この話のプロット間違えて燃えるごみに出して挫折しかけました。(四月頃)
皆さんも大切な情報は紙がないからと言ってチラシ裏に書かないようにしてください。
非常に危険です。(黒笑)
海鳴市最寄の空港。そこには一人の女が大きな荷物片手に歩いている姿があった。その女は麦藁帽子を被り、長い髪を後ろで結って一本にまとめている。背筋はピンと伸び、目元には視線を隠すためのSPがかけるようなサングラスをかけていた。
「久しぶりの日本、特に変わってないようさね」
そう女がごちるとカツカツと足音をさせながら歩き始める。その様子はどこか美女にも見えなくはないが、勘違いしてはいけない彼女は婆だ。かつては美しい黒髪だっただろうが、今では色素が抜け完全に真っ白な髪になっている。しかし、その立ち姿が婆とは思わせない。堂々と歩く姿は覇気を周りに撒き散らし、彼女を想像以上に若々しく魅せるのだ。
故に彼女が町を歩けば、男は必ず目を奪われる。女さえもだ。
「
そんな事知ってか知らずか、女は悪魔のような笑みを浮かべ荷物片手に颯爽と走っていった。
太陽も少し傾き始めた昼下がり、俊秀は蟲じいの診療所の庭でのんびり茶を飲んでいた。その膝には子狐のカスミが機嫌よく尻尾を振っており、俊秀は時々カスミの体を擦ってやると更に機嫌をよくしてブンブン振り回していた。
「いやぁ……平和っていいねぇ。全く暇でしょうがないわ! あはははは」
と一人ごちる俊秀であったが、ちっともそんな事は思ってない。
まだ見ぬパラガスと間違えられて早くも一ヶ月ほど経ったが、様々な事を目撃している。二週間前の夜の海上で起こった摩訶不思議の異常気象。そして、ここ数日は金色のレーザーとピンクのレーザーが飛び交い、大きな抗争があったとしても空を自由に飛ぶ手段を持たない俊秀は目撃してもただ指をくわえて見ているだけと言うのが多くなっただけで、けして平和ではない事は知っているのだ。
(そういえば、訳わからん兵器を作ってた奴らの動きが気になる。古今とこ何もしてこないようだが……フェイトの母親の件がある。何とかしてアジトを掴みたい……。何とかならんかな?)
最近まで激しい動きを見せていた謎の組織の活動がピタリと止まった事に俊秀は嫌な予感を感じざる得なかった。彼等が開発した兵器のモニタリングが終わったとすれば、納得は出来るものの疑問が少しだけ残ってしまう。いくら兵器を壊したと言えど一回、二回で実験を終わらすような事があるのかと言う事だ。
かつて前世で俊秀は友であるマッドサイエンティストにこう言う言葉を聞いた事があった。
『科学の実験には失敗は憑き物、兵器と秘密道具なら特にそれだ。だから俺は研究資金と開発資金を稼がなくてはならんのだ。と言うわけで勿論手伝ってくれるだろ? 悪徳企業の金庫破りを!!』
後半部分は全く関係ないが、彼が言った事が本当であるのならばモニタリングが終わったなどと思いにくいのだった。
「うーむ…………。俺が考えても仕方が無いか。さて、そろそろトレーニングを始めよう」
考えても答えが出ないと判断した俊秀は膝に乗っていたカスミを横に下ろして柔軟を始めようと立ち上がる。
「そうかい、ならあたしが相手になってやるよ」
「!?」
突然、声が聞こえたと思ったら視界にサングラスをかけた女が現れ、いつの間にか俊秀は地面に叩きつけられる。余りに咄嗟の事だった為、受身は不十分で逃がしきれなかった力は地面を揺らし、炸裂音を辺りに響かせ、俊秀の内臓に深く貫くようなダメージを与え血を吐かせた。
「まだ終わりじゃないよ」
「ッ!!」
女は追撃と右足で踏みつけようとするが、俊秀は相手の軸足である左足を払う事で重心をずらし、踏みつけを回避する事に成功した。そこからは痛む体に鞭を打って、女の後方に向かって一転、二転と回りながら体勢を整える。
「くっ……! 何するんだよ!!」
「ふふふ、その身のこなし流石だねぇ。それでこそあたしの孫さぁ……。どんどんいくさね!!」
「孫!? って事はまさか!?」
「そのまさかさぁ!!」
女は当たり前のように俊秀との間合いを瞬時に詰め、右のストレートを俊秀に打つ。その拳のスピードは電磁砲で撃たれた弾丸の如く、寸分の狂いなく俊秀の顔面に当たるかと思われたが、拳が飛んでくる前に両手を顔の前に置く事で完全にガードを成功させていた。
まさに一手先を読んだ戦いである。もし防ぐ事ができなければ、頑丈である俊秀でもただではすまなかったであろう。
しかし、女は攻撃を止めなかった。右のストレートが止められれば、その反動を使って回し蹴りを、更に裏拳、蹴り、左のクロスと続く素早い四連撃は急所を狙って放たれる。
だが、これらの攻撃は俊秀には当たる事がなかった。寸のところで全てを回避し辛うじて直撃は受けることはなかったが、女の速すぎる攻撃は大気を斬り、真空波を巻き起こして少なくない傷を俊秀に負わせていた。
「なるほどねぇ。……全く何もやっていなかったわけじゃないようさね。次で最後さぁ!」
女は左手を前に突き出し、右手を引いた構えになると辺りの雰囲気が変わり始めたのだ。大気が振るえ、ざわめき始める森林。大地は女を中心に大きな亀裂が入り始め、何かの力が右手に収束しているのか拳が強い光を放ち始めたのだ。
「!? マズイッ!!」
強いエネルギーの鼓動を感じ取った俊秀はすぐにそれを止めようと行動に出る。自身の回りに存在する息吹を感じ取り、それらを一つに集め高エネルギーに変換し始めたのだ。狙うは相手の技の相殺、しかしこの技には決定的な不安要素がある。
それは未完成の技であると言う事だ。かつて蟲じいこと、仁志の家の庭にあった大岩を俊秀は破壊した事があるのだが、それは現在やっている力の収束の要領でやった事である。
目視不可の腕輪が壊れてから感じるようになった『息吹』について、俊秀は何かのエネルギーが呼吸のような感覚を感じさせているのではないかと考えた。
その理論をベースに色々試行錯誤しながら、やっとの事で収束まで辿り着いた。だが、それを今だかつてその高エネルギーを具現化させた事はないのだ。今の練度から言えば、せいぜい出来て一撃の強化が限界である。だが今やろうとしているのは、力の具現化、それも相手の技を相殺できるほどの威力が求められる。
果たして成功する事が出来るのだろうか?
否、成功するしか道はないのだ。
チャンスは一度だけ、しかし十分である。
「いくぞぉぉぉおおおおお!!」
練り上げられた力は、強い光を放ちついに具現化する。その光を見たものは思うだろう。これこそが命の輝きなのだと。俊秀はそれを右手で掴み取り、女に向かって力強く投げた。
「流石だねぇ! 独学でそれだけ出来れば十分合格だよ。でも相手が悪かったさね」
女は何かの力を集められた右手を突き出した。その瞬間、空間に大きな亀裂が入ったのだ。その余波で俊秀が具現化した高エネルギーは消失する。
――――亜空間断斬拳
彼女の使った技は最強にして凶悪であった。彼女自身が持つ理の力を収束する事で初めて発動する事ができる大技である。この技の特徴は発動タイミングが非常に遅いがそれを補うほど威力が高かった。効力範囲はおよそ五十キロ先まで巻き込み、あらゆる攻撃に鉄壁の守りを誇る兵器であろうと何であろうとこの技を前にして全て無に帰す。それは何故か、亜空間を断斬する事で存在そのものを完全破壊するからであった。
無論、まともに喰らえばただではすまない。
「ッ!?」
亜空間断斬拳は腹部を掠め、真っ赤な霧が宙に舞った。俊秀は攻撃を避けたわけではない。女が技を故意に外したのだ。そうでなければ、俊秀の肉片すら残らなかっただろう。
「俊秀、さっきから騒がしいが何を…………って俺の庭が! 家がッ!!」
騒ぎに気づいた仁志が地下室にある研究室から出てきていたのだ。そして、戦闘で起こった余波が家と庭を半壊まで追い込んでいた。家の方は辛うじて一本の柱によって崩れていないようだが、それを見た仁志が絶句したのは言うまでもないだろう。
「すまないね蟲じい。ちょっとあたしの孫がどれくらいになったか気になってね」
「さ、さなえさん!? 何時帰ったんですか」
「今さっきだよ。それにしても強くなったもんさ」
「いや、まだまだです」
「謙遜はいらないよ」
女はそういいながらバンバンと俊秀の背中を叩きまくる。彼女こそが俊秀の血縁者で祖母に当たる存在。そして、世界に数々の伝説を残した最強の女。ついた渾名は『生きる伝説』岩井さなえであった。
「私が褒める事は滅多にないんだから堂々としな、秀俊!」
そして、何より名前を間違って覚える曲者でもあった。
「へぇ…………あたしがいない間に面白い事になっているね」
「いやいや、面白いって…………こっちは大変な事になってるんですよ婆ちゃん」
さなえは手に持っていた湯飲みをズズッとすすると大胆不敵に笑った。軽く準備運動(?)を終えた彼女は俊秀の話に耳を傾けていた。俊秀が話した内容は、この辺り一帯にジュエルシードと言うモノが落ちた事、それを流用して兵器のモニタリングを行う者達について、そして自身に着けられていた枷の事についてだ。
「ん? 言葉が足りなかったようだね。そうさね、一言で言うと全てが繋がっているって事だよ。勿論、枷を付けたのも関係あるんさ」
「え、今話した事、全部関係あるのか?」
「コレ見てみなよ」
さなえはポケットに手を突っ込むと同じような形をした複数の灰色の小石を取り出した。俊秀はその石を手に取ると観察して見るのだが、どこでも転がっているような石にしか見えなかった。
――――これが何か関係あるのか?
ただその一言が頭に過ぎる。だが、もしかしたらとんでもない力を秘めているのではないかと思い直し、睨みつけるように観察するが…………。
「何処でもあるような石にしか見えないんだが?」
「ふふふ、いい反応だね。コレ見ただけじゃわかんないさ。これはガーリックの試作品だよ」
「にんにく!? 何故に石ころ!?」
さなえのにんにく発言に本気で驚く俊秀であるが、間違いなくさなえは間違えて名前を覚えていると感じ取った。とは言え、ここで話の腰を折る訳にもいかず、それ以上の事は追求しなかった。
そんな事露知らず、さなえは俊秀の驚きように満足したのかつらつらと説明していく。
「確かに今は石っころだけどねぇ。コイツに魔力を一定以上注ぎ込むと赤い結晶になるのさ、まるで危機を警告するようにね。そして、コレとは別に蒼い結晶も確認されている」
「それって…………」
「そう、あんたが言ったジュエルミートさね」
「ジュエルシードだよッ!!」
はやり期待を裏切らないさなえ。華麗に何も違和感なく言い切るが、流石の俊秀も看過する事は出来なかった。しかし儚きかな、さなえの名前間違いは今に始まった事ではない。
高村仁志のあだ名『蟲じい』は彼女が勝手に命名しており、更に過去に遡れば、婚約者、共に戦場を駆けた戦友、小学校の担任、幼馴染、兄弟から親の名前までほぼ間違えて覚えているのだ。今さらこの性は治る訳もなく…………。
「そうだったねぇ。ジュエルミートだったか?」
「もうミート君でいいっす……。それでそのガーリックを婆ちゃんが持ってんの?」
がくっと項垂れながら俊秀はさなえに問うた。さなえは持っていた湯飲みをズズッとすすった後、ニマッと笑いながら答えたのだった。
「本業さ、秀俊には言ってなかったけどね。あたしの仕事はこの世界には必要のないふざけた物をきっちり壊す…………そんな仕事さね。驚いたかい?」
「いや特に、むしろ既視感を感じたよ」
さなえの話を聞いた俊秀はどこか既視感を感じたのは無理もない。今まで彼がやってきた事こそが、まさにさなえと同じであるからだ。
俊秀も巻き込まれたと言う形にはなったものの、ジュエルシードと言う兵器相手に戦ってきたのだ。そして、それらと対峙する度に感じていた。
――――誰かがここで壊さないと、未来で誰かが涙を流す、と。
それは直感に過ぎないものであるが、俊秀にとって見過ごす事が出来ない事であった。だからこそ、命を賭けてここまで戦ってこれたのだ。
さなえはじっと俊秀を見つめる。その表情はどこか嬉しそうに見え、ポリポリと頬をかいた。
「そうかい、あんたも壊し屋としての血が流れているようだね。流石、あたしの孫だよ」
「壊し屋? それって…………」
「あたしが立ち上げた会社、『岩井コーポレーション』さ。まぁ原型は大江戸より前からあったそうだがねぇ、そのおかげか政府御用達さぁ。そこからガーリック生産工場の破壊依頼がきてね、世界を飛び回ってたわけさね。それでわかった事はコレは多国籍企業マクラが製造してたって事さ」
「さなえさん、『マクラ』じゃなくて真崎です」
灰色の石ころを俊秀に突きつけながらドヤ顔で言い放つさなえであったが、荒らされた庭を少しでも修復しようとしていた仁志が手を止めて間違いを透かさず指摘する。
「ん? そうだったねぇ。とにかくその企業はあんたと…………いや、あたしら壊し屋にとっても因縁があるそうなんだよ」
「俺との枷以外に因縁があるのか?」
「んん、まぁあたしら壊し屋の因縁は古代ヘルガー時代って聞いた事のない時代から因縁があるって話だけど…………二十代目の当主は何言ってんだかね? ちなみに二十代目当主の名前は『桜庭鉄平』さ」
「はっきりとした確証はないわけね…………古代ヘルガー時代って何なんだよ」
「さぁね、神のみぞ知るってとこじゃないのかい? 話を本題に戻そう。あんた、昔の記憶覚えているかい。そうさね、九歳から十歳辺りの頃さ」
「九歳から十歳辺りの頃? そりゃ勿論…………」
『毎日、切磋琢磨、体を鍛えていた』と続けようとしていた俊秀は言葉に詰まった。
(あれ? そういやぁ毎日鍛えていたのは前世で、…………ここに来てからの記憶がその期間だけすっぽりない?)
「やっぱり覚えてないのかい。あんたは一度、誘拐されたことがあるのさ。多国籍企業マクラにね」
「誘拐だと…………!?」
俊秀自身、全く身に覚えのない事実。一体何があったと言うのか。
ここに来て自身の記憶がスッポリ抜け落ちている事に気付いた俊秀は額からスゥーと一筋の汗が流れる。
何故、今の今まで気づく事が出来なかったのか。その疑問が頭の中を駆け巡り、無理に記憶を掘り起こそうとする。しかし、呼吸は乱れ始め、心臓の鼓動がはっきりと早くなる事がわかった。そして、体が震えている事に気づいた俊秀は今自身が陥っている状態が何なのか、自ずと答えを導き出していた。
――――俺は何を恐れているんだ?
胸の底から恐怖が湯水の如く溢れ始め、記憶を掘り起こす事を体中が拒否しているのか、激痛が走り思考を中断しざる得ない。
もう思い出すのは止めよう。そう思った時、俊秀の脳裏に焼きついた映像が一瞬だけ映し出される。
(四角の黒い何か? アレは何だ!?)
それは霞がかかってはっきりとはわからなかったが、四面体の黒い何かであった。禍々しくも、圧倒的な力を感じた何か。
酷く曖昧で断言までは出来ないが非常に危険なもの、この世には全く必要としないもの。
――――アレハ、アレダケハ、コワナサイトイケナイ。ツブセ、ツブセ、ツブセ! クダケ、クダケ、クダケ! ソシテ、スベテヲコロセ!!
「――――しっかりしな。秀俊!!」
「はっ!? く…………い、今のは」
さなえに揺さぶられ意識を取り戻した俊秀はさっきの感覚に驚きを隠せなった。自分の心が黒い何かに飲まれるような感覚。全身には先程の痛みが無い代わり、異常なほど冷や汗が流れている事に気づいた。
「無理に思い出そうとしなくていいさ。そもそも、その枷をつけたのはマクラの野郎共だしね」
「これは婆ちゃんがつけたんじゃなかったのか?」
「あたしが孫にそんなもの着けるはずがないさ。恐らく、あたしの血縁者だから身に秘める力を恐れたってとこかね。それにしても驚いたさ、まさかあたしの孫が波動の理に適正があったとはねぇ。流石さぁ」
ガシガシと俊秀の頭を乱暴に撫でるさなえはとても嬉しそうに笑う。
(理か…………、前世以来だな、その言葉を聞くのは)
理とは人が持つ属性を指し、誰しも何かしらその理を持つ。だが、この理が表に出る事はかなり少ない。その理由としてその力に気づく事なく生を終わらせてしまう事。加えてその力を知る事ができても、ただの修練を続けるだけでは手にする事が出来ない力なのである。ならばどうやってその力を手にするのか、きっかけはひょんな事だ。絶体絶命の土壇場、火事場の馬鹿力こそが理覚醒の唯一の方法である。
あとは屈強なる精神力と強固な肉体さえあれば、その理はあらゆる強敵を打ち砕く強力な攻撃手段と成り得るのだった。
勿論、さなえはこの事を知っており、ぶつぶつと考え込み始めた。
「波動の理は命の息吹、あんたは身体能力操作が最も得意な属性…………。今回の任務にピッタリかもしれないね。よしっ、秀俊! あたしと一緒にマクラの拠点を落としに行くよ!」
「え? 仕事終わったんじゃあ…………」
「まさか、そんな事はある筈ないね。あたしが帰ってきたのも奴らの拠点を落とすためさ。勿論、このジュエルミートとも無関係じゃないよ。どうだいついて来るかい?」
さなえはニタァと俊秀を挑発し、そして俊秀もさなえの挑発に乗って笑い出す。
「婆ちゃん、こんなの聞くまでもないだろ?」
「ははは、確かにね。蟲じい、何時まで庭をいじってんだい? そろそろ出発するよ!」
「え! もうですか!? 今、車を手配します!!」
スコップを持っていた蟲じいはそれを投げ出して家の中に走り去っていった。それを見送った俊秀であったが、一つ気になる事があったのでそれをさなえに尋ねる。
「婆ちゃん、その拠点って何処の国にあるんだ?」
「残念ながら、この世界には拠点はないよ。あたしが全部ぶっ壊したからね。今から行くのはどの国の司法さえ及ばない世界と世界の狭間、『時の庭園』ってとこだよ。覚悟する事だね」
そう言うさなえの目はどこか笑っているように見えた。
オリキャラ紹介
岩井さなえ (いわい さなえ)
俊秀の婆ちゃんにして本作現時点での最強キャラ。名前を間違えて覚えるのはボケではなく、素の彼女。
亜空間の理を使い手で、効果範囲ならばこの世にあるもの全てを消滅させる『亜空間断斬拳』を好んで使う。本文では五十キロ先まで届くと表記されているが、彼女が本気を出せば百キロ先もレンジ可能である。やはり、『生きる伝説』は伊達ではなかった。
彼女の武勇伝は本作で明かされる事は少ないだろうが、次話に一つだけ明かされる予定である。
次回も恐らく更新が遅くなりますがよろしくお願いします。