俺のっ!蚊とり戦争 ~蚊を殺すと☆ビリビリ☆になる俺の物語~ 作:リル★
もし一般ゲームにこの登場人物が登場したら、属性は?
火→(未登場)、水→(未登場)、風〔木〕→グラジオ、雷〔光〕→シンゴ、闇→(未登場)
ザーザー
梅雨が開けたと言っても雨は降る。しかし、雨の振りにくい日の雨は何か不吉な予感にさせる。
それに、今日はテストの結果が返される日でもあるのだ。そんな日の雨は…
「英語…赤点じゃないように」と俺は空に向かって願った。赤点である30点以下は絶対に取りたくない。
────
「朝の会を始める!」と担任の
「礼」で一斉にお辞儀をし、終えたものから椅子へと座っていく。
「今日は2つ報告がある。」
先生の一言で、クラス中無音となった。
「一つ目は、近くにあるゴッドアイ神社の立ち入り禁止に大藪君が入り込み、そこにあった地蔵を一つ壊したことだ。」
神主から伝わったらしい。俺は、神主に少し
周りからは"おいおい"とか"はぁ、何やってるの?"とかの声が聞こえるような気がした。
「そして、それによって大藪君は蚊を殺すとビリビリになってしまう呪いにかかったそうだ。」
周りからは「えっ?」という声が漏れ、そして、笑いへと変わった。
「まあ、そういうことを覚えてくれ。慎吾の事情ということだ。」
クラス内の賑わいは止まらない。
「2点目は…」と先生が言い出すと、ワイワイ騒いていた教室が静かになった。
「今日はテストが返される。結果がどうであれ、その結果から次を考えろよ!」
────
現代文、52点。生物、47点。数学、64点。残るは英語と日本史Bだ。次の時間に、英語のテストが返される。
俺の胸は張り裂けそうなぐらい怯えていた。
授業が始まり、先生はテストを返し始めた。番号順に1人ずつ返していく。俺は前の方なので、すぐに出番が来た。
気になる点数は…
38点!
赤点である30点を上回った。俺は天にも登る気持ちになっていった。
しかし!
次の時間の日本史Bでは…
29点!と赤点の点数だった。
納得がいかずに解答用紙を見ると、俺の書いた解答欄の解答は一つずつズレていたのだ。
解答欄のズレによって大量の問題が無駄になった。このズレによって間違いとなった問題は沢山あった。逆に考えると、ズレの影響を受けなかったのを合計して29点であった。
赤点を取ると、夏休みの前半は学校に通わなくてはいけない。さらに、夏休みの後半は文化祭があるために学校に足を運ぶ必要が出てくる。
俺の夏休みは学校漬けになりそうだ。
俺はショックで、机にもたれかかった。しかし、そこには蚊がいて、潰してしまった。
「えっヒぃくまkこなhえならなchいらん」
蚊を叩いてビリビリとなり、謎の言葉を叫んでしまった。俺の苦難はこれからも続きそうな気がする。
to be continued
場所紹介
慎吾たちの通う学校。慎吾の学年(2年)は2クラスに分けられていて、それぞれ40名ずつ。賑やかな学校。
学校のキーワードは『壁を超えろ』である。