再度、この地で   作:四角いねこ

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ホンモノの変態さん

 

帰る途中に公園を通る。その時外にいる時は滅多に下に降りない軍曹が地面に降りた

 

「どうした?」

後ろを振り向くとそこには…

 

 

 

若干血走った目をして地面にいる軍曹を見つめている女の人がいた。

 

 

「……ひいぃぃ」

すぐさま軍曹を抱き上げ後ずさると

 

「待ちなさい」

他者を圧倒するような声に驚いて腰を抜かしてしまった。その時に軍曹も離してしまった

 

「はぁあああ…かわいい…」

その隙にその人は軍曹を拾い上げ軍曹を撫で回していた

特に軍曹も嫌がる様子もなく安定して媚を売っていた

しかし流石に飽きてきたのか抜け出して、また頭の上に陣取った

 

「全くどこまでここが好きなんだか…」

そう言いながら満更でもないような感じで撫でてやる

しかし気づいていないことがあった。そうあの人のことだ

視線を戻すと…

 

「……」

とんでもない嫉妬の目を向けてきた。もはやこれは人を殺せるレベルだ

 

「その様子だと今まで猫に好かれたことなんですか?」

 

「そう…なのかしら?あなたが羨ましすぎて〇してしまいそうだわ」

 

「そこまでかよ…」

 

「えぇ、だからあなた。その猫を私にくださるかしら」

 

「丁寧な言葉ですけど言ってること盗人そのものなんですけど」

 

「まぁそこまでは望まないわ。だけど定期的にその子に触らしてもらえないかしら」

 

「そこまで猫に嫌われてばっかりなんですね…なんか不憫に思ったんで許可します」

 

「どうして上から目線なの…まぁいいわ。はいこれ私のRuinだから登録してちょうだい」

 

「了解…っと。ええっと湊 友希那さんね。先に言ってもらえれば都合は合わせますよ」

 

「助かるわ。じゃあよろしく。小原 直人さん」

 

 

 

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「…有咲!」

 

「お、おうどうした香澄」

 

「もう!さっきからずっと呼んでるのに!」

 

「ご、ごめん…」

 

「ずっっと変な顔しっぱなしだったよ。なにかあったの?」

 

「別に…少しあいつが気に入らないだけだ」

 

「直人君?有咲とはすっごい仲いいと思うんだけど…」

 

「別に直人のことじゃない。他の事だ。香澄には関係ないから気にすんな」

 

「ふーん…まぁ有咲が大丈夫ならそうしておくよ!じゃあ私はもう帰るね!」

 

「じゃあ送ってくぞ」

 

「ありがとう有咲!」

 

「ちょ、だからそうすぐに抱きつくなぁ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

香澄を送ってから帰る途中に野良猫に出会った

猫を見ると嫌でもあいつを思い出す

 

「ったく少しぐらいいいだろ」

あの直人が飼っていた猫、私が直人に少しでも触れようとすると忘れるなと言わんばかりに短く鳴いた

 

「あいつは直人のなんなんだよ。はぁ…あいつを手なずけ手を打たないと…」

 

 

 

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やっぱりギターをやるっていうのはマリンバをやるよりもワクワクするのだが…

 

「仕方ないと言えば仕方ないか…」

ここ数年全く触れてきてなかった影響だろう。はっきり分かる。今の段階だと確実におたえに技術的な面で劣っている。これが数年やってこなかったツケだろう

 

「ちょっとあれはここに来てやりたくないんだけどなぁ…でも、間に合わせるためには多少の無理は仕方ない」

 

地下室に行くとミナさんが練習していた

 

「どうです?調子は」

 

「そうね~上々ってところ。ナオトは?」

 

「俺はまだまだです。だからここに来たんです」

 

「まさかまたやるつもりなの~?やめといたら~?」

 

「俺もやめておきたいんですけどね…でもそんなに長い期間はやりませんよ」

 

「ならいいけど~倒れないでよ~」

 

「わかってますよ」

 

「じゃあ練習するわよ~」

 

ここまで心配される理由。俺が今からやろうとしてるのは徹夜での練習だ。まぁ当然やらない方が圧倒的にいいのだが…。オーストリアに戻った後に父と同じようにできるようにするために毎日これを繰り返しやっていた。結果としてぶっ倒れてしまいほぼ逆効果だったけどな。だけど得たものもあった。それはその練習に耐えうる体力とその練習をしなくても済む効率の向上だ

 

まぁその向上といっても微々たるもの。正直基本をまた作り直してからそれぞれ曲の練習に歌詞も覚えないといけない。そのためにはやはりこれが1番手っ取り早いのだから仕方ない

今は魔剤というやつもあるし、まぁ数日ぐらいなら昼寝だけで乗り切れるはずだ

 

 

 

ミナさんが寝るために出ていった。後は自分との戦いだ

 

 






今回も短いね。もっとネタ増やそうね
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