神様を殴る為に神を目指すのは間違っているだろうか   作:-恵-

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近くに寄るようアイズへ手招きし、ていた→近くに寄るよう、アイズへ手招きしていた
6月15日21:28訂正

キロル→キルロ
6月15日22:18訂正

画像エラー表示につき、挿入画を編集
6月18日22:33


日々学び

前回のおまけ、その後――

 

 

ぎゅううううっ

 

フィンへ仕返しを果たすと、フィンは心底嬉しそうに頬を赤く染めながら満面の笑みを浮かべた。

 

それから程なく私は有無も言わさず両腕で強く抱き締められ、左頬がフィンの左頬へと触れた。

 

 

ちなみに、防具については短剣を作っている間に試着したまま、つまり着たままだ。

 

 

「(気持ちいい)…//」

 

そう思いながら、両腕で抱き返したまま、そっと擦り寄っていた。

 

 

「うみゅ//」すり

「ん//」すり

 

「バカップルだな!」

「正確には…今日付けで夫婦」

「うむ。知っておる」にまにま

 

その様子を見た椿とアイズが交互に各々の想いを口に出す。

 

椿が目に入ったことで私はあることを思い出し、少しだけ離れながら謝ることにした。

 

 

「椿、ごめんね!

専属契約したのに、結局1つずつゴブニュ様とヘファイストス様にあげることになって。

 

あと…残りの管理もヘファイストス様に押し付ける形になっちゃって…;」

「ん?気にするな。

 

また手前の力が必要になった時を楽しみに待つつもりじゃ^^

あれを打つ時、今までに得たことのない新感覚で血が滾るからの!」

「ありがとう。

そう思ってもらえると助かるよ^^」

 

「そもそも数が数じゃ!

見よ!このインゴットの山を!!」

「うん…本当に…何で3m(メートル)四方にしちゃったんだろう…;」

 

「む?メートルとは何じゃ?」

「え?」

 

椿の疑問に、私は?を浮かべた。

 

その言葉に、フィンは両腕を外してから丁寧に説明をしてくれた。

 

 

「ケイト、こちらでは長さを3M(メドル)と呼ぶんだ」

「へえ。メートルがメドルか。cmは?このくらいの」

「1C(セルチ)だね」

「じゃあkmは?えっと、1000M(メドル)を」

「ああ。1K(キルロ)だ」

「なるほど。覚えておくよ。

フィン、教えてくれてありがとう!」お辞儀

 

「君は…本当に感謝が多いね(苦笑)

礼儀正しいだけじゃなく素直だし、こちらとしては付け入られないか心配だよ^^;」

「そう?私の周りには利用しようとする人達しかいなかったよ?」

 

「うん…ともかく、そういう人ばかりじゃないと知って欲しいかな;」

 

?何で冷や汗交じりに困ったような顔をして、瞑目しながら溜息をついてるんだろう?;それも深々と…

 

何でかわかんない;

 

 

(はっ!)

ああ!自分もそうだと思われたくないんだ!思われていると感じてるんだ!!;

 

こっちに来る前でのことだってわかる前提で、過去形使って話してた!;

今の話し方や言葉だけだと、捉え方によってはフィン達も入り兼ねないし!!;

 

 

「ごめん!言い方間違えた!

私、フィン達がそうだとは思ってないからね?」

「!

 

…(そう思ってくれているのか)

ありがとう」ずきっ

「?どうかしたの?」

 

「いや^^;

 

…(流石に、野望に利用しようと当初考え掛けていたことは伝えたくはないな…

彼女に嫌われたくはない。それに何より…)

 

ただ…嬉しかっただけだよ」微笑

 

「そっか。よかった^^//」

 

そう笑いかけた後、フィンは顔を赤らめて笑いかけてから…真剣な表情を私へ向けた。

 

 

「//…

 

…大切にするよ」

「へ?」

「君のことを…生涯をかけて」

「!!?////」ぼんっ!!

 

次の瞬間、頭へと一気に熱が上がって蒸気が出たのを感じた。

 

 

『あらあらまあまあ、何という溺愛ぶりでしょう//

ロキも見たらによによによによするでしょうねえええ//♪』にまにま

「頼むから黙っててくれ!!//」「フィアナは黙ってて!!//」

 

『デバガメ部隊!隊員番号1番!!

私の押しは…ケイフィン萌ええええ!!!///』

「ごめん、意味が分からない;」

「あー。ケイト…とりあえずスルーしよう」

「はい;」

 

頭が痛いとばかりに額を押さえるフィンに私は頷いた。

好意は嬉しいけれども邪魔はしないで欲しいというのが私の本音だ。

 

無論、伝わっていながらも真っ赤になる反応を見て楽しんでいるみたいだけれど…;はああっ。

 

 

その後ろではこんなやり取りが繰り広げられていた。

 

 

「…私の…短剣!」

「うむ!それはもうお主のものだ!

 

とりあえず、伝えることは一つ!

振る場所は選べ。誰も居ない場所、一人きりの時だけにの」

「…わかってる」

 

そう柄を握って目をキラキラさせるアイズに椿が釘を刺し、アイズはそれに頷いてから腰のベルトに鞘と一緒に差していた。

 

 

「フィアナのあれは置いておくとして…

 

フィン」

「ん?」

 

「私も…大切にするよ。生涯をかけて。

 

フィンのことが…私は大好きだから^^//

初めて抱き締めてくれた男の人になってくれて、ありがとう//」

「!///

 

…こちらこそ//」

 

互いに見つめ合い、微笑み合う最中…

 

それを微笑ましく二柱の神が見つめていたなど、当時は知る由も無かった。

 

 

 

「あ、そうだ!」

「?どうしたんだい?」

 

「ヘファイストス様、お手数をおかけしますがディアフォロンのこと、よろしくお願いします!」

 

ヘファイストス様へ残りの金属の管理を任せるにあたって、向き直りながらそう言って頭を下げた。

 

 

「ええ、任せておいて。

このインゴットは、私が責任を持って厳重に保管しておくわ。

 

もし使うにしても…誰にも渡さないし、渡すとしてもロキ・ファミリアだけにする。

その方針でいいかしら?」にこ

 

「えっと…フィン」

「ああ。この金属の存在は秘匿する。

もし使うとしても、知っている僕達だけに留めておく。

 

教えるにしてもリヴェリアとガレスまでだね」

 

「わかったわ。それじゃあ預かるわね」

「はい!

あ、でもそれなら空間ごと収納する…って駄目だ、魔法って時点で受け付けない;中に入ってくれない!;」

 

フィアナに収納して一発で移動を済ませようとしたが、それは無理だった。

 

手も触れた状態だというのに、パネルの中に一向に入らず、画面に当たるだけだった。

魔法の影響を無効って、これもか!;

 

 

「そんなに気を遣わないでいいのよ?

任せられたのはこちらなんだから、信じて託してもらえないかしら?」

「あ、はい!

ありがとうございます。お力を拝借致します」

 

神様からの頼みに、思わず私は姿勢を正した後、頭を深々と下げた。

 

 

「…(くす)

本当に…純粋な人なのね…(人にしておくのには勿体ないぐらいに)」

「?そうですか?」

 

何故か笑みを浮かべながらヘファイストス様は言い、それに私は首を傾げた。

ヘファイストス様は満面の笑みを浮かべながらそれに頷き、インゴットを入れ物に入れて、それを手に工房から去っていった。

 

 

それに再び礼と共に、「明日のダンジョンの帰りに寄ること」を約束として取り付けた。

今世、つまりは異世界で身に付けていた「金属についての知識」が知りたいそうだ。

 

「楽しみにしているわ」と言って笑うヘファイストス様に、私はよかったと感じて笑みを浮かべながら「私もです!」と頷いた。

後にゴブニュ様も参戦するのは、また次の日の話…ここでは割愛しておく。

 

 

「では、私も工房へ帰る。

この金属を生み出してくれたこと、平に感謝する」

「こちらこそ!価値を教えて下さりありがとうございます!」

 

頭を下げるゴブニュ様に、私もまた弾かれるように頭を勢い良く下げた。

 

「うむ。完成したものは誰にも渡さず、厳重に保管しておこう。

では、機会があればこちらにも来てくれ。歓迎しよう」

「はい!ありがとうございました!」

 

そう言ってから、「ではまた」とゴブニュ様は一つの金属を懐に入れて去っていった。

 

 

そうしてヘファイストス様と同様にゴブニュ様を見送った後…フィンが肩をつついてきた。

 

 

 

「所で…」

「ん?」

「12時に大食堂で昼の予定を話す為に待ち合わせをしているんだが…」

「!!あと12分!?;」

 

「…走っても…」

「ああ、間に合わないだろう」

 

アイズとフィンのその言葉に、私は叫んだ。

 

魔力を使おうと!拳を握り、天に掲げながら…

 

 

「よし…こういう時こそ!魔力に頼る!!

 

本当にごめんね、魔力。今日だけでも随分と世話掛けちゃって;無尽蔵だからって流石にね?;

昨日の時なんて∞をいっぺんに使っちゃったし;それに精神力も∞必要になるし!;∞引く∞ならそりゃ0になって精神枯渇にもなって気絶して当然だわって話だし;」

『落ち着きましょう。謝り過ぎですよ?』

「何を言うか!謝り足らないレベルだよ!

だって…まだ、初めての自分の魔力と言うか…いくら無尽蔵だからって使いまくってたら疲れるかな?って考えちゃうと言うか…」

『それじゃあ魔力をあなたのものとして与えた私はどうなるんですか?』ずいっ

「あうっ;」がくっ

 

ぺこぺこ頭を下げて謝っていると、フィアナが横からツッコんできて項垂れた。

 

 

『ほら。魔力も「気にしてないよ」と言うかのように寄り添っているではないですか』

「んー…魔力自身が意思を持ってるのかな?」

『無限大だから可能性は0ではありませんね。

力が強過ぎるあまりそれ自体が意思を宿すというのはよくあるものです。こちらではありませんが』

「え?こっちではないの?」

『いえいえ。あなたにとっては元々住んでた世界の話です』

「でもそっちじゃ言霊や念が宿って、何かしらの意思を抱いているものもあるよ?付喪神様とか」

『別の人格なので同じとは言えないでしょう。

 

あなたの魔力は、あなたの分身そのものなんです。

あなたの持つ、人を助ける為に尽力する姿勢、その信念を持って貫き続けるそれが反映されて動いてくれた。

だからこそ発現した魔法!それが【自由自在(フリーリィ)】なんです!!』

 

「ああ…そういうことだったんだ!(ぽんっ!)

確かに、助けてって言われたら助けるな」

『害を加えてきた人でも助ける馬鹿ですから。お人好し』じと目

「馬鹿馬鹿言わないでよ;」しょぼん

 

フィアナの言葉に納得して手を打った頃、その指摘に私は力無くへこんだ。

 

 

「あー…ケイト、もう1分経ったんだが;」

「そうだ!大食堂へ瞬間移動できるかな?」

その問いに魔力は頷いて近くに寄るよう、アイズへ手招きしていた。

 

「瞬間移動お願いします!!」

「アイズ、来い!」

「あ…うん!」たっ

 

「アイズ、短剣貰ったね?」

「うん…ちゃんとある」

 

フィンの言葉でアイズが駆け寄り、私の問いかけに頷きながら傍に寄った瞬間、魔法円が展開された。

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

一番外側の4つの円は、1つ1つが右回転しながら空気中の魔力を吸い取っており、それに伴って『力強い発光』と共に中央のサークルを中心に一番外側の2本の円周上を通って右回りに回り続けている。

 

外側の4つの円は、魔法を発動させた瞬間に『魔法』という具象へと自ら光と共に一体化して、魔法を著しく強化する機能を持っているようだ。

 

 

飛ばされる直前、椿と会話をさせてもらった。

 

「くぅうううううう!!><//

未だ、打った時の感触が手から離れん…!

 

あのような金属は初めて、未知に他ならん!//また何度でも打ちたい!!///

ケイト!依頼を楽しみに待っておるぞ!!!」

 

「わかった!また明日ね!!」

「うむ!手前もお主の持つ知識を知りたい!楽しみに待っておるぞ!!」

「うん!今日は本当にありがとう!!大好きだよ!」

「!!??」ぎょっ!!

「フィン?」きょとん

「む?

はっはっはっはっ!^^

 

手前もケイト!お主が大好きじゃぞ!!^^

またな!!」

 

その叫びと共に、大食堂へと地面の上だけが入れ替わったような感覚に包まれた。

 

よかった…ちゃんと武器を握った状態だったからか無事、共に移動できた。防具もちゃんとある!

 

 

「間に合ったー!!」

 

そう両拳を天に掲げる中、フィンがぎょっとした表情のまま固まっていることに気付き

 

目と目が合って尋ねた時、深々と嘆くかのような嘆息が長く長く、時間をかけて吐き出された。

 

 

「?何かあったの?」

 

「いや…君はどうにも、感情表現がストレート過ぎる;」

「?どこが?」

「全部」

「???」

 

即答されてもなお、私には全くもってわからず首を傾げるばかりだった。

 

 

「あの…フィン;

何に重きを置いてのこと?伝えたいことって何?何を考えてのことなの…?」

 

「いや…僕自身の問題だ。多分…この沸き上がる感情は嫉妬だろうからね」

 

「あ…ああ!!そう言えば好意を伝える相手!

「他の女性に向けて僕が好きだと言った場合、君はどんな気持ちになる?」って言って…

 

ってあれ?異性だけじゃなく同性も込み?」

 

「ああ。どうやら僕は…人より独占欲が強い方らしい^^;

実際にされるまで実感はなかったけれどね」

 

「そっか」

「ともかく、リヴェリアが待っている。食事をトレーに取って席に着こう」

「はい!」

 

そうして取りに行く時になってから気付いた。

 

 

「あ!!リザレクションで蘇らせた魚!捌いておいてなおすの忘れてた!!;」

「大丈夫っすよ。ちゃんとしまっておいたんで」

「ありがとうございます!!忘れて手間掛けさせてごめんなさい!」

「別にいいっすよ。これくらい」

 

前に並んでいた青年はそう笑いかけてくれた。

 

その名もラウル…どことなく頼りない空気があるけどいい奴だ!

 

 

「…なんか、失礼なこと考えてないっすか?;」

 

「ううん。夜には予定通り私の武術の全てを教える気でいるから、お互い頑張ろう!

一朝一夕で身に付くものでないのは確かだけど」

 

「は、はい!頑張るっす!」

ぐっ!と拳を握る彼に、私はそう言ってくれることが嬉しくて仕方がなくって…

 

嬉しさのあまり「よぉし!頑張るぞー!!^^」と天にトレーを掲げながら叫んでしまった。

 

 

「騒がずさっさと取って席に座れ!」

ごぉん!!

 

「っ~~~~~~;」

「周りの迷惑も考えろ!」

「ごめんなさい;まともな反応が返ってきてくれたことがあまりにも嬉しくって;」

 

殴られた脳天を押さえながら説明すると、「ここでは普通のことだ」と返された。

 

 

「そう言えば…理不尽な目に遭い続けていたのだったな」

 

「ん?それについては、思想の違いからだから仕方ないよ。

異物だと捉えて、それに近付けまいとしてたんでしょう?わからないものだってさ。

 

だから何をして欲しいとか、そういう理屈はもう置いてきた。

抱くだけ無駄だってわかってたし、泣き崩れた時だって逆にいじめてくる有様だったから」

 

天を仰ぎながら思い出す度、心がズキズキと疼き、悲鳴を上げる。

 

 

痛みが止まらなかった。

周囲の全てから否定されてきた、在り方がいけないものだと思われた。

 

けれど…ここでは、「自分に素直になれ」と言ってくれる存在がいる。

 

それが堪らなく嬉しくて…あのリヴェリアの言葉を思い出す度、不思議と頬が緩んだ。

 

 

「それにさ…フィンみたいに心からの悲鳴や叫びを聞いて、抱き締めてくれる人なんて…リヴェリアみたいに「自分に素直になれ」って言ってくれる人なんて…

 

それまで、一人もいなかったから」

『そんな悲痛な表情にならないで下さい!!

 

だからこそ送ったんですよ!失った青春を取り戻せ!!

心から笑って泣いて、今度こそ生を謳歌して自由に生きなさい!!!』

 

「その言葉が…私にとってどれだけ欲しいか…わかって言ってるんだろう?」

『勿論です!ガチです!本気です!!本心です!!』

 

「…ありがとう。その…まだまだ未熟だけれど…(ずきん)

 

まだ…あちらでの心的外傷から、動けない時もあると思うけれど…

 

どうか、よろしくお願いします」

 

その想いを口にして、私は静かに頭を下げた。

 

 

「並んでいる時に言うセリフか!

 

気にせず進め。

もし問題があったり間違えたりすればその都度、必ず指摘する。

 

それまでは…お前の在りたいように在っていいんだ。

それを咎める者も、責める者も、ここにはいない。

 

お前の人生だろう」

 

「…っ!はい!!」

 

涙を浮かべながら頷いた直後、ぐいぐいと私は背を押された。

 

 

まるで…在りたい形になろうとしながらもフラッシュバックと共に悩み、足を止める私に対して「頑張れ」とでも言うかのように…

 

改めて、私は思った。

「ここに入って…本当によかった」と――




その後のおまけ(追記:2018年6月15日21:20)

その後、足を進めながらもなおリヴェリアは言ってくれた。


「歩みを止めるな。前に進め。恐れるな。

間違えば止める。
責めも否定などもしないし、危害を加えて喜ぶ思いを抱く者などここにはない。

お前に与えられ続けてきた痛み、それを与えて当然だと思う輩、喜ぶような輩はここにいないと思え。
そもそも私が赦さんしさせん。

重ねて言うが、私達はもう家族だ。遠慮など不要だと思え」

「…やりたいように、やっていいの?」
「無論だ」頷く

「なら…抱き締めてもいいの?」
「人にもよると思うが…私は構わない」

「ありがとう、お母さん!^^//」
「誰が母だ!!//」

こうして、リヴェリアは私の中でのお母さんポジションになった。


「(あったかい愛情を感じる…ストレス発散への利用も打算もない…)

でも…それでも、私にとってはお母さんだよ。それも理想の!

だからリヴェリア、改めて言わせて?
教えてくれて、本当にありがとう。大好きだよ^^//」
「ふふっ…随分とストレートな物言いだな」

「それが私の取り柄であり表現の特徴だ!えっへん!」
『何も威張ることではありませんが』

「素直で一生懸命な所、それが恩師から褒められた所だ!」きっぱり

「まあ…強ち否定できんな(くす)

?フィン、どうした?」

「いや…
どす黒い感情の処理に手間取っているだけだ。気にしなくていい^^」
「(どう見ても目が笑ってないのだが…;)
そ…そうか;」

冷や汗交じりにフィンを見つめるリヴェリアがいたが、ある事柄を皮切りに事態は変化する。


「でも…やっぱり、フィンが一番だよ^^//」にっこり
「(ズキューン!!)!!////」かああっ

赤面するフィンの中からどす黒い感情が一瞬で消えたのを感じた。

一体何だったんだろう?
『嫉妬ですよ、嫉妬』じと目

首を傾げる私に言うフィアナに…
椿に抱き締められるフィンの光景が浮かび、ようやく理解と共に納得した。


確かに、あの感情の処理は極めて難しかった!
その反応を見たフィンに遊ばれたわけだけれども…;

それでも…好きな想いだけは、どうにも揺らぐことはなく…
想い出が増えていく度、時を共に重ねていく度、想いは不思議と増していく一方だった。
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