「まずはココアのから作るぞ!」
「あ、私がデザインしてみてもいいですか」
「チノが?いいぞ!」
「チノちゃんが私のを?どんな風になるのかな〜」
そしてチノに、内緒にしたいのでココアは席を外すようにと言われる。
「心配なので悠さんもココアさんについて行ってください」
「俺も!?」
結局、巻き添えを食らって悠もココアと席を外すことに。
「あ、みてみて、メイド服だよ〜」
「本当だ。本物を見るのは初めてだ」
「——ねえ、着てみてもいいかな?」
ココアがそう申し出ると、近くにいた使用人が「その部屋の服は自由にしてくだせえ」と頷く。
「やった〜!ほら、行くよ悠くん!」
「——え?」
普通ここは「着替えてくるから待っててね」というところじゃないのか、と困惑する悠を無視して、ココアは悠の腕を掴むと空き部屋に連行する。
「さあ、着替えるよ〜」
「まて!なんで俺も!?」
「似合うから大丈夫だよ〜」
「嫌味か!?」
半ば強引にメイド服を着せられた。
「はぁ、なんでこんな事に」
「か、可愛い……」
「も、もういいだろ!早くお前も着ろよ!あと、写真撮るな」
カメラのシャッターボタンを押すココアに悠がしがみついてカメラを奪い取ろうとするが、ココアにかわされる。
そして今度はココアがメイド服に。
「うん、やっぱりどう考えても俺よりココアが着るべきだな」
「え〜そうかな?」
「男がメイド服着てもしょうがないだろ」
「私は気にしないよ?」
「俺が気にするから言ってんだよ」
ココアはメイド服を着た状態でリゼにあって驚かせようとする。
「とりあえず悠くんもカチューシャだけして!」
「なんでだよ。仕方ねぇな……」
そしてリゼの部屋に行くと、ぬいぐるみが完成していた。早い。
「わ〜!すごーい!私のぬいぐるみ!?」
「ああ、そうだぞ——って、なんでメイド服!?」
案の定メイドと化したココアに驚くリゼにココアは「ふふーん」と得意げな顔。
「それにしてもこのマジシャンうさぎ可愛い〜!」
「マジシャンじゃなくて、魔法使いです!」
次は悠のぬいぐるみを作ることに。今度はココアがデザインしてくれた。
「よーし!私も手伝うよリゼちゃん!」
「ココア、俺ともう一回外に出ようか」
「あれ!?信用されてない!?」
ココアが関わると嫌な予感がするので、ココアを外に連れ出そうとする。
「ダメだよ!今度はチノちゃんと悠くんが席を外して!」
「また俺!?」
「なんで私まで——」
しぶしぶそう言ってチノと悠は外に出る。
「そのカチューシャ、どうしたんですか?」
「ココアにつけろって言われて——どう考えても変だよな」
「そんなことないですよ。似合ってます」
「皮肉なのかお世辞なのか——」
「本心です」
真顔でそう答えるチノに悠は「うそだろ!?」と少々複雑な表情。
「——チノも着てみるか?確か後3着あったような気がするが」
悠がそう提案すると、今度はチノが複雑な表情になって胸を押さえる。
「私みたいなのには似合いませんよ」
「大丈夫だって」
今度は悠が半ば強引にチノにメイド服を着させる。
しばらくして部屋から出てきたチノに、悠は唖然とする。
「恐ろしい——」
「そんなにおかしいですか?」
「そういう意味じゃなくて——いけない、鼻血が」
「大丈夫ですか!?」
あまりの破壊力に思わず鼻血が出てしまう。
「すごい似合ってる。もうラビットハウスの制服、それでいいんじゃないか?」
「別のお店になってしまいますよ」
「ココアが見たらなんていうかな〜」
そう言ってリゼの部屋の扉を開けると、ココアがこちらに気がついて鼻を押さえる。
「チノちゃん——」
「また鼻血!?」
悠と同じ反応を見せるココアにチノがツッコミを入れる。
一通り鼻血が治ると、ココアは悠のぬいぐるみを見せる。
「じゃーん!完成したよ〜!」
「か、可愛い——」
「ほんと?どれくらい?」
「チノの次くらい——」
悠がそう答えると、リゼは「ああ、確かにメイド服着てるチノ、可愛いな」と写真を撮る。
「あ、リゼ、その写真いくら?」
「お金を出してまで欲しいのか!?」
悠のぬいぐるみは、白が基調で頭にはベレー帽子、そして綺麗な青のネクタイ。
「最後は里恵ちゃんのだよ!」
「それなら俺がデザインしよう」
今度は悠がデザインする事になった。
「さあ、里恵とチノ、外に出ろ」
そう言って2人を追い出すと、悠はデザインを考え始める。
チノと悠の関係を
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進展させる
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現状維持
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ココアに浮気ルート
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リゼに浮気ルート