少しずつ物語が進んでいきますが、果たして・・・
ではどうぞー!!
side雪ノ下陽乃
メンバーが決まり、いざ行こうとする私たち。
あれ、そういえば…。私はふと、気になったことをいろはちゃんに聞いてみた。
陽乃「1つ良い?」
いろは「どうしたんですか?陽乃さん」
陽乃「いろはちゃんって異世界から来たんだよね?パスポートとかどうするの?」
そう、いろはちゃんたちはこちらの世界の人たちではない。別世界からやってきている。当然、こちらの戸籍はない。ということはパスポートが使えない。というか例え持っていたのだとしてもこちらとはIDも違うだろうしね。持ってきていても意味がない。
こちらの世界にいる自分たちから借りようにも沙希ちゃんといろはちゃんは大丈夫だとしても、戸塚君はこちら側も行くしね。
言われて気づいたのかいろはちゃんが凄く冷や汗を出している。あーあ、やっぱり考えてなかったんだね。こっちのいろはちゃんだったら準備万端でやりそうだけど…
すると、徐倫さんがスタンドを出しながら答えた。
徐倫「安心して。こういう時こそあの人の出番よ。ストーン・フリー!」
何やら時計型通信機?を出してどこかにかける。
ヴァレンタイン『どうかしたかね?空条徐倫』
徐倫「パスポート問題が発生しました。そちらの根回しは終わってますか?」
ヴァレンタイン『安心したまえ。そうなることはわかっていたから既に手は打ってある。そちらの私が日本政府に政府専用機を用意させたと言っていた。あと、弥七の件も対策を考えてある。大したものだ。彼女は』
…ん?…んん!?おかしいな?徐倫さんが大統領と話している気がするんだけど!?そして日本政府に政府専用機とか用意させてるけど!?
あと弥七って?さっき八幡がそう呟いていたけど…
雪乃「国家権力を味方にするなんて…スケールが大きすぎて想像がつかないわ」
雪乃ちゃんもかなり驚いてるようだ。
陽乃「私達も大概だけど、ここまではやらないよね。世界を変えるってとんでもないことだわ…」
めぐり「とんでもない人達にかかわっちゃったねー」
いやいや、めぐり…すごい軽く言ってるけど全然軽くないよ!?
と、そこで
『さーがーしーにー○ーくーんーだー♪そーこーへー♪』
私の携帯が鳴った。…お父さんからだ、なんだろ?
陽乃「お父さんから?何だろう?八幡の事かな?もしもし」
春樹『陽乃!何があったんだ!?いきなり外務大臣から連絡が入ったぞ!アメリカ大統領から政府専用機でアメリカに行くことになったって聞いたぞ!どういうことだ!説明しろ!』
What?エ?ナニ?ワタシガキキタインダケド?
私が思考停止一歩手前まで来ているといきなり、空間が裂け、その中から誰か出てきた…。
え?空間って裂けるの?
ヴァレンタイン「どジャアァァァン!」
閣下ー!
陽乃「え……?」
その人物はアメリカの大統領であるヴァレンタイン大統領…大統領!?
風野「あ、アメリカ大統領…!はっはー!」
風鈴ちゃんは反射的に答えてるし…
は!それよりも挨拶しないと!
陽乃「ヴァ、ヴァ、ヴァレンタイン大統領(英語)!」
ヴァレンタイン「貸したまえ。私から説明しよう」
とっさに英語に答えた私から携帯を取り、
お父さんと話す。
ヴァレンタイン「hello、nice to meet you ミスター雪ノ下」
大統領は少し話して電話を切り、
携帯を私に返した。
ヴァレンタイン「説得は終わった。なかなか優秀な人物なのだな。日本の一地方議員にしておくには勿体ない人物だ」
お父さん…、たった少しの間に何をやったの…
ヴァレンタイン「初めまして、諸君。既に知っているとは思うが私はアメリカ合衆国大統領、ファニー・ヴァレンタイン。ようこそ平行世界のジョースター。我が世界の危機に立ち上がってもらえるようで協力に感謝する。聞けばそちらの私とは友人関係と聞いている。私とも同じような対応で構わない。雪ノ下家の関係者も同様だ」
八幡「は、はい!あ、ありがとうございます!」
八幡もカチカチになってる!?凄い汗かいてるよ!私はタオルで八幡の汗を拭いながら話を聞く。
ヴァレンタイン「時間も惜しい。必要な物は日本政府を通じて用意してある。私は弥七と接触することにしよう。半日後に準備を整えて総武高校の前に集合してくれたまえ。成田までの車を手配しておく。健闘を祈る。では、どジャアァァァン!」
大統領は説明を終えるとすぐにスタンド能力?を使い帰っていった。
…というか大統領ってスタンド使える!?
え、何それ!?
徐倫「……………」
ふと、隣を見ると徐倫さんがぶつぶつと独り言をしている。何かあったのかな?
っていうか色々ありすぎて頭パンクしそうなんだけど!?
誰か説明してよー!?
side雪ノ下雪乃
さきほどの驚愕した出来事から数時間後の現在、私達は成田空港から政府専用機に乗ってニューヨークのケネディ空港へと向かっている。
なんでもこの世界のSPW財団の力を借りるためだそうだけど…、政府専用機なんて一生乗ることないと思っていたのにどういうことかしら?全くもって意味がわからないわ。
でも姉さんや義兄さん、この世界を守るためなら私に出来ることならやってみせるわ!
陽乃「意外な形でSPW財団と関わり合いになるなんて…」
八幡「でも、上手くいけば雪ノ下建設的にもプラスになるな。特に病院とかであのクソの母親を頼ることがなくなるし」
雪乃「ああ、葉山くんの……確かにSPW財団の医療スタッフが主治医になってくれれば頼ることもなるなるはずだもの。でも、義兄さん達、本当に彼のことがきらいなのね」
私も嫌いだけれども…
義兄さんがあれが嫌いな理由は私を、家族を傷つけられたため。義兄さんは私のために怒ってくれた…。
その義兄さんを守るためにも私は一緒に戦う!
そんなことを考えていると、あちらの一色さんが話しかけてきた。
いろは「そういえばこの世界のわたしはどうなんだろ?大抵の場合は先輩の年齢と時期を基準に考えると無関係の場合が多いんですよね?基本世界と同じようにあの葉山隼人が好きだと思い込んでるとかホントやめて欲しいです」
風鈴「多分ですけど、八幡さんはお兄ちゃんスキルが強すぎて、男女問わず後輩に大人気なんです。だから一色先輩も多分葉山のクソには見向きもしてないと思いますよ?」
いろは「そうなんですか…」
…そもそも義兄さんのファンクラブに一色さんは入ってると思うのだけれど。風鈴さんは知らないのかしら?
いろは「うう……」
小町「いろはさん……」
すると、一色さんが少し涙を流していた。あちらの義兄さん、DIOのことを思っているのね。私だって姉さんや義兄さんたちがこんなことになってしまったら…考えたくもない。
いろは「ごめんね…。心配させちゃって…。大丈夫だから……………あれ?わたし、マチちゃん、ハルさん?確か四年前のこのタイミングだったら…皆さん、コンセントには気を付けて下さい。絶対に触らないように」
小町さんが心配そうに声をかけていたら、一色さんの目つきが変わったわ!もしかして敵が!?
小町「どうしたんですか?」
風鈴「急に警戒を始めましたけど…」
材木座「敵でもおるのか?」
いろは「ええ。四年前にはマライヤという女が機内に潜り込んで……」
私たちはその言葉で警戒する。コンセントから…どんなスタンドを持っているのかしら…
しかし、すぐに徐倫さんが私たちに声をかける。
徐倫「それなら弥七が対応したって。もうお縄になっているそうよ」
弥七…、私たちの味方なのかしら?さきほどから何度も名前が出ているのだけれども。でも、なんとなく味方な気はするわね。よくわからないけれども…
エルメェス「というか、イーハ。ちゃんと四年前の資料を読み返しておきな。細かい状況は実際に体験したあんたが頼りなんだから」
一色さんがエルメェスさんに注意されてるわね…
こうして私たちが知らない間に敵が捕縛されつつ、私たちはニューヨークに向かっていった。
マライヤ(セプテト女神)…弥七に捕縛され、FBIに引き渡され、
←To be continued
用語解説
『八幡ファンクラブ』
その名のとおり八幡のファンクラブ。八幡のお兄ちゃんスキルによって堕とされた者たちが所属していて会員専用のアプリがあるほど。本編の『はるのんとはちまんくん』でも今だ謎に包まれており、全貌は明らかになっていない。
≪絶対に敵にまわしてはいけない・・・≫
『SPW財団』
原作ではジョースター家と密接な関係がある財団。いろいろな商業を行っている。
‹奇妙なものを見つけたらSPW財団まで・・・!›
『弥七』
あちらの八幡が仮につけた名前の人物。その手際は大統領が警戒するほどのレベルである。