私のヒーローアカデミア~わんほぉー、わんほぉーなんだってけかをお断りし続ける私の楽しい英雄物語~   作:はくびしん

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トーナメント戦が始まるそうですやでヽ(・∀・)ノ
燃えるよね、トーナメント。
ありがち過ぎるけど。


漫画のトーナメントってありがちだけど好きなんだよね。分かってても燃えるというか、ね。まぁ、それが自分の事となると、話は別なんですけどね。の巻き

「いぇぇーーーーい!!」

「「「「「OH!YEAAA!!」」」」」

 

 

『何してんだ、緑谷』

 

 

昼休憩も終わり午後の部。

チア集団と化したA・B組女子と共に、本場のチアガールに雑ざって適当な振り付けで楽しく踊っていると、包帯先生からアナウンスがきた。

多分、恥ずかしがって踊らない他の生徒達に対して文句があるのだろう。

 

分かる。

 

ほら見ろっ!皆!怒られたぞ!耳朗ちゃん!恥ずかしがってないで!ほら顔あげて!いちにっいちにっ!

足あげてぇ!はい!はい!ポンポン振って!

そうだよ!良い感じだ!可愛いよお茶子!

良い腰つきだ、サイドテ!!踊り子になれるよ!

え?なに!?あしどんは大丈夫!そのままいこう!ダンスの種類完全に違うけど、そのままでいこう!

 

ん?なに、アメリカンガール?

んん?あいむどんとすぴーくじゃぱにーず!のんのん!ワカラナーイ!あ、立てば良いの?天辺に?いいの?乗る乗る!

 

ピラミッドの上に乗って良いと言うので、お茶子に軽くして貰って天辺に飛び乗った。

なんかこっちに合わせてくれるらしいので格好よくポーズを決めろ的な事を言われた━━━気がする。

 

━━ので、右手を大きく突き上げて左手を腰に当てて叫んでやった。

 

「へい!!!!」

「「「「YEAAAA!!」」」」

 

『おい、誰か、馬鹿をあそこから引き摺り降ろせ』

 

 

 

 

 

 

 

 

包帯先生やミッドナイト先生から話を聞いて判明した。

どうやらチアガールはブドウと上鳴の策略だったらしい。

 

それを聞いた百が酷く落ち込んでしまった。

可哀想なほど落ち込んでしまった。

もう掛ける言葉もない。どんまい。

 

てか、許すまじ。

ブドウと上鳴。

 

落ち込む百を皆に任せ、私は百に代わりB組の被害者代表に謝りにいった。

 

「という訳らしいから、サイドテごめんね」

「あー良いよ。今更だし。それにそっちも被害者でしょ?八百万だよね?気にしないで良いって言っといて。それにほら、お互い割りと楽しんだんじゃない?」

「まぁね。ピラミッドの上登れたし」

「それはあんただけだから・・・よくあの輪に交じって行く気になったな」

「呼ばれたからねぇ」

「呼ばれても普通いかないから」

 

そういって苦笑いするサイドテと取り合えずバイバイして皆の所に戻るとかっちゃんが凄い顔してこっち見てた。人を殺す目だ、そう思った。

 

「やほ、かっちゃん。どこ行ってたの?奢って貰おうとは思ってたのに」

「直ぐそれかよ!クソがっ!つか、なんだその格好はよ!!馬鹿かっ!!」

 

私は自分の服を見直した。

確かにスカートは短いし露出も多いけど、馬鹿な格好という程でもないと思うんだが・・・?かっちゃんのセンスは分からん。寧ろ普通に可愛くない?可愛いでしょ。いや、可愛い(確信)。

 

ちょっとポーズをとってみた。

うむ、これでいけてるやろ。

どやぁー。

 

かっちゃんに私の可愛さをみせつけてやったら、顔面に上着を叩きつけられた。

解せぬ。

 

「いつまでも馬鹿なかっこしてんじゃねぇ!!目障りだっ、ボケぇ!!」

「酷い」

 

目障りとか、こいつ乙女心をなんだと思ってるのか。

こう褒めるとか、褒めるとか、褒めるとかないのだろうか。普通に考えて。

ガラスハートの双虎にゃん、マジしょんぼりん。

 

大人しくかっちゃんから渡された上着を着込むと、いつもの「けっ」を頂いた。

はいはい、すいませんですねぇ。お目汚しでござんした、ござんしたぁー。

 

 

 

 

「爆豪のやつ、またナチュラルに上着渡すなぁ。不覚にもカッコよく見えちゃったよ」

「だねぇ。それを普通に着ちゃうニコちゃんも大概だよね!アオハルが吹き荒れてるよー!」

「わぁー!梅雨ちゃん!わぁーー!」

「気持ちは分かるから揺らさないで、お茶子ちゃん」

 

 

「ヤオモモー元気出してー面白い物が見れるよー」

「どうして私は・・・うぅ」

 

 

 

 

 

それからミッドナイト先生より個人戦最終種目の内容が発表された。

最終種目はトーナメント方式で行われる一対一の個性ありきのガチバトル。つまり喧嘩である。

 

勝ったな(確信)。

 

皆の話を聞いてると最終種目は毎年サシのやりあいらしい。切島と瀬呂がなんか熱く語ってた。

へぇ。

 

トーナメントの組み合わせを決めるのはくじ引き。

1位通過チームから順に引いていくとの事で、一番は騎手のかっちゃんだった。それから切島、瀬呂、あしどんの順番でくじが引かれていく。

 

次に2位通過チームである私らの番になった。

話し合いの結果、私、尾白、発目、お茶子の順番でくじを引く。「残り物には福がある!」と、お茶子は鼻息荒くくじを引いていた。その姿があまりに可愛いかったので、戻ってきたお茶子の頭を撫で撫でしたのは言うまでもない。

福、あるといいねぇ。

 

最後のチームである轟の所は、騎手の轟、眼鏡、百、上鳴の順番だった。百を悲しませた元凶の一人上鳴と目があったので、親指で首をかっ切るジェスチャーをしてあげた。凄くびびってた。

 

全員がくじを引き終わり、対戦相手の発表となった所でミッドナイト先生から負け犬達に嬉しい追加報告があった。トーナメント出場者追加の報告だ。

 

騎馬戦では元々上位4チームの勝ち抜けが約束されていたのだが、私が片っ端からハチマキを奪ってやったので4位は実質存在しなくなってしまった。ハチマキないやつら、皆4位だもんね。多いわ。

そんな訳で先生方で協議した結果、特例として2名をトーナメントに組み込む事が決定したという。

 

特別参加者はこの後のレクリエーションの成績上位2名から選出されるらしい。勿論、トーナメント出場の資格を持っているのは騎馬戦出場者のみだ。

 

 

「取り合えず、組はこうなりました!!」

 

 

ミッドナイト先生の掛け声と共に電子掲示板に表示された対戦組み合わせ表。私の名前は1位を暗示するかのように、一番左端にあった。しかも一回戦シード枠。勝ったな(確信)。

 

「ん?」

「あ!」

 

私の隣に尾白の名前があった。

 

「・・・一回勝っても緑谷か」

 

なんか凄く嫌そうな顔された。しつれいな。

尾白の対戦相手は空白となっている所から、レクリエーション次第なのだろう。

まぁ、なんにせよ、言うことは決まってる。

 

「私の優勝を阻むなら、容赦はしないからね。尻尾もぐぞ、こら」

「冗談抜きで本当にもがれそうなんだよなぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

お茶子も私同様別グループのシードだったのだが、二回戦でかっちゃんと当たりそうな予感ビンビンの所だったので福があったのかは分からない。

なくな、お茶子。きっと良いことあるから。

 

 

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