再度、この地で   作:四角いねこ

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そろそろこの能力の設定の説明した方がいいですかね…





誰かが願った未来の先に

 

 

目が覚める

 

これから起きることは今見せられた映像であることはりみのことでわかっている。だからリサさんを助けるために駆け出す

 

正直言ってこれが自分にも多大なる危険が及ぶことはわかっている。だけどやらなきゃリサさんが死ぬ。今の俺には選択肢はひとつしかない。

 

 

距離は10数メートル。ここでリサさんがこっちが離れていることに気づいて立ち止まりこっちを向いた。そこで立ち止まらなくてもいいのに…

こちらに振り返ったせいで事件の正体の存在に気づかずにいたのが原因。信号前で減速することなく加速し、パニックに陥り急ハンドルを切ったであろう

 

そんなことはどうでもいい!とにかくやらないかん。既に車は加速を開始した。ここからリサさんまで10メートル、記憶では残り1秒ほどしかない。つまりこちらに引き寄せるのは不可能。押し出すしかない

 

 

 

無我夢中で走った。リサさんに手が届く。だが非情にも車は既に俺の足を捉えていた。

 

「(せめてリサさんだけでも…!)」

 

そう思い伸ばした手は今までのエネルギーを全てリサさんに伝えた。その刹那、視界が急速に移動した……

 

「(全く…もっと早く教えて欲しいもんだね…未来の俺さんよ…)」

 

 

 

_______________________________________

 

 

 

「…………い……み…!お…」

耳のすぐ横あたりだろうか。何か呼びかけているような声が微かに聞こえる。

 

「(なんだよ…今気持ちよく寝て…)」

待てよ…いまさっきまで俺は寝てたのか?

そして次の時にはもう飛び上がった

 

一気に視界が広がる。日も落ちたらしく辺りは暗くなっていた。しかし目の前は赤のライトがチカチカしており目に悪かった

 

「君!大丈夫か?」

おそらく声をかけていたであろう警察官が尋ねてきた

 

「ええ…特に痛いところもありません」

 

「そうか…なら良かった。ちょうどこの辺りの救急車が全部出払っててな。特に外傷もないが…大丈夫か?」

注意しながら立ち上がってみる。立っても酷く痛む所もない

 

「大丈夫…だと思います…あ…リサさんは!?」

ようやく思い出した

 

「リサさん?あぁあの子かい?茶髪の。その子なら署にいるよ。少しの間事情聴取って所だ。被害者の君がしてくれればおそらくすぐに終わるだろうけど…」

 

「じゃあお願いします。すぐに向かいましょう」

 

「そんな風に積極的に署に行く人なんてそうそういないよ」

 

そう言って笑いながら彼はパトカーを走らせた

 

 

 

 

入った部屋には既にリサさんがいた。目元が若干赤くなっていた。そしてその膝には軍曹が座っていた。目を合わせてから数秒後に掴みかかってきた。思いのほか力が強い。

 

「ちょっと!病院に行かなくていいの!?」

 

「大丈夫ですよリサさん。自分妙に頑丈なんで。どこも痛いところはありませんよ」

するとリサさんは少し落ち着いたように再び椅子に座り、俺も加わって当時の状況を聞かれた。ドライバーとの話も合致しているとのことで当然ながら罪はなし。すぐに帰ることが出来た

 

 

 

「ごめんね…せっかくの休みだったのに…」

リサさんは俯いて言った

 

「大丈夫ですって…もう終わったことですよ。無事なら無事で良かったじゃないですか」

 

「そうだけど…もしかしてたら死んじゃってたかもしれないんだよ!?もっと自分のことを大切にしてよ?」

 

「そこは…今後は気をつけます。善処します」

 

「またなんかやっちゃいそうな答えだね。ほんとに気をつけてよ?」

 

「まぁリサさんもですけど」

 

「うぅ…そう言われると言い返せない…」

 

「お互い様ですよ。じゃあ自分はこっちなのでここでお別れですね」

 

「え…うん。じゃあまたね!直人」

 

「はい、またいつかの時に」

曲がり角を曲がってリサさんが見えなくなる前に1度振り返ると手を振っていた。こっちが振り向いたらぶんぶん振り始めた。それに俺は小さく振って返してもうひとつの曲がり角を曲がり、リサさんは見えなくなった。

 

 

帰るとすぐにミハさんが寄ってきてご飯の時のように座らされた。シュミやミナさんもいる。警察から事情は聞いてあるようでその上で質問があるようだった。当然能力についてだ。今まで進んでああいったことはしなかったから何があったのかということだった。ここで初めて変化について説明した。皆はなら納得したとすぐにご飯の用意に移った。グイグイ聞いてこないし皆察しがいい人だから助かっている。

 

 

 

 

朝になっても痛いところはなく、異常もない。しかしゆっくり行った方がいいとミハさんが言うのでゆっくり歩きながら登校した。かなり早く出たせいかいつもの30分以上前に着いてしまった。しかしそこには予想外の先客がいた。

 

 

「あ!待ってたよ直人」

 

「リサさん?どうして花咲川に?」

リサさんは羽丘の生徒だ

 

「用事は…はいこれ!」

渡されたのは紙袋。中を見るとメロンパンと小包に入ったクッキーがあった

 

「なんですか?これ」

 

「昨日のお詫び。命を助けて貰ったからね。これしか出来なかったけど…」

 

「全然!とっても嬉しいですよ!メロンパンもクッキーも大好物ですから。後でしっかり感想言わせてもらいますね!」

 

「ありがと!じゃあアタシは行くからRuinでもいいから教えてね!」

すると手を振りながら走っていった

 

 

「さてと…少しは期待しちゃっていいよね?」

すぐに教室に入ってメロンパンとクッキーを食した。

 

 

 

 

 

そしてある所に電話をし始めた。昨日決めたこと。そのことを3人に伝えるためだ。この時選んだ選択は間違いだったのだろうか、それとも正しかったのか。ソレトモもっと前に決まっていたのか。それを知ることはもっとあとの話し…

 

 

 

 





サボタージュしすぎましたァ!申し訳ありません!(ダイナミック土下座)

ここで分岐させます。最初は有咲かおたえか沙綾をやります!今後もよろしくお願いします!
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