俺のっ!蚊とり戦争 ~蚊を殺すと☆ビリビリ☆になる俺の物語~   作:リル★

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 もりもり食堂は紙兎ロペに出てくるラーメン屋のイメージです。元ネタは寿司屋ですが、ネタ的にラーメンにする方がやりやすいので。
 今日の後書きは2つ紹介。


Day5 もりもり食堂での対決!蚊美兎ロペ

 

 

俺のっ!とり戦争

 

 

 

 土曜日。テストも終わり、だいぶ気が楽になった。

 

 午前中、部活があったがテスト開けということもあり、軽い練習だった。

 部活終わりに違う部活だが、昔からの友達の剛と地元で唯一の店『もりもり食堂』で昼ご飯を食べることにしている。

 

 「よぉっ、早速行こうぜ、昼を食べに!」

 「そうだなっ」

 部活が終わり、早速剛と会って、もりもり食堂へと向かった。

 

 叢雲 剛(むらくも つよし)は俺の昔からの友達。いわゆる、友達以上で親友未満って関係だ。剛は陸上部。クラスは俺と同じだ。

 剛はもりもり食堂の常連であり、もりもり食堂が特別なことをするために、俺を連れて行くことになったのだ。

 

 「今日は店長(あべ)が新たにやってみたいことがあるらしいから、その試しとして俺らが無料(ただ)で食べれるという予定だ!」

 「なるほど、実験料理かな?」

 「いや、それだけでなくて実験するのはシステムとか言ってたような…」と剛は曖昧にこぼした。

 「どっちにしても楽しみだなぁ」

 

 

 ~もりもり食堂にて~

 

 俺らはもりもり食堂へと入っていった。

 もりもり食堂は崎山にある唯一無二の食堂である。崎山は少子高齢化と過疎化が進み、近くの食堂である。崎山では、そこ以外に食べに行く場所は全くない。

 俺はよく剛と共にもりもり食堂へと行く。剛が常連のためか、何故か店長の安倍(あべ)に名前を覚えられて、親しくしている。

 今日は、料理など新しく作る時にその実験する人が必要で、俺らはただで食べることが出来る代わりにその実験する1人になるのだ。

 もりもり食堂はテーブル席とカウンター席、そして、厨房が見渡せる。店の置くの高い場所に、ラーメンの皿が置いてある。その皿は底を壁でくっつけたように斜めに立て掛けられている。

 

 「よお!いらっしゃい」

 「今日はどんなことするの?」と剛は聞いた。

 「ふっふっふっ、聞いて驚け。新しい料理システムになるかもしれない最高のシステムだ」

 ワクワクしてきた。

 「それは、闇鍋(やみなべ)をイメージして出来た、ブラックポット改め、()()()()だ!!」

 

 「「ブラポー?」」と俺と剛は声を合わした。

 

 「そうブラポーとは、安倍(おれ)(めん)とダシだけしかないラーメンを出す。そして、食べる方は俺の作ったボックスの中からカードを3枚引く。その中に書かれた()()を素朴なラーメンに入れて完成だ!」

 「つまり…カードを3枚引いて、そこに書いてあったものをラーメンに入れると…」

 「そうだな、じゃ、やってみるか」

 「お願いします。」と俺と剛は言う。

 

 その後、店長(あべ)が戻ってきた。そして、手にラーメンを持っている。

 俺らに出されたラーメンは本当に麺とダシしか入ってなく、具材が入っていなかった。これは多分、醤油ラーメンだ。

 「ここから引いてくのさ」と抽選箱のよえなボックスが目の前に出された。

 

 まずは剛から。

 剛はカードを1枚引いた。引いたカードには『チャーシュー』と書かれている。店長(あべ)は剛のラーメンにチャーシューを入れた。

 次は俺だ。

 俺はカードを引いた。そこには『チョコレート』と書かれており、俺は思わず「ファッ?」と言ってしまった。

 やはり、俺のラーメンの中にチョコレートが入れられた。

 俺はたまらずに「何故?チョコレートが選択肢に?と聞いた」

 「そりゃあ、若い子や女性に大人気のチョコレートを入れれば美味しいのかなって?」と返された。

 俺は心の中で、「いやいや、ラーメンに全然合わないでしょ」と突っ込んだが、表情(かお)には出さなかった。

 

 2ターン目。今度こそ、ましなのを引きたい。

 最初は剛から引いた。剛が引いたのは『メンマ』だった。

 次は俺だ。俺が引いたのは『寿司(一番人気のマグロ)』と書いてあった。

 いやいや、これもダメでしょ!と思った。一応、理由を訪ねた。

 「日本人の好きな料理ランキング1位は寿司で、その中でもマグロが一番人気だからだ。」と返された。

 さっきと理由変わらないし、そんな理由関係なしに、ラーメンには合わないから。というのは心の中に閉まっておいた。

 

 ラストターン。

 剛が引いたのは『ナルト』だった。

 そして、俺のターン。ドロー。

 俺は、今度こそマシなものを引きたいと願いゆっくりと引いていった。そして、見えたのは"ルト"の2文字までまで見えた。多分、さっきのナルトだと思う。

 最後まで引くと…。そこに書いてあったのは『ボルト』だった。

 いやいや、おいおい、まてまて、チョコレートも寿司も理由がおかしいけど、まだ分からないこともない。

 しかし、ボルトってなんだ?そんな食べ物見たこともない。

 

 ボトンッ

 

 店長(あべ)が入れたのは、ナットに回してくっつけるあれで、鉄とか線路とかのとめ具だ。持ち手は六角形になっている。銀に光る新品のボルトは最早違和感しかない。

 「それは、最近NURUT〇がBORUT〇に変わっちまったから、変えた方がいいかなぁ、って」

 「それは食べ物じゃないから!!それもそんなアニメネタで入れるものじゃないから!」

 

 そして、実食。

 剛のラーメンの具材はチャーシュー、メンマ、ナルト。

 一方で、俺のラーメンの具材はチョコレート、マグロの寿司、ボルト(※食べ物ではありません)。

 「俺のラーメン、闇鍋よりもやばくないか?」

 俺はラーメンに手をつけた。段々と気分が悪くなっていく。

 

 「まずい…」俺の体力は(0)になった。

 ガクッ

 

 「やっぱりブラポーは失敗だったな」

 

 

to be continued




人物紹介

叢雲 剛(むらくも つよし)
慎吾の昔からの友達。優しくて気さく。
慎吾のクラスメートでもある。

場所紹介

もりもり食堂
崎山で数少ない食堂の一つ。元々は寿司屋だったらしい。現在では、ラーメンを中心とした中華料理屋。
安倍店長1人が経営。バイトとかを募集しても、主に大学生は県外へと出るので無駄になるので、やってないらしい。
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