全地球防衛戦争―EDF戦記―   作:スピオトフォズ

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”人物説明”に関しては簡潔にまとめたつもりです。

それ以外のテキストが……。
いやホントこれでも減らしたんすよ。

あとマジで見にくいですね、まぁ誰が何の部隊で~~とかは別に覚えなくていいんで気にしないでください。

人物とかは、随時追加します。
コイツいねぇぞ?とかいうのあったら一言とかでいいんでコメントください。



簡易登場人物(戦車・コンバットフレーム部隊)

▼戦車連隊

 

 一個師団に対し一個戦車連隊(約100輌)、一個機甲師団に三個戦車連隊(約300輌)が配備されている。

 ただしこれは書類上の定数の話で、実際の配備数は異なる。

 配備車輛は全車ギガンテスに統一され、その中で細かく世代やバリエーションが異なっているが、運用方法は変わらない。

 EDF全軍で統一された部隊運用方法によって中隊定数12輌、小隊定数4輌で運用される。

 ウイングダイバー部隊やフェンサー部隊と違い、小隊単位でニックネームが割り振られており、小隊以下の各車両はニックネーム+番号で呼ばれる。

 また他の陸軍直接戦闘兵科(各歩兵・攻撃ヘリ・歩兵装甲車・コンバットフレーム)の中で、最も堅牢かつある程度階級が高く、人数当たりの戦闘負担が軽く、通信システムが充実しているという点で、混成部隊の指揮官を臨時で任命される、または取らざるを得ない状況になる事が多い。

 

●主力戦車ギガンテス

 

 EDF陸軍の主力戦車

 初期型は対F(フォーリナー)戦争以前の漠然とした地球防衛構想に基づいたものだが、ギガンテスⅡは本格的な対F改修を受けたもの。

 主な武装は125mm滑腔砲、12.7mm重機関銃、7.62mm同軸機銃。

 初期型はフォーリナー、特にダロガに対して火力不足だったが歩兵部隊の心強い盾として活躍した。

 また巨大生物に対しては十分な威力があったが、数の暴力に多くの戦車が成すすべなく破壊された。

 ギガンテスⅡへと改修後は、ダロガに対しても一個戦車小隊なら優位に立てる程度は戦力評価が上がった。

 基本的にダロガへは戦車での対応が必須であり、ヘクトル相手であれば一輌でも優位に立てる。

 その為巨大生物は歩兵に任せて敵機甲戦力を撃破する事が主な任務となっている。

 そのほか前述の通り爆発や酸から歩兵を護る盾としても活躍し、場合によってはその場の指揮を執る事も多い。

 

――第72戦車連隊――

『第七機甲師団(名古屋)所属の戦車連隊。EDFの中でも古参の戦車連隊であり、海外派兵こそ経験していないが厳しい訓練での練度は高い。2023年2月6日に端を発する大規模侵攻では防衛に参戦し多くの将兵、民間人を脱出させた』

 

>第211戦車大隊

『中隊三個から成りそれぞれジャベリン、キーパー、レガシーのニックネームを持つ。大隊をそのままジャベリンと呼ぶこともある。また随伴歩兵としてストーク中隊が指揮下に入っている』

 

>>第一中隊”ジャベリン”

 

土橋康介(どばし こうすけ)(41)大尉:中隊長

 最悪の中の(Ⅲ)で初登場。

 厚木市では大隊長が戦死していた為一時的に指揮を執っていた。

 大隊内では二番目に古参の戦車兵でギガンテス採用前から戦車に乗っている。

 

 

――第一戦車連隊――

『第六機甲師団(前橋)所属の戦車連隊。2020年4月に行われた組織再編に伴って新設された。各地の紛争地域で活躍したいわゆる”大陸帰り”達を集め、一方で志願した戦車兵も積極的に取り入れている』

 

>第101戦車大隊

『カーマイン、スカーレット、ヴァーミリオンの三個から成る。随伴歩兵としてピーコック中隊が指揮下に入っている』

 

>>第七中隊”ヴァーミリオン”

>>>第一小隊”ゴールド”

>>>>ゴールド1(第一小隊一号車)

 

兼城壮夫(かねしろ あきお)(35)大尉:戦車長/中隊長

 第四十七話 逆襲の猛火で登場。

 EDF生え抜きの戦車兵。対ダロガ戦闘で機動射撃戦術を確立させ、多くの戦果を残した。

 

古河一葉(ふるかわ かずは)(25)軍曹:操縦手

 第四十五話 白銀の巨兵(Ⅳ)

 眠たげな眼をしたマイペースな女性。卓越した操縦技術を持つ。

 

卯木千尋(うつぎ ちひろ)(24)軍曹:砲手

 第四十五話 白銀の巨兵(Ⅳ)

 射撃管制装置を使わず勘で撃ち抜く凄腕砲手。テンションが高い。

 

>>>>ゴールド2(第一小隊二号車)

 

氷室直樹(ひむろ なおき)(31)中尉:戦車長/中隊副長

 第四十八話 生き残る原動力

 機械音声のように冷静な戦車長。音声だけでなく行動もあまりに機械的すぎる事も。

 

>>>>ゴールド3(第一小隊三号車)

 

笠松雄一(かさまつ ゆういち)(24)少尉:戦車長

 第四十八話 生き残る原動力

 有能だが気が弱く、兼城大尉に扱かれながらもなんとかやっている新任少尉。

 

鎌田達也(かまた たつや)(30)軍曹:砲手

 第四十六話 ゴールド小隊

 車好きで輸送隊を志願したはずなのになぜか戦車兵に。

 

>>>第二小隊”クリムゾン”

>>>>クリムゾン1(第二小隊一号車)

 

大泉賢介(おおいずみ けんすけ)(30)中尉:戦車長/小隊長

 第四十七話 逆襲の猛火で登場。

 陽気で楽天的。クリムゾン小隊は彼の前向きさとユーモアによって成り立っている。

 

>>>>クリムゾン4(第二小隊四号車)

 

・松島曹長:戦車長

 第四十七話 逆襲の猛火で登場。

 自衛隊から引き抜かれた古参戦車兵。家族は無く、自分の身を顧みない。

 

・森本軍曹:砲手

 第四十七話 逆襲の猛火で登場。

 自衛隊時代からの松島曹長の部下。

 

 

>>>第三小隊”インディゴ”

>>>>インディゴ2(第三小隊二号車)

 

・松宮少尉(27):戦車長/臨時小隊長

 第四十七話 逆襲の猛火で登場。

 二号車の新任少尉で戦車長。小隊長戦死を受け、小隊の指揮を預かるがまだ慣れない。

 

――EDF極東方面第11軍-作戦指令本部直轄――

 

>重戦車タイタン

 第五十三話 西区砲撃の裏

権藤源治(ごんどう げんじ)(56)少佐:戦車長

 タイタンの戦車長。焦らず、逸らず、それでいて熱く、力強い。まさに重戦車のような男。

 

山波新次郎(やまなみ しんじろう)(38)大尉:副社長

 タイタンの副車長。元EDF戦車兵だが、ガプスダイナミクスの技術屋を経て再び戦車兵になった。

 

 

▼機甲大隊

 一個戦車連隊内に一個機甲大隊を保有する。

 EDFにおいて機甲大隊の装備は、コンバットフレームが中心になっている。

 一個機甲大隊のコンバットフレーム保有定数は36機。

 そのほかにコンバットフレームに追従する各種車輛や随伴歩兵、補給整備要員が含まれている。

 コンバットフレーム部隊単独の任務は基本的に考慮されない為、連隊内の戦車中隊と共同戦闘が基本とされている。

 

 

 

●歩行戦闘車

 通称コンバットフレーム。

 全高3m程度の歩行兵器。

 強化外骨格というカテゴリになってはいるが、兵士は機体胴体部の搭乗員保護ブロックに乗り込み、そこに手足や動力部が付いている。

 簡単に言うと、ロボット兵器と言った方が通りやすい外見をしている。

 武装は換装可能で、機体自体もいくつかバリエーションがある。

 以下はその一部。

 

・ニクス汎用型

 A型からC型にかけて、細かくアップグレードしている。

 全ての武装が換装可能で、最も標準な性能故、最も多く量産されている。

 

・ニクス・レッドタイプ

 近接高機動仕様。センサーが近接ように調整され、脚部の仕様で兵装搭載量も少ないので大型砲の類は搭載不可。

 

・ニクス・キャノンタイプ

 重装甲砲戦仕様。センサーが砲撃に特化し、兵装搭載量も最も多い。一応三次元機動が可能だが推進剤の消費も激しく機動力も低いため推奨されない。

 

・ニクス。グレネーダータイプ

 重装甲爆装仕様。対巨大生物用に特化した機体で、グレネードによる広範囲攻撃が基本。

 

・ニクス・ミサイルガンタイプ

 軽量対空戦仕様。その名の通り対空に特化した機体。高性能な誘導ミサイルシステムを有し、対空のみならず対地戦に於いても役立つ。

 

――第一歩行戦闘車中隊”アルファ中隊”――

『第六機甲師団(前橋)-第一戦車連隊-第611機甲大隊に所属。歩行戦闘車部隊は単独での任務は考慮されていない為、機甲師団の戦車連隊内に一個大隊36機が配備される。アルファ中隊はそれぞれアルファ、ブラヴォー、デルタの三個小隊から成る』

 

>第二小隊”ブラヴォー”(配備機種:ニクスC)

 

門馬(もんま)中尉(35):小隊長

 帰路の遭遇(Ⅱ)にて初登場。

 コールサインはブラヴォー1。

 美船中尉を「ダイバーの嬢ちゃん」呼ばわりするベテランのニクス乗り。

 

 

――第四歩行戦闘車中隊”ヴィクター中隊”――

『第七機甲師団(名古屋)-第72戦車連隊-第711機甲大隊に所属。中隊はそれぞれヴィクター、ウィスキー、エクスレイの三個小隊から成る。』

 重戦車タイタンで初登場。

 

>第一小隊”ヴィクター”(配備機種:ニクスミサイルガン)

 

・ヴィクター1:大尉(中隊長)

 まだ30代だが戦術学や指揮能力に優れた優秀な指揮官。

 

・ヴィクター2

 海外派兵で初期型のニクスに乗ったこともある優秀な古参パイロット。

 

・ヴィクター3

 腕は立つがド派手な戦場が大好きの困った若者。

 

・ヴィクター4

 軍歴は長いが頭が悪くて万年少尉を自称する女性パイロット。

 

>第二小隊”ウィスキー”(配備機種:ニクスグレネーダー)

 

>第三小隊”エクスレイ”(配備機種:ニクスバトルキャノン)

 

 

――第七歩行戦闘車中隊”ホーク中隊”――

『第七機甲師団(名古屋)-第78戦車連隊-第811機甲大隊に所属。ホーク中隊はそれぞれホーク、ドラゴン、ジョーカーの三個小隊から成る』

 

>第一小隊”ホーク”(配備機種:ニクスC)

 

本條薫(ほんじょう かおる)(30)大尉:小隊長/中隊長

 不幸の男にて初登場。

 指揮官であり操縦にも長けるエースパイロットだが、自身の身を顧みない。

 損傷した機体でダロガに挑み、自機の大破と引き換えにダロガに集中砲火を行う。

 

 

――第九歩行戦闘車中隊”ライガー中隊”――

『ホーク中隊と同じく第811機甲大隊に所属。ライガー、フレイム、パンサーの三個小隊から成る』

 

>第二小隊”フレイム”(配備機種:ニクスレッドシャドウ)

 

向井慶子(むかい けいこ)(26)中尉:小隊長

 逆襲の猛火にて初登場。

 ニクス・レッドシャドウの操縦士で、囲まれたインディゴ2の周囲を焼き払った。

 言葉はキツいが案外部下には甘い。

 燃焼剤を使い切った中、負傷したレンジャーを護衛するために残る義理堅さも見せる。

 

 

――第11歩行戦闘車中隊”ゴーン中隊”――

『第七機甲師団(名古屋)-第89戦車連隊-第911機甲大隊に所属。ゴーン中隊はゴーン、ブラッド、アームズの三個小隊12機から成る』

 

>第一小隊”ゴーン”(配備機種:ニクスC)

 

槇原秀光(まきはら ひでみつ)(28)大尉:中隊長

 オペレーション・アイアンウォール(Ⅲ)で登場。

 同作戦中のブルート救援にて部下のニクス二機を失いながら決死の戦闘を行う。

 仙崎程ではないが不幸体質で、過酷な状況に追い込まれることが多くあった。

 本人はいたって好青年的な感じだが、状況が状況なため声を荒げる事が良くある。

 28歳という若さで大尉であることから分かるように、優秀。

 

吉本幸次(よしもと こうじ)(25)少尉

 宙を舞う殺戮者で初登場。

 乗機を失い、負傷して大型ヘリブルートに乗る。

 コールサインはゴーン3。

 熱血漢で、昔見たロボットアニメに感化されてニクスパイロットとなった。

 ニクスは好きだが、ニクスを降りても一歩も引かない不屈の精神を持つ。

 


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