「おかえり」
「ただいまです」
「ただいま〜!」
チノとココアが帰ってきて、すぐにラビットハウスの制服に着替える。
しばらくして、リゼもラビットハウスにやってくる。
こうしてバイトメンバーが揃う。
仕事が始まり、それぞれ仕事を分担。悠は基本的に倉庫からコーヒー豆の袋を持ってきたり、在庫を管理したりと力仕事がメイン。
リゼが「手伝うよ」と倉庫に入ってくる。
「お前、本当に女子なのかと疑っちゃうくらい力あるよな」
「そうか?ココアもチノも訓練すればすぐにこうなるぞ!」
「コーヒー豆の袋を軽々と運ぶイケメンなチノも見て見たいけどな」
時々悠が発する問題発言や軽口にツッコミを入れるのもリゼの担当だ。
「うわ、これいつのやつだよ、袋がホコリまみれだ」
「結構前のやつだな、それも移動させておこう」
「ああ、お前はやらなくていい。汚れるだろ」
「気にするな!いちいち戦場で汚れることを気にしていたらやられるぞ!」
「お前女子なんだから少しくらいは気にしろよ」
悠がそういうと、リゼは少し照れる。
「わ、私を女の子扱いしてくれるのか!」
「は?そんなの当たり前だろ。なんだよ、かしこまって」
「い、いや、あまり慣れてなくてさ……」
リゼが少し顔を赤らめて「な、なんかここ暑いな!」と手で顔を仰ぐ。
「そうか?ほら、さっさと終わらせるぞ」
ラビットハウスでの仕事が終わると、今度は夕食の準備。
最近は里恵も料理の腕が着々と上がっており、ココアやチノの手伝いをするようにまで成長した。
「さすが我が妹だな」
「なんだかそのセリフ、ココアさんみたいですね」
「あいつと違って俺は『自称』じゃないからな」
チノの一言に悠がそう反応する。確かにココアと同じことを言っているが、ココアはあくまで『自称』姉だ。
夕食を食べ終わった後は、お風呂に入る。
「見て見て!」
ココアが後ろから悠の肩を叩く。
「なんだ?」
「じゃーん!今日はティッピー型パーカーだよ!」
「そんなものが!?」
悠が驚く。ココアが着ているパーカーは、フードの部分がティッピーを模した形と模様になっている。
「ココアさん!自慢したいのはわかりますが、服を着てください!」
チノがココアの後を追って部屋にやってくる。
「チノ!このパーカーってどこで売ってたんだ!?」
「ココアさんがパーカー1枚ということよりもそっちに反応するんですね」
チノにそう言われ、悠の体に電流が走る。
「おい!ココア!ちゃんと服を着ろ!その状態で男の前に姿を現すな!」
「ごめんごめん!いま着替えるよ!」
ココアが部屋から出て行く。
「あのパーカー、実は以前母が作っていたものです」
「そうなのか?」
「はい、お店で売っているパーカーにティッピー風にアレンジしたフードをくっつけるんです」
「なるほどな——」
「ほしいんですか?」
「悠くんも着てみる?」
突然ココアが後ろにいたため、「着替えるのはや!」と悠が驚くと、ココアはパーカーを悠に着せる。
「あ、もふもふだ」
「悠さん——可愛いです」
「な、なんか複雑な気分だな——」
チノにそう褒められ、悠が苦笑いする。
この服、何かいい匂いがすると匂いを嗅ぐと、里恵に叩かれた。
「お兄ちゃん、今匂い嗅いで変なこと考えたでしょ!」
「——は?」
「通報します」
少し強い口調の里恵とジト目で言うチノに、悠は少し理由を考えてから慌てて釈明する。
「——いや、そういう意味じゃなかったんだ!許して!」
「変なこと?」
当のココアは気がついていないようだった。
どの組み合わせがお好きですか?
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ココア × 悠
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チノ × 悠
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リゼ × 悠
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振り回され隊 × 悠