はちまんくんの奇妙な冒険   作:アルスDQ

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こんにちは、今回は敵と激しく戦う…お話ではないですね。降参ラッシュです。そして最後には…?

ではどうぞー!




side比企谷八幡

 

俺たちはワシントンD・Cを出発して現在は夜だ。今はノースカロライナのロッキーマウントにいる。なのだが、今日は凄かったな。

 

なぜなら…誰とも戦ってないからだ。

 

最初はリッチモンドのレストランだ。

話に聞くと前回はここで襲撃された場所だそうだ。

そこでここに行ったわけだが…

 

オヤジ「あんたら、大統領の使いだよなぁ?なぁ、そうだよなぁ?」

 

陽乃に誰か話しかけて来た。もしかして敵!?

陽乃は警戒しながら慎重に答える。

 

陽乃「え、ええ……そうですけど?あなたたちは?」

 

オヤジ「お、俺はオインゴ!あっちにいる本を持っているのは弟のボインゴだ!頼む!俺達は降参するから匿ってくれ!」

 

八幡「え……?襲ってこないの?」

 

いきなり降参してきた人はオインゴと言うらしい。俺はてっきり襲って来るのかと。いや、そう見せかけてから何かしてくれるのかもしれないな。もう少し警戒しとくか…

 

オインゴ「他の奴が正気じゃあねぇんだ!普通アメリカ大統領相手にケンカを売るかぁ!?しかもほとんど計画が破綻してんのに!まだプッチの計画に乗るなんて無謀だろ!」

 

あ、これはガチですね。まあ、大統領なんか敵に回したら勝ち目ないよね!普通に考えて。

 

オインゴ「二十年前にDIO様の話に乗ったのは敵が個人だったからだし、成功すれば弟のボインゴを一生養えるだけの金が入ったからであって、決して世間に不満があるとかじゃあないんだ!今回はただ脅されただけだ!頼む!助けてくれ!」

 

オインゴは土下座せんばかりにすがり付いてくる。

 

とりあえず七里ヶ浜に連絡しておくか。

 

電話をするとワンコールもしないうちに出た。はや!

 

八幡『あ、七里ヶ浜か?』

 

七里ヶ浜『あ、八幡先輩!はい、七里ヶ浜です!』

 

八幡『なんか敵が降参してきたて困ったんだけれど』

 

七里ヶ浜『え?そうなんですか?ならとりあえずFBIの人たちに連絡とってみるんでちょっと待っててください!』

 

とりあえずこれでOKっと。ん?なんてあっちの世界の人たちは驚愕したような顔してるんだ?まあいいか。

 

しばらくすると呼ばれたFBIがやってきた。

 

FBI「話はわかりました。後はこちらで対処します。脅されて来ただけのようですから悪いようにはならないでしょう。それでは彼等についてはお任せ下さい。ついでに、弟さんの社会復帰の訓練についても専門家を紹介します」

 

よかった、よかった。これでオインゴたちも大丈夫だろう。

 

オインゴ「ありがとう!トト神の予言は絶対だ!」

 

風鈴「トト神?」

 

風鈴が何やら気になったのかオインゴに問いかけると弟のボインゴが近付いて来て本の中身を見せた。こ、これは…!

 

ボインゴ「これだよ。この漫画が予知のスタンド、トト神さ」

 

風鈴「こ、これは……能力とかはともかくとして、この独創的な絵は……時代が時代ならピカソのそれにも匹敵する芸術……」

 

え?風鈴これわかるの?全く俺わからないんだけれど?

 

ボインゴ「初めてだ!この絵をわかってくれる人が現れるなんて!」

 

風鈴「これは芸術です!冬乃さんならきっと…!ボインゴさんと言いましたね!もしよかったら日本の雪ノ下冬乃さんを訪ねて見てください!」

 

材木座「師匠にか風鈴殿?」

 

風鈴「はい!冬乃さんならこの人を上手くプロデュースしてくれるはずです!」

 

マジか…、でも冬乃さんは材木座を小説出せるレベルまでしたし不可能ではないか。

 

陽乃「なら、オインゴさんもうちに来ない?身長体重も真似出来るということはモデルとして色々できるだろうし。どう?」

 

ボインゴ「わかった!ありがとう!ありがとう!」

 

陽乃は勧誘してるし…まあ、いいけどさ。

 

こうしてオインゴとボインゴ兄弟は何度も頭を下げながらFBIに連れて行かれた。

 

 

それでよし、出発しようとした時である。今度は子供を二人連れた女性がいた。今度こそ敵か!?

 

ミドラー「待ってくれ!あたしも降参するから匿ってくれ!」

 

あ、そうなん?これはもう見た感じでガチですね。

特別悪いやつには見えないし…

 

もしかして今日ずっとこのかんじ…なわけないよね?

 

いろは「はい♪良いですよー?わたし達の世界のミドラーさんは仲間ですし、ネーナちゃんとンドゥール君とも友達なんですよ!争わないで良かったです!」

 

ミドラー「は?」

 

一色たちはミドラーさん?に事の経緯を説明した。さらに集合写真も見せてるし。

 

ミドラー「へぇ……。これがあんた達の世界のあたしかい?ネーナもンドゥールも良い目をして成長したじゃあない」

 

いろは「はいっ!ンドゥール君は経営学に才能がありますし、ネーナちゃんは凄いアラビア美人になります。ほらネーナちゃん?これが未来のネーナちゃんですよ?」

 

ネーナ「これがわたし……」

 

てか、君たち気づいてる?陽乃の目が光ったの。

もう獲物を見つけた目してるし。

 

陽乃「ねぇ、ミドラーさん?ジプシーダンサーとしても有名な方なんですよね?親子揃って雪ノ下と契約を結びません?ンドゥール君は経営で、ネーナちゃんはミドラーさんの跡継ぎとしても、他の芸能面としても磨けば凄い逸材だわ!ね?ね?そうしません?」

 

ミドラー「良いのかい?」

 

陽乃「もちろん!うちのお母さんに頼んでおきます!養育費とかはこちらで持ちますから是非!」

 

ミドラー「ありがとう……世話になるわ」

 

陽乃…行動早すぎない?別に悪くはないけど、徐々に雪ノ下家がやばくなっていってるの気のせい?

 

いや、気のせいじゃないよね?

 

と、思ったところでDIOが俺の体のコントロールを!?何しやがるDIO!?

 

DIO「陽乃さん」

 

陽乃「ん?」

 

DIO「グッジョブ!」

 

イエー!

パァン!ピシッ!ガシッ!グッ!グッ!

 

それやりたかっただけかよ!?てか、陽乃もノリいいな!?

 

 

 

最後にロックマウントの町についた。そこには苦しそうにしている男性とそれを支える男性がいた。

 

テレンス「すみません!助けて下さい!」

 

八幡「どうしました?」

 

テレンス「兄が……兄が今にも死にそうなんです!」

 

たしかにやばそうだ!早くなんとか…あれ?でもなんで俺たち?

 

いろは「何でわたし達に頼むんですか?わたし達は医者ではありませんよ?」

 

テレンス「そんな事は百も承知です!誰が治して欲しいって言いました!医者を呼んで下さい!誰も見て見ぬ振りをするんです!お願いします!」

 

なるほどな、だったら一色のスタンドなら…!

 

いろは「ナイチンゲール・エメラルド」

 

テレンス「ハイエロファント・グリーン!バカな、花京院は死んだはず!やめろ!兄にとどめを刺す気か!例の連中はお前達だったのか!」

 

ん?誰かのスタンドと勘違いしてるけど、これ治療するだけだぞ?

 

いろは「エメラルド・ヒーリング」

 

テレンス「あ、兄貴ぃぃぃぃぃぃぃ!」

 

ダニエル「???体が……治った。いや、健康な時のように体が軽い……何をしたんですか?」

 

いろは「エメラルド・ヒーリングは欠損と死亡以外は病気も含めて治せます。多分、ダニエルさんの病気も治せたと思いますよ?」

 

ダニエル「これは……ありがたい…もうだめかと思いましたが助かりました」

 

テレンス「兄を治していただいて本当にありがとうございます。先程はすみませんでした。…それにしても何故神父はあなた方のような良い方々を殺そうとするのか…」

 

勘違いが解けたならよかった。

 

てか、神父って…まさかこいつらも敵か!?

 

いや、まてよさっきからの流れだと…まさか!

 

いろは「テレンスさんはダニエルさんとは不仲だったと聞いていますが?」

 

テレンス「なぜそれを…?いえ、なんでもありません。たしかについ最近まではそうでしたが、神父の計画には付いていけませんでした。そこで兄と共に逃げることにしたんですよ。いい機会ですから兄弟仲をやり直しましょうと兄から言われて…兄は病魔に蝕まれていましたから最期くらいは…と思っていたようですが」

 

兄弟喧嘩はよくないからな。小町と喧嘩したら俺死んじゃう。

 

ダニエル「テレンス……お前が必死になってくれたお陰で私は助かった…。そして私を助けてくれた少女…名を教えてくれないか?」

 

いろは「一色いろはと言います。別の世界、簡単に言うと平行世界からやって来ました。わたしの世界ではお二人は最後までいがみ合っていましたから、お二人が仲直りできたことが嬉しいです。友人のダニエルさんにお土産話ができました」

 

不思議な顔をする2人に一色は写真を見せながら説明した。

 

テレンス「何と……その少年に異世界のとはいえ、DIO様の魂が……」

 

ダニエル「そして私達はDIO様の奥様にお助け頂いたようなものですね。お礼に我々が出来ることはありませんか?」

 

すると材木座が前に出た。まさか勧誘する気か!?

 

材木座「ダービー殿達は様々なゲームを極められたと聞く。シナリオ等やゲームメイクの知識も豊富であろう?是非とも我に知恵を貸して頂けないだろうか?」

 

いやいや、お前の本職は機械関係だろう。セキュリティやばいし。

 

陽乃「でしたらお二人も雪ノ下家で働きませんか?母もそう言うのには強いので歯応えのあるプレイヤーがいないってぼやいていたんです。業種も色々ありますから是非ともいかがですか?せっかくの縁ですから友達になりましょう!いろはちゃん達の世界のように!」

 

陽乃も…雪ノ下家やばす!

 

と、そのとき一色が独り言なのか口に出した。

 

いろは「…もしかしたら冬乃さんって波紋の戦士とかというオチはないですよね!?」

 

エルメェス「イーハ。口に出してる」

 

いやいや、流石に…ないよな?

 

陽乃「波紋の戦士じゃ無かったとは思うけど…。そう言えば昔、お母さんともう1人の人がメキシコで旧ナチス軍の地下に保管されていた変な彫刻みたいな物を

 

『破壊しちゃった♪』

 

『破壊してしまいましたね…』

 

とか言ってたような気がしたような……」

 

ウン、ハチマンナニモキカナカッタヨ。

 

いろは「え…?ちなみにもう1人って?」

 

一色は陽乃が言ったもう1人が気になるようだ。

 

陽乃「たしか、八幡の親戚とかって言ってたと思うんだけど…」

 

親戚?誰かいたかな?

 

八幡「俺の親戚?名前とか知らないのか?」

 

陽乃「たしか…、お母さんが『白良さん』って言ってたみたいな?」

 

八幡「母ちゃんと同じ名前?聞いたことないけどな…」

 

たしかに俺の母ちゃんは白良だけど、そんなこと聞いたことないしな。親戚に同じ名前な人なんていたっけ?

 

俺が首を傾げていると一色たちがなにやら驚いている。なんでだ?

 

陽乃「あ、そうそう。前に聞いたときは悪魔と天使と堕天使が争う世界におしおきをしてきたと聞いたわよ?」

 

え?なにそれ?どういうこと?わけわかんない。

 

テレンス「凄い人なんですね、あなたのお母様は」

 

ダニエル「そんな超人と勝負ですか…面白いですね。是非ともお手合わせ願いたいものです」

 

そんなこんなで2人は連れていかれた。

 

てか、結局今回誰とも戦わなかったけどいいの!?

いや、戦わない方がいいんだけどね?これっていいのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

?『ふふ、八幡取り乱してる…可愛い♪』

 

?『我、お腹減った』

 

?『あ、ならこれはどう?クッキーだけど』

 

?『ん、食べる。…あれ、我の知ってる八幡とは違う』

 

?『それはそうね。だって…だもん』

 

?『我、納得』

 

?『よかった♪じゃあ続けよっか!』

 

?『我、八幡守る』

 

?『緊急時だけだけどね…』




用語解説
『雪ノ下冬乃』
「はるのんとはちまんくん」に登場する雪ノ下姉妹の母親。何気に色々でき、材木座の師匠。昔、白良という人物とサンタナを倒したのか。

『白良』
雪ノ下冬乃とサンタナを軽く倒しちゃった人。八幡の親戚と名乗ってはいるが…?
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