騒々しいアイドル達とプロデューサー お前ら皆落ち着け。    作:べれしーと

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藍子ォ!俺だァ!結婚してくれェ!

藍子大好きだからキャラ崩壊は見逃して…………(小声)

ごめんね…………


毒舌酷いぞ、高森ィ!

ハロー!俺プロデューサーやってる24歳独身!

そこそこ自分の顔をイケメンだと思ってるけど、モテない一人の男性です!

イケメン=モテるは成立しないみたいですね。でも、モテる=いい男だよな。訳分からん。

あれ?つまりイケメン=いい男は成立しないって事……?

やべぇ、数学七大難問の一つ解いちまったかもしれない。ABC問題と同レベルの難しさだったこれを解いちまったかもしれない。いや、俺って天才だな!まさにギフテッド!一ノ瀬志希!

って最後は違うか。それにABC問題は数学七大難問じゃねえよ。

……ん?ちょっと待てよ。じゃあ、纏めると『俺はそこそこイケメン』=『俺はそこそこいい男ではない』って事じゃね?加えてモテる=いい男という事から考えられる事実…………

 

『俺はいい男でない』=『俺はモテない』という事…‼

 

やったぜ!何故自分がモテないのか漸く解ったぞ!この証明が理由を示してくれた!万歳!大日本帝国万歳!

 

†Q.E.D. 証明完了†

 

…まあこんなクソみたいな思考してるからモテないんだろうけどね!プロデューサー知ってた!でもこれ止めたってモテないって事も知ってるよ!だからこれ止めないよ!

 

でもみくにゃんのファンは辞めます。(無慈悲)

 

 

 

 

 

×

 

 

 

 

 

このおかしな男は、夏場の蒸す様な暑さに辟易として、自分のプロジェクトルームにある専用デスクにて、冷えたアイスを頬張り、クーラーという、文明の恩恵を一身に受けながら、火照った体と、ざわついた心を落ち着かせ、そして、近くのソファに座る、一人の少女を、訝しむかの如く、見詰めていた。

 

んー、暇だから状況説明を芥川っぽく言ってみたつもりなんだが、なーんか太宰っぽいなこの文章。……いや、まあこんなお遊びが楽しいと感じる24歳は希少だと思うのだよ。子供の頃のおふざけ心を忘れないみたいなさ。だからつまり何が言いたいのかというとおふざけを怒らないで下さいお願いしますちょっとした出来心だったんです許してください何でもはしませんがえ許してくれるんですかありがとうございます!

 

「……なあ、藍子。その、外の気温ってどんくらいだ?」

 

と、ソファに座っている少女、藍子に気になった事を質問した。先程彼女は来たばかりだろうから歩き疲れていると思うが、我慢出来んし待てない性格なんで素知らぬ顔でせっかちにも質問するどうも独身です。

 

「えっ…と、確か、38℃、だった筈です。」

 

「そ、そうか。」

 

「ふふ。急にそんなことを聞いてどうしたんですか?それに畏まった感じですし、ちょっと面白いです。」

 

「おう?そ、そうか?いつもこんなんやで!」

 

「プロデューサーさんの関西弁、初めて聞きました。」

 

朗らかな笑顔でそう言う。んー……そうだっけ?

 

確かに俺は藍子の言う通り、今、畏まって話している。それは何故かって?いや、普通に考えてみてくれ。藍子は自宅からこのプロダクションまでは数十分以上歩かなきゃ着かないし、外の気温は猛烈だし、しかもカメラ持っててホクホク顔で上機嫌だから絶対にこれ散歩してきてるし、胸ないし……100%汗をかいてる筈じゃね?

でもかいてないんだよ。別に藍子は汗かかないタイプの人じゃないし、直前で風呂に入った訳でもなさそうだし、胸もない。だから汗かいてる筈なのに……だがしかしかいていない。

怖くね?どうやってここまで来たの?それに、俺、藍子が来たの分からなかったんだけど。音たてずにドア開けて、歩いて、ソファ座ったんすか?つか俺ずっとドアの方見てたのに入ってきた事分かってないっておかしくね?後胸小さすぎだよ君?

 

「……藍子。その、どうやって、入ってきた。この部屋に。」

 

通り抜けて入って来たんじゃなかろうか。(錯乱)

 

「え?普通にドアを開けて、ですけど……」

 

「本当か?こう、瞬間移動とか、身軽さを活かして浮遊したとかじゃないのか?」

 

「プロデューサーさんは私を何だと思ってるんですか!?」

 

だって藍子なら出来そうじゃん。出来る。(確信)

 

「いや、だって気付いたら目の前のソファに藍子がいるんだよ?俺そっち側ずっと見てたのにいるんだよ?」

 

「ですから何時も通り、ドアを開けて、歩いて、ソファに座りましたってば。…………頭を暑さにでもやられましたか?」

 

お、最近話題の天然畜生モードか?結構心抉られるから恐怖でしかないんですけれど?

 

「いえ藍子さんこそ暑さにやられながらここに来た筈ですよね?汗を一滴もかいていないのは少々変ではないでしょうか?」

 

「どうやら本当に暑さにやられたみたいですねプロデューサーさんは。堂々とセクハラ発言をするなんて凄いと思います。実におめでたい。主に頭辺りが。」

 

これは僕の発言や思考を言及しているんですよね?ハゲとかそこらへんを申されている訳ではないですよね?もしされてるならキレます。

 

「……やっぱり、頭髪が薄いから生え際だけじゃなくて想像力もいっちゃったみたいですね。あははっ。」

 

満面の笑みですねー。キレまーす。

 

「……やっぱり、胸部が薄いからバストだけじゃなくて想像力もふくらまないみたいですね。あははっ。」

 

「セクハラですよそれ。」

 

「ジェンハラだろそれ。」

 

剣呑な雰囲気。んー、尖ってる。これはヴァルキュリア。生き残れ、俺の頭髪。

 

「私の事をそれでしか馬鹿に出来ないんですか?本当に男の人って下らないですね。」

 

「俺の事をそれでしか馬鹿に出来ないんですか?本当に女の人って下らないですね。」

 

「……私達、結構長く一緒に居ますよね。確か、四番目、でしたっけ。担当。」

 

「そうだな。結構長い付き合いだ。それで?」

 

「親しき仲にも礼儀あり……って言葉、分かります?

あ、ごめんなさいっ。分かりませんよねっ。子供にこんな事を聞いちゃいけません、よねっ。」

 

……煽り方がエグい。いや、なんかな。説明口調を始めるけどね、最近の藍子は急にキツくなったんだ。だからこんな口論じみた事になってるの。実際は一方的なイジメですが。

会った当初、彼女は心優しいゆるふわとした女神の様な少女だったのにさ。過ごしてみたら何なんだよ。最近のこれは。特に今日は一番酷い。どれくらい酷いかっていうと、眠れる獅子が実はただの寝惚けていた獅子だった、とか、スターリンがやよいPだった、とか、酢豚にパイナップル入ってる、とか。それくらい酷い。

 

パイナップル酢豚。てめえだけは絶対に赦さねえ。天皇陛下がそれをお赦しになっても俺は赦さんからな。てめえに恩赦なんて適用させてたまるか。絞首刑だ。首洗って待っとけよ。絞められる首も洗う首もねえけどな。ざまあみろパイナップル野郎。

 

さて。鼻☆塩☆塩。……コレステロール値半端ないって!あんなんできひんやん普通!とかなりそう笑

 

ごめん。『笑』って使ってみたかっただけなんだ。いっつも俺は『w』なんだけど女子高生の真似をしたくなったんだ。スマナイwwwwフォカヌポゥwwwwオッフwwww(陰キャ)

 

ふう。ふざけたふざけた。

 

…………つーかさ、俺が悪いのは解ってるけど、こんなに言うことないだろぉ!?って気持ちになるのおかしくないよね??つーかアレのサイズとか濡れ透けとか聞いただけなんですけどね?それだけでこんなに言うのひでえよな?絶対に酷い。(確信)

 

だからもう泣くわ!茜の時以上に泣いてやりますわ!大の男のガチ泣き見たら16歳の少女は一体どんな反応するんすかね?私気になります!(ゲス顔)

 

「…………そ、そんなに、言ふことなかりけりだるぉぉぉぉぉォォォォォゥゥゥゥゥウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」

 

見よ我がシャウト。Linki● Pa●kのチェ●ターも驚いて共鳴シャウトするレベル。

 

……R.I.P.チェ●ター。神曲を有難う。(小声)(分からん人すまんな。私のこれは発作なんだ。起こさないでくれ。死ぬ程疲れている。)

 

「気持ち悪……」ボソッ

 

「」

 

果たして、この時の私の気持ちをどのように表せば良いのだろうか。私はただ、清澄で清廉で清々とした気持ちだったのではと今になって思うのだ。そしてその予想に基づいて、次の一文を記す。

 

高森ィ……一体何があったんやァ……

 

「このプロダクション唯一のゆるふわ枠が、普通の毒舌になってしまった……ただの、現実に多くいる、女子高生に……」

 

俺は倒れた。そして意識が無くなっていった。(急展開)

だってこれはあまりの衝撃、ガチ藍子Pなら即死もののやつだよ。俺はそうじゃないから即死はしてないけど意識の喪失はしょうがないよね。……あ、態々倒れたのは別にパンツ見たかった訳じゃないですよはい。

……ほう、縞々か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………ごめん。」

 

これが誰の発した言葉かは、まだ、分からない。




もうこの小説はシュールレアリスムじゃね。サルヴァドール・ダリすき。
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