騒々しいアイドル達とプロデューサー お前ら皆落ち着け。    作:べれしーと

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「あたしは太陽になんてなれない」



青の一番星

十九世紀の帝政ロシア文豪の一人、レフ・ニコラエヴィチ・トルストイによれば、人間の真価とは分数のように表せれるのだという。

 

分母は自己評価。分子は他者評価。

 

面白いものだ。

 

自己評価が1ならば最高で、0ではもう表せない。

 

自己を最低と決めつける者の真価は表せないのだ。

 

他者評価は大きければ大きいほど良い。0は最低だ。

 

自己評価は関係ない。他者評価が最低であるか、又、評価さえされないか。

 

そんな者の真価は0に等しいのだ。

 

極端な者の真価は、0か最大限の近似となる。

 

ナポレオンやヒトラーといったカリスマ性ともこれは合致する。

 

では、彼はどうなのだろうか。

 

兄は、塩見周子の兄、英一は。

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

あたしは彼が四歳の時に生まれた。

 

生まれてから三年強、そこに特筆すべき点はない。

 

あたしが四歳になるまでは変化も滞りもなく普通に暮らしていたのだという。

 

しかしこの停滞に終止符がうたれた。

 

一種、最悪の形で、である。

 

私達の両親がその日、交通事故で死んだのだ。

 

あたしには実の親の記憶が全くないから傷なんてなかった。

 

親がいない、という事実のみが残るだけだった。

 

けれど兄は違っていた。

 

あんなに小さかった頃の事なのに、兄が泣き崩れていた事だけは鮮明に覚えている。

 

 

 

 

 

私達兄妹は母方の家に引き取られた。

 

そこでの生活もやはり変化はなかった。

 

八歳と四歳の子どもに実親の喪失の重大性は理解できなかったのだ。

 

あの時の兄はテレビに夢中だった。アイドルが好きらしかった。

 

兄に言われてよくアイドルの真似事をしていたのも良い思い出である。

 

明朗な兄の笑顔にあたしは安心していた。

 

 

 

 

 

兄が十三歳であたしが九歳の時。ここからやっと現実が見え始めた。

 

兄がいじめを受けていた事が発覚したのである。

 

理由は親がいないこと。そして周りとは()()()()()ことだった。

 

兄は独創的で、頭が回る人だった。

 

人の為にと頑張る人で、だから孤立した。

 

同級生からは敬遠され。

 

先生を含める大人は不気味がって。

 

叔父叔母には認められず。

 

そのせいで兄の自己評価は限りなく低くなってしまった。

 

……あたしは彼に寄り添う事ができなかった。

 

あたしは人気者だった。

 

あたしが見て見ぬ振りをした兄のあの視線は、忘れることなどできない。

 

 

 

 

 

同級生にはちやほやされ、大人には褒めそやされ、叔父叔母には甘やかされ。

 

心配事、不安、等々。

 

そんなものは無かった。

 

そうやって生きてきて、五年後。

 

兄は高校を卒業して東京の大学に行った。

 

家から彼は消えたのだ。

 

(東京ねー……)

 

そこに何の感慨も感じはしなかった。

 

 

 

 

 

テキトーに勉強して、運動して、ご飯食べて、眠って、云々かんぬん。

 

そうやってあたしも高校を卒業し、十八歳。

 

特にやりたいこともやるべきこともない。

 

大学なんて面倒臭いし叔父がまだいてもええって言ってくれとるんだからお言葉に甘えるのは当然でしょ。

 

ぐうたらぐうたら。

 

なんて風に人生を無為に浪費してた。

 

よく分からないイガイガが心臓らへんで燻っていたのを意図的に無視しながら。

 

そんなとある一日の夜。

 

(ん?兄さんから電話なんて珍しい。)

 

珍しく東京に住んでいる兄から電話がくる。

 

一年……いや、二年ぶりだろうか。

 

久しぶりな事で家族同士なのにちょっと緊張する。

 

落ち着いてあたしは呼吸を整え、そして電話に出た。

 

「もしもし?兄さん?」

 

 

 

 

 

驚いた。兄さんは大学を卒業して芸能界に入ったらしい。

 

(しかもアイドルのプロデューサー。夢叶えてるし。)

 

電話の内容は近況報告と誘いだった。

 

新人としてスカウトやってたんだけど中々上手くいかなくて。でも苦労してやっと太陽を二つ見つけたんだ。

 

へー。としか言えない。

 

……でもまあ、楽しそうではあるから良かった。

 

向こうでも虐げられてないか懸念してたんだ。

 

声の弾み方がそれはもうバインバインと。

 

兄は昔と変わったみたいだ。

 

そんな近況報告の後の、

 

「なあ周子。お前アイドルやらね?」

 

これである。

 

「……ええー。やだ。」

 

「何で!?可愛いから絶対出来るって!!」

 

「キモい事言わんといて。やだよ。アイドルなんて。」

 

「小さい頃はノッてくれてたのに!酷いわ!」

 

「口調……というか昔は昔でしょ。今はそんなのやりたくないの。」

 

「がーん。」

 

これである。

 

 

 

 

 

そこからはちょくちょく連絡を取り合った。

 

東京から京都までの遠距離恋愛みたいだ。兄妹だからあり得んけど。

 

その連絡の中ではアイドルの名前が沢山出てきた。

 

特に聞く名前は小日向美穂ちゃん。そして___ちゃんである。

 

二月のライブ来れたりするかーとかの話もした。

 

資格勉強で行けないよって返したらしょんぼりしてたのを思い出す。ごめんて。流石にニートはまずいかなーて思ったからさ。

 

連絡は途切れることなく続いた。

 

……違うか。六月くらいに少し途切れたわ。

 

理由は教えてくれなかった。妹にも隠し事くらいはそりゃあるよね。

 

そして再度来た二月。

 

兄さんの担当アイドルが魅せるライブを見に行った。

 

一言で言い表せば、唖然。

 

凄絶な生命の輝きを感じた。

 

まるで、()のようだった。

 

関係者席から見えたその風景はどうしても現実の様に思えなかった。

 

 

 

 

 

そのライブが終わった後、兄さんに付いていきアイドルの皆と少し話した。

 

その時仲良くなったのが美嘉ちゃんと志希ちゃん。

 

意気投合してしまいました。

 

間も無く遊び仲間へ昇格。京都から東京までの交通費がかかる、かかる。

 

 

 

 

 

楽しい日々だった。とてもとても楽しい、日々。

 

「周子ちゃんもプロデューサーの事結構好きなんだね。」

 

志希ちゃんから言われた言葉だ。

 

……そうなんかな。全然自覚無いんだけど。

 

「兄の誕生日祝うのにそこまで真剣になる妹はいないよ。」

 

美嘉ちゃんから言われた言葉だ。

 

家族の誕生日を祝うのは当然じゃないのかな。

 

小さい頃から苦労して、やっと夢を叶えた兄。

 

妹なら祝おうと思うものでしょ?

 

「やっさしーなー!」

 

そう言って志希ちゃんはあたしの頭を撫でてきた。うわわ。

 

(優しいのかな……こんなあたしが……)

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

11月17日。兄の誕生日。

 

この日、あたしは。

 

この日あたしは決心した。

 

決心したのだ。

 

知って、決心したのだ。

 

何を知ったのか。

 

……憎らしい兄の事をだ。

 

既約分数は美しいけど。

 

分母がそれじゃ、ただ憎らしいだけだ。

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

昼の一時過ぎ。京都の叔父家に電話がかかってきた。

 

内容は。

 

内容、は。

 

「兄さんが、殺された……?」

 

最悪の誕生日だった。

 

 

 

 

 

即死だったと警察の人に言われた。

 

兄さんと担当アイドルのスキャンダル記事を見たファンの一人が怨恨で殺人を行った。

 

被害者は兄さんと、美穂ちゃん。両方即死だった。

 

特に美穂ちゃんの遺体は損傷が激しく、心臓を二度刺され死亡した後身体の至るところをめったざしにされていた。

 

犯人は未だに逃走中。

 

……

 

美穂ちゃんの葬式が東京で先に行われた。

 

陳列者は多数いて、芸能人らしい豪華な葬式だった。

 

テレビでも放映され、ニュースでも話題となった。

 

あたしはそこに行かなかった。

 

対して兄さんの葬式は京都で行われた。

 

最初、家族葬儀にするなどという世迷い言を叔父叔母が発言したが、ねじ伏せた。

 

担当されてた彼女達にも参加させてくれ、と。

 

小さな葬儀で来た人も少なかった。話題になんてならなかった。

 

けれどもそこは悲しみの涙で溢れていた。

 

叔父叔母はあっけからんとしていた。

 

(……所詮、仮の家族なんてそんなもんだよね。)

 

そう思い、あたしは自分の頬を撫でる。

 

涙は、出ていなかった。

 

涙は色のない血だ。

 

血の流さない人間など、人間ではない。

 

あたしが見て見ぬ振りをした兄のあの視線を思い出す。

 

心臓のイガイガは強くなっていた。

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

兄が死んで一週間が経った。

 

興味が無かったのであたしはよく知らなかったけれど、世間はこの七日間で更に変化した。

 

変化というより、悲劇に対する驚きであろうか。

 

兄と美穂ちゃんを殺した犯人は捕まった。

 

()()()()()()()()()()()()、である。

 

()()()()()()()()()()()()、である。

 

(自分には関係ないとはいえ兄と充分に面識があった人なんだ。)

 

心に傷を負う。

 

というより病みかけてる。

 

イガイガが痛すぎて、おかしくなりそう。

 

 

 

 

 

「…………メール?」

 

そんなこんなの一週間後なのだが、志希ちゃんからメールが来た。

 

突然である。

 

彼女は葬式に来ず、どうやら仕事にも行ってないらしいのだ。

 

(あたしに……?)

 

そこには簡潔な一文が記されていた。

 

『明日家に来て。』

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

次の日、昼の東京にて。

 

平和で楽しかった頃に何回も訪れた志希ちゃんの一軒家へと辿り着く。

 

そこまで大きくない簡素な造り。アメリカにいた時の研究でお金が余ってたんだそうで。

 

まあそれは置いといて。

 

遠慮せずインターホンを鳴らす。

 

しかし暫く経っても返事が無い。

 

(また暢気に寝てるのかな。)

 

そう思いもう一度それを鳴らそうとする。と、

 

「待たせてすまない。入ってくれ。」

 

ドアが開けられ、中から()()ちゃんが出てきた。

 

「……志希ちゃんは?」

 

淡々とあたしは述べる。

 

志希ちゃんに呼ばれて、そして彼女の家に来た。

 

なのに迎えは晶葉ちゃん。これは何故かと。

 

「……中へ、入れ。」

 

重苦しい声色で言われる。

 

どうやらあたしの問答は聞きつけないようだ。しょうがないな。

 

そう考え、渋々入室する。

 

 

 

 

 

あたしは晶葉ちゃんの様子と雰囲気、漂う違和感、そして家に入ってから直ぐ感じたこの強烈な()()()で全てを察した。

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

リビングルームには志希ちゃんが横たわっていた。

 

「私が来たときには既にこのザマだった。」

 

……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「周子も志希に呼ばれたんだろう?来いって。」

 

…………ちょっと、ムリだわ。ごめん。

 

「それで……っと。」

 

我慢もできずフローリングに吐瀉。

 

「まあそうだよな。」

 

充満する臭いに意識がとびそうだ。

 

「周子は、吐くのも仕方ないか。」

 

胃酸と溜飲で気持ち悪い。

 

強すぎる臭いと壮観で気持ち悪い。

 

この期に及んで出てくる涙が、気持ち悪い。

 

 

 

 

 

「……どういう、こと。」

 

口内を水でゆすいできれいにした後、志希ちゃんの方を見ないよう気をつけながら問う。

 

「どういうこととは?」

 

惚けられる。

 

「なんで死んでるのってことだよ!い、意味が分からない!!」

 

思いを叫ぶ。

 

「私にも分からないさ。医者じゃないし、当事者でもないのだから。」

 

「っ……」

 

「……いや、死んでる理由が何も分からないわけではない。」

 

「……教えてよ。」

 

「その前にこっちを見ろ。」

 

「何で。」

 

「死体に慣れる為だ。」

 

「慣れてなんの意味があんの。」

 

「それを説明したいからこっちを見ろと言っているんだ。」

 

「支離滅裂。」

 

「構わん。こっちを向け。」

 

「……見たくない。友達の無惨な姿なんて、見たくない。」

 

「話を平行線に戻そうとするな。」

 

「してない。」

 

「している。」

 

「……ねえ。」

 

「なんだ。」

 

「晶葉ちゃんってサイコなの?」

 

「……は?」

 

「おかしいでしょ。死体に慣れろとかさ。」

 

「……」

 

「慣れたってもう見ないし、見たくない。精神磨り減って病むわこんなん。」

 

「……」

 

「そもそもこれで五人死んだんだよ?友達が、仲間が、プロデューサーが。何でそんなに平気なの?イカれてんの?」

 

「……」

 

「……警察に電話したら帰る。もう、やだ。」

 

「……何故、志希は異常な量の血を流して死んでいるのか。」

 

今まで黙ってあたしの話を聞いていた晶葉ちゃんが喋り始める。

 

「何故、志希は私達を家に呼んだのか。」

 

倣い、あたしも静かに聞く。

 

「何故、()()()()()()()()()()()()()を残して死んだのか。」

 

そう言ってから布の擦れる音がした。志希ちゃんの方だ。

 

「そしてこの紙に書かれた『時間遡行の正当性とその方法』とは、何か。」

 

「……え?」

 

ゆっくりとあたしは振り返る。

 

大きな布で死体は覆われていて、代わりに目立つのは。

 

ゴポゴポと湯の沸きだつ音を携えた機械群だった。

 

「この草稿の最後に走り書きがある。……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。」

 

晶葉ちゃんは手に持った紙をあたしに渡した。

 

「時間遡行って、つまり、タイムリープって事……?」

 

彼女に訊く。

 

信じられない。だってそれは創作の話だろう。お伽噺だろう。

 

「そうだ。周子の言うとおり死んだ五人。殺人犯に殺された助手、美穂、まゆ。その現実に耐えきれず絶望して自殺した加蓮。四人を救おうと被験者になり、失敗してしまった志希。全員を救えるかもしれない。」

 

紙に書かれた内容を頭に入れ込んでいくがいまいち分からない。勉強をもっと本気でやっとけば、と今になって後悔する。

 

「……でもまた失敗したら被験者になった人は死ぬんでしょ。やる人なんていないよ。」

 

乱雑に発言する。

 

「その言い草、皆を救おうとは一応思ってるんだな。」

 

どこか吐き捨てるような言葉に、

 

「……あたしのこと何だと思ってんの?」

 

反駁する。しかし返答は予想に反していたものだった。

 

「不器用で優しい人。五人に似た、人格者だ。」

 

こちらに歩み寄りながら晶葉ちゃんは寂しく笑っていた。

 

「……は?……ど、どういう……」

 

あたしがそう問うたのと同時に。

 

首に何かを射された。

 

「っ!」

 

見ればそれは注射。液の入った、注射。

 

「大丈夫。ただの麻酔だ。」

 

力が抜けていき、床に倒れる。

 

「それが切れた後に起こる事象の可能性は二つだ。」

 

意識が朦朧として、目の前は暗く。

 

「一つは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()可能性。これは別に気にしなくてもいい。」

 

五感の機能が停止していく。

 

「二つは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()可能性。この時は……そうだな……周子に任せるよ。」

 

あ……う……

 

「見て見ぬ振りをしてもいい。京都に帰ってもいい。」

 

……

 

「ここからのストーリーは、周子が決定するんだ。」

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

目を覚ますとそこは暗闇に満ちていた。

 

夕闇に潜む月が光る丑三つ時。

 

星は、一つも見えない。

 

「…………」

 

月明かりが照らし出す真実は、

 

「晶葉ちゃん……そんな、真っ赤っかだっけ……」

 

残酷なものだった。

 

自分の体を見てみれば晶葉ちゃんの血で全身が赤黒く塗れていた。

 

あのよく分からない論文も真っ赤に染色されもう読める状態ではない。

 

「六人、目……」

 

皆、死んでいく。

 

理不尽に、不可解に、理解もままならず、死んでいく。

 

創作の世界みたいなのに創作じゃない。

 

生温い血が、鼻をつんざく臭いが、淡い月明かりが。

 

あたしを責め立てる様に現実へと引き戻す。

 

(……あはは。イガイガ消えた。やっと消えた……)

 

晶葉ちゃんの頭には赤と黒に染められたヘッドフォン。

 

それを取り、自分の頭に付ける。

 

フラフラしながら立ち上がって機械群の元まで歩く。

 

ご丁寧にもパソコンの画面は準備万端を示している。

 

(神様もあたしの蛮行をお求めなんだ……)

 

自棄になって、あたしは何も考えずエンターキーを押した。

 

(あたしはごみくずで……どうせ0だから……)

 

見渡す限りの赤で既にあたしの頭はやられていた。

 

ただ、この異常から抜け出したかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

血縁認証。システム正常作動。

 

()()()()プロトコルを開始します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………?」

 

赤は、見慣れた青に変わっていた。

 

(???)

 

というか自分の部屋だった。どういうことだ。

 

(せ、成功したの……?)

 

と、左耳に翳していたスマホから声がした。

 

「なあ周子。お前アイドルやらね?」

 

学生の頃数年間離れていても何とも思わなかった彼の声が。

 

たった数週の間のくせに優しく聴こえて。

 

際限無く、透き通る血があたしの頬を伝っていった。

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

ここからあたしの、塩見周子の長いタイムリープが始まった。

 

手探りで、不器用で、不出来ながらにも身を削り。

 

あたしは太陽になんてなれないから。

 

せめて、あの時の青の様に。

 

青に感傷して流したあの透明の血の様に。

 

誰かの為の、一番星になる。

 

見て見ぬ振りなぞしてたまるか。

 

何も無しに家になど帰ってたまるか。

 

まさしく希望を志して。

 

六人を救ってやる。




欄外メモ
・「これでもし、もしもだよ。ちゃんとアイドルになれたらさ。両親に見せてあげたいって思ってんのよ。」
これはデレステでの周子の一台詞です。
なんというか、周子はスルメっぽいんですよ。噛めば噛むほど味が出る。端的に言って愛しいです。皆さんにはもっとシューコちゃんのこと、知ってほしいっす。
・二話と三話(Pの妄想)にて文香と茜は不自然に赤らみました。これはPの二人に対する印象で、突然の告白が大きく心に残っていたからです。
・一章と二章の話群は、描写が少なくて情景とかが分かりにくかったり展開が急だったりと異常でした。その様な異常はやはり大体全てが彼の妄想だったからです。
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