異世界に転移したらユグドラシルだった件   作:フロストランタン

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迷宮攻略まで行きたかったのですが、キリが良いので投稿します。

※微エロ(?)注意



#18 思わぬハプニング

 魔物の国(テンペスト)のある一室。

 

 バシャッ!バシャシャシャシャ!

 多数の記者が集まり、写真のストロボ音が響く。記者達は次々に質問を投げ掛ける。

 

「陛下、どういうことか説明していただけますか?」

 

「もしこれが事実であれば問題では!?」

 

「学生達にも大いに悪影響ではないかと懸念しますが、どのようにお考えで?」

 

「どうなんですか、リムル陛下!」

 

 俺は記者達のペースに飲まれないようゆっくりと口を開く。汗をかかない身体で良かった。

 

「それについてはこれから説明しよう。彼女もここに呼んであるので、落ち着いて聞いてくれ」

 

 三日間のライブが終わった翌日、迷宮リニューアル完了のお披露目会見を、と思っていたのだが、その前に少し厄介な問題が起きていた。この問題を何とかしなければ、迷宮お披露目どころではない。

 

 

 

 

 

 初日のライブは大成功に終わり、翌日には開場前から行列が出来ていたほどだった。

 初日の爆発的な成功の裏には種がある。

 

 彼女はユニークスキル"吹魂者(フキコムモノ)"に目覚めていた。

 その能力は、発した声に様々な効果を付与する事で様々なバフ・デバフを掛けることができる。精霊の使役時にも相性が良いみたいだ。

 そして"視線独占"。

 自分に向けられた視線を強制的に釘付けにしてしまう。戦闘であれば、敵の注意を引き付ける囮役として使えるのだが、こんな使い方があるとは。

 勿論、精神的な耐性の強い者には通じないのだが、少なくとも一般人や、一部を除く学園生達には十分すぎるほど通用した。

 

 ライブではこの二つの能力(スキル)で会場の視線を釘付けにして、歌の心────歌に込められた想いを歌に乗せてぶつけまくった。

 "言霊"や、"ルーン文字"が示すように、言葉には力が宿る。歌の心という力を宿した言葉を雨のように浴びせられ、心に響かないわけはない。何せ、()()ヒナタでさえ目を潤ませていた程だったのだから。

 

 最終日となった昨日は早朝から入り口前に陣取るツワモノも現れ、昼前には会場内に入りきれないほどの人数が行列になっていた。

 入場券を事前にネット等で抽選出来れば良いのだが、まだその様な環境は一般に広まっていないし、今回は出来るだけたくさんの人に広めたかったからな。今後の課題として心のメモ帳にそっと書き込んでおく。

 臨時の対応として、まず並んでいる人々に整理券を配った。入りきれない観客のためには、会場外にも大モニターを用意して簡易の場外観覧席(パブリックビューイング)を設けた。

 

 有料のVIP席以外の席代は基本無料だが、飲食物が飛ぶように売れていた。更に滞在のための宿場も潤っており、相当な儲けが出る試算だ。

 本当は生写真(ブロマイド)などの物販商品にも手を着けたかったが、迷宮リニューアルもあるし、キャパオーバーになりそうだから今回は見送った。いずれはやりたいけどね。

 

 そしてラミリスが演者として初参戦した。モモンガ達も観客として場内関係者席に座っていた。

 ラミリスと一緒になって迷宮改装に掛かりきりになっていた為、ライブに参加出来なかったのだ。

 

 ラミリス以外にも、有志何名かが出演した。かぜっちの人気は凄い。彼女が居なければこれ程早くは異世界の音楽が受け入れられはしなかっただろう。

 しかし、彼女は異世界人。帰る家がある。こちらにずっと住むわけではない。

 彼女が去った後もこの音楽を継承し、牽引していく誰かが必要なのだ。

 

 最初は俺たちが発信していくしかないだろうが、ゆくゆくは他の国の、それこそ一般の人々の中からそんな人材が出てきて欲しい。

 だからこそ若くて多感な世代の学園生達を特別招待したのだ。

 

 ラミリスは迷宮改装で頑張ったからとおねだりをしてきた。

 

「アタシ今回はホント頑張ったから、ご褒美に大人の姿になって歌いたいなー、なんて……」

 

 ラミリスは普段は小っちゃい妖精の姿をしているが、成長すると妖精女王として覚醒し、麗しい妙齢の美女────人間の成人サイズになる。

 たしかに、ステージで歌うのに普段の姿では、小さくて色々大変だろう。ただ、成長するには相当なエネルギーが必要だ。本来なら千年近くかかるほどだ。

 

「いいけど、そのためのエネルギーは────」

 

「リムルから貰うに決まってるじゃん。やだよう、もォ。わかってるく・せ・に♡」

 

 コイツ、前にも力を貸した事があるからってちょっと調子に乗ってるんじゃないか?

 味を占めてクセになっても本人の為にはならないんだが……。

 

「……今回だけだぞ?貸すだけだからな?」

 

「やりぃー!よっ、太っ腹!」

 

 今後も何度か言うことになるだろう「今回だけ」という念を押す俺に、ラミリスはおおはしゃぎで喜んでいた。

 残念ながら見た目は美女でも中身はお子様のままなんだけどね。

 

『いつもすごく自由なあなたは今 この雨の中どんな────』

 

 ラミリスの歌声に観客達はうっとりとして聞き入っていた。黙っていれば美女だし、歌は上手いからな。喋り出すと途端に残念な美女になってしまうのであまり喋らずしおらしく振る舞うように言い含めておいた。

 その一見立派な姿に樹妖精(ドライアード)達が感涙に咽び泣いていたのは余談である。

 

『君は誠実なmoralist綺麗な指でボクをなぞる────』 

 

 ディアブロも歌を披露し、男性の歌声の良さを示してもらった。

 

「キャー、ディアブロ様ー!」

 

「こっち見てー!」

 

 女性の殆んどはメロメロだった。ポーズをキメて答えるディアブロは、気持ちいいくらいのイケメンぶりで嫌みに感じない。モテるヤツは何をやっても絵になるな。

 ディアブロのやつ、最初は全く乗り気でなかったのだが、ウルベルトが何かを見せながら耳打ちすると突然やる気になりだした。

 

「ク、クフフフフ。リムル様の為にこのディアブロ、一肌脱がせていただきます」

 

 そんなこんなでライブは大成功に終わるはずだったのだが、最後の最後にかぜっちが()()を投下してしまった。

 

『瞬間のドラマチック フィルムの中の1コマも 消えないよ心に────』

 

 ラミリス達が参戦したことで、かぜっちが出づっぱりにならないでよくなったため、何度か衣装換えしたのだが────。

 

 

 

 

 

 

 三日目ライブ直後

 

「はぁ、最っ高!これまで野外で歌うなんてできなかったし、スッゴい楽しかったなぁ」

 

 かぜっちことぶくぶく茶釜は、戻った控え室で未だ興奮覚めやらず、衣装を着たままホクホク顔で鼻唄を歌っていた。

 コンコンッとノックが聞こえ、返事をすると、モモンガだった。彼女がどうぞと入室を促す。

 

「茶釜さん、お疲れ様です」

 

「ありがと。……あれ、他の皆は?」

 

「ああ、途中ではぐれてしまって。既にこちらに来ているかと思っていたんですが……」

 

 皆が気を利かせてくれたのかも知れないと思い、彼女は頬が緩みそうになるのを堪える。

 

「じゃあそのうち来るんじゃないかな?えと、何か飲む?」

 

「あ、いえいえ、お気遣いなく」

 

「そ、そっか……」

 

 突然控え室で二人きりになってしまい、緊張から互いにどこかぎこちなくなってしまう。椅子に座るのも忘れ、互いに向かい合って立っている。

 ユグドラシルでは勿論、この異世界に来てからも、二人きりで話すのはこれが初めての事であった。

 

(折角二人きりなんだから、何か話さなきゃ)

 

(困ったなぁ。こんなとき女性と何を話せばいいんだ?)

 

 モモンガは若い頃は女性から避けられたり、若い女性店員に"天空釣り銭落とし"されるなど、数々の苦い経験を味わってきた。

 そういった苦い経験を何度も繰り返しながら、いつしか彼は"非モテの開き直り(プロの独身)"の境地に至っていた。

 その甲斐あってか、仕事中だけは女性と二人きりでも普通に会話が出来るようになっているが、急に女性と二人きりになってしまったこの状況は少し荷が重い。

 

「「あの」」

 

 二人同時に話しかけてしまい、同時に譲り合う。譲り合っても埒が空かないので、モモンガから先に話すことになった。

 

「えっと、茶釜さん、凄い人気でしたね」

 

「え、そうかな?」

 

「そうですよ。あんなに沢山の人達が茶釜さんの歌を楽しみにして集まってきたんですから」

 

「……そうだね、ありがとう」

 

「「…………」」

 

 会話が続かず、沈黙する二人。ぶくぶく茶釜としてはモモンガ本人の感想を聞きたいところだ。しかしどう訊くのがいいだろうか。ぶくぶく茶釜がまごついていると、モモンガの方が話を切り出した。

 

「あの、茶釜さん」

 

「は、はい」

 

 モモンガは何やら緊張した様子だ。彼女も自然と緊張が高まる。

 

「えーと、その……す、す……」

 

(す……?はっ、まさか?そうなの?)

 

「えーと、そのですね……」

 

(俺はプロの独身。これくらい、変に意識せずさらっと言わなきゃな……)

 

「う、うん……」

 

「す……」

 

(す……「き」なの……?)

 

 ぶくぶく茶釜はもう口から心臓が飛び出しそうな程鼓動が高鳴っていた。

 

 その時、コンコンとドアがノックされ、二人が肩をビクッとさせて驚く。

 

「ね、ねーちゃん?入るよー?あれ、何で二人して突っ立ってんの?」

 

 そう言いながら入ってきたのはペロロンチーノだった。いいところで、と心の中で舌打ちするぶくぶく茶釜と、少しホッとした面持ちのモモンガ。

 

「どこ行ってたんですか?探したんですよ」

 

「ダメじゃない、迷惑かけちゃ」

 

「ちょ、ねーちゃん、俺もう子供じゃないんだからそんな言い方……。あー、急にトイレ行きたくなっちゃって」

 

「たっちさんとウルベルトさんは見ませんでしたか?」

 

「え?俺は一人でしたけど。はぐれたんですか?」

 

「そうなんですよ。うーん……ちょっと探しに行ってきますね。あ、茶釜さん、お疲れさまでした」

 

 そう言ってモモンガは部屋を出ていってしまった。

 

「あ……」

 

「ねーちゃん、あのさ……」

 

「あ"?何よ?」

 

 折角いいところに邪魔が入り、つい不機嫌な態度になってしまう姉にびくつきながら、ペロロンチーノは続ける。

 

「アレはマズイよ、ねーちゃん」

 

「え?アタシ何かやった?」

 

「え、気付いてないのかよ……」

 

 何かまずいことがあったようだが、イマイチ要領を得ない。

 

「な、何よ。アタシが何やったって言うのよ?」

 

 恐る恐る、震えながらペロロンチーノが尋ねる。

 

「ねーちゃん、スパッツは……?」

 

「へ?」

 

「なんで……何も履いてないんだよ……」

 

「は、はあぁ?何言ってんの……見てんじゃねぇ!」

 

 スカートを捲り上げて中を確かめようとしたところで、じっと見つめていた弟に気付き、見潰しを食らわす。

 

「うがっ!!目が、目があああ!」

 

 両目を押さえて床を転げ回る弟を尻目に、ぶくぶく茶釜は、恐る恐るスカートを捲り上げてみる。

 

「……ウソ!?」

 

 確かめた結果、何もなかった。スカートの下には薄衣一枚さえなく、肌が露出していた。毛の一本すらない。もう処理する必要もないとか。いや、それは別件なのでこの際どうでもいい。

 

(なんで……?あ、着替えのときヒモがほどけて……?ってことは……)

 

 紐パンが仇になったと後悔しつつ、更にあることに気付いてしまった。

 

「あ……!」

 

 モモンガが躊躇いがちに言いかけていた言葉を思い出す。

 

(ま、まさか、「()……カートの下何もはいてませんよね?」てこと……?)

 

「い、いやあああああ!?」

 

 頭を抱えて叫ぶぶくぶく茶釜。

 

「違っ違うの!違うのよモンちゃん!ああ、どうしよううううっ」

 

 その後、記者対策の言い訳を告げにシエルが訪れたときには姉弟共に床に座り込んで放心状態だったという。

 

(はあ、「素敵な歌声でしたよ」って言うだけなのに、失敗しちゃったな。それにしてもホントにいい歌声だった。凄いよなぁ。……今度は堂々と言えるように頑張ろう……)

 

 モモンガは一人、"プロの独身"として精進する決意を新たにするのだった。

 

 

 

 

 

 

 かぜっちはなんでか途中からノーパンだった。

 どうやら薄暗い中で着替えたときにどういうわけか下着も脱げて、スパッツも履き忘れたままだったようだ。

 スカートの丈もそこそこ短く、大きくターンした拍子に秘密の園(スカートの中身)を垣間見てしまった者がいたらしい。本人歌ってて気付かないもんかなぁ。

 

 幸いというか、晒してしまったのは一瞬だけで、モニターにも映っていなかった。気付いたのは招待席の前列の方にいた学園生達。一般の席からは距離があるので、おそらく大多数が気づかなかっただろう。ペロロンチーノは遠目が利くので気付いたようだが。

 

 しかし、鼻血をドクドクと流す間抜け面を晒した学園生(マグナス)がモニターに映り込んでしまっていた。

 それを見た目敏い記者達が何事かと情報を聞き込み、突き止めてしまったのだ。何やってんだよ、マグナス……。

 

 そんなわけで、本来なら迷宮お披露目の会見の場で問い詰められているというわけだ。

 

 だが、実際に目撃した者この中にいない。ならばやりようはある。居たとしても問題はないが。

 

「さて、彼女に来てもらう前に、二つ約束をしてもらいたい。

 一つ目は、彼女への撮影行為はこちらが許可するまで禁止だ。

 二つ目、質問は一人ずつ順番に。騒いだり大勢で次々に質問するのはダメだ。

 理由は、彼女が我が国の大切な客人であること。そして、普段はカメラを向けられる事のない一般人として生活をしている。くれぐれも不必要に圧迫感を与えないように配慮してほしいと言うことだ」

 

「守っていただけない場合、ご退室頂く場合がございます。悪質な場合には多少の制裁もあり得ますので、悪しからずご了承ください」

 

 側に控えているディアブロから制裁の旨を伝えると、記者達も従うしかない。

 

 かぜっちが入室する。条件反射でカメラを向けてしまう者は居たが、事前通達のお陰で、シャッターを切る者はいなかった。

 

 彼女の服装は、件のステージ衣装だ。やや丈の短いスカート。これで本来は黒色のスパッツもしくはタイツを履くはずだった。

 

「それで、この衣装のとき、スカートの下に何も履いていなかったと。そう言う指摘だったな」

 

 俺の言葉に、記者達が頷く。心なしか男性記者の鼻息が荒い気がする。記者には女性もいるが、厳しい視線をこちらへ送ってくる。俺がやらせたと思っているんだろうか……。

 

「実際にその目で見て確かめてくれ」

 

 俺がそう言うとかぜっちはターンして見せる。スカートがフワリと捲れ上がり、スカートのからは下着が露に────ならなかった。

 

 スパッツでもない。短パンでもない。彼らには、何も履いていない様に見えただろう。

 

「履いて、いない……?」

 

「これが、これが事実、と言うことで宜しいんですね!?」

 

「こうしちゃおれん!おい!一面を押さえておくように伝えろ!」

 

 室内が俄かに騒ぎだす。て言うかオッサン達は鼻血を拭け。

 

「静粛に願います!」

 

 ディアブロが一喝し、再び静寂が戻る。

 

「何か気付かないか?もう一度確認してみてくれ」

 

 そう言ってもう一度彼女にターンしてもらう。

 やはり記者達の目には何も履いていないように見えたようだ。

 

「彼女は今タイツを履いているんだが、誰も気づかなかったようだな」

 

 どよ、と記者達が驚く。改めて見ても素肌のようにしか見えない。かぜっちは実際にタイツをつまんで引っ張って見せた。

 

「な……!」

 

「ほ、本当だ」

 

「素肌にしか見えなかっただと……?」

 

 ここまで全てシナリオ通りだ。俺は不敵に笑みを浮かべ、説明を始める。

 

「皆驚いてくれたようだな。これはこの冬発売予定の限定モデルのタイツなんだが、ご覧の通り、かなり精巧に作られていてね。近くで見ても、素肌と見分けがつきにくい。

 昨日彼女にも試着して貰っていたのだが、これを履いているから問題ないだろうと判断して、用意していた短パンを着用しなかったそうだ。

 一部観客を誤解させてしまい、要らぬ混乱を招いたようで、済まなかった」

 

「お騒がせしちゃって、すみませんでした」

 

 かぜっちもペコリと頭を下げる。

 つまり、勘違いされたようだけど、ちゃんと履いてるから安心してくださいよ、というわけだ。

 

 実はこのタイツ、昨夜急いで作った間に合わせだ。少し値は張るが出来が良いので、極少量生産で売り出して様子を見ては、と言う話が持ち上がっていた。

 

 記者達は実際にタイツの性能を目の当たりにしたことで、こちらの強引な説明にも納得してくれたようだ。

 ふう、ようやくこれで本来の目的、迷宮の宣伝が出来る。

 

 と思いきや、このあと記者達が彼女とタイツの取材を熱烈に希望し、仕方なく許可を出した。商品の発売時期や生産数まで詳しく訊かれた。適当にさらっと流すつもりが、しっかりと宣伝するハメになったのだった。

 

 パシャ!パシャパシャ!

 

「かぜっちさん、こっち、目線下さい!」

 

「タイツつまんだ状態でお願いします!」

 

 彼女も満更でもないようで、要望に丁寧に応えている。

 

 ちなみにこのタイツ、後に「かぜっちが着用していたモデル」としてプレミアが付き、市場でとんでもない値段にて取引されるのだが、それはまた別の話。俺には関係ないのだ。




モモンガ「プロの独身として・・・!」
ペロロンチーノ「ちょ、ねーちゃん!?」
ぶくぶく茶釜「ち、ば!(()がうわよ()カ」

リムル「あれ、迷宮の宣伝は・・・」

かぜっちがなぜ無毛なのか、ディアブロとウルベルトのやり取りについては触れないですが、何となくお察し頂ければ。



※歌詞の引用元

『最高の片思い』
作詞 タイナカサチ

『VANILA』
作詞 Gackt.C

『光るなら』
作詞 Goose house

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