はちまんくんの奇妙な冒険   作:アルスDQ

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どうもアルスDQです!
今回は雪乃のお話ですかね?
ではどうぞー!


デラウェア川

side雪ノ下雪乃

 

あの後私たちはプラザホテルに泊まり一夜を過ごした。昨日、あちらの一色さんにとって思い出の場所であったジョスター邸が敵のスタンドによって壊れてしまい、一色さんはショックを受けていたけどジョセフさんや静さんがそんな彼女を慰めていた。

 

例え世界が変わっても家族の絆はあるものね…

 

翌朝、私たちは朝食を済ませ、大統領が用意した車がホテルの前に到着したという連絡を受けて外に出てみたのだけれど…

 

これは…護送車?

 

護送車とは囚人を運ぶ車なのだけれど…

 

他の人たちも疑問に思っているようだ。

 

アナスイ「何故護送車なんだ?」

 

徐倫「いや、あたしはともかくあんたは現役で囚人でしょ…元の世界でも」

 

エルメェス「それに、この世界じゃああたしも囚人だったわね。まだ裁判前だけど、スポーツマックスをぶっ殺す為にわざと犯罪を犯したんだったわ」

 

ええ、私は何も聞かなかったわ。

これは普通の車ね、きっとそう。

 

アナスイ「まさか俺のせいで?」

 

徐倫「いいえ。わざと目立つためよ。これに乗って出発した後に別の車に乗り換えて、囮に使うの」

 

この車を囮に…

運転する人は大丈夫かしら?

 

一色さんの話だと州間高速95号線を進んだ先のデラウェア川に架かる、デラウェアメモリアルブリッジで仕掛けられたのだとか。今回もそこで狙われる可能性が高いということね。

 

情報源は倉見さんからだ。昨日、ホテルで義兄さんに報告があったそうだ。つまり、義兄さんのファンクラブが動いている…

 

御臨終様…

 

そして、護送車が止まる度に義兄さんが時間を止めて徐々に人員を別の車に移す。時を止めることができるスタンド、凄い力ね。自分が一瞬で移動しているは凄いびっくりしたわ。姉さんもかなり興奮してたわ。

 

護送車には途中で誰かが運転手を代わったようだ。いつの間に…

 

そして、料金所を通過して問題のデラウェアメモリアルブリッジに突入する。すると、情報通りトラックが護送車を襲ってきた!ラックからは黄色いスライム?のような物が見える。

 

いろは「イエロー・テンパラス!またワシントンD・Cで襲ってきたスタンドが来た!」

 

雪乃「護送車のドライバーは大丈夫なのかしら!?」

 

私は護送車を運転しているドライバーを心配してみてみる。すると、何者かが敵の攻撃を受けている反対側の窓から飛び出して川に飛び込んだ。

 

あの格好って…、忍者?

 

 

side比企谷八幡

 

雪乃「あれは…?忍者みたいな格好をしているけれど」

 

雪乃が護送車から飛び出した人が気にした。

 

沙希「あれが多分、弥七なんでしょう?DIO」

 

DIO「ああ、そうだ。」

 

DIOが一瞬だけ俺と変わり答えた。

それにしてもあれって…まあ、いいか。

 

雪乃「あれが、弥七さん…大丈夫なのかしら」

 

護送車がトラックによって橋の鉄骨に挟まれたことにより、デラウェアメモリアルブリッジの上り線は通行止めになる。必然的に後続の車は停車を余儀なくされ、みんなマイクロバスから降りる。

 

雪乃が落ちていった弥七を心配して下を見る。

弥七は着水した後に水面に立って川を走って行った。あれは…波紋?

 

雪乃「凄いわ。川の上を走ってる…ホントに忍者なのかしら?」

 

沙希「あの忍者からは波紋使いの気配を感じたから大丈夫だと思うよ。それよりも敵のスタンドだね。DIO、何か対策は?」

 

なるほど、水に浮くことができるとは…

波紋って色々できるんだな!

 

すると、トラックから誰かが出てきた。

 

ラバーソール「ガキ共め。いつの間に車を乗り換えた?この田吾作共が!」

 

あれがラバーソールか。トラックから下車し、俺達の前に姿を現す。その気配は殺気に溢れており、話が通じる相手ではなさそうだ。

 

あのスライムみたいなのやっかいだな…

スライムってもっと雫みたいで可愛いみたいなかんじだと思っていたが。

 

しかし、あれはどうやって…

 

するとDIOが思いがけないことを言ってきた。

 

DIO『俺は……雪ノ下が適任だと考えている』

 

八幡「雪乃が適任?」

 

雪乃のスタンドは冷気を出すことができるが…、凍らせてってことか?

 

しかし、雪乃はまだスタンドで戦ったことがないが大丈夫なのか?

 

そう思っていたのだが、

 

雪乃「わかったわ義兄さん」

 

雪乃は震えながらも前へと一歩踏み出した。

 

そうか、なら俺は応援するだけだ。

雪乃ならきっと…!

 

すると、残りのメンバーも前に踏み出す。

俺たちにはまだまだ経験不足だ。だが、大切なものを守るためなら勇気を出せるんだ!

 

ラバーソール「ヘドぶちまけな!」

 

ラバーソールはスライムの塊を弾けさせた。

 

小町「キャアアアアァ!」

 

小町がまともに食らっていまい、橋から転落する!

 

八幡「小町!」

 

戸塚「小町ちゃん!」

 

SPW「小町ちゃん!」

 

俺と二人の戸塚が小町を追って橋から川に飛び込む!

 

くそっ!

 

後は任せた!

 

そうして俺たちは川に落ちていった。

 

 

side雪ノ下雪乃

 

ラバーソールという男から発射されるスライムの散弾は姉さんや材木座君、エルメェスさんや徐倫さんのスタンドが弾く。

 

いろは「無理無理無理無理!」

 

一色さんもスタンドのラッシュで弾こうとするが、スライムにへばり着かれれば力を失う。

 

くっ!やっかいな能力ね!

 

材木座「ぐう!このままでは!」

 

徐倫「弱音を吐くんじゃあない!雪乃と風鈴を守るんだよ!」

 

スライムが私たちに迫ってくる!

 

アナスイ「ダイバー・ダウン!」

 

!?これはアナスイさんのスタンド!

 

陽乃「抜かれた!雪乃ちゃん!」

 

スライムが襲いかかる!っ!!

しかし、アナスイさんが自らのスタンド能力で私のダメージを肩代わりした。

 

アナスイ「ぐああああああ!」

 

雪乃「アナスイさん!」

 

アナスイ「雪乃!俺の事は気にするんじゃあない!お前のダメージは俺が肩代わりする!」

 

私のせいでアナスイさんが!

でも、今はそんなこと考えてる場合じゃない!

 

考えるのよ雪ノ下雪乃!私ができることを!

信じるのよ雪ノ下雪乃!自らのスタンドを!

 

すると、エンジェル・ラフレシアが私の思いに応えたのか数が多く…いや、形状が変化していき規則正しい六角形に安定する。

 

エンジェル・ラフレシア…あなた…

ありがとう…

 

これなら!

 

雪乃「私は…足手まといになるために付いてきたんじゃないわ…私が義兄さんや姉さんを守って…みんなでまた楽しく過ごすために付いてきたの……こんなところで負けるわけにはいかないのよ!」

 

私はエンジェル・ラフレシアでピッタリと壁を作り、スライムの弾丸を受け止める!

 

それだけじゃあない。氷の壁に命中したスライムはそのスタンドの特性により、つららのように尖ってへばりつく。

 

でもね、あなたにはの このエンジェル・ラフレシアの壁を貫通するのは無理よ!

 

エンジェル・ラフレシアは私の、私たちの思いに応えて成長した!これが今の私の力!

 

雪乃「私のスタンドが成長したわ…一色さんの世界のセンスで名付けるなら…エンジェル・ラフレシアact2…自分のスタンドの力を自分で受けなさい!」

 

私は尖った氷のつららをラバーソールに向けて射ち返す!

 

あなたの力そっくりそのまま返すわ!

 

ラバーソール「ぐああああああ!」

 

氷のつららはラバーソールの体のあちこちを貫く!

 

雪乃「成長した私の力を…その身で受けると良いわ!」

 

壁を解除してラバーソールの周囲をドーム型にして囲む。確実に正確に当てる!

 

雪乃「喰らいなさい!オールレンジのフリージングビームを!絶対零度の中で、氷河に落ちたマンモスのように凍り付くと良いわ!」

 

ドームの中で光が輝く!

 

スタンドが解除すると、中からラバーソールが入ったドライアイスのような物だけが残った。

 

雪乃「一瞬で凍りつかせたから生きているはずよ。SPW財団が運営するスタンド使いの矯正施設と言うところでじっくり反省すると良いわ。それであなたの性根が少しでも直れば良いのだけれども」

 

私は髪を掻きあげながら言った。

できた、私の力でみんなを守れたわ。

 

バルバルバルバル……

 

すると、何やら音が…?

これはヘリコプターの音かしら?

 

七里ヶ浜「雪ノ下さーん!これ、回収しますねー!」

 

ヘリコプターに乗った七里ヶ浜さんを始め総武高校の女子生徒たちが一瞬で氷漬けになったラバーソールを鉄製の網とクレーンで吊って運搬していった。

 

さすがは義兄さんのファンクラブね…

 

いろは「エメラルド・ヒーリング!皆さんお疲れ様でした!雪乃先輩も…それにアナスイさん!隠れたMVPですね!カッコ良かったですよ?」

 

徐倫「そうね。惚れ直したわ、アナスイ」

 

一色さんは私たちを治療する。

 

アナスイ「祝福しろ。俺と徐倫の絆を!」

 

徐倫「これさえ無ければね……。どうやら下でも戦いが終わったそうよ」

 

義兄さん…!

 

 

side戸塚彩加

 

ここは八幡の脳の内部。八幡の脳内に入り込んだラバーズを追うために八幡がハーミット・パープルで自分の脳内をスマホに写し出し、それを追って2体のホール・シンクスとサンシャイン・ルビーが小型化してラバーズを追い詰めた。

 

そして、ホール・シンクス同士でラバーズをテニスボールに見立ててテニスのラリーを始めた。

 

僕たちだからできること!

僕はできることをするまで!

 

ダン「ギャアアアアアアアア!」

 

いまだ!

 

戸塚「小町ちゃん!」

 

小町「はぁい♪」

 

サンシャイン・ルビーにラバーズを打つ。

 

待ち構えていたサンシャイン・ルビーは……

 

S・R「ゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミゴミぃ!」

 

小町ちゃんがトドメをさした。

 

よかった、僕も戦えた。

八幡を守ることができたんだ。

 

それにしても小町ちゃんのサンシャイン・ルビーは凄い。強力なスタンドだ。

 

弥七「ニンニン♪」

 

すると、一瞬で現れた弥七さんがスティーリー・ダンの襟首を掴んで引き摺りながら凄まじいスピードで去っていった…。

 

いつの間に!?本当に忍者なのかな?

 

僕たちのホール・シンクスと小町ちゃんのサンシャイン・ルビーも八幡の耳から脱出して本来の大きさに戻る。

 

小町「みんな!」

 

小町ちゃんが空に指を掲げたと思ったら…

 

DIO『八幡!逃げるんだよォォォー!』

 

くるっ♪シュゴォォォォ!×6

 

いろは「逃げるんですよォォォー!」

 

徐倫、アナスイ、エルメェス、SPW、沙希

「逃げるんだよォォォー!」

 

小町「小町やったよ!………何でアーシスの人達は逃げたの?」

 

あちらの世界のみんなが小町ちゃんの指を見た瞬間逃げ出した。もちろん小町ちゃんは首を傾げて不思議がっていた。

 

ラバーズソール(イエロー・テンパラス)…再起不能(リタイア)

スティーリー・ダン(ラバーズ)…再起不能(リタイア)

アーシス組…小町のルビーレーザーのサインと勘違いして全力で逃亡

 

←To be continued




用語解説
『倉見空』
八幡ファンクラブの会員の1人。材木座には劣るが情報のスペシャリストで、八幡も頼りにしている。今回は情報提供したことで名前だけ登場。
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