俺のっ!蚊とり戦争 ~蚊を殺すと☆ビリビリ☆になる俺の物語~ 作:リル★
登場人物に大迫という名前のキャラはこのssに出てこないです。
※確認キャラ グラジオは厨二病。しかし、それ以外は何事も優秀レベル。
「今日は9月に行う文化祭について決定します。」と副室長の
文化祭は9月に行われるが、夏休みは7月と8月。つまり、今決めて8月ぐらいには準備をしないと文化祭には間に合わない。
「
「つまり、早く何をやるかを決めていい作品作りを早めに作り始めましょう。」とジニーが訳した。
ジニーはこのクラスの副室長で、学校1の秀才。現在、学校の生徒会会長を務める。そのために、室長を担うことをやめた。
室長がグラジオの今、ジニーはグラジオの厨二病による謎の言葉を、みんなに分かるように変えていくポジションとなっている。
「さあ闇のゲームを始めよう。さあ、貴様らの意志を示せ!」
「えぇ~っと、何か意見のある人はいますか?」
「闇を封印せし悪魔の手を天に掲げるが良い。そうすれば、貴様らの意志が放たれるだろう」
「意見がある人は手を上げて発案して下さい。」
シーン
「手を挙げないと始まらないぞ」と森先生は言う。
シーン
しかし、一向に手を上げる気配はない。
「ならばこうしよう。白の書の端切れ渡そう。そこに、我が案を書くといい。それによって、意志を問いただそう。」
グラジオは白紙の紙を準備し、小さく切り始めた。
ジニーはそれを見るといなや「多分…白紙の紙を渡すので、そこに自分の案を書いてください。」と言った。
案が出揃った。最終的に挙がったのはこの8つだ。
演劇。出し物(食)。お化け屋敷。男装女装コンテスト。水鉄砲大会。迷路。無難に絵画展覧会。写真をくっつけて、大きな絵を作る。
後は、手を上げて多数決を取るだけである。
「取るぞ!演劇の者よ、手を天に掲げろ!!」
そして、最終的には…
演劇とお化け屋敷、絵画展覧会だった。
そして、これも同じように多数決を取った。
お化け屋敷26票。演劇12票。絵画展覧会2票。で、慎吾の所属するクラスは"お化け屋敷"をやることになった。
「じゃあ、次の話し合いはいつから取り組み始めるかだな。今日は"お化け屋敷"で決定ということで終わろう。」と森先生は言った。
慎吾の隣の席にいる
るみさんは、積極性のある女の子。気軽に話せる人だ。見た目は悪くはない。
「どうしたの?」と俺は聞いた。
「お化け屋敷でしょ?もうアレしかないじゃん!」
「アレって…何?」
「蚊を殺しまくってビリビリにさせれば、幽霊のような叫び声とか出来そうじゃん?それを使えば、怖くない?迫力ありそうだし。」
「いや…それは」いやだ、痛いのはいやだから。
「いい案でしょ〜?!」
俺にとって悪い案だ。
お化け屋敷が
るみさん、マジで発想が半端ない!
人物紹介
あだなは ジニー
学年1、今では学校1の秀才と呼ばれている。副室長で、生徒会会長。室長と会長の併用は負担が大きく、室長の方を諦めた。
あだなは るみさん
アニメとかマンガとかフィクションものにいる女の子のイメージ。というか、本当にそれ。
なんか、るみさんだけ普通の人間ではない気がする。