「茨城尚美! 自爆システムの起動を止めるのだ! 今すぐ!!」
中央制御室の扉を乱暴に開け、仙崎を含む五人が入り込む。
中には数人の護衛と、コンソールに向かって座る茨城尚美の後ろ姿があった。
──仙崎と春日野大臣の交渉中、保坂は見事ロックを解除し、追加で出現した警備ドローンは全て死神が処理した。
合図を行い、先に道中の警備システムを片付けに保坂らは先行し、仙崎と、護衛の死神が残った。
交渉が良い結果で終わると、仙崎と死神はすぐに追いつき、保坂らと合流。
その頃には春日野大臣の手によって警備システムは解除され、走り抜けた仙崎達はついに中央制御室へとたどり着いた。
「侵入者! 手を上げ──黒部二佐!?」
茨城博士の護衛の特戦群隊員たちは、侵入者と行動を共にする指揮官を見て威嚇する手が止まる。
「武器を下ろせ。我々特殊作戦群は、そこの仙崎誠というEDF少尉に協力する。これは命令であり、決定事項だ」
黒部二佐が指示すると、部下たちは不承不承といった様子で銃を下ろす。
その様子を尻目に、仙崎は茨城尚美に近づき訴える。
「システムを止めろと言ったのが聞こえなかったのか!? 防衛大臣からメッセージが届いている筈だ!」
茨城尚美は、ゆっくりとイスごと振り向く。
「──自爆システムは、巨獣ソラスとの位置情報と連動し、戦略火器保管庫直上に到達した時点で起爆するよう設定した。もう、止める事なんて出来ないさね。ふーっ」
達観した様子で、いつものように気だるげに煙草の煙を吐き出した。
「ええい呑気に一服しとる場合か! 茨城博士! もう一度言う! 自爆システムを停止し、保管庫全体の制御にアクセスして貰おう! 我々は協力し、内部に保管されている禁忌兵器の全てのデータを開示し、事態への打開策を考える!」
「不可能だ。この段階で打てる手立ては残念ながら存在しない。だがキミを巻き込むつもりは無い。生き延びたければ、直ぐに脱出する事さね。ワタシは、誤作動の心配がないか最後まで残るがね」
防衛大臣からのメッセージも、なんら彼女に影響を与えていないように思える。
彼女がそれほどまでに頑ななのは、最早契約や命令では説明できない。
故に、
「ふん、建前は止すのだな茨城尚美。貴女はここで、個人的な理由で死にたがっている。理由は分からぬが、貴女の様な聡明な科学者が死を選ぶのだ。相応の訳はあろう。……だがな! どうせ死ぬと言うなら、死ぬ前に一花咲かせて見ようではないか! 貴様の知識と権限を全て行使し、この状況に一矢報いるのだ!! それが、貴様の科学者としての務めであろう! 違うか!?」
”科学者としての務め”。その言葉に僅かな反応を見せた茨城。
「ふーっ。……痛い所を突いて来るじゃないか……。──訳知り顔でそこまで言われるのも、些か腹が立つ」
声の温度を冷ややかに下げ、茨城尚美は立ち上がって懐の拳銃を抜き、仙崎に向けて引き金に指を掛けた。
同時に、アヴィス大尉と黒部二佐が臨戦態勢を取る。
「くくっ。皆仙崎の味方かい? 口先と覚悟だけでこうも敵陣営を抱き込むとは、恐れ入ったよ」
「銃を下ろすのだ茨城少佐。こんな事をして何になる! 事態は一刻を争うのだ! 協力しなければ状況は打破出来ない!」
銃を向ける三者。対し、仙崎は彼女に銃を向けず、飽くまで交渉に集中する。
彼女の眼は本気だ。だが撃たれる事を恐れてはいけない。
そんな仙崎の無謀な覚悟が気に入らないとばかりに、茨城は呆れたように苛つき、仙崎を煽る。
「こんな事をして何になるって? それはこちらの台詞だ。こんな何の希望も無い腐った場所に、何の期待をしている? 何を思ってこんな場所に死にに来たんだい? 理解に苦しむね」
「貴女が!! 勝手に死のうとするからだ! 目を覚ませ茨城尚美!! 貴女は──」
「──黙れッ!! ワタシの犯した罪の重さを知らずに、よくそんな事が言える!!」
激発した。それまでのどこか気だるげで飄々とした茨城尚美とは思えない程、空気が震える。
「ここの兵器たちもそうだ! 軽々しく使って状況を打破できるものは存在しない!! ……ふーっ。ここの兵器は、ワタシが開発に携わったモノもある。目を覚ませ? ふっ、目なら覚めたさ。環境と人道を蔑ろにし、未来と道徳を踏みにじる、存在すら悍ましい兵器群……。それをワタシは、この世に産み落としたのさ」
「……産み落としたのは、魔女本人だろう。聞いている。貴女は魔女の助手、11人のうちの一人だったと」
「違う。助手なんて呼ばれてはいたが、実際はそれぞれ受け持った研究項目がはっきりと分かれていた。詳細を語る気はない……が、ワタシは明確に、多くの命を奪った事がある。それも、嬉々として狂気に研究に手を染めた、最悪の科学者として。ワタシの様な人間は、本来生きる事すら許されない筈だ」
自責の念。それが茨城を死に導く根底の精神だった。
同時に、彼女の行動原理、そして日本政府が彼女に目を付けた理由、その全てが明らかになる。
「……そうか。それで」
これで、ようやく全ては繋がった。
同時に、此度の無駄な諍いは全てニコラヴィエナを元凶とするものであることが確信に変わる。
──彼女の人智を凌駕する頭脳と、
だが……──その裏で、非道な実験が幾つも行われた。その一端に、仙崎はかつて偶然にも触れた事があった。
人としての道徳と矜持を擲つが如く繰り返される実験に、ニコラヴィエナを始めとする科学の信徒は邁進し、その果てに政変と反逆を伴う大事件”ディラッカ事変”が引き起こされた。
ニコラヴィエナは拘束、銃殺。彼女に付き従った研究者は悉く死亡した。
その中で、紆余曲折の末、生き残ったのが茨城尚美。
どうして彼女だけが無事に保護出来たのか。その詳細までは分からない。
が、理由は分かる。ニコラヴィエナの研究を、”助手”として深く関わり、実験にも参加していたならば、彼女の遺した”魔女の咎”について詳しく分かる可能性がある。
そんな重要人物を、みすみす逃す訳にはいかない。
彼女の身柄は日本政府に引き取られ、ある重要な役割を与えられた。
それが、同時に誘致し建造した戦略火器保管庫の管理と兵器データの複製だ。
本来なら研究の継続を行いたかっただろうが、それには反対派の歯止めもかかっていたのだろう。
その二つに加え、彼女には保管庫が存続の危機に陥った時、全ての兵器・データの処分も任務として与えられた。
そのタイミングが、ちょうど今回の事件の発端となったのだ。
茨城尚美が日本政府との密約を守り動き出したと同時に、日本の反EDF組織である曙光會が動く。
ソラス上陸と進路予想を元に、戦略情報部が動き出し、彼らを監視していた異端技術解析保全局が動く。
彼らの目的は全て、ニコラヴィエナが残した”魔女の咎”と称される人智超越の禁忌指定兵器を目指してのものだった。
具体的な中身を知っているのは茨城尚美のみ。しかしかつてニコラヴィエナが居た先進技術研究所と繋がっている曙光會、かつて”ディラッカ事変”でニコラヴィエナと事を構えた戦略情報部、ニコラヴィエナの死後その研究の一部を引き継いだ異端技術解析保全局は、それぞれに独自の情報筋を持っていた。
手にすれば、フォーリナー戦争の趨勢を、そして戦後のパワーバランスをも変え得る究極の一手。それが戦略火器保管庫に眠っていたという確信がそれぞれにあった。
日本国政府は、まだニコラヴィエナが世界中から忌避されていた時代からそこに目を付け、余りにも危険な賭けに出た。それが保管庫の誘致と、EDFの目を盗んでのデータ収集だ。
あらゆる工作の結果事は予想以上に上手く運び、EDFは内部兵器を完全処分、データを永久凍結する事を条件に、殆どすべての権限を日本政府に委譲した。
莫大な研究費をかけても何の成果も出せないその”魔女の咎”は、無限の可能性を秘めた
元々、EDFの上層部の一部は真剣にフォーリナーの襲来を前提に地球防衛戦略を組み立てていたが、時が経つにつれそのエネルギーは薄れ、中にはEDFの内部にEDFの過剰戦力を危惧する派閥まで現れた。
更には一部の反EDF組織と繋がる者も存在し、再利用を危惧する彼らの工作により保管庫の所在を知る人物やデータは急速に抹消され、存在自体が闇へと深く潜っていった。
その状況は、地球史上類を見ない異星文明の侵略を受けた後でも、大きく変わらなかった。
”魔女の咎”を危険視する派閥は、フォーリナーの高度な文明を見て尚それの仕様を良しとしない。
理由は様々だが、むしろニコラヴィエナの死亡による研究の停滞がここに来て糾弾される。一方で戦略情報部を始めとした防衛戦略を担っている派閥は、日本に建造された保管庫をどうにかして接収しようとする動きを見せる。
可能性を秘めたそれを使おうとする派閥、未曽有の危険を秘めるものとし、飽くまで現有戦力による抵抗を唱える派閥。
それぞれが対立し纏まらない動きを見せる間に、ついに日本が陥落判定を受ける。
予断を許さない人類滅亡の危機の中、互いが互いを牽制し動けないまま時は流れ、いよいよソラスによる保管庫直撃コースが確定と考えて良いほどの精度として出て初めて、それぞれの組織は上位命令を無視して独断による保管庫接収に踏み切ったのだ。
それが、今回の事件の顛末だった。
……いや、顛末と言うのはまだ早い。
なぜなら、ここからが、人類の意地を
「──ドレフニコス所長。……君の敬愛する者が遺したものを、奪って悪かった。彼女に追従した者として、せめてもの罪滅ぼしがしたかったんだ」
「……今更、そんな殊勝な台詞を聞きたくはない。我々は、彼女と同じ研究室であり、部下であったが、相手にはされていなかったのです。貴様だけ、貴様らだけが……彼女の真の同志であったと、そう焦がれる思いがあった……。にもかかわらず、貴様は”先生”を、ニコラヴィエナ教授の意思を、裏切ったのです!!」
「そうだね。……或いは、科学者としては、その道が正しかったのかも知れない。でもワタシは、其処には至れなかった。過ちに気付いてしまったんだよ。過ちに気付かず罪を作り続けるのが科学者なら、ワタシはもう、疲れた……。本当に、疲れたんだ。もう、何がどうなろうと構わない。仕掛けが不発なら、ソラスがワタシを殺してくれないのなら、首を吊ってでも構わない。最期は自分の罪を背負って、この世を去らせてはくれないか。それだけが、ワタシの本望なんだ」
悲痛で、絶望が染み渡るような声だった。
それだけで、彼女の半生がどれだけの後悔に満ちているかが伺える。
思えば普段の気だるげな言動も、どこか他人事の様な態度も、妙に”英雄”に思い入れがあったのも、彼女の過去の過ちが作ったものなのかもしれない。
本人が”本当にそれを望んでいるなら”、もはや誰も止められないだろう。
だが。
「ぬぁはははははは!! 言いたいことはそれだけか、茨城尚美よ!! であれば、それは間違いである! 誤魔化すのは止めたまえ、茨城尚美!」
仙崎の突然の高笑いに、さしもの茨城もぽかんと無理解を示す。
次の動作も出来ないまま、仙崎の畳みかけは続く。
「どうなろうと構わない? 死ぬことだけが本望? 首を吊っても構わないだと? ふん、矛盾も甚だしいわ! ならばどうして、わざわざソラスを巻き込んで自爆をしようとプログラムを組んだ? どうして我々にここから逃げるよう言った? 貴様は死にたいのではない。ただ罪滅ぼしがしたいだけでは無いのか!?」
「だからそう言っている!! 何の矛盾も無い!! ワタシが死ぬことで、魔女の咎を背負って居なくなることで、ワタシの罪は消えて……」
言っている途中に、違和感を感じて言葉が止まる茨城。
その隙を逃さず、仙崎は言葉を重ねる。
「罪は消えない。貴様がここで保管庫ごと自爆して、それで全て無かったことになる。だがそれで消えて言った命は報われるというのか? 冗談ではない。それでは単なる無駄死にだ」
無駄死に、という言葉に茨城が反応する。
それは決してあってはならない事だ。だからそんな悍ましい方法で作った兵器など、無い方が良いに決まっている。
が、それを無くすこと自体が、本当の冒涜であったのなら?
人体実験によって消えた命は戻らない。罪も決して消えはしない。
「だが、未来は違う筈だ! その命に報いるためには、技術の喪失は避けるべきではないのか!? 中にどのようなモノがあるか私は知らない。誰も知りえない。だから、力を貸してくれ茨城博士。貴女の力で、人類の未来が変わるかもしれないのだ。このままフォーリナーに滅ぼされるのか、或いは戦局を打開し、勝利する事が出来るのか。その可能性は、多いほど良いとは思わぬか?」
「勘違いをするな仙崎誠。ワタシが罪滅ぼしをしたいのは確かだが……、それ以上に、ここに眠った兵器は危険なんだ。想像できるかい? 重力崩壊に作用し地球ごと消滅しかねない兵器、三次元空間の概念を崩壊させ時空を歪ませる装置、遺伝子作成技術によってゼロから心無い人間を生み出す技術……。どれもこれも、流出すれば取り返しのつかないくらい人類史を歪めて崩壊させるモノだ。そんなもの、なくても人類は歩んで行ける。歩まなくてはならない。帰ってくれ、仙崎誠!」
想像通り、とんでもない兵器の片鱗が見え始めた。再び銃を向けられる仙崎だが、怖気ずに前へと進む。
「……それでも、それは人類が手にした技術だ。ニコラヴィエナは悪しき科学者であり、多くの犠牲を世界にばら撒いた狂人だったが、それでも頼るべきだ。間違った生まれであっても、正しく使っていければそれでよい。そうして生まれた未来こそが、貴女の罪滅ぼしの証となるのだ。だから、手を貸してくれ、茨城博士。ニコラヴィエナですら見い出せなかった禁忌兵器の使い道を、今こそ我々が協力して見つけ出してやろうではないか!」
茨城の眼を真っ直ぐに見つめ、仙崎は手を差し伸べた。
彼女の眼に映るのは、怒り、不安、戸惑い、迷い。
やがて、長い目を閉じると、長い長い溜息を吐く。
「……どうしてキミは、諦めない。一体何に希望を持っている? 何故そこまでワタシに拘る。理解に苦しむよ……」
「理解出来ぬか? なら一つ、いい言葉があるので教えてやる。”EDFは、仲間を見捨てない”。例え、誰であっても、どんな罪を犯していても、貴女は仲間だ。茨城博士」
結局、最初から一貫して仙崎が思っていたのは、ただそれだけだ。
何も難しい事を考えず、ただひたすら仲間の為を思って進むことが許される。それはなんてすばらしい事なのだろう。
「ふーっ。……まったく馬鹿馬鹿しい。実験に大きくかかわっていた身ではあるが、その原理、理論の大半を、結局のところワタシは知らない。ほんの少し誤れば、今日が人類最後の日になるかも知れない。それでも……やるのかい?」
これは、最後通告だ。
仙崎の次の一言で、全てが変わる。
その重大な決断に、仙崎は欠片も恐れず、
「やろう。あの巨獣めに一発喰らわせるために、どこまでも足掻いて見せよう。その為なら、地球を賭けてでも、私は進もう。さぁ、作戦を立てようではないか! 安心しろ、私が先に、今用意できる最高の科学者たちを用意させておいた! 共に、運命に抗おうではないか! 今一度問うぞ。手を貸してくれ! 茨城博士!!」
今度こそ、仙崎の差し出していた手のひらに衝撃が加わった。
拳銃が落下する音が聞こえた。同時に力強く握り返す手の熱さが伝わった。
「くくっ……。くはははははっ!! 負けた、負けたよ! 完敗さね!」
茨城博士は気が触れたかのように声を上げて笑い、しっかりと仙崎の眼を見て宣言する。
「いいさ。私程度の罪人にまだやれる事があるなら、全身全霊でそれに挑むと約束しよう。仙崎クン、ワタシもキミに賭けよう。榊中将に繋ぎ、状況を全て話すが、段取りは済ませてあるんだろうね?」
「ふっ、無論だ。詳細は伝えていないが、情報流出の許可は防衛大臣から認可されている。保管庫内部の情報は、そこの保坂が本部に流す準備は整えてある。公式文書などは後で用意するだろうが」
春日野大臣との交渉を終えた後、基地のセキュリティが解除されるタイミングを見計らい、仙崎は作戦司令本部と直通通信を行い、榊中将に訳も話さずとにかく最高の科学者を集めてくれとだけ言っておいた。
通信機は事前にロイグ大佐から渡された特殊なもので、何でも”B3クラスの秘匿通信”が可能な代物らしく、仙崎の名がある程度通っていた事や榊自身が柔軟な思考の持ち主であった事もあり、話はスムーズに通った。
「素晴らしい。それなら、
「頼むぞ。ただし時間は無い! 既に保管庫内部に巨大生物が侵入しているそうだ。巨獣の奴も迫っているだろうし、私もすぐに時間を稼ぎに行く!」
先程、地上で奮戦する鏑木という保坂の腹心から通信を受け取った。
レイドシップが連続して訪れ、保管庫内部にも侵入する個体が出始めたようだ。
まだ辛うじて戦線を保っているそうだが、長くは持たないとも。
「そっちは任せたよ。ワタシも、まだ死ねなくなったからね。さて、科学者を集めてあると言ったね? よろしい。ワタシも混ざろうじゃないか。それまで可能な限り使えそうな兵器と問題点をリストアップしておく。安心してくれ、やると決まったなら、手は抜かない」
死ぬつもりであったのは本気だろうが、迷いや後悔はあったのだろう。
それゆえに、今の茨城博士には一切の迷いが無い。やりたいこと、誇りたいこと、後悔しない事に全力で挑めることに、烏滸がましいくらいの誇りすら抱く。
そんな彼女こそ、EDFに相応しい。
そんなまっすぐでひた向きな仲間への想いこそ、人類がフォーリナーに負ける事のない鋼の意思だ。
「ふっ、良い顔をするようになったな! では、また会おう!!」
その言葉を最後に、仙崎は戦場へ出た。
状況は相変わらず悪い。保管庫は既に襲われ、防衛線は崩壊寸前。
ソラスは迫りつつあり、残された時間は少ない。
それでも、着実に状況は好転しつつあった。
ここからだ。
ここから、大きく流れが変わっていくはずだ。
仙崎はそう信じて進む。