かませですが、なにか?   作:酒井悠人

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 前回に以下の内容を追加しました。

《熟練度が一定に達しました。スキル『並列意思LV8』が『並列意思LV10』になりました》


20 龍人のキャラは幼女が多い気がする

《進化が完了しました》

《種族龍人になりました》

《各種基礎能力値が上昇しました》

《スキル熟練度進化ボーナスを取得しました》

 

 ……

 

《進化によりスキル『龍人LV1』を獲得しました》

《『火龍LV1』が『龍人LV1』に統合されました》

《『闇龍LV2』が『龍人LV1』に統合されました》

《『神龍力LV4』が『龍人LV1』に統合されました》

《熟練度が一定に達しました。スキル『龍人LV1』が『龍人LV5』になりました》

《スキルポイントを入手しました》

 

 

 

 目が覚める。

 

 どうやら進化は無事に完了したらしい。

 

 睡眠無効を持っていたら進化中でも眠らないはずだが、寝落ちしていたのはDが何かしたからだろうか。

 分からない。分からないが、いつまでも寝転がっているわけにはいかないので、体を起こして立ち上がろうとしたが、ふと、違和感を覚えた。

 

 進化でステータスは上昇しているはずなのだが、なんか体が重い。

 

 ステータスが低下しているのかと思ったが、常時発動しているステータスの魔術の様子から、なんとなく違うと感じる。

 

 だが、この体の重みは気のせいではなさそうだ。まるで、重魔法でも受けているかのような……

 

「ん? 重力?」

 

 思い浮かんだ考えを確かめるために、いろいろ調べてみたが、なんと体重が増えていた。

 太ったとかそういうレベルではなく、体格はほとんど変化していないのにも関わらず、体重が十倍近く、およそ五百キロ程度までに増加している。

 

 この明らかにおかしい体重の変化だが、探知で自分の体を調べた結果、骨や筋肉の密度が人間ではありえないほど増えていた。

 まあ進化が原因だろう。

 戦闘には有利に働くだろうし、日常生活には少し不便かもしれないが、重力をいじればいいから問題ない。

 

 進化の前に置いておいた鏡を見る。

 

 進化の影響か、髪が赤黒く変色していた。

 僅かに赤みがかった黒色は、ユーナとユークの色が混ざったのだろうが、どこか黒ずんだ血のようにも感じた。

 

 また、肌も浅黒くなっていて、全体的にカラーリングが黒っぽくなっている。

 体格や顔の造形はほとんど変わっていないが、人族だった頃と比べると随分と変わった。

 

 ステータスはどうだろうか。

 

『龍人 LV1 名前 ユーゴー・バン・レングザント

 ステータス

 HP:66190/66190(緑)+2000

 MP:20356/65837(青)+0

 SP:65044/65044(黄)

   :897/65008(赤)+0

 平均攻撃能力:63596(詳細)

 平均防御能力:60215(詳細)

 平均魔法能力:62123(詳細)

 平均抵抗能力:61407(詳細)

 平均速度能力:61189(詳細)

 スキル

「龍人LV5」「天鱗LV5」「重甲殻LV3」「神鋼体LV3」「HP超速回復LV3」「MP高速回復LV10」「MP消費大緩和LV9」「魔力精密操作LV9」「魔神法LV10」「魔力付与LV10」「大魔力撃LV10」「SP高速回復LV10」「SP消費大緩和LV8」「闘神法LV10」「気力付与LV10」「大気力撃LV10」「神龍結界LV2」「剣の英雄LV5」「槍の才能LV3」「弓の才能LV3」「盾の才能LV3」「体術の英雄LV2」「破壊大強化LV7」「打撃大強化LV3」「斬撃大強化LV6」「貫通大強化LV4」「衝撃大強化LV2」「火炎強化LV10」「水強化LV3」「氷強化LV2」「風強化LV4」「土強化LV4」「雷光強化LV3」「聖光強化LV2」「暗黒強化LV10」「酸強化LV2」「状態異常強化LV4」「外道攻撃LV5」「火炎攻撃LV10」「水攻撃LV3」「氷攻撃LV2」「風攻撃LV5」「土攻撃LV5」「雷攻撃LV9」「光攻撃LV8」「暗黒攻撃LV10」「毒攻撃LV4」「麻痺攻撃LV5」「酸攻撃LV2」「腐食攻撃LV10」「毒合成LV3」「薬合成LV2」「鉄壁LV2」「念力LV10」「投擲LV10」「射出LV10」「高速飛行LV1」「高速遊泳LV3」「空間機動LV10」「連携LV4」「統率LV5」「召喚LV5」「集中LV10」「思考超加速LV6」「未来視LV5」「高速演算LV10」「記録LV10」「並列意思LV10」「念話LV2」「命中LV10」「回避LV10」「確率大補正LV8」「隠密LV10」「隠蔽LV10」「無音LV10」「無臭LV10」「帝王」「鑑定LV10」「探知LV10」「断罪」「奈落」「征服」「退廃」「自失」「呪怨LV6」「外道魔法LV10」「火魔法LV10」「火炎魔法LV10」「獄炎魔法LV9」「水魔法LV4」「氷魔法LV4」「風魔法LV10」「暴風魔法LV1」「土魔法LV10」「大地魔法LV1」「雷魔法LV10」「雷光魔法LV4」「光魔法LV10」「聖光魔法LV3」「影魔法LV10」「闇魔法LV10」「暗黒魔法LV10」「重魔法LV10」「呪怨魔法LV2」「毒魔法LV3」「治療魔法LV10」「空間魔法LV10」「次元魔法LV8」「深淵魔法LV10」「勇者LV2」「大魔王LV2」「忍耐」「傲慢」「怒LV6」「飽食LV10」「強欲」「怠惰」「色欲」「妬心LV5」「祈りLV2」「物理大耐性LV8」「炎熱無効」「水流無効」「氷耐性LV5」「暴風耐性LV1」「大地耐性LV1」「雷光耐性LV3」「聖光耐性LV3」「暗黒無効」「重大耐性LV6」「状態異常無効」「強酸耐性LV2」「腐食大耐性LV2」「気絶無効」「恐怖無効」「外道無効」「苦痛無効」「痛覚無効」「暗視LV10」「万里眼LV3」「呪怨の邪眼LV6」「静止の邪眼LV3」「石化の邪眼LV6」「火炎の邪眼LV6」「水の邪眼LV2」「氷の邪眼LV2」「風の邪眼LV3」「地の邪眼LV3」「雷の邪眼LV7」「光の邪眼LV7」「暗黒の邪眼LV2」「引斥の邪眼LV5」「死滅の邪眼LV6」「不快の邪眼LV3」「幻痛の邪眼LV3」「狂気の邪眼LV3」「魅了の邪眼LV5」「催眠の邪眼LV3」「恐怖の邪眼LV3」「破魂の邪眼LV2」「自失の邪眼LV2」「五感大強化LV10」「知覚領域拡張LV10」「神性領域拡張LV8」「天命LV10」「天魔LV10」「天動LV10」「富天LV10」「剛毅LV10」「城塞LV10」「天道LV10」「天守LV10」「韋駄天LV10」「命名LV10」「禁忌LV10」「n%I=W」

 スキルポイント:22607

称号

「忍耐の支配者」「強欲の支配者」「怠惰の支配者」「悪食」「無慈悲」「恐怖を齎す者」「魔物殺し」「竜殺し」「魔物の殺戮者」「暗殺者」「龍殺し」「魔物の天災」「人族殺し」「人族の殺戮者」「妖精殺し」「魔族殺し」「色欲の支配者」「竜の殺戮者」「竜の天災」「龍の殺戮者」「覇者」「傲慢の支配者」「魔族の殺戮者」「人族の天災」「魔族の天災」「味方殺し」「龍」「龍人」』

 

 神話級の魔物をも上回るステータスに、高水準かつ膨大な数のスキルと、ずらっと並んだ大量の称号。

 壮観だ。

 

 弱い人族の身から、よくここまで成り上がったと自分でも思う。

 昔はとても遠くに感じていたカンストが近づいて来ているのを感じる。

 

 しかし、俺は孤独になった。

 蜘蛛子といい、アリエルといい、強くなるということは、孤独になるということなのだろうか。

 

 ちらりと側に目を向けると、俺のすぐ側にあったはずのユーナとユークの亡骸は無く、代わりにそこにあったのは、柄に龍を象った装飾があしらわれた、夜空のような漆黒の長剣と、炎のような真紅の短剣だった。

 

『闇龍剣ユーナ

 攻撃力:15000

 耐久:99999

 特殊:「自動成長」「自動修復」「闇属性」』

『火龍剣ユーク

 攻撃力:12000

 耐久:99999

 特殊:「自動成長」「自動修復」「火属性」』

 

 消えたユーナとユークの亡骸に変わって現れたこのシチュエーションに、感じる雰囲気から、この剣はおそらく、()()()()()()()()()()()()()剣なのだろう。

 

 俺が今まで使っていた魔剣の10倍以上の能力値といい、「自動成長」とかいうおかしい能力といい、スペックが明らかにおかしい。製作にはおそらくDが関わっているだろう。

 Dからの二つ目のプレゼントだが、やはり複雑な気分だ。

 

 しかし、この剣のスペックの異常さだが、単純にDによって強化されたというわけでは無いのだと思う。

 

 推測が混じるが、この二本の剣は、ユーナとユークから造られた剣であると同時に、ユーナとユークを取り込んだ俺の一部でもあるのだろう。

 なんとなくだが、ユーナとユークの魂を取り込んだ際に新たに発生したはずの二つの並列意思は、普通に発生せず、表に出てこないのだが、どうやらこの剣に宿っているようだ。

 

 強力な魔物の素材から作られる魔剣の力は、その魔物の力の残滓のようなものだ。

 

 だが、ユーナとユークの影響で発生、変質した俺の並列意思が宿ったこの剣は、いわば生きている、魂が宿った剣であり、俺のステータスの影響を受けているのではないか。

 

 あくまで推測の部分が大きいが、新たに目覚めた龍としての勘もあり、あながち間違ってない気がする。

 

 ユーナとユークが俺を助けてくれているような気がして、少し嬉しくなった。

 俺は思っていたよりも、孤独じゃないらしい。

 

 ……なぜかシュンや岡ちゃんの顔が脳裏にちらついた。

 

「よし、行こうか」

 

 気持ちをリセットし、これからのことを考える。

 

 今の俺は進化でSPを大量に消費したせいで、とても腹が減っている。

 SPが尽きると死ぬし、SPが少ない状態でいるのは少し不安だから、まずは街に行って何か食べてこよう。

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