七武海 黄金のテゾーロ   作:たんばりん

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今回は少し短いです。

誤字報告をいつも下さる方、非常に助かっております。
これからも毎日投稿を目指し頑張りますので応援をよろしくお願いします。
あと携帯投稿ですので誤字は多いと思いますが今後とも何卒よろしくお願い致します。




第5話 激闘 拳骨のガープ

 

 

「ガープそいつは頼んだぞ。私は他の逃げた奴隷の、ところへ「させるかよ!!!」っ!?」

 

センゴクがテゾーロをガープに任せモネ達を追って港に行こうとするもテゾーロはそれを剃で近づき回し蹴りを放つ。

 

黄金爆蹴(ゴオン・ボンバシュート)!!」

 

テゾーロの脚部が黄金に包まれセンゴクの胸部に命中する。

 

するとそこから爆発が生じ、センゴクは後方に吹っ飛ばされた。

「悪ぃけど、ここから先は死んでも通さねぇ!いくら伝説の海兵と大将センゴクだとにしてもなっ!!」

 

「ガッハッハ!言いよるではないか!小僧!

ならその誓い。死ぬ気で通してみよ!

「拳骨連打」!」

ガープの両拳が黒く染まりあげその大きな拳が雨となってテゾーロに襲いかかる。

 

「それなら初めから全力でいくぞ!|黄金聖闘士(ゴールドセイント)モデル牡牛座(タウラス)!」

 

テゾーロの指にハマっていた黄金の指輪5つが泥状になり彼自身を覆う。

 

すると一瞬でそれは甲冑へと変わり野牛を模した全身鎧へと変化した!

 

「ガハハハッ!鎧なぞ被って何になる!?それに何か能力でもあるんか!?!?」

ガープのラッシュがテゾーロの鎧にぶつかり、鉄と鉄がぶつかり合う激しい音を出す。

 

「意味は無いっ!」

「意味は無いのかよっ!!」

上はガープの発言であり、彼は心底驚いた。

ただの金の鎧だとは。

ガープの拳の連打を鎧と、己の手で弾き、致命傷足り得る攻撃をいなすテゾーロ。

2人が超至近距離で肉弾戦を繰り広げているところに巨人族の拳が落ちて来た。

「大仏鉄拳!」

「マジかよっ!?」

テゾーロはすぐさまその場から剃のステップで後方に跳ねると、大仏化したセンゴクの拳がガープの元へと炸裂した。

 

ズガガガガガガ!

地面に拳が突き刺さるも未だ止まらぬ黄泉への拳。

ある一定距離まで地中に突き刺さると彼は腕を引き抜いた。

 

「ちっ。上手くかわされたか。」

センゴクは己の攻撃を回避したテゾーロの顔を忌々しい表情で睨んだ。

「ヒトヒトの実モデル大仏か。見た目以上にヤバそうな能力じゃねぇか。」

テゾーロは前世ではヒトヒトの実モデル大仏とは見た目が少し残念な能力だと思っていたが、

 

実際近場で目にするとその印象は全く異なる。

巨人のように巨大になり全身からなにやら力の根源のようなオーラを視認できる。

加えて先ほどの一撃は覇気を纏わず、ただのパンチであった。しかし、その拳は地中に深く刺さりセンゴクが手を引き抜くと1mほどの穴が空き、それが巨大なクレーターとなり、聖地を荒らす。

 

「それよりいいのかい?センゴクさんよ、ガープっていうオッサン、モロに食らって地中に埋まっちまったぞ?!」

テゾーロはその陥没した穴を指差す。

しかしセンゴクもまた伝説とまで言われた海兵。そのようなことで動揺はしない。

 

「奴は大丈夫だ。あいつの硬さは海軍1「痛いわ!貴様!!!」」

センゴクの会話の途中に、地中からガープが飛び出し武装色で覆った右手で思いっきり巨大化したセンゴクの顔を殴りつけた。

 

ドガァァァァァァンッ!

 

ガープに殴られたことによりセンゴクの身体は地面に倒れた。

しかしそれでもガープは止まらない。

地面に付したセンゴクに向かいその首らしきところに跨ると更に硬化した拳を3発力の限りセンゴクを殴り付けた!

 

「これはワシの分ッ!これは聖地を壊した分!そして最後がルフィと離れて寂しい爺ちゃんの分じゃあ!!!」

 

「おまっ、最後は関係なっ!ブベッ!!!」

ガープの本気の拳を計、4発モロに受けたセンゴクはそこで意識を失い、大仏化が解けた。

 

「…あのぅ…お味方さん大丈夫ですか?」

テゾーロはそれをモロに受けたセンゴクを気遣いガープに話しかけた。

 

「ハァハァハァ。大丈夫じゃわい!こんなぐらいで死ぬような奴では無い。しかし本気で殴りおって!」

ガープは肩で息をしながらセンゴクの首から腰を退かし、テゾーロと再び向かいあった。

 

「まあ、これでお前さんも本気で儂と戦えるじゃろ?

どっからでも掛かって来んかい!老いぼれが相手してやる。」

 

ニヤリとガープは口角を吊り上げた。

「ではお言葉に甘えて。剃ッ!」

テゾーロは地を一瞬に10歩叩き、ガープとの距離を詰める。

 

「嵐脚。闘牛連斬っ!」

テゾーロはガープのそばに移動し、モデル牡牛座(タウラス)をイメージした鎌鼬(かまいたち)を起こし目の前の強敵を狙う。

 

「鉄塊!」

キンキンキンキンキンッ!

ガープの身体に当たった鎌鼬は彼の身体を傷つけることは敵わず、全て鉄塊により落とされた。

 

「小僧、どこで六式を覚えた?

六式という術が派生してまだ間もない。何故海軍でないお主がそこまで使いこなせる?」

 

「秘密だッ! モデルチェンジ獅子座(レオ)!獣指銃ッ!」

バババババババンッ!!

テゾーロが纏っていた鎧が瞬時にその姿を変え、獅子座を模したゴールドアーマーに変わり彼は黄金と覇気で強化した指から指銃を放つ。

それは、まるで大型の機関銃をフルオートで放ったような音を立て、何十、何百の衝撃波となりガープに襲い掛かる。

「月歩!」

それをガープは空を翔けることにより回避していくがテゾーロもまたその指銃によって追従する。

 

「鬱陶しい!!」

しばし指銃による弾丸の雨を空を翔け逃げ回っていたガープはそのまま体の向きをテゾーロに変え距離を詰めていく。

 

「モデルチェンジ蟹座(キャンサー)

黄金雪時雨(ゴウン・スノー)。」

 

「ガッハッハ!捕まえたぞ!!!このまま締め上げてやるわい!!」

ガープは、また更に姿を変えたテゾーロに近づき己の胸に彼を抱き締める。

締め上げる腕の力は万力のようにギュウギュウと音を立て彼を逃がさんと力が込められていた。

 

「ん?なんじゃ?金箔の雪?」

ふとガープは空から降る金箔に気がつき空を見上げる。

空からは幾千もの金色の雪が舞い散り彼らの元へと降り注ぐ。

 

「黄金雪時雨。俺の能力だよ。天から雪のように金粉を落としそれは人体の毒になる。呼吸とともに人体に入りやがて死に至る毒だよ。」

彼は未だ締め上げるガープに向かい笑いかけるとガープは目を見開きその腕の力を緩め、即座に彼から離れた。

 

「あっぶねぇことする小僧じゃ!!!」

ガープはテゾーロから10mほど離れ金箔から降るエリアから脱出し、彼のやり口に口を尖らした。

 

「行け。金箔よ。」

テゾーロがパチンと指を鳴らすと降っていた金箔はやがて密集し、一つの大きな球体のようになりガープの元へと飛ぶ。

 

「こんなもの、息と止めれば良いだけじゃ!!老いぼれを舐めるなあああああ!!!!」

ガープが飛んできた球体を武装色で硬化した右手でそれを殴る。

しかし、殴った瞬間その球体は素早く液状化しガープの右腕を包んだ。

 

パチン。

 

それを見たテゾーロはまたそこで指を鳴らすと、液状化しガープの右腕に纏わり着いた金が素早く固まり彼の右腕は金の彫像となった。

 

「これで、あんたの右腕はもう使えない。どうする?次は両脚を。その次に左腕を。最後に頭を彫像にしてやろうか?」

テゾーロは微笑みガープに笑いかけた。

 

「そうじゃな。ここらで辞めるとするか。儂の負けじゃ」

「…は?」

ガープは潔く負けを認めるとその場にドカっと座り込んだ。

 

「そもそも儂は今回の任務は気が進まん。元々天竜人なぞに儂の正義を掲げるに値する物でもない。

ほれ、もう今は追わん。さっさと仲間たちとここから出ろ。」

「いいのかよ、爺さん。これでも一応は犯罪者だぜ?

それも天竜人に逆らい奴隷まで解放してしまった。」

 

「構わん。今、ここで貴様を殺したり捕まえたりするのは儂の正義に反する。

それに正直ここでお前さんと儂が本気で戦えばこの聖地もただでは済まんじゃろうしのぅ」

 

「ケッ。気づいてやがったか。糞爺ィ。」

「伊達に海軍の英雄なんて呼ばれておらんよ。

 

しかし去る前にこの腕だけはどうにしてくれんかのぅ。」

「意外に似合ってと思うぞ。その黄金の右手。」

「さっきから全く曲がらんのじゃ。

正直貴様の武装色が儂の武装色よりも強いことは気に食わんがなっ!!」

 

「そんなのも分かるのか?」

「あぁ。儂が武装色で覆った腕を完璧に固めてしまうなどそうとしか考えられんわ。

その覇気の素質と言い、能力という小僧、貴様は何者なんじゃ?」

「それも秘密だ。いつか分かるだろうぜ。

じゃあな爺さん、もう二度とやり合いたくねぇが次会うときまで達者でな。見逃してくれてありがとよ。」

 

テゾーロはそれだけ言い残し剃を使い港へ向かって消えていった。

 

「んっ!?あの小僧!!!儂の腕このままにして行きやがった!!!!!」

ふと腕のことを思い出したガープが大きな独り言を呟くも既にテゾーロの姿は見えない。

 

彼の腕の金が落ちたのはそれから30分経った時だった。

どうやらテゾーロが充分離れた時に能力を解除したのだろう。

「にしても、あの小僧。ありゃあいつかとんでもない怪物になるぞ。」

 

ガープはその場で独り言を呟き胸元から子電々虫を取り出し電話を掛けた。

 

プルルルルル ガチャ

「おぅ。ボルサリーノか。撤収じゃ。現時点をもって任務を全て放棄。至急天竜人の救出及び復興作業に当たれ。

ん?今立て込んでる?知らんわ!!そんなもの放置して早よ来んか!!!!!ガチャ!」

ガープはボルサリーノが喋っていた途中であったが無理やり電話を切り上げ、未だ地に伏すセンゴクに目を向けた。

 

「はぁ。こりゃあまたセンゴクの野郎にぶちギレられるわな。

逃げようかな。」

 

彼はそこで腰を持ち上げ未だ倒れ伏すセンゴクを無理やり背負い込むとマリージョアの中心地まで歩を進めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テゾーロとガープとの戦闘が終わった時、もう一つの戦場も終演に向かっていた。

「ん〜。どうしようかねぇ。ガープさんから連絡あったし、お前ェここで死んでもらうかぃ。」

 

「ぐっ。クソ!この化物めッ!」

地面に伏したフィシャータイガーの胸を踏み付け彼を見下ろしたボルサリーノの彼の顔に指を指す。

 

するとその人差し指に光が集まり瞬く間にそれは収束した。

 

「八尺瓊勾玉。さよならだよぉ。魚人く「プルプルプル!」…!?」

ボルサリーノ必殺の攻撃を放とうとした時再び彼の懐に忍ばせた子電々虫が鳴る。

 

するとボルサリーノは一旦攻撃をやめ先ほどガープからの子電々虫とは違う子電々虫を取り出した。

それは海軍で支給されるものではなく。華美に装飾された珍しいタイプの子電々虫だった。

 

ガチャ。

 

「はい。こちらボルサリーノ。はい。それは真ですかぃ?

ん〜。しょうがないって言われましてもねぇ。

えー。はい。分かりました。それでは。」

 

ガチャ。

 

「はぁ〜。たくっ。お前ェ。命拾いしたねぇ〜。今回は見逃してやるよぉ。しかし次会った時は必ず殺すから、それまでせいぜい生き残ることだねぇ。」

そう言うとボルサリーノはフィッシャータイガーの胸にのせていた足を退かし、それ以降振り返ることなくその場から立ち去った。

 

「クソがっ!!俺は生きされたのかっ!クソ!クソッ!ボルサリーノめ、いつか必ずお前は俺が倒す!!必ずだ!!!」

ボルサリーノが周囲に居ないことは分かっていようとも彼は自分の悲願を大声で叫んだ。

 

 

なにはともあれフィッシャータイガーは生き残った。

そして彼はのちにタイヨウの海賊団を組織し、

しばし世界中の人間から英雄の1人と謳われるようになる。

 

フィッシャータイガーは傷だらけの身体をなんとか起こし、マリージョアの端を目指し進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





ゴールドアーマーに着きました、この章が終われば改めて設定として多少なりとも情報を開示できたらと思っております。

次回、モネとシュガー達と合流します。

頑張って明日までにはまた次話を投稿したいと思いますのでよろしくお願い致します。
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