東方湯煙録   作:鯖人間

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ちょっとずつ直しながら書いてるので
遅れましたが
まだまだ書いてきますよー!


強さと荷物と森の妖怪

「ひぃぃ…まだ、つかないんですかー…?」

 

美鈴は情けない声を上げてながら…自分の先を飛んでいる上司に話しかけた。足場の悪い山道をなんて事ないように進む上司…十六夜咲夜は呆れた顔を美鈴へと向けつつ、溜息を吐いた。

 

「私はもう何度、同じ事を聞かされ続ければいいのかしら?もうすぐだから…泣き言なんて言わないでくれない?」

「だって咲夜さん…これ、一体どれくらいの量のおにぎりが入ってるんですか!?何かナチュラルに渡された割にはこれ、めっちゃ重いんですけど!?」

「黙って飛び続けなさい。貴方が背負ってるのなんてほんの300人分じゃない…そんなの量、お嬢様達に持たせるわけにはいかないんだから…」

「あ、はい…って、それでも私の持ってる量多すぎません!?300人分ってケタがおかしいですって!…それとさっきから思ってたんですけどこれ、実際7対3で私が多く持ってますよね!!明らかに咲夜さんと私の荷物の量が違うじゃないですかー!?」

「…?何言ってるのよ?貴方は妖怪なんだからそれ位軽く持てるでしょう?…それとも何?貴方は荷物持ちより…仕事をサボった罰は

『こっち』の方がお好みなのかしら?」

「ヒイッ!?」

 

そう言って咲夜は懐から1本の銀のナイフ取り出すと…それを美鈴の目の前へと突きつけた。

刃こぼれなど一切無い、綺麗に研がれたその刃は…淡い月の光を反射して、その身を美しく輝かせていた。

 

 

 

…そのナイフの持ち主から、心の臓まで凍りつく程の凍てついた眼差しを向けられた美鈴は、滝のように冷や汗を流しながら飛ぶ速度を上げたのだった。

 

 

…咲夜さん怖ッ!?

 

「うぅ…分かりましたからナイフは勘弁して下さいよー…確かに居眠りしてた私も悪かったですけど…今日はちょっと疲れちゃってて…わーん咲夜さんの鬼ー…悪魔ー…」

「だから黙って歩きなさい。鍛錬して疲れて寝るなんて…貴方門番をやる気本当にあるの?…これから会うのは鬼子母神様だけじゃ無いの。他にも鬼に天狗に河童なんかも居るんだから。

それと特に、天狗にお嬢様達の不名誉な新聞なんて作られたりしたら、とても困るのよ。お嬢様達が天狗如きに舐められる訳にはいかないから…今夜、貴方にはお嬢様達の分まで働いてもらうわよ。…簡単に寝られると思わないでね?」

 

 

有無を言わせない眼力が美鈴を襲った。それなりの強さを持つ中級妖怪の美鈴ではあるけれど…

例え天地がひっくり返ったとしても、勝てると思えないのは何故なんだろうか?

このメイド長…偶に本当に人間なのか疑わしく思う。

 

 

「あーもうこうなったらヤケですよヤケ!!!荷物がどうしたってんですかこの際いくらでも持ってやりますよええッ!!!頑張れ私ッ!こんじょーッ!!!」

「…そう。なら私の分もよろしくね?」

「ふぎゃーーーッ!?!?!?」

 

 

日が暮れ始めた山を登っている美鈴を含む紅魔館組は…妖怪の山の麓へとやって来ていた。しかしその中で美鈴だけが、突然動き出した状況に訳も分からないまま巻き込まれてしまっていた。急遽妖怪の山へと駆り出される事になり、そのまま大量の荷物を背負わされた美鈴は…地獄に襲われていた。

 

 

これも全て先に進む2人の吸血鬼の姉妹と…昼間、門の仕事をほっぽり出して武術の鍛錬に勤しんでいた事が原因だろう。

フランは初めての外出に喜び、どんどん飛ぶスピードを上げてしまった。それを追いかけるレミリアのスピードも上がってしまい、更にそれを追いかける咲夜と美鈴までもがスピードを上げざるを得なくなってしまったのだ。…完全にバテていた。

 

 

 

 

 

事の始まりは数刻前の紅魔館にて、美鈴がいつもの様に職務をサボ………昼寝を兼ねた門番をしていた時の事だ。

 

今日は天気も良く、一日中穏やかな日だった。美鈴は朝のうちに日課の花壇の手入れを終わらせると…武術の鍛錬をいつもやっている通りに一通り終わらせたのだが…

そこから更に、普段よりも鍛錬を増やしていた。

普段より数倍ハードな鍛錬を行った結果、現在身体がとんでもない疲労に苦しんでいるのだが…これには理由があった。

 

 

 

 

 

 

 

──────────────────────

 

 

今朝、門番の仕事へと向かっていた時の事だった。

突然、美鈴の肌が震えるほどの強大な妖力の持ち主の存在が…複数人、館の中から感じられた。

 

『…ッ!?な、何ですか!?この桁違いの妖力…って、お嬢様ッ!!』

 

誰かがこの紅魔館を襲撃していると考えた美鈴は、その妖力の持ち主がいる部屋まで急いで向かった。無論、レミリアや咲夜が簡単に負けるとは思っていない。

…しかし、それでも勝てるとは思えなかったからだ。

 

『一体誰がこんな事を…ッて、…えっ…?』

 

長い廊下を走っていた時。突然、その妖力の持ち主の気が流れが大きく変わったのが美鈴には感じられた。さっきまでは多種多様な感情が複雑に渦巻いている重い気を感じていたのに対し、今は…喜びや幸せといった明るい感情が溢れてきたかのような、軽く晴れやかな気の流れしか感じ取ることが出来無くなってしまった。

 

 

 

余りにも掌を返したような気の流れを不可解に思った美鈴が廊下を走り続けて少し経った頃。

 

 

遂に目的地へと辿り着いた美鈴。

そしてそこに居たのは…霞と見知らぬ少女の姿だった。

 

 

『…ん?美鈴じゃないか。どうしたんだ?そんなに息を切らして…』

『え、か、霞さん?私はその、強い妖力を館の中から感じたので…様子を見に来たんです。…あの、失礼ですがそちらの方は一体…?』

『ん、ああ…私の古い友人でね…私に会いに来てくれただけだから、妖力の件は心配しなくて大丈夫だよ?』

 

霞の隣には、一人の少女がいた。

より正確に言うなら…鬼の少女だった。

その鬼の少女は霞の手を握って鼻歌を唄いながら…心から幸せそうな程の満面の笑みを浮かべていた。

 

『 フンフーンフフフーンかっすみーちゃーん♪』

 

しかしこの鬼の少女。浮かれきっているように見えるのに対して………全く隙が無かった。腕に抱きつき、頭を擦り付けているのに…まるでこちらを試すかのように笑っていた。

 

( この鬼の少女…絶対に強い。一体何者なんですかね…?)

 

警戒心を高め、その様子を観察していた美鈴。しかし、その少女は突然美鈴の視界から外れてしまった。

…!?一体何処に『あ、おはようございます?』

『ひぃん!?』

 

 

突然、背後から話しかけられた美鈴は変な声を上げながら飛び上がってしまった。慌てて後ろへ振り返ると…そこには、笑顔を浮かべた鬼の少女が立っていた。

 

『あー…もしかして門番さんかなぁ?勝手にお邪魔しちゃったのはゴメンねぇー…?だって直接中に移動した方が、霞ちゃんに会うのが手っ取り早かったから、仕方ないよね?」

『えっ…ど、どうして後ろに!?今まで霞さんの隣にいたハズじゃ…!?』

 

( ま、まさか、この鬼の少女も咲夜さんの様に時間を止める能力を…?)

 

そんなことを考えた美鈴。しかし鬼の少女は別段何か特別な事をした様子もなく、サラリと首を傾げながら説明してくれた。

 

 

『はい?別に普通に背後まで走って、声をかけただけだよぉ?…あ!それと名乗り遅れちゃったんだけどー…私の名前、紬って言うんだぁ…ただの温泉妖怪好きな鬼の女の子だよー?あはははは!!』

 

 

…何だろう、もう色々と突っ込みたい。

けれど初対面の相手だし、何よりそれが1番しっくり来てしまった。この鬼の少女が辺りに幸せオーラ撒き散らしてるのって、主に霞さんにひっついてるのが原因なんじゃ…?

 

 

 

『あ、紬さんっていうんですね…私はこの紅魔館の門番をしている紅美鈴です。…それにしても紬さんって、お強いんですね?私程度の目じゃ全然移動したのが見えませんでしたよ…』

 

 

素直にそう思ってしまった。多分、紬と名乗ったこの少女は大妖怪レベルの力を持っているのだろう。大妖怪レベルでなければあの動きは不可能だと悟ってしまう程に鮮やかな移動だった。

大妖怪まで届かない中級妖怪の美鈴は、強くなる事に対して貪欲だった。足りない部分を技術で補う為に日々の鍛錬は欠かさず行い、毎日己の気を高め続けてきた。

 

 

そして身に付けた技術と経験を糧にして、何度も色々な妖怪達に勝負を挑んできた。

 

しかし、大妖怪の多くは…そんな美鈴をたった一撃で倒すか、一撃も貰わずに美鈴をスタミナ切れまで追い込んだりしていた。

 

 

 

例えるとするなら…八雲紫は防御力は薄い。敵の攻撃を食らったとしてもその怪我の再生は遅く、後を引きずる事になってしまう。

…だが、それなら相手に攻撃をさせる暇を与えなければ良いだけの話なのだ。だからその為に強力な能力を使いこなす為の実力と、多くの知識を取り込んでいた。

既に地力が明らかに違っている為、向上心のある大妖怪には…1度として美鈴は勝つことが出来なかった。

 

 

 

 

時が流れて弾幕ごっこが普及してからも、美鈴は武術の鍛錬を続けていた。しかし皆が弾幕を使って闘うため、体術主体の美鈴はこちらも勝てない事の方が多かった。

 

 

 

フランお嬢様が一歩前進した事に対して、もう長いこと停滞が続いている自分。昨日から、実は自分が1人取り残される様な錯覚を感じていた美鈴。

そんな美鈴が少し落ち込んだ顔を顔に浮かべた時だった。

 

 

美鈴の前に立っていた紬がきゅっ…と自分の手を握った。どうしたのかと首を傾げる美鈴の前で…にこにこと笑う、紬が優しく囁きかけた。

 

 

『ええ、勿論私は強い自信があるよ?…だって私、もう霞ちゃん以外に負けるつもりなんて毛頭無いしー…それに私が強くなったの、ぜーんぶ霞ちゃんの為なんだよねー?

美鈴さんが伸び悩んでるのは心の底からこう、『強くなるための何か』…確固たる芯のようなものが足りないんじゃないのかな?

…もーっと周りをよく見れば、一体何が強さなのか。強さを何のために求めるのか……そもそも強さとは何なのか。そんな事が分かると思うよ?』

 

『っえ!?ど、どうして私の考えてた事を…?それにえっと…芯…ですか?』

 

『その通りッ!!あ、私は特に心を読むチカラなんて持って無いよ?ただ昔、男の人の考えを何も言わずに汲み取れる女性は頼れると聞いたことがあるんだよねぇー…だから、頑張ってそれを身につけたら…周りの人が考えてる事が何となく分かるようになっちゃって?

あ、因みに私にとっての芯は勿論霞ちゃんだよー!』

 

 

 

唐突な会話のキラーパス。それを霞は緩く受け取った。

 

『…それは、光栄な事なんだろうね…有難う。紬』

 

『褒められちゃった!ねぇねぇ美鈴さん?もうこれ、結ばれたと言っても過言じゃないよねー?』

『え!?あ、そ、そうなんじゃないですかね…?』

 

 

…え、そうなるの!?

美鈴が慌ててそんな事を口にしてしまうが…

 

 

『…美鈴。余り紬に流されちゃあいけないよ…私は今の所、世帯を持つ予定は無いんだけどね…?』

 

 

ですよねー…

 

まぁ、そんなことがあるわけがないだろう。

…しかしそう言いながらも霞へ引っ付いた紬を仕方なし、と言った顔で撫でる霞の姿は…とても絵になっていると美鈴には思えた。

 

 

『私たちはそろそろレミリア達の所へ行くけれど、美鈴も一緒に行くかい?』

 

そう、霞に誘われたものの…美鈴にはもう、心に新たな目標が出来上がっていた。

 

『いえ、私はこれから鍛錬をしてきますので…ここで失礼します!…紬さんの助言、心に刻んでおきます!!』

 

 

何だか今の美鈴は普段以上に身体が軽く感じていた。そしてこれから更に強くなる為の目標が定まったので、今すぐにでも鍛錬を積みたくて仕方がなかった。

 

 

『その意気だよー…頑張ってね?』

『はい!』

 

 

 

 

そう言って美鈴は門番の仕事へと戻っていった。

取り敢えず、鍛錬を積もう。そして強くなったら…

 

 

 

 

 

いつか、紬さんに勝負を挑んでみよう。

 

 

 

なんて考えながら。

 

 

 

 

 

 

 

─────────────────────

 

そうしてハードな鍛錬を終えた美鈴は…

控えめに言って、物凄く強い睡魔に襲われていた。

 

 

( こ、これダメな感じのヤツだ…調子乗って気を使い過ぎて物凄い疲れが……眠い…それになんだかお天気もめっちゃ良いし……あー…微睡んできたぁー…)

 

 

門の前に立つものの…普段より激しい睡魔に襲われた美鈴はぐらぐらと身体を揺らしながら、そのまま門へもたれかかって眠ってしまった。

 

 

 

普段からこの門の前は静かなため、陽気な日差しと穏やかな風。小鳥の囀りなどの眠くなる要素が多々あるのだが…やはり紅魔館に人が来ない事が1番眠くなる原因なのだろう。

 

 

 

「…ぐぅ…ぐぅ…へへへ……」

 

 

 

幸せそうな声が美鈴の口から零れる…

そしてそのまま穏やかな時間は流れて行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……ぐぅ……痛ァッ!?!?』

 

夕方、頭に走った痛みで目を覚ました 美鈴。頭には1本のナイフが刺さっている…お決まりのパターンだった。

 

『な、何ですか咲夜さん!?まだいつも見回りに来る時間じゃ……って、あっ…』

 

 

美鈴目の前に、鬼が居た。能面のような表情の奥に、底冷えするほどの凍てつく視線を感じた。

 

 

『仕事をサボるな…って言っても無駄のようね?…けど、安心なさい。これから嫌でも働いてもらうことになるから……ね?』

『す、すいませんッ!!今日はちょっと疲れちゃって…って、こ、これからですか?もう日が暮れ始めてるのに…一体何を…?』

 

 

そんな2人の前に、お揃いのピンクの日傘をさした愛らしい2人の幼……少女が、館の中から現れた。

 

 

『わー…お外に出られるなんて…素敵!!!』

『ちょっとフラン!まだ完全に日が沈んだ訳じゃないから気をつけて!?』

『えへへー…ゴメンなさい?けど私、嬉しくってつい?…ってあれ?美鈴大丈夫?頭から血が出てるけど…?』

 

 

『あ、だ、大丈夫ですよ!!これも仕事の内ですから!!』

 

美鈴は家の外に出ているフランの姿を見て驚いてしまった為、何だかよく分からない返しをしてしまったが…

それよりも、フランから発せられる純粋な喜びの気持ちを美鈴は感じ取る事が出来た。

 

 

『妹様…本当に、良かったですね…』

 

思わず口から零れてしまった言葉に…フランは誰かと同じような微笑みを美鈴へと向けると…

 

 

 

『…うん!』

 

その瞬間、笑顔を咲き誇らせた。

 

 

 

( なんて純粋な笑顔!!それに本当に嬉しそうだし…霞さんの方には足を向けて寝られないですねー…)

 

美鈴がそんな事を考えていた中、

『フランったら…なんて尊いのかしら…ッ!!』

『お嬢様、ティッシュで御座います』

『ありがとう咲夜…』

 

 

フランの可愛さにやられて鼻血を流すレミリアと…手慣れた手つきでティッシュを取り出す従者がいた。

 

 

『あの、お嬢様?一体これからどちらへ…?』

 

『今、鬼子母神が霞の家を作ってるらしいの。それでそのサポートを私たちが頼まれた訳…これだけ言えば分かったかしら?』

『は、はい。それで、一体私は何を手伝えば?』

『それは咲夜が…』

 

 

 

『美鈴。今からこれを背負って妖怪の山の中腹まで行くから。しっかり付いてきなさい?』

 

 

美鈴の目の前にはとんでもない量の木箱が積まれた風呂敷があった。

…え?これ、1人で持つの?

 

そんな荷物の量に愕然とする美鈴をよそに、初めての外出を許されたフランの昂りは最高潮を迎えていた。

 

 

『きゃはははは!!…あれ?ねぇねぇお姉様!あっちの山から霞の温泉の匂いがするんだけどー…私、ちょっと行ってくるね!』

『っちょッ!?フランッ!?危ないから1人で行っちゃ…って待ちなさーーーいッ!!!!!』

 

そんな事を言い残し、突然飛び出していったフラン。レミリアが慌ててそれを追いかけてゆく…

 

 

 

『…お嬢様ッ!?美鈴!急いでそれ持って飛びなさい!!あの二人だけで行かせるなんて危険よ!』

『は、はいっ!フランお嬢様ーッ!!レミリアお嬢様ーッ!!待ってくださーいッ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「早く追いつかないと…って、あ!居ましたよ!」

「ええ、2人とも無事なようね。…けど、流石に注意が必要かしら…」

 

そんなドタバタがあった中、ようやく先に飛んでいった2人の吸血鬼に追いついた2人。

 

 

揃って一方向を見ながら固まっている2人の姉妹。

咲夜がそんな2人を窘めるために近づいた。

 

「お嬢様方ッ!!急に先に行かれると心配……え?」

 

そんな咲夜もまた、めったにない驚いた顔をしながら目を見開いて固まっていた。

 

「皆さん…?一体何が…ッ!?」

 

荷物を下ろした美鈴が3人の様子を見る為に近づいた瞬間。美鈴へ、凄まじい程の負の感情の篭った気の濁流が、美鈴へと流れ混んできた。

 

 

 

 

 

 

そんな気の流れに驚きながらも、美鈴はその森の先を覗き込んでみる。…すると、そこでは何やら工事が行われているようだった。もしかしてここが霞さんの家を作っている所かな…?なんて思った矢先に美鈴の目に飛び込んできたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んだ目をした天狗達が、ぶっ倒れたり発狂したりしながらも…黙々と作業を進めている光景だった。

 

 

 




1〜2日のペースを維持したい。

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