「まずは武器の安定した供給が必要だ。私の部屋の隣にあるあの部屋を占領しよう」
「いえっさー!」
「もしかしたら、悠たちも同じことを考えているかもしれない。気を抜くなよ」
ココアとリゼは、棟の西側でゲームスタートを待つ。
作戦は、まず手持ちの武器を強化すること。つまり、武器がある例の部屋を占領し、立て籠もる。
もし悠とチノが来なかった場合は——。
「いくつかあの2人が行きそうな場所を知っている。武器を手に入れたらそこを攻めよう」
「さすがリゼちゃん!」
「こういうのは親父とよくやってるから得意なんだよ」
リゼが得意げな顔でココアにいう。
そして、ゲームが開始された。
「チノ、入れるか?」
「大丈夫です」
棟の東側、チノと悠は小さな物置部屋に姿を隠す。
この部屋は物が多い上に、入り口が狭い。ココアはともかく、リゼが攻め入るのは難しい。
チノは余裕で通れたが、悠は少々きつい。
「武器もハンドガンだけだし、ここを攻められたらやばいかも」
「
「それもそうだな」
実は、この部屋に入る前に絶対に通らなくてはいけない通路がある。
その通路は、先ほど悠とチノが仕掛けた「地雷」が多数用意されている。
そもそもこの部屋に到達する前に風船が割れるだろう。
「まさかここまで狭いとは——」
「そうでしょうか」
「はぁ……チノは小柄でいいよな」
「嫌味ですか?」
「違う違う。チノは大きくなりたいっていうけど、小さい方が得する時もあるんだぞ」
「————」
チノは少し不満そうだが、悠はそれを無視して扉の方に銃を構える。万が一ここに侵入してきた時にすぐに撃てるように。
「チ、チノ……」
「どうかしましたか?」
「その……吐息が首筋に当たってくすぐったい……」
「なっ——」
チノは顔を赤くした。
「誰もいなかったな」
「今日も平和だねー!」
「しっ!大きな声を出すな。気を抜いたらやられるぞ」
「あっ、そっか。静かにしないとね」
ココアとリゼは武器がある部屋に侵入。誰もいないことを確認するとマシンガンを手に取る。
「ココアはこれを。初心者でも撃ちやすいタイプのやつだ」
「わーい!ありがとー!これで100人きても大丈夫だね!」
「だから大声を出すな!」
すぐに大声を出してしまうココアにリゼが慌てる。
「ショットガンは風船以外にも当たる可能性があるから危険だな……」
リゼも武器を手に取る。そしてソファーの影へ移動。
「終了20分前までここで待機しよう」
「いえっさー」
「来ないな。やっぱり上で武器を調達してるのか?」
「その可能性もありますね」
「多分この調子だと、俺らが武器の調達に行くのを待っている可能性がある。あえてそこを奇襲するという手もあるが」
「ここで待ちましょう」
「了解」
チノと悠は慎重だ。向こうから攻撃してこない限り、こちらは行動しない方針は変更しない。
しばらくして、足音が聞こえる。ココアかリゼのどちらかだろう。あまりにも動かないため、様子を見にやってきたか。
「チノ、リゼがくる」
「どうしてわかるんですか?」
「仕掛けた罠が反応していない。多分リゼのことだから一つ一つ破壊して防いでいるだろう」
「そんな……リゼさんに勝てる気がしないです」
「チノは物陰に隠れて隙を狙え。俺が引きつける」
数分後、糸を切ったのだろうか、ハサミを持ったリゼが部屋に突入する。
チノと悠の関係を
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進展させる
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現状維持
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ココアに浮気ルート
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リゼに浮気ルート