騒々しいアイドル達とプロデューサー お前ら皆落ち着け。 作:べれしーと
「ん……ここは……」
気付くとそこは、プロデューサールーム。誰もいない静かな部屋。……静香な部屋だって?ミリシタンはミリオンに帰れえ!!ミリオンに帰れ……つまりそれ即ち換金……?読者のお前らはお金だったのか、たまげたなあ。お前ら大好き♥️(急に媚びる下心バレバレ兄貴)
「あれ?声が高い……って、え!?ス、スカート!?」
俺がスカートを履いている。え?何で?過去改変?不可視境界線?それは中二恋か。
「……髪も、こんなに長かったっけ?」
肩にかかる髪。長い。また髪の話してる。
「し、しかも、お、お、おっ……胸が、ある。」
……意味がよく分からん。つーか肩が重い。女性の皆さん大変な思いをされてるんですねえ。
(過去に女だった覚えはないんだがなあ。)
「うっそだろおい。てか声たっかwわ、笑っちゃうw」
なんだこりゃ草。
「おい晶葉w志希w間違えてるぞwこれは清掃員じゃねえよw」
だってどう考えてもこの姿は、
「佐久間まゆになってます。(突然冷静になる情緒不安定人)」
×
「晶葉と志希からは応答無しか。まあいいや何とかなるでしょ(早くも状況に適応する哲人)」モミモミ
最後飛ばされるギリギリで言われた別の過去に飛ばされたって事か?
「時計を見れば分かる。」モミモミ
プロデューサールームの時計には時間と日付が表される。便利だなあ。
「……また昨日に飛ばされてるんですけど。一ヶ月前に飛ばせよ晶葉。」モミモミ
おいおい、なんだよ作者面倒臭くなってないかお前?まあ昨日辺りに飛ばせときゃええやろ、みたいなクソ思考してないかお前?yesterdayだからって簡単にyesと言うとでも思っていたのかお前?
「昼か……いやほんとに声高くて違和感が。」モミモミ
てか、まゆの声でこの口調がキモいのか。……そうかな?まゆが「アイスティーしかなかったけど、いいかな?」なんて言ってきたら普通に可愛いと思うんだけど。おう、ホモどもはお呼びでねえぞ。ひっこんでろ。
(……ちょっとやってみよう。いい加減揉むの止めて。)
因みにさっきからモミモミしてたのは太腿と二の腕であり!決して!あれではありません!これは真実であります!愛海に誓って嘘は申しておりません!……ごめん嘘だ5秒だけ触った凄い弾力だったよまゆのあれびっくりした無い筈のあれがたちそうになったああごめん反省はしているんだ許してくれお願いだ何でも島村がしますから。
「ごほんっ……ま、まゆですよぉ……?」
あ、やべえ。可愛い。
「うふ、うふふふ……ずぅっと、貴方の傍に、いますよぉ……♪」
なんだこれはたまげたなあ。かっぱえびせん症候群だなあ。
「まゆはもう、待てません……」スカートタクシアゲ
やめられないとまらない。止まるんじゃねえぞ……
「おっはようございまーす★」ガチャリ
(なにやってんだ、ミカァ!?)ササッ
あっぶねえ、まゆが変態露出狂の汚名を着せられる所だった。瞬時に判断した俺はガチャリという音が聴こえた瞬間、いつも俺が見ているまゆと同じ様にソファに座った。完璧。
「お、おはようございます美嘉ちゃん。」ダラダラ
「う、うん。(笑顔がひきつってるけどどうしたんだろ……)」
……忘れてたけど今の俺は佐久間まゆなんだ。下手な行動は慎まなければならない。急にスカートたくしあげるなんてもっての他だ。馬鹿じゃないのか。……いや、前にまゆに同じ事やられたわ。つまりまゆは馬鹿で変態の露出狂……たまげたなあ。
「……あれ?まゆちゃん、プロデューサーは?」キョロキョロ
「まゆですよぉ。」
「え?」
「ごめんなさい。ちょっと分からないです。」ダラダラ
あっぶねえ。バレるところだった。まゆですよぉじゃねえだろアホ。そもそも原作デレマスに於いてまゆが『まゆですよぉ』なんて言った事は一度もねえよ。
「もー……話があるって言っておいたじゃん……」
(そういえばそうだったっけ。ったく、しょうがねぇなあ。)
「多分ですけど……この時間ならカフェテラスで休憩していると思います。」
つーかしてるんですよね。コーヒー飲みながらのティーブレイク。コーヒーなのかティーなのかはっきりしろ。
「ほんと!?やっぱプロデューサーの事はまゆちゃんに訊くのが一番だね!!ありがと★」
(そそくさと出ていってしまいました。)
忙しい人だなあ。台風みたいだ。そのまま大好きな沖縄行っていとしーさーしてこい(プロデューサーにあるまじき言動)
「……さて、どうしましょうか。」
一応まゆの口調でいこう。何が起こるか分からない。
(晶葉は原液探せって言ってたし探すか。)
……まゆの原液って響きエロい。舐めたい。採取して保管したい。研究したい。ノーベル賞取りたい。え、まゆの原液でノーベル賞が取れるんすか!?俺がまゆ(パワーワード)である間に採っておかなきゃ!!(使命感)
(まゆの鞄漁るか。)ニチャァ
別に今の俺は佐久間まゆなんやしええやろ(作者自身がこの文章を書いてて思った事なんだけどさ、こいつただのクソ野郎じゃね?普通に引くんだけど。)
「よいしょ……えっと……」ゴソゴソ
何故かこの部屋にあったまゆの私物を漁る男、いや女。どっちなんだよ。どっちもか。両性含有。雌雄同体。俺はミミズか。
「…………あの時のエロ本が何故入ってるんだ。」
鞄から出てきた衝撃物第一。まさか俺の部屋から持っていってそれからずっと持ち歩いてる感じなんすか?ねえ、本当にうちのまゆは変態なのかもしれない疑惑が出てきたんですけど。これは渋谷凛。(不名誉)
「……鍵。しかも俺のデスクのだ。失くしてたと思ってたけど、まさかまゆが持ってたなんて……」
鞄から出てきた衝撃物第二。数ヶ月前から喪失していた鍵。おいおいまゆさん収集癖でもあるのかい?ぼ、ぼくの貞操も、収集してくれないか……?ニチャァ
いや、マジで来そうだしやっぱいいわ。
(プロデューサーさんに返す、か。字丸っこくて滅茶苦茶可愛いな。)テクテク
その鍵を使って、数ヶ月間開けてなかった引き出しを開ける。あんまり使った事のない引き出しだけど、なんとなく、ね?
「カードキーと……紙?」
決して髪ではない。ハゲという単語を思い浮かべた者から抹殺していく。(過激派)
「えっと何て書いてあるんだ……未来を大きく変えるな。物は元あった場所に極力戻せ。嘘つきには騙されるな。か。」
…………え?
どういうことなの?え?前の話と同じ事もう一回言おうか?このssはギャグだよ?シリアスじゃないよ?なにこれ?嘘つきには騙されるな?おいおいこのssで頭を使わせないでくれ(作者、悲痛の叫び)
「いやいや、嘘つきってなんやねん。訳分からん。」
あと普通に流してたけどこのカードキーも意味不明だし。
(……ええ、こわい。怖いから従っておくわ。)
別に面白そうだからだとかそういうのではない。ワクワク
(紙とカードキーを戻して鍵をかけて、その鍵を鞄にしまう。鞄も元あった位置に戻す。やばいな何か楽しい。タイムリープっていったらこういうのだよな。シュタゲ的something)
でもエロ本は返せ(ブチギレ)
「俺の鞄に入れてっと。」
さて、どうしましょう。
(……普通に適応してたけど何で晶葉と志希は俺を無視してるのん?いい加減なんか反応をおくれ。)
二人がショーを楽しむ観客と化している。アイドルになった気分です。ごめん今はアイドルでした。ここらへんの事でいつも混乱しちゃうぜ全く。
(でも俺がまゆになって二人から無視されても然したる問題は起きてないし……別にこれでいっか。)
というかこの方がエロい事やってもバレへんし……グヘヘ。はい嘘です。ん?嘘つきには騙されるなってこういう事か。俺は俺に騙される……?二重人格かな。
「お、おはようございます……」ガチャリ
乃々の登場ォ!!気分上々ォ!!
(森久保ォ!!おはよォ!!体調ォ!!快調ォ??)
「おはようございます、乃々ちゃん。」
「あれ……まゆさん今日はお仕事休みですよね……?」
まゆを見て開口一番がそれ?ぶっこんできますねえ?まあただびっくりしてるだけって分かってるから嫌味には聞こえんが。
(君のォ!!事ォ!!憂慮ォ!!してたのォ!!迅速な行動ォ!!迎えに来たよォ!!)
「心配になって来ちゃいました♪(森久保が)」
「心配になって来ちゃいましたか。(プロデューサーさんかな?)」
俺の真意届いてない気がする。(正解)
「それにしても乃々ちゃん、事務所に来る時間ギリギリですよ?もうちょっと早く来る様にしないと。」
(でも遅れる事は無いって信じてるので怒りはしません。森久保は周りに気をつかう子でもあるのです。担当P並の感想です。)
「ごめんなさいぃ……」
「お、怒ってる訳じゃないの。現に間に合ってはいますから。」
だから泣かないで。あとどうせ泣くなら俺の胸の中で泣いて。(傲慢)
「……まゆさんはいつも早めに来ますよね。事務所に。」
だよね。俺もそう思う。多分だけど早く皆に会いたいって事じゃね。まゆは凄い友達思いな子だからな。優しい。好き。
「そう、ですね。今日は6時頃事務所に着きましたし。」
「え。」
(あ、やべ。プロデューサーとして答えちゃった。)
「た、たまたま早く起きて……その……」アセアセ
「そ、そうですか。(ドジっ娘属性ですね解ります)」
「ォ!!……ごほんっ……お茶入れてきます!す、座って待ってて!」
「え?あり」
このプロデューサールームに付随したキッチンというものの存在を知っていたか?お茶汲みとかお菓子作ったりとか夜食作ったりとか色々便利なんだぜ!!そこに逃げよ!!
「がとうございます……速い…………うん。」
「まゆの分と乃々ちゃんの分を用意して、っと。」
ラッキーな事にお茶菓子としてラング・ド・シャが置いてあった。紅茶に合うね。
(よし、持っていこ……あ、あれ……なんか、きゅうに、フラフラしてきた……)
楓とアルコール耐性対決した時以来のフラフラ。やべえ、倒れそう。
意識が……うーん…………
×
(……あれ?何でまゆはキッチンに……?)
頭の中が少しフワフワしています。まるで目覚めの様。
(えっと……この部屋に入って、そこからの記憶が……)
曇った映像が頭の中で流れる感覚がします。
(……あ、思い出しました。)
確か……美嘉ちゃんが来て、直ぐ出ていって、その後鞄で探し物を探して、そしたら乃々ちゃんが来て、この紅茶とラング・ド・シャで一息入れながらプロデューサーさんを待つんでしたっけ。
(こんな数分前の事を忘れてしまうなんて、まゆもドジですね。)
紅茶とラング・ド・シャを持って乃々ちゃんの元まで向かいます。机の上にそれらを並べ、まゆは言いました。
「お待たせしました!乃々ちゃん♪」
決してこれはTSではない(鋼の意思)
乃々の事務所来る時間ギリギリ云々は、この日がアンデスのレッスン日(乃々と輝子の回参照)という事を覚えていないと分かんないっすねごめんなさい。