今回は徐倫同士の対決、八幡と承太郎の対決です!
戦いの行方は…?
ではどうぞー!
sideクウジョウジョリーン
目の前の私、いや異世界の私か…。私であって私ではない存在。コイツなにか気にくわない…。隣にいるアイツよりかはマシだが…。アイツにとって私はどうでもいい存在だ。なぜなら6歳ごろに私が高熱を出して死にそうになってたときに家に帰っても来なかった。仕事柄、家にいることは少なかったけどそれでも私は一緒にいてくれたから我慢できた。でも、そのとき私は思ったんだ。アイツは私よりも仕事が大事なんだって!私のことなんか心配もしていなかったんだって!ママは違うと言っていたけどきっとそうだ!
今回だっていきなり現れるなり変な矢を渡すだ、それでスタンドには目覚めるわで意味がわからなかった。
私のことなんて必要がなければどうだっていいんだ!アイツは!
…なのにコイツはアイツを『父さん』と呼んだ。気にくわない!
ボコボコにしてやる!私本人だからって年増に負けるほど弱かない!
陽乃「何で空条先生の方はあんなに真剣なの?」
エルメェス「多分だけど、徐倫は……」
外野が何か言っているが関係ない。私はコイツを倒す!
ジョリーン「覚悟はいい?年増」
そう私がいうと睨んできた。
徐倫「………」
ジョリーン「何よ。そんな目で睨んだってビビんないわよ?」
徐倫「あたしの殺気を感じろ。ジョリーン・クウジョウ。これから始まるのはただのケンカじゃあないわ。ストーン・フリー」
!?なんだあれは!スタンドが形を!?
ジョリーン「人の形をしているスタンド!?ストーン・フリーが!?」
徐倫「行くわよジョリーン。これからあんたはスタンド使いの戦い方を知らなければならない。スタンド使いはスタンド使いと惹かれ合う。それがもし命を狙う敵だった場合、あんたは戦わなければならないの。誰でもない、あんた自身が!」
な、なんだこの殺気は!?こんな殺気は今まで感じたことがない!!
風鈴「さ、寒い…鳥肌が…あのキレイな空条さんが…凄く怖い……」
小町「怖い……戸塚さんに助けてもらったときの不良の人なんかの比じゃない…」
沙希「こんなものじゃあないよ。本気の空条先生の殺気は。あっちの空条先生に教えてるんだ。恐怖を乗り越えるための勇気を持たせる為に」
くそっ!体が動かない!
そしてそんなことはお構いなしにラッシュが私に襲いかかる!
S・F「オラオラオラオラァ!」
ジョリーン「ああああああああああ!」
ジョリーン「イテェェェェェェェ!」
なんだこのパワー!?くそっ!超いてえ!?
徐倫「テメェ!痛がってる暇があるなら次の攻撃に備えろ!反撃の体勢を取れ!ピチピチなんだろ!年増の攻撃を受けて無様に転がり回るのがあんたの覚悟なわけぇ!テメェはホントに空条徐倫か!オラオラオラオラァ!」
うるさい!というかなんでストン・フリーが人型になっている!?私と違うじゃないか!
ジョリーン「ああああああああ!ちくしょう!テメェだけ人型スタンドなんてズルいじゃあないの!」
徐倫「実戦に卑怯もズルいもあるか!泥を啜ってでも勝たなくちゃあならないんだよ!心の力で動かし自分の身を守れ!テメェのスタンドは飾りか!その首から上に着いている脳ミソは火葬場に持っていくためだけの予備部品か!相手を罵る暇があるなら勝つための策のひとつでも考えてみせろ!それができねぇなら空条徐倫を名乗るな!それでもあんたはジョジョ!?」
コイツなんて言った…ジョジョだと?
コイツは触れちゃいけないことをいった…、私を…クウジョウ・ジョリーンのことをジョジョだと言ったな!!
ジョリーン「あたしをジョジョと呼ぶな!そう呼んで良いのはママだけだぁ!」
徐倫「あんたのような女に誰がジョジョと呼ぶか!ハッチの前世のジョナサン・ジョースター!ジョセフおじいちゃん!父さん!仗助兄さん!ジョルノ兄さん!そしてあたしの後を継いだ静・ジョースター!代々受け継がれて来たジョースターの誇り高き黄金の精神の代名詞である『ジョジョ』の名を、そこで這いつくばって泣き言を言っている女が名乗って良い名前じゃあない!二度とあんたがジョジョと名乗るな!」
なんだと…、この私が、這いつくばって泣き言いっている女だと?ふざけるんじゃねー!!お前に、お前に何がわかるってんだよ!例え私自身だとしてもお前にわかってたまるもんか!
ああ、もう完全にキレたわ…、もうどうなって知らんからな!私ができる一番の技で決めてやる!
ジョリーン「言わせておけば好き放題言いやがって!誰があんたの指図を受けるかぁ!とことんやるっていうのなら受けて立つわ!アメリカ方式!フランス方式!日本方式!イタリアナポリ方式………」
コイツにやられて立つのもつらい、けどここでやらなきゃどこでやる!今しかないでしょ!
アナスイ「あの目だ…俺がずっと見続けていたい徐倫の目はあの目なんだ…」
エルメェス「目覚めたようね。真の6代目ジョジョが」
そしてスタンドが…ストン・フリーが形を少しずつ変え人型になっていく。これはコイツと同じの…これならいける!
行くぞ!空条徐倫!
ジョリーン「世界のフィンガー……くたばりやがれよ!」
S・F(ジョ)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
S・F(徐)「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
拳と拳がぶつかり合う!同じストーン・フリー同士のパワー比べ!お互いの拳から血が吹き出すが、構わず続ける!
S・F「「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!」」
しかし、同じスタンド、同じスペックでの拳の押し合いは私の負け…、ダメージが…それに闘いなれていない私となれているコイツの経験の差…
ダメだ…もう動けない…
ジョリーン「ちく……しょう……負けた……もう一歩も動けねぇ…」
徐倫「やれば出来るじゃない。合格よ。6代目ジョジョ自身があんたを6代目と認めるわ。空条徐倫」
くっ…、コイツは私より確実に強い…。全然本気を出してもいなかった、完敗だ…。だが、次は次こそは私が…絶対に!
ジョリーン「次は…勝つ…」
そういうとそのまま私は意識を手放した。
ジョリーン・クウジョウ(ストーン・フリー)…
side比企谷八幡
徐倫さん同士の戦いが終わった。
承太郎「成長したな…徐倫…どちらも…」
それを承太郎さんは優しい瞳でジョリーンさんのことを優しい目で見ていた。こちらの世界のジョリーンさんは承太郎さんのことを嫌っていたけど承太郎さんは違う。2人の中になにがあるのかわからないが仲直りできたらいいのだが。
DIO『さて…次はお前だ。八幡』
八幡『凄かったな…空条さんのストーン・フリー…』
DIO『ああ。あれがジョースターだ。そして…承太郎のスター・プラチナは数あるスタンドの中でも最強と呼び名が高い。心してかかれよ』
八幡『最強のスタンド使い…か…けど、やる!あんな凄い戦いを見せられたんだ!ここで怖じ気付いていたらこれから先は何も守れない!』
最強か…、どんな能力かわからないがやってやる!例え勝てなくても一泡くらいは吹かせてみせる!
八幡「ザ・ワールド!」
承太郎「スター・プラチナ」
俺と承太郎さんは少しずつ距離を詰める。
承太郎「ほう…近付いて来るか…比企谷八幡」
八幡「近付かなきゃ、あなたを殴れないんで」
承太郎「まずは力比べと言うわけか…良いだろう。かかってこい」
やはり承太郎さんからは余裕を感じられる。経験の差か…
だが、俺も怖気ついてはいられない!いくぜ!
T・W「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!」
S・P「オラオラオラオラオラオラオラオラァ!」
拳と拳がぶつかり合う!くっ!これが最強のスタンドのパワー!つ、強い!!徐々に押されて俺は殴り飛ばされた!
S・P「オラオラオラオラァ!」
八幡「がふぅ!」
い、いって…。俺はすぐに波紋の呼吸で自己治癒力を高める。
八幡「コォォォォォ……」
先程見ていたストン・フリーの比ではない。これがスター・プラチナか…
八幡「最強と言うだけはありますね。空条博士」
承太郎「君もな。とても今日初めて実戦を経験した若者とは思えない。特にその根性は大したものだ。波紋の呼吸があったとしてもな」
そうなのか?しかし、ここまでは思わなかったな。仕方がない、あれを使ってみるしかない…
八幡「使うか……あれを……」
DIO『やめろ!承太郎にそれは……』
DIOが何故か止めてくるが、俺はそのままいくぞ!
八幡「ザ・ワールド!時よ止まれ!」
ザ・ワールドの能力で俺以外の時が止まった!今だ!
八幡「くらえ!無……」
S・P「オラオラオラオラァ!」
な!?なぜ!?たしかに俺以外の時が止まったはずだ!それなのになぜ承太郎さん、スター・プラチナは動ける!?俺はそのまま吹っ飛ばされる。
陽乃「キャアアアア!はちまぁん!」
いろは「ダメです!割って入っちゃダメなんです!こらえて下さい!ハルさん!」
八幡「ぐ………何故……」
時が動き出し、急に吹っ飛んだ俺を見て陽乃が駆け寄って来ようとしたが一色が止めていた。一体、何が…
承太郎「スタープラチナ・ザ・ワールド。俺のスター・プラチナとお前のザ・ワールドは同じタイプのスタンドだ。俺のスター・プラチナも時を止め、止まった時間の中を動くことが出来る。DIOは教えていなかったようだな」
DIO『すまん……完全に俺のミスだ』
は?同じタイプのスタンド?おいおい…そりゃきかないだろ。でも、俺が時を止めたときすぐに動けるのに承太郎さんは動かなかった…。限界まで俺を引きつけていたわけか…、やられた。
というかDIOのやつ教えてくれればよかったのに、初見殺しにもほどがある。
八幡「はぁ……はぁ……DIO。貸しな」
DIO『ワリィ。こればかりは謝るしかない』
くそっ…、今は気力と根性でなんとか立っている状態だが、かなりヤバイ。まだ一発も入れられない。はは、これがスタンド同士の闘い…。
承太郎「これ以上は弱いものいじめだ…終わらせるぞ」
俺に止めを刺すべく承太郎さんが近づいてくる。
俺の負け…
いや、諦めるな比企谷八幡!陽乃を…、この世界をお前は守るんだろ!?簡単に負けを認めるな!何か必ずあるはずだ!必死に考えろ!たった一発でもいい!承太郎さん報いる手が!何か…何か!
は!たしかまだあれが…。しかし、今の俺に使えるのか?いや、使える使えないは問題じゃない!やるしかないんだー!いっけー!!
八幡「コォォォォォ!」
バリバリバリバリバリバリバリバリ!
承太郎「ぬぅぅぅぅぅぅぅ!」
で、できた!
ハーミット・パープル・ネオ……。
俺は吹っ飛ばされながらも承太郎さんの足に巻きつけられた。しかし、負担が大きかったのか。親の意識は急速に沈んでいく。なんとか一発、当てることができたのかな…
そして俺は意識を失った。
空条承太郎(スター・プラチナ)…
比企谷八幡WithDIO(ザ・ワールド&ハーミット・パープル)…勝利の後に気絶。
←To be continued
用語解説
『スター・プラチナ』
空条承太郎のスタンドで最強のスタンドとして知られている。時も止めることができ、DIOは知っていたが八幡に教えるのをすっかり忘れていた。