ただ一人、君の為なら。   作:ぶんぶく茶の間

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 今回は短めです。相変わらずの駄文……(苦笑)

 最近ハーレイ先生との絡みが無くなっているように感じた(むしろない)ので補給用に。
 あとは予想外なあの子が登場します、ご期待ください!



 ※今回あとがきのコーナーはメンバーお休み中の為ありません! ご了承をっ!


第九・五話 システィーナの決意

 アルザーノ帝国魔術学院自爆テロ未遂事件。

 内密に処理されたこの事件からおよそ半月。アステルの右腕はなんとか包帯が取れ、生々しい傷跡が残っていた。

 本人は名誉の負傷として受け入れていたものの、グレンからの忠告や、ルミア達からの希望から、彼が愛用している《銀線繊維》の組み込まれた白い手袋を着用のもと、登校が義務付けられていた。

 これは非常時に於ける彼への自衛措置であり、今までそれの認可が下りていない(というよりも申請すらされていない)状態だったため、また本人も自粛していた為に学院内へ持ち込まれていなかった品物だったのである。

 その手袋によってアステルもようやく魔術の実技講義へ参加できるようになり、しっかりとその手袋の運用技術なども認められ……

 この日、彼はようやく一般の魔術師と同等の位階、《第四階梯(クアットルデ)》へと昇り詰めることが出来た。

 休日にも関わらず学院で執務を行っていたリック学院長から賜った、先日の講演会で受賞したトロフィーと賞状、第四階梯へ至った事への証である書面を手に、彼は現在師であるハーレイ=アストレイの屋敷へやってきていた。

 一連の出来事をハーレイへ報告すると、研究室でコーヒーを飲んでいた私服姿のハーレイは眼鏡のブリッジを持ち上げながらフン、と一つ鼻息を漏らす。

 

「今までお前の技量を見誤っていた馬鹿共が悪いのだ。だが、ようやく正当な評価が下った。それだけの話だ。……だが………一番に私の許までくるとはな。師としてこれ以上の喜びはあるまいよ……」

「はは……。僕もまだ、夢見心地で。本当に、先生のおかげです。ありがとうございます」

 

 立ち上がり、細められた目の端には涙の粒が浮かび、軽く鼻を擦ったハーレイは、アステルの頭を優しく撫でた。

 

「……先生?」

「……よくやったな、アステル。これでようやく、私と対等の立場というわけだ」

「そんなっ!? 滅相もないです!?」

「ハハハ、どの口が言う? 私と同じ《第四階梯》へ至ったということ、それはいずれ私をも超える魔術師になると同義だ。その年でまさか此処まで至るというのも嫉妬はするが……そうだな、悪くない気分だ」

「先生……」

「いつか師は弟子に越えられるもの、とはよく言うが……まだお前は学生の身。せめて卒業するまで、私も師として高みに行かねばな」

「――はい! まだまだ勉強させてください、師匠!」

「……師匠、か。ッフフ――そう呼ばれるのも、悪くないものだ」

 

 眩い笑顔を浮かべたアステルへとハーレイは珍しく微笑み、目を伏せ、彼の肩に手を置いて踵を返させる。

 

「え……」

「私はこれで充分だ。あとはお前の大切な仲間と喜びを分かち合うといいだろう。――理想を、共有する者がいるのだろう?」

「……っ! ありがとうございます!」

 

 アステルはそう言って、笑顔で部屋から出てゆく。

 その三つ編みに結われた長い白髪は、尾引くようにハーレイの視界に映っていた。

 その光景を目に焼き付けたハーレイは、再びゆっくりと目を伏せ、フフ、と笑いながら腕を組む。

 

(……行ってこい、アステル=ガラード。お前のこれからは、周りに居る学友達と共に進むことで広がってゆくはず――)

 

 なら、私はその掛け替えのない弟子の学友達を育て、守ろう。此処を巣立つ、その時まで。

 普段は他人を見下してばかりの師が、ようやく己の力で前へ進み始めた弟子を思う事で……

 心の底から、そう思えるようになった瞬間であった。

 

「………。よし、行ったな。……さて、褒めるだけではいくまい。昇格祝いに何を買ってやろうか……」

 

 そしてこのアスコンは、緩み切った顔を浮かべながら外出の準備を始める。

 

 

       ◇

 

 

 恩師への報告を終え、アステルはフィーベル邸への帰路についていた。

 街道沿いに歩いてゆく彼が目にしたのは、雑貨屋へ入ってゆく同級生の姿だった。

 

「……ジャイル君?」

 

 ジャイル=ウルファート。二年次生五組に所属する、札付きの不良として有名な生徒だ。

 大柄な体系で褐色の肌を持ち、顔の所々にピアスを通した赤褐色の髪を持つ男子。身体の数か所には刺青も彫られていた。

 なぜそんな彼をアステルが知っているのかと言うと、実は同じ趣味と目的を共有する親友だからである。

 学院では滅多に顔を合わせないものの、休日は自然と例の森へ足を運ぶことで行動を共にすることが多い。

 森の住民達の住処を作り上げることが出来たのも、土木技術などに詳しいジャイルの助言があったからこそとも言えるだろう。

 閑話休題。アステルは何を思うでもなくジャイルの入った雑貨屋へ入店すると、来店者に気付き振り返ったジャイルが目を丸くした。

 

「なんだ、お前も買い物か?」

「ううん。君がここに入っていくのが見えたから」

「相変わらず物好きだな。変な店だったらどうする」

「その時は君の首根っこ掴んで出るさ」

「そうかよ」

 

 フン、と鼻で笑ったジャイルも邪険には扱わず、アステルは彼の元まで歩み寄り、彼が眺めていたものを見る。

 

「へぇ、ランタン?」

「下水道の定期保守点検も近いからな。前使ってたモンはガタが来ちまってる、そろそろ買い替え時だと思ってよ」

「なるほど……」

 

 ジャイルは同じ学院に通う不良生徒からも一目置かれており、柄や口も悪いものの、その律儀な性格から親しまれている。

 その不良を集め、有志団体としてこのフェジテの地下にある下水道の保守点検を行っているのだ。

 勿論、物好きなアステルもその団体に同行して付き合いもあるのだが、誰もが彼と行動すると普通の生徒に戻ってしまう事から、グループの中では『浄化』と呼ばれているらしい。唯一免疫を持っているのはジャイルのみである。

 

「今度行くときは僕も行くからね」

「分かった、森の奴らに伝えとくぜ。臭いに負けてゲロんなよ?」

「痛いところ突くなあ。もう吐かないよ」

「そいつぁ頼もしい限りだぜ」

 

 棚に置かれたランタンを手に調子を確かめるジャイルはニヒルに笑い、アステルは苦笑を浮かべながらそう返すと、ジャイルも歯を見せて笑う。

 その光景を、店員は(カップル……?)と訝しむのであった。

 

 

 

 近場で露店を開いていたクレープ屋で、チョコレートと苺のピューレが掛けられたそれを二人は購入し、近くのベンチに腰掛けながらそれを食べていた。

 

「……うめぇなこれ。流石はアステルだぜ」

「あはは、実はリンに教えてもらったんだ。来たことがなかったけど、確かに美味しいね」

「あのチビのことか?」

「うん。女の子が凄く並ぶって聞いたから覚悟してたんだけど……」

「野郎二人で並ぶからだ、変な噂立つぞ……?」

「異国にはこんな言葉があるらしいよ。『赤信号、みんなで渡れば怖くない』って」

「お前、そりゃ火遊びの事じゃねえか……」

「そうなの?」

「そうだよ……ったく」

 

 ジャイルは苦笑交じりに二口目を頬張ると、アステルはそっかあと呟きながらそれに倣って口にする。

 チョコレートの味が全面に出た後、咀嚼するたびに苺の酸味が口内に広がり、心地よいコントラストを描いていた。

 幸せそうに食べるアステルをジャイルは横目で見ながら目を伏せて笑うと、頬に苺のピューレを付けたアステルが頭上に疑問符を浮かべながら彼を見上げる。ジャイルは遠慮するでもなくそれを指摘した。

 

「口に苺付いてんぞ、だらしねぇ」

「ごめんごめん、ありがと」

 

 アステルは苦笑を浮かべながら親指でそれを掬って舐めると、ジャイルはフン、と鼻で笑う。

 

「……そういや、風の噂で耳にしたが。お前、あの生徒会長の手伝いをすんのか?」

「もう広まってるんだ」

「ッたりめぇだ。何を頼まれっかも分からねぇヤツだぞ?」

「うん……」

 

 ジャイルの言葉にアステルは少し俯きがちになりながら、手元のクレープをいじりながら語る。

 

「けどさ、今の学院にはもう少し、周りの人たちに理解して貰えるようにする努力が必要だと思うんだ。それはもちろん、先生達が考えることではあると思うのだけど……。今年を入れてあと三年間。その学院に通う者として出来ることはたくさんあるんじゃないかって。魔術学院に通う生徒も、結局は学生。子供なんだ。学院の授業でも一般常識は教えてくれるけれど、普通の社会についてはあまり触らない。就労して社会常識を身に着ける人もいるけれど、それは殆ど学院への理解を得ているところだけ。少なからずそういった人たちがいてくれるのなら、もっと……そう、大きく言うのならこのフェジテに根ざした学院にするべきなんじゃないかと僕は思う。……まぁ、理想論だけど」

 

 現実的ではない。けれど自分が動くことで、そういった未来に少しでも近づくのならと、彼はその想いを生徒会長であるリゼ=フィルマーへ相談した。

 すると彼女は彼の相談を提案として快諾。そこから生徒会長による顕現とその敏腕を振るう事で案を骨組み・肉付けされ、『依頼』という形でフェジテに住まう人々の困りごとなどの情報を収集し、生徒会を中心とした生徒へ手配するシステムを顧問へ提案、ここ数日で学院側に承認されたのである。

 そして晴れて、生徒会のお手伝いという形でアステルの名前が上がり、今後二日ある休日の内一日は依頼へ当たる事になっていた。

 アステルの真剣な眼差しと言葉を受けたジャイルは、いつしかクレープを食べる手を止めて聞き入っていた。

 

「テメェは……どこまでお人好しなんだよ」

「そうかな? 僕は自分に出来る限りの事をしたいと思っているだけなんだけど……。それに、ここにきてもう四年。色々な人にお世話になってきたからさ、そろそろ恩返しをしたいんだ」

「ハッ――ッハハハハハハッ!」

「どっ、どうして笑うのさ!?」

 

 ジャイルは声を上げながら笑い、アステルは軽く頬を朱に染めながら軽く睨んだあと、むぐむぐとクレープを食べる。

 ……ひとしきり笑ったあと、ジャイルは腹を抑えながら笑ったことで溢れた涙を拭うと、アステルの頭をくしゃくしゃと撫でた。

 

「やっぱテメェ馬鹿だわ。オレ以上の大馬鹿!」

「なんだいなんだい、せっかく本音を言ったのに……」

 

 拗ねだしたアステルをジャイルは謝罪交じりに宥めつつ、ゴホッと力強く咳払いすると、

 

「困った時はいつでも呼べ。絶対に駆けつけてやっから! いいな!?」

 

 彼の肩を組みながらそう言った。

 

「そ、そんな大それた目的はないんだけれど……」

「お前がやろうとしてる事はそんぐらいデケェ事なんだぜ?」

「……はは………」

 

 アステルは気づく。これが彼なりの激励であり、自分の言葉が彼の心をを動かしたことに。

 頼もしい親友の協力に、彼は心の底から今までの関わり合いに感謝するのだった……。

 

 

       ◇

 

 

 そんなジャイルとのひと時を経て、アステルはようやくフィーベル邸へと戻った。

 休日だからだろう、屋敷のリビングにはこの家の主であり、システィの父であるレナードと母のフィリアナ、そしてセラがお茶の手を止め、彼を出迎える。

 

「おかえり、アステル」

「おかえりなさい、アステル。お休みだというのに大変だったわね」

「ただいま戻りました。義父さん、義母さん。セラさんも」

「おかえり、アステル君っ。ふふっ、その様子だと何かいいことがあったみたいだね?」

「ははっ……わかりますか?」

 

 アステルは照れくさげに後ろ頭に触れると、フィリアナはまあっと声を上げて口元に手をやる。

 

「セ―ラー? 何か知っていたのなら教えなさいっ。怒らないからっ」

「あ、あはは……奥様、それを私の口からお伝えするのは野暮と言うものですよ? さ、アステル君も紅茶を淹れるから座って座って?」

「っはは、お言葉に甘えていただきます」

 

 嬉々としてセラへ絡みつくフィリアナにセラはニコニコと笑みを浮かべつつ、アステルの両肩に手をやってリビングのテーブルまで移動。そして彼を自分の席へと座らせた。

 そして紅茶の準備をするセラを視界の端で捉えつつ、「それで、それで?」と童話の先を聞きたがる子供の様に食いついたレナードをフィリアナが窘めつつ、アステルは腰のバッグから例のトロフィーと賞状、そして書面をおずおずと取り出してテーブルの上へ置く。

 出されたものが何であるかを理解した二人。レナードは滝の様な涙を流し始め、フィリアナはハッと思いついたように「今夜はお赤飯ね!」と立ち上がりながら宣言する。

 

「あの……義母さんっ? お赤飯ってその、東方でもかなり限定された地域の料理だったと思うんですけど……」

「この前出張のお土産でお赤飯セットを買ってきてくれた人が居たのよ~。どこだったかしらね……んふふ、腕が鳴るわぁ~♪ セラも手伝ってちょうだいな」

「はいっ! 喜んでお手伝いしますっ♪」

「はは……(敵わないなぁ)」

 

 運ばれてきた紅茶をセラから受け取りつつ、アステルは半笑いを浮かべると、ようやく泣き止んだレナードが嗚咽を漏らしながらも「エミルもマルタも、きっと喜んでいるよ……!!」と語る。

 

「とにかくおめでとう、アステル。今後もより一層、自分の研究に励みなさい……っぐす」

「……はい。ありがとうございます」

「あらあら、あなたったら……」

「旦那様、ハンカチを」

「ありがとう……」

 

 妻とメイドのやさしさに再び目頭を熱くさせたのか、レナードはハンカチで目を覆うと、フィリアナとセラの二人はアステルへと軽くウィンクした。きっとこれから話が長くなる、という合図だろう。

 アステルは困ったように笑った後、ひとつ頷いてから着替えるべく自室に行くことを伝えてその場を後にする。

 その後に向かう場所は、一つだった。

 

 

       ◇

 

 

 ……風が吹いていた。

 それはどこまでも爽やかなものだったが、この場に居る人々の心の内にある靄を吹き飛ばすには、あまりにもか弱いものだった。

 

「……いつ来ても、ここは変わらないわね」

 

 その風に靡いた銀色の髪を抑えたシスティは目を細め、静かにそう語る。

 彼女の隣で膝を折り、目の前の墓標を見つめていたアステルも、尾にも似たその白い髪を靡かせながらゆっくりと頷いて立ち上がった。

 墓標の前に置かれた花束は白く、しかしその花束がまとめられた紙の内側には、二通の手紙が添えられている。

 これは、アステルとシスティの二人が、彼女の亡き祖父へ宛てた手紙だった。

 お互いの理想が果たされるまで、中身を確認しないことを約束した、未来の相手へ送る手紙。

 

「……システィーナ(・・・・・・)

「……ええ」

『……………』

 

 アステルは珍しくシスティの名前を最後まで告げると、彼女は胸の前で手を組み、彼は右手を胸に当て、故人の冥福を祈る。

 

(お爺様、私ね……好きな人が出来たのよ? お爺様も知っている彼……アステル。何度も手紙に書いたけれど、この前、彼がようやく私の夢を自分の夢と言ってくれたの。……嬉しかった。でも、彼のことを考えると少し……ううん。かなり……心配になる)

 

 システィは先日の帝都にて、帝国政府の上層部からルミアの素性を聞かされた。

 そして、幼馴染と言ったアステルとシャルの過去も。

 異能者だったルミアが様々な政治的事情によって、王室から放逐されたということ。帝国の未来のために、ルミアの素性は隠し通さなければならないということを。

 工房見学へ出ていたセリカ、アステル、ルミア、そして一人単独行動していたセラ以外の、その場に居た全員が事情を知る側として、彼女の秘密を守るために協力することを要請された。

 彼女はアステル達が屋敷へやってきた日に、シャルの眷族であるテネブラエによってルミアの素性は知っていた。

 しかし、彼らの事情は聞けず終いだったため、今回召還されたことでようやく理解できたのである。

 シャルについては別段一般の家庭から幼馴染と共に魔術学院へやってきた普通の女子生徒と説明されたが、アステルは少しばかり、平民の次元とは異なっていた。

 以前彼は、両親は魔術師の下請けとして素材の調合や販売などを行っていたと語っていた。その事実に嘘はなかったものの、真実はその裏に隠されていたのである。

 ルミアが王室から秘密裏に放逐されることとなった日に、彼の経営していた店に盗賊団が現れ、父親は四肢を切断され、腹を切り裂かれ、最後に首を刎ねられるという無残な死を遂げ……。

 母親は集団強姦によって、見るに堪えない程凄惨な姿で息を引き取っていたという。

 そんな中、アステルは一人の宮廷魔導士に助けられ、その場を逸した。

 ……彼の心の内に、とてつもなく深いトラウマを植え付けながらも。

 そして騒ぎを聞きつけたシャルを連れ、ルミアの帝都脱出を援助……。

 迫りくる外道魔術師達を振り払う役目を護衛達に任せ、シャルの使役していたウェアウルフ、そしてシムルグによってフェジテへとやってきたのだった。

 

(――それでも、諦めるわけにはいかないのよね。だって、それだけ私は彼の事が大切で、どこまでも知りたくて……それでいて、支えてあげたいと思えるんだもの。だから見ていて、お爺様。私は、どんな形であれ彼を――幸せにしてみせます)

 

 新たな決意を胸に、銀髪の少女は目を開く。

 今まで以上に、想い人への気持ちを募らせながら。

 すると少しして眼を開いたアステルは、照れくさげにシスティへと微笑みかける。

 

「どんな事を伝えたの?」

「ふふっ、内緒♪ 行きましょ?」

「うん。そうだね」

 

 どちらからともなく互いの手を取り合い、二人はその墓地を後にする。

 

 再び風が吹く。

 それはまるで自分の背中が誰かに押されたように感じられ、システィは意志の籠った瞳でその空へ浮かぶ天空城を視界に捉え、大きく腕を伸ばすのだった。




 ここまでお読みいただきありがとうございました!
 次回から原作第二巻へ突入します。うーん、また少し時間がかかってしまうかもしれませんが、今後もどうかよろしくお願いします! ご感想などお待ちしておりますので、そちらもどうか……どうかぁ……!!(土下座)


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