『男女比 1:30 』 世界の黒一点アイドル   作:ヒラガナ

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【二章までのネタバレあり】 ぶっちゃけ登場人物紹介

二章が終了したので、ここまで登場した人物の紹介をします。

本編のネタバレがあるので、未読の人はご注意ください。

なお、没案や裏話などぶっちゃけネタも出てくるのでご注意ください。

 

 

【南無瀬組】

 

 

三池(みいけ)拓馬(たくま)

【年齢】19

 

主人公。世界唯一の男性アイドル。

日本では『ジャパニーズ』というアイドル事務所の研修生をしていたが、なんやかんやあって不知火群島国に転移してしまう。

昔から目立つのが好きで、アイドルを目指すのもチヤホヤされたかったからである――が、アイドルとしての心構えは本物で、いつもファンを一番に考えている。

アイドルを志すだけあって容姿に恵まれており、小中高と学生時代はモテていた。

「男性アイドルにとって女性スキャンダルは爆弾」という事務所の先輩の言葉を胸に、女性ファンへの対応には細心の注意を払っている。

アイドルになるため、異性に対して浅はかな行為をしない方針。不知火群島国でもその方針は貫かれており、肉食女性たちをモンモンとさせている。

 

アイドルとしての実力はまだまだだが、活動を通じて徐々に成長中。

マイサンことジョニーと共に「ヒエッ! ヒエッ!」言いながらも今日も頑張っている。

 

ぶっちゃけ主要人物の中で一番設定が少ない。ガチガチに設定を決めると話の幅が狭まるから仕方ないね(震え声)

彼の容姿は読者様が想像する理想の男性アイドルを当てはめてください。

 

 

 

音無(おとなし)凛子(りんこ)

【年齢】21

【肉食タイプ】ガッツリ

 

主人公の男性身辺護衛官(ダンゴ)の一人。

オープンな性格と性欲の持ち主。

大きな口や目で大雑把な顔つきだが、各パーツの位置が絶妙でこれはこれで美人という容姿。

元気に跳ねるポニーテールとグラマラスなボディがチャームポイント(本人談)。

趣味はランニングと食べ歩きと、主人公を怒らせない程度のセクハラ。

作中でもトップの腕っぷしを誇るパワフルガールである。

実はダンゴ訓練校時代から座学の成績は良かったのだが、強い性欲の前に頭の良さは隠れがち。

 

「やっべ~。今回の話、笑い所が全然ないぞ。どうっすかな~……せや、音無さんに適当に喋らせるか」

と、いう具合にコメディ作品を目指す作者にはとても助かる存在。

 

 

 

椿(つばき)静流(しずる)

【年齢】23

【肉食タイプ】ムッツリ

 

主人公の男性身辺護衛官(ダンゴ)の一人。

クールキャラのようだが、ムッツリスケベの変態。

最近の趣味は、寝ている主人公の呼吸に合わせてお菓子を咀嚼(そしゃく)すること。

日本人形のようなオカッパ頭で、可愛らしい見た目をしているが目に光がない。

起伏のないボディラインに対して72(なに)か言うと、「くっ!」と悔しそうな声を上げる。

不知火群島国に疎い主人公のために『ツヴァキペディア』として解説役を買って出ることもある。

 

高い変装技術や謎の過去を持っていたりとミステリアスなキャラだが、ぶっちゃけコメディ作品なのでそこまで気にしなくていいと思う。

 

 

 

南無瀬(みななせ)真矢(まや)

【年齢】29

【肉食タイプ】あざとい

 

主人公のマネージャー兼プロデューサー。

元は弱者生活安全協会(ジャイアン)の副支部長だったが、主人公に世界を変える可能性を感じ、南無瀬組に入る。

ミディアムヘアーで狐目の外見をしており、登場当初は主人公から胡散臭く思われていた。

しかし本性は、不知火群島国の女性の中では珍しく性欲よりも理性が先に出る常識人――と見せかけ、主人公のことを「私の太陽!」と内心思っていたり、主人公との年齢差を地味に気にしていたりと作中トップのピュア(あざとい)キャラクターだった。

また、学生時代に男子に印象を持たれようとエセ関西弁を使い出し、それを未だに続けている残念な人物でもある。

ネット小説の中では珍しい三十路ヒロインだが、読者様からの反応も上々で『主人公との年齢差がネックでいまいち積極的になれず、せめて手助けを頑張ろうとする年上キャラ』が好きな作者としてはニッコリ。

 

ぶっちゃけ彼女は初登場する11話の投稿直前までエセ関西弁キャラではなかったが、諸々の理由で急きょエセ関西弁に変えた。書き溜め分も全部エセ関西弁に変えた。今ではその判断が正しかったと思う。

 

 

 

南無瀬(みななせ)陽之介(ようのすけ)

【年齢】36

 

旧姓、塩見(しおみ)陽之介。

通称・おっさん。もっと言えば、七三分けに厚いフレームのメガネをしたおっさん。

女傑揃い南無瀬組で主人公の身近にいる唯一の男性のため、主人公の心の拠り所だったりする(本作品にBL要素はありません)。

娘の陽南子のことを溺愛しており、彼女に会うため家出をしたこともある。

男性アイドル事業部では責任者という立場だが、当初は全手動専用人型握手機だった。

しかし、活動的な主人公に感化されて料理に目覚め、今では南無瀬邸の料理番になりつつある。

なお、料理を作るようになってから、嫁の妙子に料理共々食べられるのがお約束になってきた。

 

モデルは名作『天空の城 ラ〇ュタ』のムス〇大佐。正確に言えば、バルスを受けて「目が~、目が~」と情けない姿になったム〇カ大佐。

 

 

 

南無瀬(みななせ)妙子(たえこ)

【年齢】36

【肉食タイプ】プレデター(夫限定)

 

南無瀬領の領主という肩書きがあるが、ほぼ形骸化しており、南無瀬組の組長として人々に記憶されている。男性アイドル事業部での立場は裏番。

怖い人だが、主人公に肉食反応を示さない出来た大人。その分、夫の陽之介が布団の中で犠牲になっている。

顔は整っているものの190を超える長身と厚い筋肉で、周囲に恐怖を撒き散らす女傑。

夫とは幼馴染の関係で、昔から溺愛している。それこそ重婚当たり前の世界で、他の妻たちに金と精子を握らせ遠ざけるくらいに。

 

陽之介とは幼馴染の関係と書いたが……

実のところ彼女の親が、次期当主には男が必要だろうと陽之介を当てがった、という裏話がある。

強制幼馴染の二人がどうやって心を通わせたのか、どうやって陽之介氏が捕食されるに至ったのか、そんな夫婦の馴れ初めを書けば五話は稼げそう。

 

 

 

南無瀬(みななせ)陽南子(ひなこ)

【年齢】16

【肉食タイプ】???

 

陽之介と妙子の娘。

母親譲りのプレッシャーを放つ。なぜか口調が武士っぽい。

彼女がどんな人間なのかは三章で明らかになる、かもしれない。

 

 

 

【天道家】

 

 

天道(てんどう)祈里(きさと)

【年齢】27

【肉食タイプ】ドジっ子

 

天道四姉妹の長女。

類まれな美貌は、同性すら息を呑ませる。

一年間で最も活躍した人に贈呈される不知火の像のレプリカを所持するほど、アイドルとしての実力は高い。

だが男性の前では、てんでダメのフニャフニャ女郎に成り下がり、婚活では連敗中。

 

 

 

天道(てんどう)紅華(くれか)

【年齢】19

【肉食タイプ】???

 

天道四姉妹の三女。

姉妹一アクティブで身体能力も高い。

黒一点アイドルの主人公を敵視している。

本作唯一のツンキャラ、このまま独自ポジションを貫いて欲しいところ。

 

 

 

天道(てんどう)咲奈(さくな)

【年齢】10

【肉食タイプ】さくりゃく♪

 

天道四姉妹の四女。

ツインテールと愛くるしい外見を武器に、見る者をロリコン道に堕とすことを得意としている。

ドロドロの芸能界に身を置きながらも擦れず、明るく表裏のない少女だった(過去形)。

しかし、主人公に会ったことで『キセキの年代』から『思春期』に突入。さらに主人公の手によって『姉属性』が付与され、どこに出しても恥ずかしくない肉食女子に進化した。

姉たちを出し抜き、自分が主人公の第一夫人になろうと画策する健気な少女である。

 

初期プロットでは最後まで天真爛漫な少女だったのに、いつのまにか肉食になってしまった。実に不思議である。

また、彼女が登場する二章第四エピソードは当初『魔法少女トカレフ・みりは』の舞台の話ではなく、『ひとりで○きるもん』のような料理番組の話になる予定だった。咲奈が料理を作って主人公がアシスタントをする、そんな感じ。だが、地味だったのでボツになった。

 

 

 

・メイド

【年齢】禁則事項

【肉食タイプ】ゆえちゅ

 

天道家に長年仕えるメイド。基本通いだが、たまに泊まって屋敷を管理することも。

仕事を卒なくこなす傍ら、主人の不運や失敗を観察して「ゆえちゅ、ゆえちゅ」と愉悦感に酔う歪んだ人格。

主人公のファンでもあり、いつ主人公が天道家を訪れてもいいよう最近は特に気合の入った掃除をしている。

 

 

 

【タクマファンクラブ】

 

 

・委員長

【年齢】17

【肉食タイプ】自慰識過剰

 

南無瀬島の普通高校で委員長をする少女。

真面目で、クラスで孤立する不良にも声をかける優しい性格……だったのは今は昔。

タクマにハマってからは彼のグッズを使って、夜な夜なベッドをギシギシさせている。

本作で最も成長、もとい性長した人物と言える。

ファンクラブに所属し、モニターという美味しいポジションをゲットした。

 

 

 

・委員長姉

【年齢】28

【肉食タイプ】隣の家のお姉さん

 

南無瀬島に住む女性。

同居している妹のことを何よりも大事に思っている。

以前はブラックな会社に勤めていたが、真矢の勧めで主人公のファンクラブ運営に就職する。

なお、一緒にかつての上司も就職したことで、難儀な日々が継続している。

普段は年相応の落ち着きを持ったレディだが、黄金の精神を持っており、時折見せる爆発力はかなりのもの。

 

 

委員長姉妹は初期プロットに存在せず、読者様の質問から生まれたキャラクター。

「アイドルデビューした主人公に対し、巷の反応はどうなっているのですか?」

という疑問に答えるべく、一般人視点を担うキャラクターとして作られた。

使い捨てキャラのつもりだったので名前は設定していなかったが、読者様からのウケが良かったためサブレギュラーとなった。

おかげで二章第三エピソードのファンクラブの話が、当初の1.5倍くらい膨らんだ。始めはファンクラブ運営なんて出す予定なかったのに……

 

 

 

姉小路(あねこうじ)旗希(はたき)

【年齢】17

【肉食タイプ】元ヤン(弱)

 

南無瀬市の婚活弱者の少女らが集まった『孤高少女愚連隊』というチームのトップ。チームのメンバーからは「姉御」と呼ばれ慕われている。

現在はタクマファンクラブに所属し、モニターをやっては大体気絶している。

 

一章の第三話から登場しているが、名前が出たのは二章になってから。

一章ではギラついた正統派肉食少女だったが、厚生施設に入れられ丸くなってしまった。

二章では元ヤンとして真面目になろうと頑張っている……が、そのせいでキャラが薄くなってしまった感は否めない。

あと、よく一緒にいる委員長のキャラが変態方面でドンドン濃くなっている分、姉小路さんのキャラが大人しく映ってしまう。

果たして彼女がキャラ立ちするにはどうすれば良いのか……いっそのことヤンキーに返り咲くか変態成分を注入するか……

 

 

 

・としこ

【年齢】16

【肉食タイプ】犠牲になったのだ

 

としこって誰、と思われるかもしれないが、一章第二話で名前が出た古参キャラである。

『孤高少女愚連隊』の一員で、二話で音無さんをババアと呼んでキャメルクラッチを受け悶絶した。

 

ある意味、本作で最も不幸なキャラと言える。

それと言うのも、本来彼女はサブキャラとしてそれなりに活躍するはずだった。

基本使い捨てキャラには名前を付けない本作において「としこ」と名前がある時点で、出番は保証されている……はずだった。

しかし、初期プロットに存在しなかった委員長姉妹が、彼女の出番を思いっきり喰ってしまったため登場シーンが激減。

あまりに出番がなく可哀想だったので、二章のファンクラブエピソードにおいて、主人公のいた場所の空気を吸わないと禁断症状が出る空気中毒患者になってもらった。

 

としこは犠牲になったのだ、作者のふわふわプロット……。その犠牲にな。

 

 

 

【その他】

 

丹潮(たんしお)ぽえみ

【年齢】50

【肉食タイプ】ただの豚

 

弱者生活安全協会南無瀬支部の支部長。

また、マサオ教の敬虔な教徒。ぽえみの名はマサオ教から頂いたものである。

ふくよかな体型をしており、主人公曰く「よく育ったものですね」。

人当たりの良さそうな中年女性……と思わせ、裏で男性の盗撮を行っていた。

 

一章で南無瀬組に逮捕され、地位をはく奪され刑務所行きになった。

再登場を願うニッチな意見もあるので、マサオ教関連の章で出番を作れないか考え中。

 

 

 

心野(こころの)乙姫(おつひめ)

【年齢】38

【肉食タイプ】乙女

 

『みんなのナッセー』のフロアディレクター。

正真正銘の女性なのだが、男性らしい外見のため肉食女性に襲撃を受けたことがある。

そのため、より女性らしくなろうと化粧や口調に気を付けているが、たくましいボディや青髭が邪魔をしてオカマにしか見えない。

でも、心は名前通りの乙女。

 

独特の性格と喋りのおかげで、ぶっちゃけ一番書きやすいキャラ。筆がすんごく滑って楽しいぃぃぃ!

 

 

 

・フグ野サザ子

【年齢】36

【肉食タイプ】陽気で元気で愉快

 

名前はナニモアブナクナイ、イイネ?

南無瀬漁業組合の代表を務める日焼けマッチョ。南無瀬妙子とは昔からの知り合いで、仲が良い。

髪型を見ていると日曜日の夕方を思い起こし、少し憂鬱になる。

色んな意味で危険な見た目だが、口調は丁寧で主人公に『ゆるふわ系マッチョ』という新概念をもたらした。

「このくらいお魚くわえたドラ○を追いかけるより簡単」と言うように、時折とても危険な台詞を吐くので要注意人物である。

 

 

 

寸田川(すんだがわ)虚十美(ことみ)

【年齢】29

【肉食タイプ】変態

 

ドラマ、アニメ、舞台とメディアを問わずに高水準の話を作り出す、不知火群島国きっての脚本家。

だがそんなことはどうでもいい。『変態』、彼女の紹介文はその二文字で十分である。

もっと後の章で出る予定だったが、顔見せとして二章『魔法少女トカレフ・みりは』のエピソードに登場した。

おむつを標準装備している。

 

 

 

中御門(なかみかど)由良(ゆら)

【年齢】25

【肉食タイプ】*『せいそ』なので肉食であろうはずがありません。

 

中御門の領主。国の中心である中御門を統べることから、不知火群島国のトップとも言える。

まだ若いが、国のために身を粉にする立派な女性。

主人公曰く、『清楚』や『おしとやか』という死語を蘇らせてくれるような、儚げで優しげな御尊顔。

容姿に恵まれた登場人物が多い本作の中でも、屈指の美しさを誇る。

 

まだ映像でしか登場していないが、そのうち大きく話に関わってくる予定。

大丈夫、肉食じゃない安全な女性だよ、やったね!

 

 

 

以上のメンバーに加えて、三章でも多くの登場人物が出ます。

既存のキャラに負けない味付けで新キャラを描写出来るよう頑張っていく所存です。

では、三章でお会いしましょう!

 


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