ココアの実家に向かう話は前回で終了しました!
「さ、みんな揃ったし屋台で何かやるよ〜!」
「あ、俺かき氷食べたい」
ココアと悠が屋台が並んでいる場所へ向かう。花火はあと1時間ほどは行われるらしい。
「ま、待ってください!走ると転びますよ!」
ココアと悠が走っていくと、チノも慌てて追いかける。
「あの3人——楽しそうだな」
「そうね」
「今日はココアも悠もはしゃぎすぎね——帰ってくるなら連絡くらいしなさいよ」
「シャロちゃんが言うの?」
取り残されたリゼ、千夜、シャロとマメ隊はこれからどうするのか話し合う。
「私たちも回るか」
「そうしましょ!まだまだ夜は長いわ!」
リゼがそう言ってココアたちを追うと、全員それについてくる。
「あ、みてみて悠くん!射的だよ〜」
「よし、リゼ!俺とチノを賭けて勝負だ!」
「私を賭けないでください!」
「ふっ、私に勝負を仕掛けるとは——悪いがチノはもらうぞ」
悠がリゼと勝負するが、なぜか賭けるのはチノ。
当のチノは困惑しつつ、
「一番奥にあるあのうさぎのぬいぐるみが欲しいです」
と店の奥に2つ置いてあるぬいぐるみを指差して言うと、リゼはルールを説明する。
「あのぬいぐるみを少ない弾数で取った方が勝ちだ!」
「よし!まずは俺からいくぜ!——俺は右のやつを取る」
「わかった、なら私は左のやつを取る!」
結果は、引き分け。両者ともに1発で命中させた。
「なかなかやるなリゼ……」
「お前の方こそ——やはりこの街へ来る前はSPだったのか!?」
「2人とも盛り上がりすぎ〜!」
白熱した戦いを繰り広げるリゼと悠にマヤが言う。
「私もチノちゃんにかっこいいところ見せるよー!」
今度はココアがそう言って金魚すくいを始める。——が、全く取れない。
「これが、かっこいいところ……」
チノがそう呟くと、ココアは「こ、これは練習だよ!」とごまかす。
一方リゼと悠はまたバトルをしていた。
「よし!輪投げで1等当てたぞ!」
「くっ……私としたことが手先が狂ってしまった!」
その光景を見て、チマメ隊は
「悠さんもリゼさんも子供っぽいです」
「私たちより満喫してんじゃん!」
「2人とも楽しそう〜」
とそれぞれに感想を述べる。
輪投げでここまで激しい戦いを繰り広げているのはおそらくリゼと悠だけだ。
「——意外と難易度高かったな」
「ああ……。まさかこの私が悠に負けるなんて」
「残念だったな、俺は小学校の時に夏祭りで鍛えてたんだ」
輪投げを終えたリゼと悠は取った景品を全てチノに渡す。
「こ、こんなに持てません!」
「す、すまんチノ……つい盛り上がっちゃって」
「リゼは負けず嫌いだからな〜」
両手に大量の景品を抱えるチノが悲鳴をあげると、リゼが「やりすぎた」と謝罪する。
「あれ?」
「ん?どうした?」
いつの間にか、ココアと悠だけになっていた。
「チノちゃんたちは?」
「さあ……そういえばさっきから見かけないな」
悠は重大なことに気がつく。
「——しまった!俺としたことが!」
「どうしたの悠くん!」
「夏祭りで『人混みで迷子になったら大変だから、手繋ごう?』って言う定番のイベントを逃した!」
「もしかして迷子になっちゃったのかな!?」
時すでに遅し、チノたちはどこかへ行ってしまった。
どの組み合わせがお好きですか?
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ココア × 悠
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チノ × 悠
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リゼ × 悠
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振り回され隊 × 悠