全地球防衛戦争―EDF戦記―   作:スピオトフォズ

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第七話 横浜救助戦線(中編)

──2022年7月11日 前回より少し前 横浜市街地 side:non――

 

 横浜市街地の激戦区に、軍曹達6名を含む、228基地からの撤退組が合流した。

『こちら、レンジャー1結城! 以下約2個中隊の戦力で援護します! そちらの指揮官は?』

 

『第11陸戦歩兵大隊の伊勢原だ。こちらは現在市街地での人命救助作戦中だ! 残念だが人手も輸送ヘリも全く足りてない! 援護に感謝する! だが、そんな戦力何処から……?』

 

『第228駐屯基地から、我々は撤退してきました。詳しい話は後でしますが、我々も多くの負傷者を抱えています』

 

『228、そうか、火力演習で部隊が集結していたな。ならば状況は相変わらず厳しいままか……。だが希望はある。徐々にだが電波妨害が薄くなってきている。横須賀の作戦指令本部とも少しづつ通信が回復している。諦めるにはまだ早いからな!』

 

『イエッサー! 一時的に指揮下に入り、戦線の維持に努めます!』

『頼んだぞ! 228!』

 

 第11陸戦歩兵大隊は、多数の戦車連隊や攻撃ヘリ中隊と共に横浜市街地で激戦を繰り広げていた。

 攻撃ヘリは高度を取ればほぼ酸は届かず、一方的な攻撃が出来たが、酸の飛距離には個体差があるらしく、たまに数発が飛んできて被弾する事もあった。

 だが基本反撃を受けない空からの援護のお陰で、敵の圧倒的な物量に対して、数の上では比較的多くの住民を救助出来ていた。

 ただし数の上では、と言ったのは現場の状況が余りにも悲惨だからだ。

 強酸で体を溶かされ、巨大な顎で無残に噛み砕かれた無辜の住民の死体は、多くの住民を救っているという事実以上に兵士の心を蝕んでいた。

 それでも彼らは戦うことを止めはしない。

 

 なぜなら、EDFは敵に後ろを見せないからだ。

 

 

──グレイプ装甲車 車内 side:仙崎誠──

 

 

「きゃあああ!!」

 悲鳴が聞こえた。

 外からだ、かなり近い!

 

「梶川大尉!?」

「仕方ねェ! 助けてこい! 可能なら俺も援護してやる!」

 私と宗原少尉は梶川大尉の許可を取り、直ぐに車内を飛び出す。

 巨大生物が相手なのだ、悲鳴が聞こえた時点でもう手遅れかも知れない。

 下手に巨大生物と接触すれば、こちらの危険は確実だろう。

 それでも、この体が動くのを止められるものか!

 

「仙崎! あそこだ!」

「ママ! ママぁ! いやぁぁぁぁ!!」

「そん……な……!」

 母親だったのだろう。

 今まさにその人は、巨大生物の牙に咥え上げられ、そして咀嚼されていた。

 駄目だ、遅かった、間違いなく死んでいる。

 

 そしてその傍らには、家族だろうか。

 悲鳴を上げる中学生くらいの少女と、ショックでへたり込む女子高生、そして父親と思わしき男性が2人を庇うように両手で覆っていた。

  

 その周囲には、巨大生物。

 三体だ。

 

 たった三体、しかしこちらは片腕と私、そして3人の民間人。

 状況は悪い、だが!

 

「こっちだクソ虫共!!」

 宗原がサブマシンガンを片手で連射。

 巨大生物の硬い甲殻に弾かれ、ダメージは通らないが、挑発にはなったようだ。

 2体の巨大生物が向かってくる。

 

「仙崎行け! 早く!!」

 彼は片手が使えない上、武器も貧弱だ。

 本来なら巨大生物2体も相手に出来ない。

 だが、この状況ではこうするしか!

 

「この怪物め...! うわああぁぁ!!」

 父親が腕を噛まれ、空中に持ち上げら振り回される。

 

「小癪なッ!!」

 私は銃を構える、だが撃てない!

 この位置からだと、彼に当たってしまう!!

 

「お父さん!」

「パパ!!」

 2人の悲鳴が聞こえる。

 私は走り、2人の保護を優先した。

 

「2人とも!! 彼は私が! あのコンビニまで走るんだ!! 急げ!!」

 私は2人に駆け寄った。

 怯える少女2人に無茶だが、今はこうするしかない。

 少女2人は涙で顔を濡らしながらも無言で頷き、姉が妹の手を引くように走り出した。

 

 巨大生物に振り回される父親に銃弾が当たらないよう、私は側面に回り込み、射撃。

 巨大生物が被弾に悲鳴を上げ、腕を噛みちぎる。

 

 父親はその衝撃で空中に投げ出され、受け身も取れぬまま地面に叩き付けられた。

 巨大生物にそのまま追撃を加えつつ、父親の様子を見る。

 

 動きがある。

 まだ生きている、生きているが早く応急処置を施さなければ長くは持たない。

 

 そんな中、宗原少尉が相手取っていた巨大生物のうち一体が私に向かって酸を飛ばしてきた。

 私は咄嗟に回避する。

 宗原少尉がやられたのかと思ったが、サブマシンガンの銃声はまだ聞こえる。

 彼は現在だ。

 

 巨大生物が向かってくるが、二体も仕留めている暇はない。

 私は危険だが、銃で2体を牽制しながら父親の元へ駆け寄った。

 

「う、うぅ……」

 父親は腕を肩から食い破られ、失血死の危険があった。

 衝撃で両足も骨折している。

 だがまだ助かる!

 私はEDFが開発した鎮痛治癒剤――体内にナノマシンを注入し、鎮痛作用と自然治癒力を高める注射を首元に打った。

 

「意識をしっかり! 大丈夫、貴方は助かります!」

 本来ならもう少し落ち着いてから移動したいが、そんな事をしていたらあっという間に巨大生物の餌食だ。

 私は男性を担ぎながら巨大生物を迎撃した。

 

「む、娘は……」

 男性は意識を朦朧とさせながら娘2人の事を案じていた。

 

「無事です! EDFの誇りにかけて、貴方達は必ず──」

 道を塞ぐように前方に回り込んだ巨大生物が尻を振り上げているのが見えた。

 私は咄嗟に男性を突き放し、回避しようとした──間に合わない。

 

「ぐああぁぁ!!」

 酸が直撃した。

 アーマースーツの上からだが、体が焼けるように熱い。

 意識が一瞬飛び、気が付くと地面に倒れていた。

 

 銃は無事だ。

 私は考える前に目の前に銃を連射し、巨大生物を仕留めた。

 

「く……」

 アーマーは溶け切り、皮膚も表面が酸によって少し火傷しているが、致命傷ではない。

 ただ、これで胸や腹の大部分のアーマーが溶けてしまったので次同じ場所に被弾したら死は確実だ。

 

「きゃあぁぁ!!」

「や、やめろ!! 詩織、茉奈ぁぁ!!」

 父親の叫びで二人を見る。

 巨大生物が迫っていた。

 先程母親を殺した個体だ!

 

「させるものかぁぁぁーーー!!」

 私はリロードし、巨大生物を狙い撃つ。

 奇怪な鳴き声を上げて、巨大生物は倒れた。

 後は宗原少尉が相手してる一体のみ! 

 

「宗原少尉は……?」

 姿が見えない。

 

『仙崎……、聞こえるか……!』

 声は、通信で来た。

 

「宗原少尉!! 今どこに」

 

『建物を盾に何とか頑張ってたんだが、ちっとミスってなぁ……。しかもヤバい、こっちに大量に巨大生物が向かってる。もうすぐ……ごふっ』

 吐血の音。

 声が聞き取りづらいのは、通信状態のせいじゃない。

 

「こっちはクリアです! すぐ助けに」

『来んな……。俺はもう助からん。いいから、早く逃げろ……、巨大生物に囲まれるぞ……。行ってくれよ、頼む……』

 声が、途絶えかける。

 

「了、解ッ……! 三人は、必ず護って見せます!」

『幸運……を…………』

 

 

――side:宗原――

 

 

 この状態でここまで粘れたのは、我ながら本当に頑張ったと思う。

 

 片手でも扱える武器として持って行ったのは、EDFには珍しい旧式のサブマシンガンだ。

 左腕は皮膚と肘の関節を焼かれ、今は包帯と三角巾で首に下げていて、ろくに動かない。

 邪魔なので切り落とそうとでも冗談交じりに思ったくらいだ。

 

 当然の事ながら、このサブマシンガンは巨大生物には有効ではなかった。

 出来るだけ目玉や口など弱そうな部分を狙ったのだが、ダメージは通っているようには見えない。

 ただ、挑発くらいにはなるようで、最初は巨大生物二体を引き付けることに成功した。

 

 足は問題なく動くので、放物線上に飛ぶ酸のショットガンをなんとか躱しながら、死んでくれないかという願いを込めて射撃した。

 走り、転がり、建物を盾にしながら大立ち回りを演じていたが、気が付くと巨大生物が一体去っていた。

 

 そして、そのことに一瞬気を取られてしまった俺は、吊られた左腕に再び酸を喰らった。

 腕は一瞬で溶け落ちる。

 

 既に感覚が死んでいたと思っていた腕に再び激痛が走り、逆に盾になって良かったと妙なことを考えた。

 痛みに呻く俺に酸の追撃。

 

 大半はアーマーが防いでくれたが、破損個所から酸が入り、今度は脇腹が溶けだした。

 至近距離で喰らった勢いで、俺はビルに打ち付けられ、そして死を悟った。

 

 おまけに、そんな俺の死体の肉を漁りに来たのか、建物のわきから次々と巨大生物が集まってきた。

 俺は口から血を零しながら仙崎に無線を送り、たまたま転がっていたAS-18を体全体で抱え込むように支え、まともに動かない指全体で引き金を引いた。

 

 AS-18なら集中射撃を継続すれば、一体の巨大生物なんてそう苦労せずに倒せる。

 しかし、満身創痍の体で抱え込んで撃っているので、重心がブレてまともに当たらない。

 巨大生物を寄せ付けないだけのその攻撃では倒せず、結局弾が切れてしまった。

 

 ああ、終わりだ。

 そう思ったが、まだ手はあった、忘れていた。

 

 HG-01A、EDF制式ハンドグレネード。

 先の228基地戦ではまともに食らわせれば一体くらいは確殺できる事は分かっている。

 

 もう抵抗しないと悟ったのか、ゆっくり歩み寄り、その肉を喰らおうと牙が迫る。

 

「ここまで一緒に踊ったんだ……。あの世まで付いてきてくれよな……!!」

 俺はそういったつもりだが、血が零れまくって多分言葉にならなかったと思う。

 

 喰われる寸前、そして俺が意識を失う寸前、俺はグロテスクな大口にピンを抜いた手榴弾を放り込んだ。

 

 

――side:仙崎誠――

 

 

「向こうにに車輛があります! 急いで!!」

 父親に肩を貸しつつ、引きずるような形で走る。

 先行して走るのは二人の少女。

 

 そしてその後ろからは巨大生物、10体以上の大群が迫っていた。

 

「くそ……、一気に出てくるなど!!」

 思わず悪態をつく。

 これでは、例え車輛にたどり着いたとしてもそれだけでは助からない。

 

「こちら仙崎!! 誰か、荒瀬軍曹! 梶川大尉! 大量の巨大生物が――くっそぉ!!」

 ヘルメットに内蔵されている筈の無線機は、反応がない――壊れていた。

 頭に酸を喰らっていながら死んでない、幸運だ!

 とは言え、状況は全く持って変わっていない。

 

「ひっ! お姉ちゃ――」

「茉奈っ!! きゃああぁーーー!!」

 詩織――姉の方が妹を突き飛ばし、降ってきた酸を喰らって倒れていた。

 右膝から下が無くなっている。

 

「お姉ちゃん! いやあぁ! 死なないで!!」

 巨大生物が茉奈君に狙いを定める。

 

「上か!? おのれ!!」

 私は建物の壁面に張り付いていた巨大生物を攻撃する。

 

「詩織!? そんな、詩織ぃぃ!!」

 父親の悲痛な叫びが響く。

 

「茉奈君足を止めるな!! 彼女まだ助かる!! お姉さんを引きずって行くんだ! 頼む!!」

 茉奈君――妹の方に呼びかける。

 本来なら一刻も早く鎮痛治癒剤を打ち込むべきだが、巨大生物の追手がそれを許さない。

 ……上の巨大生物に気付かなかったのは私の落ち度だ。

 自分の不注意を責めつつも、今は生き残り、生き残らせる事だけに専念する。

 それが今出来る、最大の行為なのだ。

 

「頼む! 俺を置いていけ! 娘たち二人だけでも助かるのなら!!」

「ぬぅはは!! この私にお前を見捨てろと!? ありえん!! 何としてでも全員で帰還するのだ! 娘達をこれ以上悲しませるな!!」

 だから私は、せめて不敵な笑みで絶望に抗い、そして周囲の者も抗わせる事を選んだ。

 

「それは――」

「くっ! そうは言っても、このザマか!!」

 巨大生物が追い付いてきた。

 それなりに距離があったのに、なんという足の速さだ!

 

「近づかせるかッ!!」

 この数相手では牽制程度にしかならない銃撃をバラまく。

 

 しかし、牽制の為に銃撃を避けて回り込んだ巨大生物は、私ではなく少女二人に襲い掛かろうとする。

 二人を援護する。

 父親に酸が飛ぶ。

 父親を無理やり引っ張ってかばったが、今度は背に酸を喰らった。

 同時に銃が溶けた!

 我々と二人が酸の一斉射撃の射程に入る。

 

「こっちだ虫ケラァァァ!!」

 

 微かに聞こえる怒声と、それをかき消す銃撃の雨が無差別に無理注いだ。

 

「皆、伏せるんだ!!」

 恐らく、梶川大尉が建物越しに無差別に銃撃している。

 この威力と連射速度……、恐らく上部の車載20mmガトリング砲だ。

 

 攻撃ヘリの先端についているのと同型のそれは、一発でビルの壁面など貫通し、舗装されたアスファルトをも穿つ程の威力を持っている。

 

 生身で直撃すれば一撃で大穴が空き、巨大生物といえど只では済まされない威力だ。

 

 恐らく巨大生物の集まり具合と私らの帰還が無い事から危機を察したのだろうが、これでは我々も死の危険がある!

 

「だが、助かった! 詩織君!」

 私は二人の姉妹に合流して、持ってきた最後の一本である鎮痛治癒剤を打ち込み、怪我の具合を見る。

 生身で脚に直撃したので、膝下は完全に無くなっていた。

 酸によって焼け爛れているので出血こそないが、気を失うのが普通な状態で、姉は意識を保っていた。

 

「うぅ……、妹、は……」

「私は無事だよ! お姉ちゃん!」

 妹の無事を知ると、姉は安堵に顔を少し和らげた。

 

「まったく本当に大した精神力だ! では詩織君、茉奈君、ええと」

「村井、修一です」

「では修一さん! 今のうちに!」

 

 巨大生物はガトリング砲の銃撃に引き寄せられた。

 大きな音に反応しているのか、脅威度判定の高い方から優先しているのか、単に興味があるだけなのか、ほとんどの巨大生物はそちらに流れた。

 

 その隙をついて我々は走った。

 だがそれでも数体はこちらを喰らおうと迫ってくる。

 

「尻を振り下げたら、なりふり構わず動くんだ! 直撃だけは何としても躱すのだ!! 私がいる!! 死の絶望に、飲まれるな!!」

 我ながら無茶を言ったが、こうするしかない。

 

 酸が飛んでくる。

 私は茉奈君の頭を無理やり下げて転ばしたり、修一さんを力任せにぶん投げたり、詩織君に体当たりをして突き飛ばしたり、なりふり構わず、数体の巨大生物を相手にしていた。

 そのうち、自分の中の何かが覚醒したのか、最早完全に酸弾の軌道が予想できるようになっていた。

 元から何かを回避する事は得意ではあったが、他人に当たりそうなものまでよく見えるようになった。

 

 しかし、だからだろうか。

 巨大生物以外の脅威に、私は完全に気付かなかった。

 

「おじちゃん!! 避けてぇぇー!!」

 茉奈君の声だ。

 巨大生物の牙を躱し、受け身も取れず倒れた私に、横転しながら転がる自動車が迫っていた。

 恐らく巨大生物の強靭な顎で弾かれたのだろう。

 

「なんとッ!!」

 全力を挙げて、寸前で躱す。

 茉奈君の声が無かったら間に合わなかっただろう。

 

 しかし、態勢を崩してしまった私に今度は巨大生物の牙が迫る。

 

 その窮地を救ったのはなんと、巨大生物の酸で炎上し、その上数匹の巨大生物に噛みつかれながら疾走するグレイプ装甲車だった。

 それは、直撃寸前だった巨大生物に、火花を散らしてぶち当たった。

 

「だらァァーー!!」

 奇声を発し、上部車載機関砲から飛び出した梶川大尉はそのまま地面に墜落し、燃料に引火したのか、直後装甲車は爆発した。

 

「大尉! なんという無茶を!」

「うるせェ弾切れだったんだよ! アクセルに空の弾倉敷き詰めて走らせたが、いいタイミングで虫共が来てなァ! いやァヤバかったぜ」

「今もやばいのですが!!」

 

 武装は無くなった。

 周囲は完全に巨大生物に囲まれ、今度こそ絶体絶命だった。

 




▼伊勢原少佐(57)
第11陸戦歩兵大隊・指揮官。
500人ほどの陸戦歩兵をまとめ上げている。
極東方面軍司令本部基地の部隊で、事件初期に極東本部から直接横浜に向かい、住民の救助に当たっている。
ちょっとふくよかな体をしていて「歳には勝てんという事か……」と嘆いている。

▼村井修一(49)
横浜市の住民その1
妻と二人の娘の4人家族だったが、妻を目の前で失ってしまう。
人当たりが良いが、会社の営業職では顧客の事を考えすぎるせいでそこそこの成績で収まっている。
娘とはあまり話さないが、連休には休みを取って、家族で旅行したり家庭でも良き父で通っている。

▼村井詩織(17)
横浜市の住民その2
横浜市内の高校へ通う女子高生。
成績は中の下と言ったものだが、スポーツが得意。
女子バスケ部では好成績を残していたのだが、それゆえ片足を失ったことは彼女にとってはショックだったはず。
 
▼村井茉奈(14)
横浜市の住民その3
横浜市内の中学校へ通う学生。
詩織は少々トゲのある性格で、母親や父親とたまに喧嘩していたが、茉奈はその分温和で、よく喧嘩の仲裁をするほどだった。
父親に似た人当たりの良さでクラスの人気者を誇る。

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