はちまんくんの奇妙な冒険   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
今回はなんとあのおじいちゃんが登場します!義娘もぜひ!
ではどうぞー!


親子

side雪ノ下陽乃

 

やっと、落ち着いて話が出来る状況になった。

八幡たちのケガはいろはちゃんが治療してくれた。

いろはちゃんのスタンドやっぱり凄いよね…。

 

…こっちのいろはちゃんがスタンドを持ってたらやばそう。

 

承太郎「稽古をつけるつもりでいたが、まさか俺が負けるとはな。比企谷八幡、お前は大した奴だ」

 

空条さんが八幡を誉める。本当に見てても凄い闘いだった。八幡が一瞬で移動したと思ったら急に吹っ飛ばされたんだもん。最後は相打ちみたいに見えたけど私はしっかりと八幡が勝ったところを…

 

空条さんは実戦経験が豊富なはずなのに八幡が勝った。その理由は空条さんが答えた。

 

承太郎「勝敗を分けるのは執念だ。そこまでの根性を養うにはそれなりの事があったのだろう」

 

それを聞いた私はここぞとばかりに胸をはる。

 

陽乃「八幡は私を庇って二度も交通事故から身を呈して助けてくれたし、誘拐された私達を助けるためにヤクザと手を組んだ敵対会社に乗り込んだりとかしてくれたわ。その辺の高校生とは違って八幡も修羅場を踏んでるのよ」

 

そう、八幡は何度も私や私たちを助けてくれた。生半可な覚悟ではできないことを何度も…

 

陽乃「しかも、最初の時は子供の時に見ず知らずの私を助けてくれたのよね。しかも、自分が死にそうになったいるのにすごく私に気遣ってくれたの。カッコ良かったわぁ……」

 

そう、打ち所が悪ければその可能性もあった。それなのに八幡は私を身を呈して守ってくれた。自分に利がないのにも関わらず…。

 

私は当時のことを思い出して体をくねらせて悶える。

 

いろは「ハチ君だってカッコいいもん…。5歳で仗助とかジョルノとか康一さんを死にそうになりながらも勝ってたし、承太郎と引き分けたり…(第1章参照)」

 

む、いろはちゃんも対抗してきたね!

 

八幡「陽乃……照れるから///それに、5歳でこの人と引き分けるって、DIOの奴も相当だな……あ、DIOの奴が捻デレてる。しかも一色の拗ねてる姿に萌え悶えてる」

 

あ、八幡照れてる!そしてあっちの八幡も。やっぱり八幡同士似ているところもあるのね。

 

徐倫「想像つくわ。ハッチ、イーハのこと好きすぎるから」

 

承太郎「5歳で8年前の俺と引き分けた事も驚きだが、むしろあのDIOが女に悶える事の方が驚きだ」

 

SPW「いろはさんはエリナさんの転生ですから、ジョースターさんの転生である八幡…DIOにとっては運命の相手なんですよ」

 

陽乃「エリナ?」

 

私は聞き返す。

 

いろは「前世のわたしです。ハチ君の前世の一つ、ジョナサン・ジョースターの妻でした。新婚旅行で目の前でジョナサンは死んでしまったので、幸せは長くは続かなかったですが…」

 

そう、聞いて私は少し顔を下に向ける。前世でも大変な人生だったのに今でも波乱万丈なことになっている。DIOの魂を集めていることだって…

 

承太郎「別の世界のとはいえ、俺のご先祖様だったんだな。八幡に入り込んでいる魂も、その少女も…」

 

ジョリーン「驚く事が多すぎてもうお腹一杯だわ…」

 

いろは「それなら他にもありますよ?マチちゃん…小町ちゃんの前世はエリザベス・ジョースターと言って、ジョセフの母親ですし、そこにいる戸塚さんはSPW財団の創設者であるスピードワゴンさんの生まれ変わりです。承太郎にとって馴染みがあるのは、海老名さんという人は花京院典明さんの生まれ変わりです。あ、花京院おじさんはわたしの母の従兄でもありました。由比ヶ浜結衣先輩の飼い犬のサブレはイギーの生まれ変わりですし、三浦優美子先輩はアヴドゥルさんの転生です。あと、スージーもわたしが8歳の時に老衰で亡くなったんですが、そこにいる川崎沙希さんの妹に生まれ変わっていますね」

 

承太郎「ヤレヤレだ…もう何を聞いても驚かないつもりでいたが、ここまでとは…」

 

空条さんも呆れているが、私は私でもうお腹いっぱいです。情報がいっきにきすぎだよ!

 

小町「ねぇ…いろはさんの人生、エリナさんや向こうの小町の事も含めて教えてくれますか?」

 

小町ちゃんがいろはちゃんに聞く。やっぱり気になるよね。私も異世界の自分のこと気になるしね。

 

いろは「良いけど、また今度の機会にね?小町ちゃん。大分話が逸れちゃったけど、今はもっと真面目な話があるから」

 

そう言っていろはちゃんは大統領に向き直る。

 

ヴァレンタイン「ふむ。もう良いかね?今後の事についてだが、空条博士父娘にはそちらの世界に匿って貰おうかと考えている。向こうの私からも了承は得ている」

 

あれ?このまま一緒に行動するものかと思っていたのに?違うの?

 

承太郎「敵の狙いはやはり俺だ。俺がDIOの日記の記憶を持っている以上、間違ってホワイト・スネイクに記憶を奪われては元も子もない。俺とジョリーンはそっちの世界に匿って貰うことになった」

 

ジョリーン「あたしも少しはコイツ…いや、父さんに歩み寄ろうと思う。あんたのように。稽古も付けて貰いたいしね」

 

こちらのジョリーンさんがあちらの徐倫さんに対して右手を差し出し、2人は握手を交わした。

 

ジョリーン「次は負けないわ。空条徐倫の名にかけて」

 

徐倫「そう簡単には越えさせないわ。あたしも空条徐倫の名にかけてね」

 

一方で空条さんの方も八幡に右手を差し出す。

 

承太郎「八幡…そして生まれ変わったDIO。この世界の事は頼んだ」

 

八幡「期待に応えてみせますよ。空条博士」

 

こういう場面っていいよね…

あーあ、私も異世界の自分ってあってみたいな。

 

空条さんたちがあっちの世界に移動した後、いろはちゃんたちが慌てだした。

 

徐倫「ねぇ、今何時?」

 

いろは「え?夕方の7時……あれ?この時期ってこんなに日が高かったでしたっけ?」

 

たしかに夕方にしては明るいような…

 

いろは「アラビア・ファッツ…順番が変わってます!前回はワシントンD・Cでこの闘いだったのに!」

 

敵!?まだまだ私たちの1日は終わらないようだ。

 

 

side比企谷八幡

 

俺はスピードワゴンさんと雪乃と共に飛び出した。DIOによると敵は車がスタンドになっているやつらしい。しかし、毎回車種が違うためどこにいるのかまったくわからない。

 

くそっ!どこだ!

 

そんなときにDIOが何か思いついたようだ。

 

DIO『俺はアホか…こういう時こそこのスタンドが役に立つじゃあないか。八幡、ハーミット・パープルだ』

 

八幡『あっ!そうか。念写のスタンドなら!』

 

俺はスマホを取り出してハーミット・パープルで地図を映し出す。ここは…邸宅?

 

DIO『こ、この場所は…』

 

八幡『知っているのか?DIO』

 

DIO『ああ……その場所は…。記憶に間違いがなければジョセフ・ジョースターの邸宅がある場所だ!』

  

八幡「何っ!あのジョセフ・ジョースターの家だって!?」

 

なんだってジョセフ・ジョスター!?ここでその名前が出てくるとは思わなかった!

 

SPW「ならば大丈夫じゃない?ジョセフなら?」

 

スピードワゴンさんがそう言っていたが…

 

DIO『それは俺達の世界のジョセフだ!この世界のジョセフは年相応なんだよ!今のジョセフに闘う力はあまりない!まったく戦えないわけじゃあないはずだが、アラビア・ファッツとは相性が悪い…静・ジョースターはわからんが…』

 

!?ということはジョセフ・ジョスターさんたたが危ない!!

 

八幡「何だって!?…この場所からは結構近いな…急ごう!」

 

俺達はジョースター邸へと急いだ。

 

・・・・・

 

八幡「これは………酷い。屋敷がボロボロだ…」

 

DIO『野郎……別世界とはいえ、思い出の場所を…』

 

たどり着いたジョースター邸は、敵のスタンドの攻撃で酷い有様だった。それにしてもかなり熱い、これも敵のスタンドの能力か?

 

雪乃「はぁ…はぁ…暑いわ…立っているだけで体力が消耗する…」

 

雪乃は始め、みんな息を切らしている。やっぱり異常だよな、この熱さは…

 

あ、もしかしたら…

 

八幡「大丈夫か雪乃?…そうだ、雪乃のエンジェル・ラフレシアで周りを冷やしたりすることはできないか?そうすれば涼しくなるかもしれない。」

 

雪乃「さすが義兄さん、やってみるわ」

 

雪乃はスタンドである氷のフリスビーを数枚発現させて俺達の頭上に展開した。すると、フリスビーが回転し出し、冷気をだす。

 

…いっきに周りが涼しくなった。

凄い能力だな!

 

は!それよりもジョセフ・ジョスターさんたちはどこに!?

 

俺はハーミット・パープルで敵の位置とジョセフさん達の居場所を念写する。青い点が固まっている場所に二ヶ所、赤い点の居場所から少し離れた場所に一ヶ所あった。

 

赤い点は自分たちにとっての敵の位置だ。

俺は素早く指示を出す。

 

八幡「SPWと雪乃は2つの点に向かってくれ。多分、それがジョセフ・ジョースターさんとスージーさんだ。俺は多分戦っているであろう静・ジョースターさんのところに向かう。くれぐれも気を付けろよ」

 

SPW「わかった!」

 

雪乃「義兄さんも気を付けて!」

 

二人はまだ燃えている屋敷へと身を隠しながら走っていき、俺はジョセフさんたちのもとに向かった。

 

side雪ノ下雪乃

 

かなり酷い状況ね。それにしてもエンジェル・ラフレシアのおかげでだいぶマシになったわ。それでも熱いのだけれども。

 

私はエンジェル・ラフレシアを更に増やして消火活動をしながら進んで行く。それにしてもいくつまで出せるのかしら?まだ、限界までやったことがないからわからないわね。

 

スピードワゴンさんが向こうの私みたいに冷気のビームが射てないの?と聞いてきたから試してみたところ、出た。こんなことも出来るのね。まだまだ私自身でも把握しきれてないけれど義兄さんや姉さんたち、みんなを守れるようにできることを増やさないと!

 

と、たしか義兄さんのスタンドによるとこの近くだと思うのだけれど…

 

おじいさん「誰じゃ!そこにおるのは!」

 

声のした方を見てみると、1人のおばあさまを抱えて歩くおじいさまがいた。私はすぐに聞き返す。

 

雪乃「ジョセフ・ジョースターさんですか!?私達はあなたを助けに来ました!」

 

これがジョセフ・ジョスターさん。あっちの世界とは違うわね。波紋?というものが関係あるのかしら?

 

ジョセフ「誰じゃかわからんが、助かった。妻を助けてくれんかのう?攻撃にやられて動けんのじゃ」

 

スージーさんを見ると、わずかにだけと火傷している。早く冷やさないと!

 

雪乃「すぐに冷やします!」

 

私はスタンドで火傷を冷やすが、あくまでも応急処置!早く病院などで見てもらわないと危険だわ!

 

そんなとき…

 

N・E「エメラルド・ヒーリング!」

 

パアアアア……

 

緑色の弾丸が打ち込まれた。すると、スージーさんの火傷やその他の傷も…

 

これは一色さんのスタンド!

 

助かった!

 

ジョセフ「ハイエロファント・グリーンじゃと?ワシは夢でも見ておるのか?花京院は既に…」

 

N・E「わたしは一色いろはでーす。花京院典明さんとは親戚ですよー?エリナ・ジョースターの転生でーす。異世界のですが。それよりも、早く脱出して下さい」

 

一色さんがそう言うと、外から七里ヶ浜さんを始め、義兄さんのファンクラブ何人かと、FBIが突入してきた。

 

七里ヶ浜「こっちです!ジョースターさん!歩けますか!」

 

ジョセフ「スージーを頼む!ワシは娘を助けに行かねばならん!」

 

ジョセフさんは「コオォォォォ…」と呼吸をして立ち上がる。これが波紋の呼吸…

 

その目は写真で見たあの目と同じ…。

これがジョセフ・ジョスター…

 

私たちはスージーさんを連れて屋敷から脱出を開始した。

 

それにしても七里ヶ浜さん。

ここニューヨークなのだけれど…

 

side比企谷八幡

 

俺は雪乃たちと別れた後、先程見た位置まで来ていた。ここは屋敷から駐車場に出るまでの庭までの入り口である。そこに1人の女性が隠れていた。みたかんじ中学生くらいの…

 

あれが、静・ジョスター…

 

彼女は自分のスタンドを出して歯噛みしていた。敵の攻撃が厄介だからだろう。

様子を伺って気を見たら攻撃と考えているのか?俺は警戒されないように近づく。

 

八幡「静・ジョースターさん…かな?」

 

静「!?誰だテメェ!敵か!?」

 

お、おう、びっくりしたなぁ…

やはり敵だと勘違いされちゃたか…

 

俺は敵意がないよう両手で見せる。

 

八幡「俺は比企谷八幡。空条徐倫さんの友人だ」

 

静「徐倫お姉ちゃんの?聞いたこと無いんだけど?それに、何でテメェの首筋にはその痣があるんだよ」

 

いや、本来ならなかったんだけど。

誰かさんのせいで出来たんだよなぁ…

 

八幡「俺に取りついた悪霊の仕業だ」

 

DIOが何か言っているが気にしない。

 

静「悪霊?スタンド?取り敢えず、助けに来てくれたことは感謝するわ」

 

どうやら警戒は解いてくれたみたいだ。

 

すると、DIOが俺にこんなことを言ってきた。

 

DIO『なあ、俺に話をさせてくれないか?』

 

八幡『ん?構わないが…そう言えば向こうでは幼なじみだったな。良いぞ』

 

違う世界とはいえ、話してみたいのだろう。

俺は身体のコントロールをDIOに明け渡す。

 

DIO「よう、静。俺は比企谷八幡に取り付いている異世界の比企谷八幡。俺の事はDIOと呼んでくれ」

 

静「雰囲気が変わった…。DIO…ね。ジョースター家にとっては嫌な名前だ。あたしは養子だからあまり関係ないけどね。で、悪霊が何の用?」

 

DIO「疑問に思ってな。お前のワイルド・ハニーと身体能力なら透明になってあそこにある車まで走れるだろ?何でそうしない?」

 

そんな能力なのか?透明化、使い方によっては様々なことに利用できそうだ。

 

スタンド名と能力を言われたせいかビックリした表情を見せる。

 

静「驚いた。あんた、何であたしのスタンド能力を知ってるの?ストーカー?」

 

DIO「ちげぇよ。俺の世界での俺とお前は幼なじみで相棒なんだよ。スタンド能力はお前と少し違うがな。透明化能力はワイルド・ハニーの方が上なんだ」

 

静「相棒………ね。まさかあんたが彼氏とか?」

 

DIO「ジョジョと俺が?ないない。ジョジョはお前より美人だが、感覚的には双子の兄弟みたいなもんだ。アイツも俺の前では下着でうろつくけど、健康的だねーくらいしか感慨がない。アイツも俺には恋愛感情なんてまったくないぞ」

 

それもどうかと思うが…。

小町は暑いと下着でうろついているというかバテているが。

 

静「は?ちょっとやめてくれる?気持ち悪い。あんた、それとあたしを重ねてるんじゃあないの?」

 

八幡『確かに可愛いからな、静・ジョースターさん』

 

肩までのセミロングにサングラスを頭にかけている。うん、似合ってる。

 

DIO「はっ!言ったろ。双子の兄弟みたいなもんだ。それに、アッチはあの頃からスタイル良かったのに、お前はひんにゅ……」

 

バキィ!

 

おい!お前のせいで俺何一つ悪いこと言ってないのに俺の体がダメージ受けたぞ!

 

でも、幾分か手加減してくれたそうだ。

 

静「で……何で近付けないか…だよね?車までの埃のせいだよ。あれで透明になっても居場所がバレる。遮蔽物もないから隠れられないしね」

 

すると、DIOが何かブツブツ言っている。

 

八幡『何か考え付いたな』

 

DIO「ああ。相棒、お前の波紋の力と八幡の波紋の力を相乗させる。作戦は………」

 

俺たちはDIOの作戦を聞く。

そうしていると背後から声が聞こえた。

 

この人がジョセフ・ジョスターか!!

写真より年をとっているみたいだが。

 

ジョセフ「ワシも参加させてくれんかのう?」

 

DIO「ジジイ!俺の世界のお前ならともかく、今のお前が戦えるのか!?それに、一番危険な役割だろ!」

 

ジョセフ「ワシは今でも現役のつもりじゃ。それに、カワイイ娘が戦っておるのに、ワシが何もせんわけにはいかんじゃろ。血は繋がっておらんでも、静はワシの大切な娘じゃ。ワシがやりたいんじゃよ」

 

娘のため、家族のために戦う。

俺と同じだ。

 

俺も陽乃や小町や雪乃、家族や友人たちのために戦っている。

 

陽乃が尊敬するのもわかるな。

 

静「ジジイ……いや、パパ……」

 

DIO「わかったよ。八幡……体を返すぜ。ジジイと相棒を任せた…今回ばかりは俺も力を出すぜ?」

 

DIOは俺に体を返した。

 

3人の、俺たちの力を合わせて敵を倒す!

 

八幡「覚悟は良いですか?ジョセフさん、静さん!ザ・ワールド!波紋、同調!」

 

俺はDIOの波紋も同調させてジョセフさんと静さんに波紋の力を相乗させる。3人…DIOを含めれば4人の波紋の同調だ。莫大なエネルギーが生み出される。

 

凄いこれが同調させた波紋の力か…

 

俺は強化された腕力を使って静さんを担いだジョセフさんを担ぐ。

 

静「ワイルド・ハニー!透明化するよ!」

 

ジョセフ「構わんよ!行くんじゃ!八幡くん!」

 

八幡「ザ・ワールド!時よ止まれ!」

 

DIO『ザ・ワールド!俺の力も同調しろ!』

 

俺は時を止めて全力で走り出す。DIOが力を貸してくれるためか前よりも長い!

 

ギリギリまで走った後、俺はジョセフさんたちを投げる!

 

DIO『そして時は動き出す……。サンからエネルギーの弾攻撃が来るぞ!回避なりなんなりしろ!ジジイが着地するまで、囮になれ!』

 

ガンガンガンガン!

 

くっ!なんて力だ!

ギリギリで回避をしたり波紋でガードをしているが…それでも限界はある。だが、ここで俺がやられればジョセフさんたちが!

 

こんなところでつまづくわけにはいかない!ジョセフさんたちがやってくれるまで俺は体をはって時間を稼ぐ!

 

いっけー!

 

ジョセフ「ハーミット・パープル!さらに遠くまで飛ぶんじゃ!静!」

 

ジョセフさんは静さんをスタンドで地面に付かないようにしながら45°の角度でいばらを伸ばして静さんを投げ飛ばした。

 

あれは俺、DIOと同じスタンド!?

いや、少し違うが…今はそんなことはいい!

敵の攻撃がジョセフさんに当たって貫いた!

 

ジョセフさん!!

 

静「パパァ!」

 

ジョセフ「ワシは気にせんでええ!決めるんじゃ!我が愛娘!」

 

静「八幡……ハッチとパパがくれたチャンス…無駄にはしねぇぞ!アラビア・ファッツ!覚悟ぉ!」

 

W・H「ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラ!ドラァ!」

 

静さんのワイルド・ハニーがアラビア・ファッツが乗る車を完全にスクラップにする。

 

ファッツ「ギャアアアアアアアア!」

 

空は昼から夜に戻る。スタンド能力が解除されたのか?見てみるとアラビア・ファッツは気絶したようだ。

 

静「………トドメ!ドラァ!」

 

メキョッ!

 

お、おう…容赦ないがしっかりとトドメを…

でも万が一のことがあるしやはり必要なことだな。

 

静「パパぁ!」

 

静さんは動かなくなったアラビア・ファッツに目もくれず、一目散にジョセフさんに駆け寄った。ジョセフさんからは大量の血が!!

 

早く病院に!そんなときだった。

 

N・E「エメラルド・ヒーリング!」

 

あれは…一色のスタンド!

 

ジョセフさんのケガが見る見るうちに癒えて行った。

 

N・E「今度、なでなでして下さいね?先輩?」

 

そう言って消えていった。

 

…まあ、いいか。

 

静「パパぁ!もう年のクセに無理をして……」

 

静さんが倒れているジョセフさんを抱き締める。

 

ジョセフ「カッコつけたかったんじゃよ。大事な大事なカワイイ娘の前で……」

 

静さんは少しキョトンとした表情をしたあと、ニッコリと微笑む。

 

静「カッコ良かったよ。パパ」

 

静さんの目に、微かな涙も浮かんでいた。

 

てか、おいDIOお前まさか…

 

八幡「お前、実はこれを狙ってたんじゃあないだろうな?」

 

DIO『俺は勝利しか考えて無かったよ』

 

八幡「そうか…」

 

どうだかな、まあいいか。

 

そう思いながら俺は静さんの所まで歩いて行き、その頭を撫でた。

 

八幡「頑張ったな。静・ジョースターさん」

 

本当に頑張ったと思う。中学生でありながら、例えスタンド使いだとしても家族を守るために戦うのは勇気がいることだと思う。

 

そんなことを思ったからか自然とが頭を撫でた。しばらく撫でていると顔が真っ赤になった。あ、やっぱり俺なんかが撫でたら怒るよね?しかし、意外なことを言ってきた。

 

静「ジョジョ」

 

八幡「え?」

 

静「ジョジョって呼んで。ハッチ」

 

え?どういうこと?

 

八幡「しず「ジョジョ!」」

 

DIO『諦めろ。ジョジョはこうなったら頑固だ』

 

そうなのか?まあ、本人がそう呼べって言ってるならいいか。

 

八幡「はぁ…わかったよ。ジョジョ」

 

静「うんっ!」

 

静、いやジョジョは笑顔で答えた。

うん、いい笑顔だな…、よかった。

 

そうこうしていると誰かが走ってきた。

 

いろは「せんぱーい!ハチくーん!ジョセフー!」

 

一色だ。

 

いろは「大丈夫ですか!?ジョジョちゃんも!」

 

八幡「おー、一色。お疲れさん。ありがとな?」

 

俺は一色の頭を撫でる。

 

いろは「はぁ?はぁ……」

 

さらに

 

七里ヶ浜「八幡せんぱーい!これ、FBIに引き渡しますねー!」

 

七里ヶ浜とFBIがアラビア・ファッツを連れ去って行った。

 

七里ヶ浜、ここニューヨークなんだけど…

 

俺は少し呆れながらそう思った。

 

・・・・・

 

side静・ジョスター

 

静「はぁ、ハッチカッコよかったなぁ…」

 

わたしは比企谷八幡、ハッチのことを考える。

 

ハッチ手なんかよかったしね。

なにかお兄ちゃんみたいだし…。

 

私は撫でてもらったところを触りながらそう思っていると…

 

ピロン!

 

メールが来た。誰からだろう?

メールを開いてみると…

 

『こんにちはー!静・ジョスターさん!八幡ファンクラブにようこそ!』

 

アラビア・ファッツ(太陽サン)…再起不能リタイア

静・ジョースター…数時間後、八幡ファンクラブから入会メールが届いた

 

←To be continued




用語解説
『八幡ファンクラブ』補足2
会員登録するためにはファンクラブから送られてくるメールで出来る。しかし、このメールは毎回アドレスが違うため解析は不可能。しかも端末を変えてもすぐに機種変更の手続きメールが来るなどある意味怖いが、ファンクラブメンバーは特に気にしていない。

『七里ヶ浜七輪』
八幡ファンクラブの会員の1人。回収班で主に葉山の回収を担当している。また、八幡のサポート役にも…。迅速かつ正確に行動して、回収を行っている。今回は主に敵の回収。
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