「さあ、うちのクラスにご案内〜!」
ココアが一行をクラスに案内する。
あのあと、どうなったのだろうか——。
「確か、教室でビアホールだったわね」
シャロがココアに尋ねると、ココアは「うん!」と答える。
「それ、いろんな意味で大丈夫か……?」
悠が心配するが、ココアは「大丈夫大丈夫〜」とお気楽に答える。
「イメージとしては、ラビットハウスのバータイムみたいな感じだよー!」
「へー……」
リゼが興味深そうにつぶやく。
——そして、ココアが扉を開けた。
「5名様ご到着〜!」
「「うちよりすごい!」」
店の内装を見ると、チノとティッピーが驚く。
「いらっしゃいませ〜。オーナーの千夜です」
「テーマはオクトーバーフェスト?」
シャロが千夜に尋ねると、千夜は「そう!」と答える。
「さあ!なんちゃってビール祭りを楽しみましょう!」
千夜がそう言ってビール風のジュースを出す。
「なんと!早速常連になりたいって作家さんもいるよ!」
ココアが指差す先には、せかせかと筆を進める青山ブルーマウンテンの姿が。
そしてその隣には、場酔いする編集者の姿も見える。
「明日が締め切り〜!!青山先生ファイトー!!」
「修羅場の応援じゃねぇか!」
物凄い勢いで応援する編集者に思わずツッコミを入れてしまう。
「青山さんもそうですが、ココアさんも千夜さんも忙しそうですね」
「そうだな」
チノやリゼ、シャロとビール風のオレンジジュースを飲む。
「あーっ!悠くんだ!いらっしゃい!来てくれたんだ〜!」
クラスメートの一人がこちらに気がつく。
「予定よりかなりゴージャスになったな」
「そうそう、あの後悠くんの意見をもとにさらにはっちゃけてみましたー!」
「「すごい仲良くなってる……」」
チノとリゼのつぶやきは悠には届かない。
「さすが我がクラスの弟ー!!」
「悠くんは私の弟だよー!!」
案の定ココアが間に入ってきた。
「悠さんは女の人なら誰でもいいんですね」
「ものすごく誤解を招く発言だ!」
チノの発言にリゼがツッコミを入れる。
「よかった……。思ってたより普通の人たちだ。警戒態勢解除!」
委員長が呼びかけると、クラスメートたちが影から出てくるが、委員長の言葉にリゼが反応してしまう。
「敵の素性が曖昧なまま警戒を解くんじゃない!!」
「「「いえっさー!!!」」」
「早くもクラスの軍曹に!」
リゼの怒鳴り声でクラスメートたちが慌てて警戒態勢を続行する光景を見て、チノがツッコミを入れる。
「おっ、衣装の体験ができるらしいな。着てみたらどうだ?」
「私はいいです」
「まあまあ、そう言わずに〜」
悠の提案を却下するチノの腕を掴んで強引に連れて行く。
「顔が『着たい』って言っているわ」
クラスメートの一人がそう言ってリゼとシャロの腕を掴んで連れて行く。
「千夜たち、素敵な友達を持ってて安心したわ」
「母親か」
シャロの言葉にツッコミを入れる悠。
しばらくの間、穏やかな時間が流れていたが、クラスメートたちの一言で崩壊する。
「よし!そのまま着ても違和感ないな!部活の出し物と時間被ってるの!後は頼んだよ!」
「「「身代わり!?」」」
それだけ言い残して、店を回していたクラスメートの大半が出て行ってしまう。
「はっ!!」
千夜が何かに気がついたように、顔が青ざめる。
「——スケジュールをミスった……!!」
「う、うちのクラス流ジョークだよ……!す、すぐ戻ってくるから!」
震えた声でそういう千夜とココア。
「仕方ないわね。注文とってくるから、私はこれで」
シャロはそう言ってホールに戻る。
「想定内の事態だ。心配するな」
「ああ、俺も厨房手伝うよ」
「みんなありがとー!」
こうして、振り回され隊がビアホールに動員された。
チノと悠の関係を
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進展させる
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現状維持
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ココアに浮気ルート
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リゼに浮気ルート