リゼの誘いで、ココア、チノ、悠、里恵の4人はリゼの家にやってきた。
「リゼちゃんからお泊まり会開いてくれるなんて意外だね〜!」
「ああ、そうだな。何かあるんじゃないのか?」
突然リゼの家へ招待されたココアと悠は、リゼに疑いの目を向ける。
大きい門が見えてくる。さすが本物のお嬢様だ。
「メイドさんにお出迎えされたらどうしましょう」
「でかい家だな〜」
チノと悠が目をキラキラさせるが、ココアと里恵は血の気が引いた顔。
「どうした?」
「見て、あれ……」
里恵が指差す先には、黒い服にサングラスを身につけた、明らかにあっち側の人。
チノと悠も顔から血が引いていく。
「おい、異常はないか」
「異常なし」
黒服の声がする。
ココアはチノに持っていた差し入れの袋を預けると、黒服の方へ走っていく。
「私が囮になるから、その隙に行って!その袋、絶対にリゼちゃんに届けるんだよ!」
「命より大事なものなんですかー!」
走っていくココアにチノが叫ぶ。中身はただのメロンパン。わざわざ囮になってまで配達するほどのものでは——。
結局、あの黒服はただの門番だった。対応がとても紳士的。
玄関でリゼが出迎えてくれるが、ココアは泣き出す。
「うわ〜ん!人を見かけで判断しちゃったよ〜!接客業失格だ〜!!」
「ココア、なんで泣いてるんだ!?」
「こんにちは、リゼさん」
「ここで働いてるのはメイドじゃなくて、ああいう系の人か——」
それぞれ感想を述べる。玄関がとても広い。まるでお城のような広さ。
「わざわざ来てくれてありがとう」
「いえ……リゼさんからのお誘い、ちょっとビックリしました」
「いつかみんなとここでお泊まり会してみたかったんだ——私だけラビットハウスに住んでないし……」
最後の方が小声になって聞こえなかった悠は「なんて?」と聞き返すが、リゼは「なんでもない!」とごまかす。
そしてリゼの部屋へ到着。——ここも広い。
「広い部屋だな……」
「そうか?」
「はい。すごく立派なおうちです。父がリゼさんのお父さんによろしくと言ってました」
「ああ、伝えておくよ」
「せっかく来たんだし、遊ばないか?」
「いいね、何する?」
悠が聞くと、リゼは「とりあえず隣の部屋に来てくれ」とみんなを集める。
隣の部屋に入ると、応接間のような部屋だが、ここで何をするというのだ。
リゼは部屋の隅に置いてある戦車の模型の砲塔を旋回させると、それに合わせて部屋に飾ってある額縁が回転して——。
「ここは私のコレクションルームだ!」
「「「「おぉ〜……」」」」
姿を現した数々の銃に一同が驚く。
「この中から好きな銃を選んでくれ。使い方は私が教える」
「お、おい。まさか遊ぶって——」
「悠さん、私生き残れる気がしないです」
チノが突然始まったサバイバルゲームに震える。
「もっと平和なゲームして遊ぼうよ!」
「そ、そうか?」
「そうだぞ。俺ら銃撃戦しに来たわけじゃないぞ!?」
ココアと悠が慌ててリゼを止める。リゼは少しガッカリした表情を浮かべるが、すぐに別のゲームを提案する。
「そうだな——それじゃあ、下の訓練場で匍匐前進の訓練でも——」
「とりあえず訓練から離れろ」
結局、テレビゲームすることに。
「なんだ——みんなとサバイバルゲームしたかったのに……」
「なんてやつだ——チノが怪我でもしたらどうするんだ」
「そうだよリゼちゃん!撃たれて倒れるチノちゃんなんてみたくないよー!」
悠とココアの発言に、チノは「私がやられる前提!?」とツッコミを入れる。
しばらくして、悠がベッドの上に置いてあるぬいぐるみに気がつく。
「あれって——」
「ああ、『ワイルドギース』だよ」
「ネーミングセンスはさておき、なんで眼帯——あれ、どこかでみたような……」
「チノにあげたぬいぐるみがあっただろ?あれの片割れさ」
リゼの説明に悠が「なるほど——」と納得する。ということはあれもリゼのお手製か。
「いいな〜私もリゼちゃんお手製のぬいぐるみ欲しいな〜」
「なに!?」
「だってすごく可愛いよ〜?」
「そ、そうか?」
ココアが褒めると、リゼの顔が一気に明るくなる。
里恵もそれに便乗して「眼帯がいい味出してる」とリゼにいう。
「みんなでお揃い、ですね」
「そ、そんなに褒めても作ってやらないぞ〜!!」
「裁縫セット出しながら言っても説得力ないぞ!」
前にティッピーが言っていた「褒めると調子にのる」とはまさにこのことか。
リゼはなんだかんだ言って裁縫セットを取り出して縫い始めた。
チノと悠の関係を
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進展させる
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現状維持
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ココアに浮気ルート
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リゼに浮気ルート