再度、この地で   作:四角いねこ

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友達が二重の虹でおたえのカード当てやがりました

自分?やだなぁ金がないんだよぉ


バンド?

怪我してから3週間ほどたった。ほぼ完治し、もう車椅子も要らなくなった。

なんだか腕が太くなった気がする

 

「さて、行きますか」

ガチャ

 

「お、おはよう…」

なんと有咲がいた

 

「おはよう有咲、何か用?」

 

「いや…若しかしたら歩くのに慣れてなくて倒れるかもしれないだろ」

 

「大丈夫、昨日家で練習してあるから」

 

「そっか、じゃあ行くか」

 

 

 

 

 

「なぁ、車椅子押されてる時ってどんな感じなんだ?」

 

「そうだね~なんか申し訳ない気持ちが大きいかな」

 

「なんか普通な答えだな」

 

「何を期待してたんだ有咲は」

 

「別に」

 

「ふーん」

 

 

 

 

 

 

授業の間の休み時間、最近は男友達も出来てきた。

 

「直人」

 

「どうした駿輝」

小野塚 駿輝 学校内でバンドをやっているそうだ。はっきり言って頭がいいとは言えない

 

「さっきの授業寝てたからノート貸して」

 

「お前は赤点ぎりぎりなんだろう?もっとちゃんとやったらどうなんだ」

 

「いや、古典の授業が眠くならない方がおかしい」

 

「はぁ、分かった。ほれ」

 

「お前ってツンデレなのか?」

 

「次言ったら蹴る」

 

「なんで!?」

 

「よぉ、何騒いでんだぁ?」

こっちは金坂 和也

 

「あぁ直人がツンデレだなって話」

 

ガッ

 

「痛っ!何すんだオメー!」

 

「お前が悪い」

 

「何やってんだぁツンデレ直人ぉ」

 

バチン

 

「直人お前動くようになってから横暴になってなぁ!おーい」

 

「うっせ、〇ね」

 

こんな感じに騒いでいるのが日常だ

でも、最近変わったことがある

 

「ん?」

 

「どうしたぁ直人」

 

「なんかシャッター音が聞こえた気がしたんだけど…」

 

「そうなのか?俺は何も聞こえなかったぞ」

こんなことが毎日である

 

 

 

 

 

 

 

 

怪我が治ったことで予定していたことも始められるようになった

それはライブハウスでの練習だ

場所はCiRCLEという所で元々金を払って確保してあったのだが、怪我で使っていなかった

 

「お久しぶりです、まりなさん」

 

「うん、もう3人も来てるから行ってらっしゃい」

 

 

基本的に中では個人練習だけで腕がなまらないようにということだ

そんなときにまりなさんが入ってきた

 

「ちょっと4人に相談したいことがあるんだ」

 

「なにかしら~まりな~」

 

「えっとね、3週間後にここのステージでライブがあるのは知ってるよね」

 

「もちろんよ~」

 

「それでね、新しく4人にはバンドとしてうちでデビューしてもらいたいなぁって」

 

「バンドですか~」

 

「だとしても、自分達は自分の楽器しかないですよ?」

 

「あー…」

 

「あ、なら俺に考えがあります」

 

「それはなに?」

 

「弦巻の所から借りることですね」

 

「こころちゃん?」

 

「あそこなら大抵のものならあるでしょうし、ない分はこっちでやります」

 

「じゃあ、やるってことでいいのかな?」

 

「ミナさん、ミハエルさん、シュミット、いい?」

 

「なんだか楽しくなりそ~」

 

「新しいことやるのもいいだろうし、やるか」

 

「皆やる気あるみたいね」

 

「そういうことらしいです」

 

「ありがとう、じゃあまた後々調整しよう」

 

 

 

 

 

 

 

「そういえば皆、なにをやるの?」

 

「そうね~ナオトはギターとボーカルでしょ」

 

「待って、なんで決まりなの」

 

「あたり前田のクラッカー」

 

「古いネタをぶち込まないでくださります?まぁ確かに俺はギター経験者だけど」

 

「なら決まりね」

 

「で、私はドラムやりたいのよね~シュミは?」

 

「どうしようかミハさん」

 

「うーん、シュミはやっぱり前でやった方がいいからベースじゃない?じゃあ私はキーボードね」

 

「じゃあ決まりね~」

成り行きで決まったこの4人でのバンド。

 

「そういえば、名前とかどうするんですか?」

 

「「「どうする?」」」

決まりそうにないので今日はやめにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もしもし」

 

「どうしたの?直人」

 

「そっちの家にバンドで使えるものってあるか?」

 

「もちろん!なんでもあるわよ!」

 

「なら助かる、明日行くことって出来るか?俺含めて4人なんだが」

 

「もちろん大丈夫よ!時間はいつがいいかしら?」

 

「そうだな…5時でもいいか?」

 

「場所は?直人の家でもいいかしら?」

 

「え、んーまぁいっか、そうしよう、後で住所送るからな」

 

「ええ!明日が楽しみね!」

 

 

弦巻にパイプ持ってるのはかなり強いのではないかと、実感した。

 

 

 

 

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