色々はぶきましたがこれはこれで爆豪君らしいかなって思っちゃったりしてます。
きっとキャラ崩壊あると思いますが大目に見てください(´-∀-`;)
今回のお話は、爆豪くんが幼馴染とな・ぜ・か!大半過ごしてしまうお話しです。
もういっそのこと、保護者になっちゃえば??かっちゃん☆
爆豪「ふっざけんな陰気作者ぁ!ちょっとこっち来やがれテメェ!!この内容どうなってやがるんだああ゛ん?!」
ハイハイ、ステイ。かっちゃん。
俺が二度目の人生でデクに出会ったのは
「ほぉら、いずく君よー。かっちゃん」
「いずくですー。よろしくね、かっちゃん」
まさかの、生後七か月の時だった。
早すぎんだろ何だよあの髪の毛ホワホワな緑色は!手がちっちぇんだよふざけんな!!あとヨダレ出すぎなんだよ目クリクリしすぎなんだよ可愛いじゃねぇかよクソが!
まさかの両親がデクの両親と幼馴染で、近所に住んでやがってしかも親友ときたもんだ。しょっちゅうこのウゼェ緑の髪が俺の傍に居やがるこの状況。なんなんだよ前世でももしかしてこんなだったんかああ゛ん?
「あうー」
「…」
とりあえず、しばらくは様子見か。なんて思ってたら、こいつ親が見てないほんのちょっとの間に棚は登ろうとするだのコンセント弄ろうとするだの飴玉呑み込もうとするだの色々やらかそうとしやがるからキモが冷えやがる。
『だぁあ!てめーなんつーもん食おうとしてやがる?!』
『え?ダメ?』
『当たり前だろうがぁああ!見てみろこれはビー玉だっつの!』
『だってキラキラしてて美味しそうだったから…』
『てめーはキラキラしてたらなんでも食いたくなんのかああ゛ん?!』
『ふぇ…』
『ゲッ…』
『ふぇぇ…かっ…かっちゃんがおごっだぁぁあああ』
『だぁぁぁあ!!もう!!泣くな!!怒ってねぇ!!ホラ、これは食べちゃダメだが、こっち、これは食べ物だ』
『ふぇ…これ?これなぁに?』
『赤ん坊用食品のゼリーだ。ほら、キラキラしてんだろーが』
『わぁホントだ!おいしそう!!』
『…はぁ……』
てな感じで毎日なにかやらかそうとするたびに俺様が慌ててソイツの手からとったり、ハイハイの方向を逆にしたり、怪我しそうになったら素早くなんとかして免れた。
おいふざけんなクソナード。てめぇ俺様をこの年で過労で殺す気か。ババァもおばさんもなんで気がつかねぇんだよクソッ!
ああっ!またてめぇは性懲りもなくんなもん口に入れたら!
「ダウ!」
「…う?」
ダメだと言っても口からは赤ちゃん語しかでねぇ。それにたいしてデクのやろうは、首を傾げて『どうしたの、かっちゃん?』なんて言ってきやがる。
ああああああ爆発させてチリにしてぇが生憎この身体は個性が出る随分前の身体だし、まだ乳児。
「はぁ…」
溜息は普通にできるんだな。これからが思いやられる。クッソ。親共なんて能天気におしゃべりしやがって!オレの苦労なんてこれっぽっちもわかってねぇ!ああああイラつく!!
そんな日々を三か月くれぇ過ごしてたら、デクのやろう俺様の顔をジッと見ながら
「かーちゃ?」
「……」
って言いやがった。かーちゃってなんだ。もしかしなくても『かっちゃん』か?
つーか、なんでてめぇは自分の親よりオレの名前を最初に覚えやがった?気色悪ぃ
「ちょ…ちょっと、いずく…今」
「言ったわよね?かーちゃって!!」
あああ母親共がうるせぇぇえええ
「
「てーことは、勝己のこと?!」
「い、いずくが最初に覚えて口にしたの、かっちゃん?!」
「あっちゃー…ごめんなさいね。うちの勝己が」
おいコラババア。なんで俺様が悪い事になってやがる?悪いのはデクだろうが
「い、いいのよ…それだけ勝己君のことが大好きなのよ」
ああ、面倒くせぇ事になりやがった。思わず赤ん坊のまま頭を抱える俺を見て、首かしげながら笑うアホデクに本気で殴りかかりたくなったのは言うまでもねぇ。
俺様はてめぇの保護者じゃねぇんだぞクソデク。
それから数年がたった。なんて言おうと数年がたったんだ文句言うな。もっと赤ちゃんエピソード欲しかったなんて聞かねーかんな。ありすぎて俺様は忘れることにした。あーあーあーなんにも覚えてねーなぁ!
あれから平和っちゃー平和な日々をおくって、時々やらかしてくれやがるデクに殺気を覚えつつ過ごしていたそんな、ある日。
おい、ウソだろ…と目の前の出来事に唖然としながら、俺は物陰からコッソリと状況を窺っていた。俺の目線の先には赤ん坊のころから一緒に過ごさざるを得なかったクソナード。そしてそのクソナードはというとまだ幼稚園児の幼い姿だ。
そう。俺が逆行したと気づいたあの頃から早数年。やっとここまで来たなぁなんて呑気にできるハズもなかった。あの野郎、これまでも知らねージジイやババァについていこうとすんのを俺がいつもさり気なく取り戻してた。
おい、クソナード。お前ぜってぇ前世じゃこんなに頻繁に攫われそうになったりしてなかったよな??なんで今世こんなに頻度あがりやがった?ああ゛?
だからまたこの光景を見て頭が痛くなった。
「大丈夫だよ。ちょっと調べものしているだけなんだ。」
「しらべもの?なんの?」
クソデクがそう首を傾げて聞けば、奴の目の前の大人の男はニヤリと気味悪ぃ笑みを浮かべやがった。
明らかにロクな事を考えてねぇロクデナシの大人の顔だ。怪しすぎる。さすがのボケでバカでクソなデクでも騙されねぇだろ。だってあの顔見ろ。わかんねぇ奴の方が頭イカれてやがる。
「個性の調べものだよ」
「わぁ!そうなの?でも、おいしゃさんしか、わからないんじゃないの?」
「大丈夫。私は医者だからね…」
「へー!」
おいおい。エセ医者かヤブ医者か知らねぇが。さすがのこの時代のどの子供も知ってる。個性を調べようとする大人は悪い奴だから全力で逃げるか、警察に連絡しろっていっつもクソ親たちとクソ先生共が耳にタコ出来るほど言ってくる。
いくら昔は少しの事でもバカみてぇにすぐ信じちまうクソナードでも怪しいあんな奴についていこうとはしねぇだろって考えてたが甘かったか…
そういやあいつ、まだ4歳児だったな…4歳児っつーのはあんな隙だらけなのか…?俺も4歳児だが精神年齢はもうはるか彼方だしな。
取り越し苦労になることはわかってるが、まぁ念のためだ。べつにあのクソナードがどうなったってかまわねぇ。ただ後々面倒なことが俺に起きるかもしれねぇ。
だから見張ってる。そう。これはあのクソデクのためじゃねぇ。断じて俺があいつのことが心配で見張ってるとかじゃねぇぜってぇそうじゃねぇ!
こりゃ言わゆる、自分のためだ。
息を殺しながら、気配を消してジッと二人の行動に注目する。前世はナンバーワンヒーローまではいかなかったが、デクと肩を並べるほどのプロヒーローだった。
前世でぜってーできねぇって思ってても気合で身に着けた追跡力と判断力をフルに使う。直感力とそれを確信に導いてくれるのは前世で得た経験と推理力のおかげだなこりゃ。
そんで色々頭ん中でパーツを組み立てていく。カチリ、カチリと色んなモンが組み合わさってバラバラになって、そんでやっと仕上がっていく感覚。
ああクソ。こりゃ面倒なことが絡んでやがる。次はどういう行動をするかに今後かかってるな。
………つーか、デクに近づいてくる奴はいっつも変人だったなそういえば。
前世でもあいつは、ヴィラン側でも味方側でもあいつにちょっかいかけてくる奴らはみんなクソみてぇな変人だった。
ああ思い出したら腹たってきやがったどっかに爆発しても良いカモいねぇのか。
そんな事をうだうだ考えてっと、嫌に口が回る
「…キミは自分の個性…早く知りたくないかい?」
「うん!知りたい!!」
「じつはここだけの話。キミみたいな子供限定でわかっちゃう簡単なほうほうがあるんだ!」
たちまちデクの周りから花が咲いていくような、笑顔が一層眩しくなったというか、喜びと期待と憧れがバッと出てきやがる。
おい。少しはその好奇心隠しやがれクソデク
「ホント?すぐにわかっちゃうなんて、まほうみたい!!」
「そうだろう?しかも針を指に差すだけの少量の血だけでわかるんだ。」
「すごいすごーい!」
聴いた事ねぇぞそんな変な検査方法。個性を知るっつーことは大切で、そう易々と判断できねぇ。
そもそもが個性が現れてから怪我しちまう奴だっているし、コントロールもしなくちゃいけねぇ。そんなもん幼稚園児の授業の中で習っていくが…
ゴミ変人の奴の言ってた方法でできるわけがねぇ。
まず、血が足りねぇ。病気を調べる時にでさえ信じらんねー量を採られる時だってあんのに、個性を調べるための、それこそ人生で一番大切で重要な検査を、血の一滴や二滴で出来るはずがねぇ。
自分の一生を決めるパートナーを知るんだ。当たり前だ。個性をよく理解し、安全に扱うためにも綿密で繊細な調査、検査を何度もおこなってやっとわかんだ。
だからそんな手っ取り早く個性わかってたまるかっつーの。さすがのデクでも気づけるだろ
「本当は秘密なことなんだけど、今先着で20人くらいの子供を限定でタダで検査してるんだ。キミで最後の一人なんだよ。どうだい?やっていくかい?」
「うん!やる!」
はぁ?!?
あのクソナード今なんつった??『うん!やる!』だぁとぉおお??
マジふざけんな!あんな全身怪しいやつについていくとか、頭沸いてんのかクソナード!!つーか、あのクソカス子供だけに声かけてやがるのか!!!ロリコンかあいつ!ああ゛イライラしてきたクソがぁあああ!!
まぁ、今ので疑問が確信に変わったな。
クソデクにしたように他のガキどもも誘ってやがるっつーことは…誘拐犯だという可能性もある。どうする?このまま怒りの感情のままツッコんであのゴミを炭にしちまえばいいんだろうが、もし万が一
他のガキ共も、どっかで捕まってたら?
そこまで考えたら、『このままツッコんでぶっ殺す』はできねぇな。しかたねぇ。かなり面倒くせぇが
「おい、デク」
ちょっと声に怒りと、デクを小バカにするように話しかけながら、俺は両手を片方ずつポッケにつっこんだまま、デクの隣に並んだ。んで、このバカを一発ぶん殴る。
勢いは殺したが、衝撃でこいつの頭が下へグラリと揺れた。ああ、やっぱこの髪の色は、あいかわらず緑だな
「いたいよ、かっちゃん!」
涙目で急になにしてくるの。と睨むこいつを、呆れたように俺が睨む。そうしたら決まってこいつは少し恐縮した後で困った顔になって、俯く。
ゆらゆら揺れるこの目の前の緑色のぼわぼわした髪の毛を、無性にモフり…いや、むしりたくなる。ああ爆発させてぇしんでくれねーかな
「手加減はしたぜデクしね。」
「ひどいよかっちゃん~」
「つーか、お前なにしらねぇ奴についていこーとしてんだよ」
今まで蚊帳の外においておいた変人ヤローを親指でビッシとさす。するとクソデクは今まで俺が見ていた事をすべて話した。
「だからね、だから」
ワクワクしてやがるテメーの目は、いつもキラキラ輝いてまぶしくて、俺はソレを見るたびに
「ああもう鬱陶しい奴だなてめーは!!」
鬱陶しくてしかたねぇ。クソが。爆発させるぞクソナード。んな事を思いながら舌打ちすると、ギュッと、小さな手が俺の洋服の裾を掴んできた。その手は少し震えていて
「かっちゃん…」
んだよ。なんでそんな顔で俺を申し訳なさそうに、困ったように見つめてくるんだよ?一人じゃ不安だから俺も一緒にきてほしいっていう顔だ。チッ。昔からわかりやすいんだよてめぇは。
「俺はてめーの保護者じゃねーぞ」
「ん?うん?そうだね…?」
言いながら首傾げてやがる。よくわかってねーなコイツ。まぁ、この方法が妥当か。
「しょーがねーな」
そう一言いっただけで、こいつの顔がパァアア!って明るくなりやがった。クルクル顔かえやがってクソナードが。感情が相手に読み取られやすい体質はこの時からだったのかよ。
「俺もいく」
そう言えば、その
「さ、こっちだよ」
……車に乗せて移動かよ。しかもご丁寧にカメラと睡眠ガスを発生させる機械まである。とすると盗聴器もありそうだな。
ココから遠い場所に位置してやがんのか?そうだとしたら逃げる時面倒じゃねーか…相当な組織か?ここまで念入りだと…連れて行ったガキ共は家にかえってねぇな。
そう言えば最近、あの付近でガキが行方不明になるっつー事件があったな…
頭の中で、欠けてたピースがハマったような音がした。
ああなんだ、そういう事かよ
キラキラ目を輝かせながらなんにでも興味をしめしている、能天気な緑色を見て、途端にこの幼馴染をとてつもなく殴りたい衝動にかられた。
十中八九、その事件に巻き込まれてんじゃねぇかクソがぁぁあああああああ!!!!
「爆発してしね!!」
ついポロリとでちまった言葉に、ビクリと肩を震わせて恐る恐るこっちを振り向いてきたのはクソデクだった。
「…」
「んだよ」
「ヒッ…う、ううん…なんでも。ただ、かっちゃん少しイライラしてるから、さそったボクが、わるいのかなって……」
ハッキリ言えばてめぇのせいだクズ!と吐き捨てたい。ただ、なんとなくショボーンとしてうぜぇ。ああ…目障りなんだってその顔。
「…」
思わず無言でいれば、恐る恐ると言った感じに、クソデクはまた俺の服の裾を握って、クイっと引っ張った
「かっちゃん…ごめんなさ「ついたよ」…!」
存在を無視していた変人が言葉をかぶせてきた。んじゃまぁ、仕事にとりかかるとすっか。両腕をポッケから出してうーんと思いっきり伸ばす。その時に空気中に俺のニトロを少し発生させてみた。
個性は上々。こんな時のために少しづつ早い段階から修行をコツコツやってきたんだ。前世含めて久々に暴れられると思うと、口元が緩む。
三歩くれぇ前に出たら、いつもひっついてくるデクのバカが隣にいない事に気が付いた。なんだてめぇ。今更俺様に遠慮か?
「おい」
「なに…?かっちゃん」
なんつー顔してやがる
「なんで離れた?」
「え、だって…そのほうがかっちゃんは…イライラしないんじゃないの?」
「……」
てめぇは。まったく…本当に
「ハァ…」
「た、ためいき?!ボクかっちゃんにためいきつかれて…ッ!?」
「おいデク」
「ひゃい?!」
ポンと肩を軽くたたく。それだけでもこいつには十分の攻撃力だったらしい。冷や汗をかきながらプルプル怯えてる。でもその瞳はどこまでも真っ直ぐで…
道を踏み外したりはしないんだろう。こいつのことだから、命を投げ捨てても他人を救おうとヴィランに立ち向かうんだろう。
やっぱてめぇは救いようがないほどのお人好しバカだ。
「べつに邪魔じゃねーよ」
「え」
「てめぇはゴミでもねぇし」
「かっちゃん…?」
「それに」
ああ、今日はやけに勝手に口が動きやがんなぁクソムカつく!!
「俺の横に並んでいいのは強くなったお前だけだ」
「???」
そう。
未来のお前だけだ。許されてんのは。だからよぉ
「弱いままのてめぇなんか俺様の四歩後ろであるいてやがれ!」
「えええ?!いみわかんないよ、かっちゃん!!」
「わかんなくって良い」
今はそれでいい
片方の拳をもう片方の掌にぶつける。自分が今、あくどく、それこそヴィランのように笑ってるのがわかった。
作戦は頭ん中にある。ガキ共の居場所はある程度のハッキングでどこにいるのかわかってるし、さっき身元不明でオールマイトやエンデヴァーにも地図と内容を送っといたからなんとかしてくれんだろ。
さぁてと?
「暴れるぜェ?」