私のヒーローアカデミア~わんほぉー、わんほぉーなんだってけかをお断りし続ける私の楽しい英雄物語~ 作:はくびしん
(今週のジャンプの感想)
はぁぁぁぁぁ、鬱ぅぅぅぅ!!
(更新遅くなったごめんね)
『ナナ、君はやりたい事はあるかい?』
いつも何でもお見通しって感じの先生にそう聞かれた時、私はアプリゲーのガチャを回す手を止め、何も言えずポカンとしてしまった。下手をすれば私より私の事を知ってるのに、今更なんでそんな事を聞くのだろうと思ったからだ。
私は「態々言う必要あります?」と、そう返した。何故ならそういう話はするまでもない。先生なら普段の言動から勝手に分析して、私がこれから何をするつもりで、どんな準備をしてるのか察する事が出来るのだ。それこそ頭の中で考えてる事だって、個性に頼らずにある程度は読んでる筈だ。それなりに付き合いは長いし。
それに加えて先生は私の意思を誘導してる節がある。
何をしようとする時、それが私にとって有用だと思えば育てる為に勝手にそれなりの課題を与えてくる。不必要だと判断すれば、それとなく私の注意を別に向けさせようとする。敢えてそれについて言及した事はないし、これからだって逆らうつもりもないんだけど。
けれど先生は笑って言うのだ。
『確かに色々と口出しはさせて貰ったけれどね、それでも出来るだけ君の意思を尊重してきたつもりさ。そして今日という日が来るまで、僕が君に与えられる物は全て与えたつもりなんだ━━━━だからね、君の先生として聞きたい。君を育ててきた者として、教えて欲しいんだ。私から旅立とうという君が、この世界でこれから何をしたいのか。僕に隠してきた、君の意思を。どうかな、ナナ』
軽やかな声には確信が見えた。
恐らく既に私が何を言うのか、私の口から聞くまでもなく予想はついていたのだと思う。バレるのを承知の上で活動していたとはいえ、こうもあっさり見抜かれるのは心臓によろしくはなかった。
私はニヤニヤと口元を歪める先生に大きく溜息をついた後、その言葉を口にした。弔にも、先生にも、誰にも言った事のない━━━私の夢の名前を。
『どうも、ピザーラ神野店です』
その言葉を切欠に始まった。
この日の為に備えていた。
その全てが。
「ばんっ!」
神野の街が良く見えるビルの屋上。
私は発射音を口に出しながら、指鉄砲で建物を撃ち抜くフリをする━━━その瞬間、神野の空に轟音が鳴り響いた。花火なんて比にならない特大の爆発音だ。
続けて狙いをつけて指鉄砲を撃つふりをする。
発射音を口にする度、爆音が鳴り響き、閃光が闇夜を駆け抜けていく。爆発により生まれた紅蓮の炎は、龍の如く猛々しく空を駆け巡る。
リズムを取りながら指鉄砲を目標のビルに向けバンバンと口にしていけば、漆黒の空は瞬く間に赤の滲む白熱で照らされ、即座にそこにあった大気を焼き尽くしていった。
遠くから逃げ惑う人の悲鳴が、けたたましい警報が、パトカーや救急車のサイレンが、避難を呼び掛けるアナウンスが聞こえてくる。歓声は一つとしてあがらない。
けれど直ぐ近くからは驚愕の声が、歓喜の滲む声が、私の耳に強く響いてくる。
「いつの間に用意したんだよ!セブン!ははっー絶景だなぁこりゃ!!最高の花火だ!!だははははっ!!」
それまで静かに眺めていた筋肉戦士キュララは手を叩きながら楽しげに笑う。それに続くようにトガっちとジンジンも口笛吹いたり拍手したり賑やかしてくれる。是非とも、もっとやって欲しい。ちょー気持ちいいから。
「私もバンバンしたいです!ナナちゃん!」
「それなら俺もやりたくねぇな!!任せろ!」
パーティーピーポーな二人が元気良く挙手してくるが、それに関して丁重にお断りした。別に意地悪でもけちんぼでもない。これ、元から決まった予定に合わせてバンバン言ってるだけだからだ。別に私の合図でボンバーしてるんじゃないんだよね。ボンバーポイントと時間知らなかったら無理なの。りむー。
それを知った二人は少ししょぼんとしたものの、次の合図をやらせてあげると言ったら元気に挙手してくれた。
なので合図用の無線を渡して任せておいた。時間になったらバンバンしたってくれや。
「さて、と━━━━キリりん?そっちはどう?撮れてる?」
「はい、良く撮れてますよ。拝見しますか?」
「ちょっち見せてー」
受け取った小型モニタに視線を落とせば、悶え苦しんでるヒーロー達の姿があった。キリりんのバーに仕掛けられた監視カメラからの映像だ。
予定通りに部屋に飛び込んできた彼等は、私の用意したトラップがお気に召したようで、カメラの向こうで楽しそうにわちゃわちゃしてる。モニタに繋がってるイヤホンを耳に付けると、苦痛に歪んだ元気な声が響いてきた。
因み現在ヒーロー連中が引っ掛かってるのはスタングレネードトラップと、催涙系のガストラップと、電気トラップだ。どれも死なない程度に調整した安全設計である。やったね、まだまだ楽しめるね。この後のサプライズも是非楽しんで欲しい。
不意にモニタを覗いてきたマスオが、ガストラップを見て呆れたように溜息をついた。
「あーあ、その様子だとさ、直ぐ立ち直っちゃうんじゃないの?どうせ用意するなら僕に声掛けてくれれば良いのに。確実に一人は殺れたよ」
「ぷっぷーー!うける!マスオってばよく言うよねー!生徒相手にガスの守り突破されといて!今のところ昏倒させるのが関の山でしょ?精進せよ、若者よ」
「なっ!?そ、そんな事ないっ!!時間掛ければ一人くらい余裕だ!!なんなら試して━━━━わっ!?」
ムキになって吠えた負け犬なマスオに、ガバッとマグ姐さんが抱き着いた。マスオの顔が一瞬で真っ青になって静かになった。これがホモの力か。つおい。
「はいはい、喧嘩はなしよ。マスタード」
「ちょっ、マグネっ!?離せよ、僕はっ、そういう趣味ないから!!コンプレスにしろよ!さっきみたいに!」
「いやいや、マスタードくん?何、俺の事差し出そうとしてんの?こっちきておじさんとお話しようか、ね」
悪い大人に捕まったマスオを見送り、私はモニタの映像を切り替えた。次に映ったのは"脳無工場"の映像。ただし脳無の姿はたった一つもなく、ヒーロー側の面子が違うだけで基本的には似たような状況だ。
それにしても、せっかく危険承知で飛び込んできたのに、大した成果もないままトラップにやられてるのってどんな気持ちなんだろ。聞いてみたい(野次馬根性)。
「予定時刻ですよ、仁くん!」
「おう!やっちまうぜぇ!」
パリピな二人が無線で合図を送って直ぐ、街の外れの方で破壊音が響いてきた。その音の発生源はというと、迷える避難民が足早に向かった南西の方角である。
それも破壊音は一ヶ所ではなく複数箇所。
「━━━━わぁ、おっきな音ですね。これなんの合図だったんですか?」
「花火じゃねぇのかよ!俺のバンバンしたい気持ち弄びやがって!!セブン、許すぜ!!ちくしょーがよ!」
「あーそれね、脳無を出動させる無線んん~~」
某青いタヌキの真似をして言うと二人が「おおー」と唸り声をあげる。
「あの黒い奴ですか?ステ様の時に、テレビで映った」
「んーにゃ、残念だけとランクの低い白っぽいやつ。先生が失敗作を安く売ってくれてねー。そして今回はなんと、そんな脳無ちゃん五体大放出しました!はい、私の財力と交渉力に拍手ー!」
私の声に合わせて二人は快く拍手してくれる。
本当にこいつらノリが良い。
なな、こいつら、しゅき。
三人で友情を確かめあってると、トットコトカゲのスピ太郎だけ憮然とした態度で私を睨むように見つめてきていた。
なんじゃらほい?と聞けば、額に青筋を浮かべながら口を開いた。
「セブン貴様!ステイン様の仲間じゃないのか!!関係ない者まで巻き込むような、こんな低俗なやり方ただの犯罪者と何が違う!!俺は認めないぞ!!こんな、テロリストのような!!」
唾を吐いて叫ぶスピ太郎を横目に、大人達の包囲網から抜け出してきたマスオが呆れたような溜息と共にやってきた。それを聞いたスピ太郎が瞳に怒りを込めてマスオに視線を向けるが、向けられた張本人は肩を竦めて「あのさぁ」と呆れながら話し始める。
「低俗も糞も今更でしょ?不意ついて合宿場襲撃した時点で、十分立派な犯罪者だって。そんな事も分からないでここにいたの?本当に?だとしたら信じられないんだけど。そもそもさ、僕らの方が数が少ないんだし、こういうのも有効な手だと思うけど?」
「何だと!!お前みたいなガキに何が分かる!!俺はステイン様の理想の為にっ・・・・!」
「そのステイン様っていうのさ、碌な計画もなく暴れ回ってただけの犯罪者だろ?実際その計画性のなさのせいで捕まってるし。馬鹿だよ、単なる馬鹿。それを揃いも揃って━━━っつぅ!?」
引き寄せる個性で、十円玉をマスオの喉にシュート。
ちょー気持ちいいー。
勿論ただ嫌がらせがしたかった訳じゃない。
ペロおじファンのダビーとトガっちが、調子乗ってるマスオを殺しそうな目で見てたから止めたのだ。マスオは鈍ちんだから気づいてないけど。はぁー本当、お馬鹿可愛いやつだよ。まったく。
「まぁまぁ。落ち着きなよ、スピ太郎」
「スピナーだ!スピ太郎ではない!!そして俺は落ち着いてる!!それよりセブン答えろ!!この何処にステイン様の理想がある!!」
そんな風に怒るスピ太郎に続きダビーが「聞かせろ」と言ってきた。視線をそこへと向ければ、酷く冷えた青い瞳と目が合う。
「そこの馬鹿と同じ事を言うつもりはねぇ。手野郎や黒霧の言動見てりゃ、ステインの理想がここにないのは分かってた事だからな。所詮俺達は、お互い都合が良かったからつるんでるだけだ。同士でもなけりゃ、友達でもねぇ・・・・けどな、少なくと俺達は今も身内だろ。ヴィラン連合の名前使って何かするつもりなら、説明する義理くらいはあるんじゃねぇか?セブン」
下手な事言ったら火炎放射しそうな顔で、ダビーは淡々とそう言った。それに続いて遠巻きにこっちを見てたコンプレスとマグ姐貴も口を開いていく。
「ヒーロー連中の突入を予め知ってた事もそうだし、バーの仕掛けを用意してた事もそうだし、脳無の準備をしてた事もそうだし・・・・これって随分前から計画してたんだろ?ここまで上手くいってるみたいだし、今更止めろとは言わないけれど、せめて計画が完遂した時どうなるかくらいはね?」
「そうよ。ケチケチしないで教えなさいよ、セブン。秘密にする理由もあったんでしょうけど、ことここまで来たらチームに一蓮托生よ。今からでも事前に知ってれば協力出来る事があるかも知れないしね」
「肉面・・・・はぁ、はぁ、肉面ん、みたいぃ。肉面見せてぇぇ・・・・肉、肉面んん」
一人変な声も交じったけれど、概ね計画について聞きたいらしい。ぶっちゃけ終盤だし、今更知られた所でどうなるもんでない。希望通り教えても良いんだけど・・・さてどうしよっか。
現在、私の策は思いの外連中に効いてる。
戦闘能力の高い突入組のヒーローはトラップのお陰で大半が今暫く使い物にならない。一番邪魔になりそうなナンバー2~4まで一挙に潰せたのは大きい。ガチホモを抜くとあの連中が一番邪魔しそうだったのだ。
複数箇所の爆破とこっちの用意した避難警報で混乱する避難民達は、突入作戦に関わっていないヒーロー達や警察の足止めをしてくれるだろう。脳無達が暴れ回れば場は更に混沌とする。仮に突入組が回復したとしても、人員を割く事になるのは間違いない。そうなると分散も十分だ。
色々と考えた結果、やはり教えた所で問題ない気がする。一応この件でリーダー扱いになってる弔に視線を送ってみたけど、好きにしろと言わんばかりに目を逸らされた。さいですか、りょでーす。
「えぇーーとね、それじゃ━━━━」
何処から教えようか考えながら言葉を口にしたその時、不意に大きな音と共に突風が吹き抜けていった。
そこへと視線を向ければ、幾つもの建物が無残にも薙ぎ倒されている。音の発生源となった場所は隕石でも落ちたかのように地面が深く深く抉れ、その周囲には砂埃と黒煙が立ち込めていた。
キリりんにアイコンタクトすると、落ち着いた様子で頷いてくる。計画は次の段階に進んだらしい。あの人がそう判断したなら私から言うことはない。いよいよ大詰めだ。
「━━━━まっ、黙ってたのはごめんね。事が事だけに情報の流出は必要最低限にしたくてさ。まっ、取り敢えず行こう。説明は道中でするから」
キリりんのモヤモヤが大きく広がる。
全員が入れるように。
それを見てトガっちが首を傾げた。
「今度は何処に行くんですか?」
当然の疑問に、私は歩きながら続けた。
「世界が変わる瞬間を見れる場所」
◇◇◇
『━━━━━世界平和?』
何でもないように、彼女は言った。
同じような言葉を一体どれだけ多くの人間が口にしただろうか。そしてどれだけ多くの人間がその難しさを知り口をつぐんだだろうか。
それは誰もが思いつくような夢で、誰もが諦める夢だ。
「━━━理由を聞いたらね、その方が楽しく生きれそうだからだって言うんだ。どう考えても叶える為の労力の方が果てしなく大きいだろうに。悪いとは思ったんだけど、堪えきれず笑ってしまったよ」
けれど彼女は、真っ直ぐな澄んだ瞳で当然のように僕に語ったのだ。純粋な子供のように。
もっとも、平和とは対極の存在とも言える弔と今後とも歩むつもりである事を考えると彼女の言う『世界平和』への道程は、怨嗟と死体の山に囲まれた血に濡れた真っ赤な道なのだろうが。
「彼女に比べれば、僕も可愛いものだと思わないかい?人より長い時を生き、多くの仲間を得て、それなりに権力も名声も得ていながら、結局この国すら掌握出来ず・・・・遂には君に破れた。手元に残るのはかつての栄華の残骸と、この弱く衰えた身体だけだ。はははっ、まったく面白いジョークさ。なぁ、オールマイト」
私の足元で血溜まりに転がる彼は、僅かに胸を上下させるだけで言葉を返さなかった。痩せこけた頬に血糊をべったり付け、へしゃげた腕も切り傷にまみれた足も放り出したままピクリともさせない。
英雄と呼ばれた男も今や見る影もない。
散々煮え湯を飲ませられた僕にとって殺しても殺し足りない男ではあるが、こうなってしまえば憐れな物だ。靴底で顔を軽く踏みつけてみれば僅かな苦痛の声があがるが、残念ながらもう心は踊らなかった。
僕は彼の顔から足をどけ周囲を見渡した。
大きく窪んだ大地のほぼ中心、見えるのは瓦礫の山ばかり。遠くの街並みに立ち上る炎と煙が見えるが、後は大して目につくものはない。
一応、瓦礫の中にヒーロー達の姿もあったが、オールマイト同様立ち上がる気配もないあれらを警戒するのも馬鹿らしい。
ふと物音に気づいて空を仰ぎみれば、マスコミが飛ばしている取材ヘリが目についた。上空に飛び交うそれに手を振れば、怯えるようにヘリが逃げていく。
正直過ぎる動きに思わず笑みが溢れる。可愛いものだと。
「はははっ、祝福するようじゃないか。これは中々気分が良いな。君がヒーローをやっていたのも分かるよ。・・・・・ん?私は違うって?そうだろうね、金や名声の為にヒーローを名乗ってた他の連中ならいざ知らず、君は何処までもヒーローだった。他者の為に己の命を懸ける。イカれた男さ。友を捨て、師を見捨てて、人として幸せを全て捨てて、こんなにボロボロになるまで戦い抜いた。そうさ、立派なヒーローだよ━━━━━で?君は結局何を得たんだい?聞かせてくれよ、オールマイト?」
僕の声に彼は言葉を返さない。
正確には返せない、のだろうけど。
それは怪我のせいでもあるだろうし、僕に負けたという事実が彼に言わせない。
仮初めの平和は終わった。
平和の象徴たる彼のこの情けない姿が、世間にそれを報せるだろう。オールマイトに抑えつけられていた世界中の悪意が動き出す。枷を失ったそれらは暴走し、互いを喰らい合い、いつか一つの形を作り出す。
その中枢に誰がいるのか、それは僕にも分からない。先生という立場的には教え子達だと良いなとは思うが━━━━こればかりは後の者達次第だ。
「━━━━オールマイト、僕は君を殺さないよ。弔から怒られてしまうからね。だからその老いさらばえた脆弱な身体で、僕の代わりにこの後の世界をよーく見ておいてくれよ。君の不甲斐なさと甘さのせいで、全てが壊れていく様を。君が守らなければならなかった恩人の子供達が、世界を崩していくその様をさ!」
苦しげな声をあげるオールマイトを捨て置き、僕は重い体を引き摺って歩を進めた。
赤いランプの光と、サイレンが鳴り響くそこへと向かって。
確かに彼との戦いで疲弊しているとはいえ、逃げる気になればそれも可能だ。けれど今更逃げる事は考えてはいない━━━僕は、もう長くはない。オールマイトに与えられた傷は着実に僕の命を削っていた。もう幾ばくも残っていない。仮にここで逃げ延びたとしても最後までは彼等に付き合えないだろう。
故に僕はここで舞台を降りる。
僕という存在の消失は中途半端な支えを得るより、よっぽど良い経験になるだろう。特に弔には得難き機会となる筈だ。更なる飛躍をする為に。
それに主犯格である僕の逮捕によって弔達への追手の手も多少緩むだろうし、やはりここで僕が捕まるのは決定事項と言えるだろう。
きっとこの先、僕は死ぬその時まで牢獄の中になる。
僕の行き先であろうタルタロスの警備は紛れもない本物だ。漸く捕まえた僕を逃がすまいと警備も今まで以上に強化されるだろうし、それこそ全盛期の力でもなければ不可能だ。
だから、願っているよ。
君達それぞれが夢を叶える事を。
深い、深い、奈落の底で。
先ずは、弔より先に歩き始めた、夢を教えてくれた彼女の幸運でも願っておこう。
そう思ってふと顔をあげると、崩れ掛かったビルの屋上に彼女の姿があった。弔と友人達を引き連れて楽しげに手を振っている。弔は相変わらず納得してないのか不機嫌そうだが、その目はしっかりと僕を捉えていた。
「━━━━次は、君達だ」
指を差された彼等は何も言わず黒い霧に消えた。
そして僕が吐き出した小さな声もまた、サイレンに飲まれて消えていった。
はい、という訳で胃に優しくないバッドエンドルート完ッッッ!!まだまだ地獄の始まりですが、アンハッピーが苦手なはくびしんには荷が重いので終わります!きっと世の中メチャクチャになるんでしょうね!あーやだやだ(他人事)!
次回は多分、立ち直れなかった引きこもりルートやります。パパっと書いたプロットの段階では、バカップルがイチャイチャするだけの話しです。
じゃぁまたね!