そろそろ終わる予定ですが……どういう結末を迎えるのか作者にもわかりません。
チノとコーヒーカップの店に来た。
「店で使うんじゃなくて、チノが使うのか?」
「はい、今使っているものが古くなってしまったので」
「そうか〜……いっぱいあってどれにしたらいいかわからんな」
チノと悠が店内をうろうろしていると、勢いよくシャロが入ってきた。
「なんて美しいForme……」
「おい、なんかやべえやついるぞ……ってシャロか」
「しまった!」
数分前。
「おっ、コーヒーカップの店に入っていったぞ」
「ココア、またカップ割ったの?」
「割ってないよ!」
リゼたちを中心とした追跡チームもコーヒーカップの店の近くまで到着。
時刻はすでに15時をまわっている。
「カップを選んでるね〜」
メグがそう言うと、シャロが覚醒して飛び出した。
「おい!シャロ!バレるぞ!」
そして今のような状況に。
「シャロもカップを見ににきたのか?」
「そ、そうなのよ……2人は?」
「俺たちもカップを買いに来たんだ」
「——あれ?シャロさん、ここコーヒーカップ専門店ですよ」
「み、見るだけだから!」
チノが問うと明らかに動揺してシャロがそう答えた。
「さっきから尾行してるのってシャロなのか?」
悠が小声で尋ねると、チノは納得した様子で
「まさか——」
と言った。そしてシャロの方へ向かい、
「しかし、ココアさんや千夜さんと勉強会をすると言う話でしたが」
「あ、あれね!——ココアが強制的に終わらせちゃったのよ」
あながち嘘ではない。
「そうでしたか。仕方ないココアさんですね」
チノはあっさりシャロの話を信じてしまったが、何か様子がおかしい。
「2人は今日何してたの?」
「えっ——」
弱点を突く質問だ。だが、悠は強気でいう。
「尾行してたなら、わかるんじゃないか?」
「————バレてたのね」
あっさり罪を認めた。
「しかし驚きね。2人はそういう関係だったの?」
「「それはない(です)」」
チノと悠がハモると、シャロはクスッと笑って
「バレるとは思ってたけど、あまりに綺麗なカップだったので……つい」
「そうか。今ココアはどうしてるんだ?」
悠はあくまでシャロだけが尾行していると思っている。
「そ、それは——」
「まずい、シャロが捕まった!」
「ここにサツが来るのも時間の問題だ!どうする姉貴!」
リゼとマヤはノリノリだが、状況は決してよくない。シャロがリゼたちを売れば尾行がバレてしまい、敗北だ。
「シャロちゃんのことよ。きっと私たちのことは黙っててくれるはず!」
千夜が言う。
「こうなったら特攻だよ!リゼちゃん!特攻のやり方教えて!」
「特攻!!?」
ココアの発言に、今度はリゼが覚醒した。
「戦死することが前提だから、オススメはできない!」
「あ、シャロさんたちが出てきたよ!」
メグがそう言うと、一同は物陰から顔を出して様子を伺う。
「尾行は私の負けね。2人とも末永くお幸せに」
「断じてそういう関係じゃないが、お前も気をつけて帰れよ」
シャロはリゼたちを売らず、チノたちと別れた。
「犯人はシャロさんでしたか」
「だな。シャロが尾行するなんて、ちょっと意外だ。リゼに影響されたか」
「まあ、お目当てのコーヒーカップが買えたので良かったです」
「しかし、シャロはコーヒーカップにも詳しいんだな」
そんな会話をしながら歩いていると、時間はもう16時半になっていた。
「どうする?帰る?それともどこか寄ってく?」
「あ、最後に一箇所だけ——」
おそらく、次々回くらいで「チノとデート」編が終わります!
どの組み合わせがお好きですか?
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ココア × 悠
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チノ × 悠
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リゼ × 悠
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振り回され隊 × 悠