も帰るぞ。

 

長い月夜の戦いも終わり、ロンドン担当の魔法使いたちは『後片付け』に入っている。無力化した死喰い人たちの拘束と搬送、修復魔法による街の修繕作業、そして最後に記憶修正薬を霧に混ぜ込んで散布。ようやく一通りの作業が終了したところだ。

 

ホグワーツ、魔法省、ロンドン、そして一応紅魔館。今宵の全ての戦場で勝利を収め、今は他の場所でも戦後処理を行なっているらしい。ホグワーツはほぼ犠牲ゼロ、魔法省とロンドンでは少数の死傷者、紅魔館では……まあ、当然ながら生き残りはゼロだ。もちろん敵の。

 

うーむ、紅魔館以外は大体予想通りの結末だが、リドルが魔法省を選んだのだけはちょっと意外だったな。アリスを配置しておいて本当に良かった。鐘楼の柱に寄りかかりながら考えていると、報告を回していたニンファドーラが姿あらわしで戻ってくる。その表情を見るに、どうやら朗報を持ってきたようだ。

 

「スカーレットさん、記憶修正薬の散布は問題なさそうだったよ。霧を逃れたマグルもほんのちょっとだけ居るみたいだけど、そこはいつも通りの忘却術でなんとかなるってさ。」

 

「下水の中にまで行き渡らせたってのに、どうやって逃れたんだか。……まあいいわ、スクリムジョールは?」

 

「さっき見た時は拘束者の処理をしてたから、それが終わったらこっちに来るんじゃないかな。……ねね、それより妹さんは大丈夫なの? フランドールさん、だったっけ?」

 

「無事に決まってるでしょ。フランはこの私の妹なのよ? ……そもそも、満月の夜に吸血鬼の館に攻め込むだなんて自殺行為だわ。何を考えてそんなことを実行したのかしら? 意味不明よ。」

 

振り返ってみれば、今日一番の悪手はそこだろうな。ホグワーツか魔法省に全力を傾けなかったのも相当アホだが、紅魔館に少数の戦力で攻め込んだってのはそれをも凌ぐぞ。

 

うーん、リドルは陽動に味を占めすぎたな。状況によっては強力な手かもしれんが、今回は魔法省側も準備を重ねていた。戦力を分散するのは前哨戦までに留めておくべきであって、本命の戦いでその手を選ぶべきではなかったのだ。

 

詰めの甘さは相変わらずか。呆れのあまり首を振る私へと、ニンファドーラは苦笑しながらフォローを放ってくる。リドルもまさかこいつにフォローされてるとは思ってないだろうな。

 

「でもまあ、仕方ないのかも。私はリーマスから学生時代の話を聞いてるから、フランドールさんに関してもちょっとは知ってるけど……他の人たちはそんなの知らないだろうし、何よりスカーレットさんに付け入る隙なんてそこくらいしか見当たらないもん。賭けに出るしかなかったんじゃないかな。」

 

「ま、愚かさの代償は払ったみたいね。フランもきちんと当主代行の任を果たしたわけだし、帰ったら褒めてあげなくちゃ。……というか貴女、ルーピンとプライベートな話をするような仲だったの? あの男は誰彼構わず思い出話をするようなタイプじゃないと思ってたけど。」

 

「へ? それはその、何て言うか……ちょっとした世間話からこう、繋がったみたいな?」

 

なんだこいつ。いきなり挙動不審になったニンファドーラを訝しげに見つつ、頭の中ではフランへのご褒美について考え始める。んー、何にしようか。最近絵にハマってたし、絵画とか? あるいは画材のセットとかも良さそうだな。

 

「だってほら、うちのママとシリウスは従姉弟でしょ? 二人とも『血を裏切る』のが大好きだから仲が良くってさ。シリウスが自由になってからはよく家に遊びに来てたんだけど、最近はリーマスも……じゃなくって、ルーピンさんも一緒に来ることが多かったの。だからほら、そういう理由で話す機会が多かったってだけで、特別な理由なんて何も──」

 

若干赤い顔で延々言い訳を述べているニンファドーラを横目に、可愛い妹へのプレゼントのことを熟考していると……今度はスクリムジョールが鐘楼の中へと姿あらわししてきた。どうやら下の指揮は一段落したらしい。

 

「お疲れ様です、スカーレット女史。急務の作業については全て終了しました。」

 

「はいはい、ご苦労様。逮捕者の数は結局どれくらいになったの?」

 

「全ての戦場を合計すれば、予想通り『膨大』な数になりそうです。他国の魔法使いも多いようですし、裁判や国外への搬送、他国との調整、収監場所の件。問題は山積みですね。」

 

「……戦勝に浮かれてる時間はなさそうね。知ってたけど。」

 

いやはや、ボーンズとスクリムジョールが死ななくて本当に良かったな。もしどちらかが討たれていれば事後処理は地獄だっただろう。積み重なる書類仕事を思ってため息を吐いたところで……鐘楼に第三の人影が姿あらわししてくる。ふん、一応挨拶には来るわけか。

 

「こんばんは、ダンブルドア。それとも、もうおはようの時間かしら? ……この前もこんな会話があった気がするわね。」

 

「ほっほっほ、確かにこの時間は挨拶に悩むところですな。何にせよまたお会い出来て幸いです、スカーレット女史。修復の手伝いも一段落しましたので、わしはホグワーツに戻ろうと思いまして。一応その報告に来たのですよ。」

 

言わずもがな、ローブに身を包んだイギリス一の魔法使いどのだ。ダンブルドアがロンドンの戦場を選んだことは霧の手応えやスクリムジョールの報告で知っていたが……そもそも何故ここを選んだんだ? 戦闘中には聞けなかったその疑問を、言葉に変えて老人へと飛ばす。

 

「それは別に構わないんだけど、何だって今夜この場所に来たの? 私はてっきりホグワーツに向かうんだとばっかり思ってたわ。」

 

「無論、貴女がホグワーツに戦力を割かなかったのと同じ理由ですよ。ロンドンが最も混乱すると思って手伝いに来てみたのですが……いや、見事な作戦でしたな。わしなどは必要なかったようです。」

 

「『撃破スコア』がぶっちぎりの貴方が言っても嫌味なだけよ。」

 

残念だが、この老人を超える魔法使いは暫く現れそうにないな。困ったように苦笑するダンブルドアがお辞儀しながら杖を振り上げたところで、ふと思い出したリーゼからの『提案』を告げてみる。……正直言って私も興味があるのだ。この男がどんな答えを出すのかに。

 

「ちょっと待ちなさい。……暫くリドルは身動き出来ないでしょうし、貴方の用件も殆ど片付いたんでしょう? なら、この機会に貴方の『旧友』に会って話すつもりはない? ……出来ればパチェも交えて、ね。リーゼが場を整えてくれるらしいわよ。」

 

魔術師、吊られた男、皇帝。全く別の思想を持つ、力ある魔法使いたちの会談。私からの提案を受けたダンブルドアは、少し驚いたように目を見開いた後……ゆっくりと頷きながら返事を寄越してきた。

 

「……そうですな。わしに唯一残された負債、それにも決着を付けねばなりますまい。ホグワーツに戻ったら直接バートリ女史にお受けすると伝えておきます。」

 

「そう、分かったわ。それなら詳しいことはリーゼから聞いて頂戴。」

 

「では、失礼します。ルーファスとトンクスも無事で何よりじゃった。」

 

「ご協力感謝します、ダンブルドア校長。」

 

最後に若い二人に声をかけたダンブルドアは、杖を振って姿くらましで消えていく。さすがのスクリムジョールもダンブルドアには頭が上がらないようで、深々とお辞儀しながらそれを見送った。

 

「ふーん? 貴方でもダンブルドアは怖いみたいね。」

 

「怖いというか、何と言うか……学生時代の私はあまり素直な生徒ではありませんでしたから。当時の寮監とダンブルドア校長にはひどく迷惑をかけました。今思い出すと赤面ものですよ。」

 

「なんとも興味深い話じゃないの。たまにはそういう部分を部下にも見せなさい。ちょっとは『人間的』なところがあった方が信頼されるわよ。」

 

「……努力はしてみます。」

 

うーむ、無理そうだな。戦争も区切りが付いた今、イギリス魔法界は徐々に平和への道を辿っていくはずだ。当然リドルを始末するまでは油断できないが、これからはそういう能力も必要になってくるだろう。

 

これまで忠実な部下でいてくれたのだから、多少なりとも便宜は図ってやるか。スクリムジョールの『将来設計』について考えながらも、大きく伸びをして口を開く。

 

「それじゃ、とりあえずは魔法省に戻りましょうか。こっちの後片付けを優先してたから、あっちはまだ全然片付いてないんでしょう? 予言者新聞にも記事を書かせないとだしね。」

 

「そうですな、行きましょうか。」

 

頷いたスクリムジョールを横目に、ニンファドーラの腕を掴んで付き添い姿あらわしを促す。結局杖魔法はあんまりモノに出来なかったな。秘かに練習してたんだが……うん、リーゼやフランには内緒にしておこう。

 

「しっかり掴まっててね、スカーレットさん。」

 

軽々と杖を振るニンファドーラをジト目で見ながら、レミリア・スカーレットは小さな失敗を胸の奥に仕舞い込むのだった。

 


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