部屋に引きこもったココア。
千夜やシャロは「ココアちゃんココアちゃん、どうか気を沈めて出てきてください」などと祈りを捧げる。
「ココア、天照大御神説が浮上したな」
この状況、完全に某有名神話そっくりだ。
するとリゼが、ココアにこう申し出た。
「し、仕方ない——。じゃ、じゃあ私を好きなだけもふもふしていいから……」
すると部屋の扉がわずかに開き、ココアの暗い声が聞こえた。
「よし、1人ずつ入っておいで——」
「全員かよ!」
むしろこれは好都合だ。ココアにもふもふしてもらえるチャンス!
「じゃあ俺から」
「まて、お前はダメだ」
「なんでだよ!?」
悠が部屋に入ろうとすると、リゼに止められた。
シャロが涙目でこう説得する。
「本当に出てきてよココア!ココアがいないと落ち着かないわ!」
リゼが続ける。
「私だって!ココアがいなければこんな計画思いつかなかったぞ!」
すると千夜がここぞとばかりに
「でも私が一番ココアちゃんだーいすき」
と便乗した。ココアは暗い声で「私もみんながだーいすき」と言うが——部屋から出てくる様子はない。
チノが、ココアの部屋の前へ向かった。
「まてチノ!早まるな!」
「コ、ココアさん——あーそーぼー……」
「なんて攻撃力だ!」
さすがのココアも耐えきれなくなったのか、部屋の扉が大きく開いた。
そして、すっかり準備万端といった様子で「いいよー!」とココアが出てきた。
「——やれやれです」
「これが日本神話か——」
悠がつぶやくと、ココアが「日本神話?」と首をかしげる。
「みんなに本気で怒るわけないよ!」
「やれやれ。ココアは本当にしょうがないココアだな」
「悠、チノちゃんの口癖がうつってるわよ」
「なんだと!?」
シャロに指摘され、頬を赤らめる。
チノは、キャンプに持って行こうとしていた「クロスワード」の本をココアに没収され、不満げな顔をしていた。
「おい、ティッピーは連れていかないのか?」
「ティッピーはお留守番です」
「そうか」
ティッピーのやつ、今頃チノがいないって泣いてるだろうな——。
ココアがチノの頭に麦わら帽子を乗せた。
「ティッピーがいるみたいです」
「ティッピーって帽子並みの重量だったのか!?」
悠がツッコミを入れると、チノはココアに「ありがとうございます」と言おうとするが——
「クロスワード解けたよ!」
と遮られてしまった。
チノが心配そうに外を眺めると、ココアは「あー!また解けた!」と自慢する。
途中、橋の真ん中で一時休憩をすることに。
「すごいです!まさに自然の驚異です!」
チノが興奮した様子で写真を撮る。
「自然の驚異って——」
「大自然だー!この雰囲気、実家を思い出すなー!」
「えっ!?実家こんな山奥にあるのか!?」
今日の悠はツッコミが絶えない。
「実家、素敵なところにあるんですね」
チノがそう言うと、ココアは満面の笑みで
「うん!いつか連れて行ってあげる!お母さんもお姉ちゃんも大喜びだよ!」
と言うと、チノが顔を赤くした。
しばらくしてコテージに到着したものの、大問題が発覚した。
ごちうさ2期のキャンプ回ですが、ほとんどオリジナルの話になります!
どの組み合わせがお好きですか?
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ココア × 悠
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チノ × 悠
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リゼ × 悠
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振り回され隊 × 悠